踏み台転生?何言ってるのさ   作:みかん@

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やっぱり出てきたエリちゃん。
ピックアップされないのかな?


第十六話

「さて、恭也さん。案内してくれますか?」

 

「なに?」

 

「すずか達のお迎えに来たんでしょう?なら乗り物で来ているはずだ。そこまで案内してくれない?」

 

「…正直なのはの友人とはいえ、人を殺すのに非情になれる奴を連れていきたくない」

 

でしょうねー。

妹と同年代が、躊躇わずに人を殺したんだ。

だから警戒してるんだ。

すずか達を助けてるとはいえ、人殺しを連れていきたくないのだろう。

 

「だが」

 

「?」

 

「俺の勝手で、二人を助けた恩人を置いていくことはしない」

 

おや?

以外と理性的に行動できるのか。

その辺は好評できるな。

 

「ノエル、ファリン。出てきてくれないか?」

 

「二人共来ているの?」

 

「ああ。すずか達の場所を特定してくれたんだ。介抱も必要だし、一緒に来たんだが…」

 

恭也さんが呼んだ二人は出てこない。

何かあったのか?

 

「おかしい…二人は俺のすぐ近くに待機していたのに」

 

「あ」

 

「盾君、どうしたの?」

 

何かあったわ。俺のせいで。

 

「ナーサリー!急いで《名無しの森》を解除して!」

 

「盾君?」

 

「ナーサリー?誰かいるのか?」

 

左手に持っていた(彼女)にお願いをする。

すると本は手から離れ、発光していく。

恭也さんとすずかは、光が眩しいのか腕で顔を覆っていた。

 

「解ったわマスター。…この建物全体にかけていた《名無しの森》は解除したわ!」

 

光が収まり、現れたのは黒いドレスを着ている少女。

真名、ナーサリー・ライム。

もともと首謀者の男を、拷問しやすいよう《名無しの森》に閉じ込めておくつもりで発動してもらったのだ。

 

解除と同時にメイド服を着た女性二人が現れた。

その内の一人が、首謀者の男を引きずってきた。

 

「ノエル!ファリン!」

 

「すずかお嬢様!ご無事ですか!?」

 

「大変遅れて申し訳ありません!」

 

「ううん!来てくれてありがとう!」

 

うん。無事で何よりだね!

短い時間でも影響を受けていると思ったけど良かった。

 

「お、俺の名前…?なな、にしして、たっ、けけ、あれれ?」

 

男は、いい具合に駄目になっているが。

 

「おい盾君。一体何をしたんだ?首謀者は精神的に弱っているし、呼んでも二人は来なかったし」

 

「ああ、あれは…」

 

「むぅ!マスターを責めたら駄目なの!マスターはこの子達を救うために頑張ったんだから!」

 

「いや、責めているわけではないんだが…」

 

「ナーサリー、大丈夫。説明するだけだから」

 

「んー…だったらいいけども。私は先に帰るわよ」

 

機嫌を悪くしたのか、ナーサリーも退去するようだ。

またねと言ってナーサリーは退去していった。

退去したナーサリーを目撃した、すずかや恭也さん、メイドの二人も眼を開いてこちらを見ていた。

 

「説明はしますから、取り敢えず帰りません?」

 




文字数少なくてごめんなさい。
次回からもう少しがんばります。
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