「貴方は食べても良い人類?」
その言葉が聞こえた途端、コトーは身構えた。
銀河系では人を食う種族は珍しくはないのだが発せられる気配から判断した
彼女は危険だと
しかしテラリアは自分と同じような闇の力を彼女から感じていた。
「コマンダー、離れて下さい!こいつは危険です!」
「まぁ待て、俺が対処するから下がってくれ」
「いいえ、彼女は普通とは違います!」
「ラスターやガンダークを討伐するわけじゃないんだから下がれ!」
コトーは渋々下がった
「さて、まずはお前の名前が知りたい」
「ルーミアよ、貴方の名前も知りたいわね」
「テラリアだ、聞き間違いでなければお前は私を食べるつもりかな?」
「そうよ、あなたを食べるの」
「なら少々、痛い目に遭う事は覚悟の上とみた!」
と言うとテラリアはライトセーバーを起動させ構え
「かかってこい」と言った
「おもしろい人間ね、いくわよ」
ルーミアは一直線に赤い弾幕を出してきた
「甘い!」
しかしテラリアはそれらを全てルーミアに弾き返し
ルーミアは自分の弾を避ける羽目になった
「ふーん、やるわね」
「ブラスターの弾より遅いから簡単だ、嘗めて貰っちゃ困る」
「なら、これはどう?」
すると、周りが急に真っ暗になり何も見えなくなった
そう、ルーミアは闇を操る程度の能力をもっているため、
テラリアの周りに闇を出して視界を無くしたのだ
「どーよ、闇の中で弾幕がどこから来るのかが判らずに死ぬ感覚は」
「視覚を阻害したのか…アイデアは悪く無いが、相手を誤ったようだな!」
ルーミアはその声が聞こえた瞬間に体が吹き飛ばされる感じがした
闇を解除すると、テラリアが明らかに視界ゼロのヘルメットをかぶり、手をこちらに向けているのが見えた
「さぁ、判断を誤ったつけを払え」
テラリアはそう言うと指先から電撃を出した
電撃はルーミアに直撃し、吹き飛ばされ、木に叩き付けられた
「まだやるか?」
「…降参です」
「良し、怪我はないか?」
「無いけど、どうして闇の中でも私の場所がわかったの?」
「フォースでお前の場所を探ったからな、それに俺は視覚ゼロで戦うのには慣れている。」
「そーなのかー」
すると、ルーミアの腹部からギュルルルルと音が聞こえた
「あー…コトー、戦地非常食のパン作れるか?」
「はい、こちらに」
コトーは小さな密封された袋に入った少量の粉と水を出し
袋に水を入れた、すると粉が膨らみパンになった
「ルーミアサン、タベマスカ?」
シャープは、コトーから受け取ったパンをルーミアに差し出すとシャープの手からパンをひったくり、凄い勢いで食べ始めた
どうやら、かなりの空腹のようで、襲ったのはたまたま通り掛かったテラリア達に目をつけたようだった
「あー美味しかった、ごちそうさま」
と言うとルーミアは飛んで何処かに行ってしまった
「うーむ、アイツから闇のフォースを感じたのは気のせいか…」
「どうしました、コマンダー?」
「あー…なんでもない、早く帰るぞ」
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