「そこに居るのね」
その声が聞こえた途端、全員動きを止めた
「おい、テラリアどうするんだよ」
「コノ事態ヲ切リ抜ケラレル確率ハ1138分ノ1デス」
二人は半ば諦めていたがテラリアはまだ切り抜けられると思っていた
「まぁ待て、ここは穏便に済ませば良い」
と言うと、テラリアは声の主の前に出た
声の主は寝間着、俗に言うパジャマの様な服を着た紫髪の少女だった
「貴方は誰?」
「俺はテンス・ブラザーだ、お前は」
「パチュリー・ノーレッジよ、早速だけど貴方は何の目的で入ってきたの」
「それを聞いてどうする」
「答え方によっては貴方を排除するためよ、特にこの霧を晴らそうと言う奴はね」
「あっそ、俺はたまたまこの館の前を通りかかって興味があったから失礼しただけだ」
「…この館には門番が居る筈だけどどうしたのかしら?」
「あー…」
テラリアは忘れていた、この館の前には爆睡していたが門番が居た事を
穏便に住ますと言った以上、彼女との戦闘を避けたいテラリアにはあの手段しかなかった
「それを聞く必要は無い」とテラリアは言いながらさりげなく手を動かした
マインドトリックである
「…確かにそれを聞く必要は無い」
パチュリーは見事にマインドトリックにかかった
その様子を見ていた魔理沙とシャープは「これなら大丈夫だな」と思い始めていた
すると、突然扉が開き先程レーザーを食らった赤髪の少女がいた。
しかも増援を連れて来ていた
「覚悟しなさい!」
その声でパチュリーにかかったマインドトリックが解けてしまった
「はっ…私は何を」
「パチュリー様!その人から離れて下さい!」
「あら、小悪魔じゃない」
「パチュリー様、その人はこの霧を晴らす為にやって来たんです!そこの本棚の後ろにも居ます!」
いきなりバレてしまった
すると、パチュリーは本を開き何かを調べ始めた
「えっと、この三人を排除する方法は…」
交戦は避けられそうななかった
そうなればするべき事は一つしかなかった
「よし、魔理沙!パチュリーの相手をしろ、シャープと俺は
小悪魔っていう奴と増援の相手をする!」
「わかったぜ!」
「ラジャラジャ」
地下の大図書室内にて戦闘が始まった
シャープはブラスターライフルを正確に撃ち、テラリアは
迫ってくる弾幕をライトセーバーで反射し、ブラスターピ
ストルを乱射していた
小悪魔は勇敢にもテラリアに積極的に弾幕を撃ってきてい
たが所詮、弾幕である
ブラスターの弾より圧倒的に遅い為に全て反射され、反射
された弾幕によって小悪魔は倒された
テンス・ブラザー テラリアが帝国軍尋問官だった際に
与えられた名前、他の尋問官からは
名前をもじり、テレンスと呼ばれて
いた