東方星戦録   作:レストレーション

16 / 31
大図書室の戦闘パート3

テラリアが小悪魔を倒した後も、魔理沙は戦っていた

 

「んー、中々厄介な弾幕だぜ」

 

と、魔理沙は呟いたものの、被弾する様子は全くなく

かえって余裕そうであった

一方のパチュリーは喘息の為か、苦しそうだった

どんどんパチュリーは押されていき、被弾した

 

「よーし勝ったぜ、ついでに本も数冊借りていくぜ」

と言うと魔理沙は本棚を漁り始めた

パチュリーは弾幕の被弾により、多少の怪我をしたようだった

パチュリーは治癒魔法のスペルを唱えようとしたが

喘息のせいで満足に唱えられずにいた

すると、

「大丈夫デスカ」

と機械的な声がした

振り向くとそこにはシャープが居た

 

「コマンダー、怪我人ノ様デス」

「バクタは有るか?」

「残ッテイマス」

「服の上から吹き掛けてやれ、こっちは小悪魔の治療中だ」

「了解」

 

と、シャープは何処かにいるテラリアと話し

パチュリーにスプレーを掛けた

パチュリーは普通の治療薬の様に長時間で治る物と思っていたがバクタを吹き掛けた傷口をふと見ると傷も残さず治っていた

 

「えっ、ちょっと、」とパチュリーは困惑したがシャープは

「タダノ、バクタ液デス、ソレクライノ怪我ナラ直グニ治リマス」

と言い

テラリアの方に移動した

後には困惑するパチュリーだけが残された

 

 

「シャープ、バクタの残量は?」

「バクタノ残量64%デス」

「なら大丈夫だ…」

するとテラリアは大図書室の入り口の方を見た

 

「コマンダー、ドウカシマシタ?」

シャープはそう聞いた

「脅威を感じた、多分ここより下の階だ、お前はここで待て、30分後に戻って来なかったら通信してくれ」

とテラリアはシャープを大図書室に残るように命じ

大図書室から出ていった

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「お前の上司はどうしたんだ?」

魔理沙は本を抱えてそう言った

シャープはパチュリーからバクタについて質問を受けていた

「『脅威ヲ感ジダ』ト言ッテ下層階に向カイマシタ」

するとテラリアの治療により回復した小悪魔が

「えっ!下層階に!?」

と大声を出した

パチュリーも

「何ですって!」

と大声を出し、咳をした

「エット、何ガソンナニ危険ナノデスカ?」

「私も知りたいぜ」

とシャープと魔理沙が聞いた

「この館には吸血鬼が住んでいる事はご存知ですか?」

「あぁ、知ってるぜ、レミリアだろ」

「吸血鬼ニツイテハ、アマリワカラナイデスガ一応知ッテイマス」

「レミィの事は有名だから知っているのは当然だけど、その妹が居る事に関しては知っているかしら」

「いや、わからないんだぜ」

「妹様の名前はフランドール・スカーレット、能力は

ありとあらゆる物を破壊する程度の能力よ」

 

その声を聞いた魔理沙は、とても驚き

「はぁ!そんな奴に幻想郷に来たばかりの奴が単身乗り込んだのかよ!」

と言った

しかし、シャープは動じなかった

 

「おいシャープ、あんたの上司が死ぬかも知れないのにどうしてそんなに普通に普通にして居られんだよ」

と魔理沙は言った

「コマンダーガ死ヌカモ知レナイ事態ハ、ザラニ有リマス

兵士トシテアル時ハ最前線デ戦ッタリ、マタアル時ハ暗殺ノ為ニ潜入シタリ、パイロットトシテ反乱分子の輸送船団を襲撃シタリシマシタ更ニ、コマンダーハ、獰猛ナ ラスター ニ丸呑ミニサレテモ生還シマシタ、心配スルダケ損デス」

と言った

その声に三人は絶句した

 

 

 

 




ラスター…………惑星トウォン・ケティーに生息するたくさんの触手を持つタコの様な生物

バクタ…………驚異的な治癒力を持つ薬品、骨折や内臓の出血や脳震盪の治療にも用いられる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。