「その声は…フランドール?」
レミリアは声がした方を向いた
そこには、コトーと同じ、泥に近い色の装甲服を着けた男(これがテラリアである事は既に分かっていた)と自分の大切な妹、フランドールが立っていた
「お姉さま…」
「地下室に居ないと駄目でしょ!ほら、早く」
レミリアはフランを地下室へ戻そうとしたが、
「まぁまぁ」
とテラリアが割り込み
「フランの話を聞いてあげる」
と軽く手を動かしながら言った
レミリアはテラリアの話を聞くつもりは無かったが何故か
「フランの話を聞いてあげる…」
と言ってしまった
レミリアは、はっとしたが既に遅く話を聞くしか無かった
「ありがとうお姉さま、でもお姉さまと私、二人だけで話したいの、だから外に出ていて」
とフランは言った
仕方ないので全員は図書室に繋がる廊下で待つ羽目になった
(数時間後)
霧が晴れた空が白み始める頃、フランとレミリアが図書室から出てきた
どうやらフランは自分の気持ちをレミリアに伝えられたようであった
「コマンダー、あのお嬢ちゃんに何をしたんですか?」
「秘密だ…それはさておき、これで異変解決だろ、霊夢」
「えぇ、そうよ…早く帰るわよ」
「もちろんだぜ」
こうして、霊夢達は後に紅霧異変と呼ばれる異変を解決した
「よーしコトー、里まで行ってフリートに霊夢達が異変を解決した事を伝えに行ってくれ、コムリンクがバッテリー切れだ」
「了解」
「シャープは今回のレポートを書くぞ」
「了解デス」
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異変に関するレポート
目的 幻想郷全域に広がる霧を止める
解決者 博麗 霊夢
霧雨 魔理沙
キーコ テラリア
WT-1950
シャープ
結果 解決
戦闘 霧の湖 大妖精(名称不明) チルノ [種族 妖精]
一匹は気絶、もう一匹は魔理沙が倒す
紅魔館/門前 紅 美鈴 [種族 妖怪]
気絶
紅魔館/大図書室 パチュリー・ノーレッジ [種族 魔法使い]
魔理沙が倒す
小悪魔(名称不明)
小悪魔が放出した弾幕を偏向してぶつけて倒す
紅魔館/廊下 十六夜 咲夜 [種族 人間]
弾幕になるナイフを破壊していき、霊夢が倒す
紅魔館/屋上 レミリア・スカーレット [種族 吸血鬼]
飽和(一応、回避は可能な範囲で)攻撃を仕掛けた
紅魔館/地下 フランドール・スカーレット [種族 吸血鬼]
テラリアの力強い攻撃に防御を崩された
消費 ブラスターパック 13個
バクタスプレー 6個
コムリンクのバッテリー 1個
その他 特になし
記入者 キーコ・テラリア
シャープ
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「…よし、こんな物かな?」
「十分デスネ。」
二人はレポートを作成し終えた
するとちょうどコトーが戻って来た
「伝えて来ましたコマンダー」
「ご苦労だった」
「それと、もう一件報告が…」
「何だ?」
「霊夢からの宴会の誘いです」
その言葉に二人は困惑した、何故このタイミングで宴会なのかと
「えーと、何故このタイミングで宴会なんだ?」
「どうやら、この幻想郷では異変を解決すると、異変の当事者も含めて酒を飲んだりして、親睦を深めるそうで」
「ツマリ、酒飲ンデ水ニ流ソウト言ウ訳デスカ」
「あぁ…で、コマンダーどうします?フリートは行くらしいですが…」
「うーむ」
テラリアは考えた、こんな状態で宴会とは暢気にも程がある、しかし宴会が親睦を深める手段なら行かない訳は無かった、しかし不安要素はまだまだ抜けない、
そして、テラリアは
「…よし、博麗神社に向かおう。全員準備しろ」
「「了解!」」
宴会に参加する決断を下した
ちなみに美鈴は霊夢達が帰った直後まで倒れていました