三人はスピーダーバイクに乗り、博麗神社の鳥居の下まで来た
スピーダーバイクを停めて鳥居を潜ると、霊夢達が宴会の準備をしていた
「あっ、テラリア来たのね」
「おぉ、尋問官が来るとは思わなかったな」
と、霊夢とフリートがテラリア達に気づき声をかけた
「幻想郷で親睦を深めるためには酒盛りらしいからな」
「マァ、私ハ ドロイドナノデ飲メナイデスガ」
すると霊夢は
「助かるわ、準備するのに人手不足なのよ、だけどとりあえずお賽銭をお賽銭箱に入れて」
「お賽銭?」
するとフリートが
「つまりは金くれって事だよ、テラリア」
と説明してくれた
仕方無いのでテラリア達は賽銭箱に向かって歩いた
賽銭箱の下には参拝の仕方が書かれた札があったのでそれ
に従い、お賽銭として帝国クレジットを入れ、ニ礼ニ拍手一礼をすませ戻って来た
「ありがとね、じゃあまず台所に行って…」
とテラリア達は宴会の準備を手伝った
日が傾くにつれて、宴会の参加者が集まってきた
魔理沙やスカーレット姉妹とそのメイド、妖精のチルノやルーミア、さらには文や紫まで来た
「そこそこ集まってきたな」
フリートと共に料理をつまみ食いされないように見張るテラリアはそう呟いた
シャープは霊夢からの指示があるまで端で待機しておりコトーはDC-17ハンドブラスターを奪った魔理沙を取り押さえていた
「そのうち慣れるさ」
と、フリートは言った
すると後ろに何かを感じ、反射的に二人は振り向いた
そこにはスキマから紫の手が料理をつまみ食いしようと伸びていた
テラリアは低出力にセットしたX-8ナイトスナイパーを正確に射撃し、紫の手を弾いた
どこからか「アッ!」と声がしたが気にしない
「あぁ、宴会をするのにこんなに疲れるのかよ!」
魔理沙からDC-17ハンドブラスターを取り返したコトーがやって来た
「お気の毒に」
「慰めありがと」
「はいっ全員注目!」
突然、霊夢が言った
「これより、異変解決のお祝いとして、宴会を開催します、全員楽しんで下さい、全員、乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
どうやら宴会の開催の言葉の様だった
こうして、宴会はスタートした
テラリア達は初めての宴会に少々、戸惑ったものの、直ぐに馴染み、料理や酒などを堪能した
すると、紫が「楽しんでいるかしら」と言いながらやって来た。
「まあね、結構楽しめているよ」
するとコトーが紫の白い手袋が黒ずんでいるのに気がついた
「紫、手袋が黒ずんでいるが…」
「コトーさん、それ以上は言わない方が身のためよ」
紫は多少の殺気を放ちながらコトーに言った
「あぁ…了解」
コトーもそこで引き下がった
「ところで紫、言いたいのはそれだけでは無いよな、もっと別にある筈だろ」
「もちろんよ、とりあえず明後日の早朝に魔法の森を通り抜けて再思の道を進んだ先にある無縁塚に来てちょうだい、出来れば[リザレクション]で来て欲しいわ」
「何で、[リザレクション]じゃないと駄目なんだ?」
「何でもよ、これ以上は質問はしないで」
「了解」
「解れば良いわ、それでは、飲み直しましょう」
「えーと…あまり大量には飲めないのだが」
「ふーん、私の酒が飲めないのね、なら流し込んであげます」
「おいおい、それってアルハラ…」
紫は強制的にテラリア達に酒を飲ませ続けた
結局、コトーが酔い潰された辺りで、フリートが紫を気絶させた、テラリアとフリートの二人はフォースでアルコールの分解を促進したため、酔いつぶれなかった
この宴会が終わる頃には、参加者の大半が酔いつぶれていた
「フリート、俺達で片付けるか…」
「その案に賛成だ」
結局、宴会の片付けはテラリア、フリート、シャープの三人でする羽目になった
次回以降しばらくのあいだ、東方成分が薄くなります