東方星戦録   作:レストレーション

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屑鉄

「ハイドロスパナは何処だ!」

 

「これです!」

 

「あんがとよ」

 

テラリア達は大量の宇宙船の修復作業をしていた

 

幸いな事ににとり達が手伝いに来てくれたものの

 

「盟友、部品が余ったけどどうすれば良い?」

 

「シャフトを逆に取り付けたのは誰だ!」

 

「Yウィングのリアクターを割るつもりか!」

 

「これを何処に取り付ければ…」

 

「盟友、部品が足りないよ」

 

挙げ句の果てには、部品を盗もうとする奴まで現れたりとピットドロイドを雇った方がましと思えるような感じであった

 

そのため、修復は思うように進まなかった

 

他に手伝いに来てくれた、フリートと共に三人が機体にもたれ掛かり休んでいると

 

一瞬で空が暗くなった、

 

それと同時に上の方から地鳴りのような音もしていた

 

四人は急いで船に戻り、レーダーを起動した。すると、そこには特徴的な艦橋を持つ全長1155mの戦艦、ヴェネター級スターデストロイヤーが映っていた

この事に四人は驚くと共に、違和感を覚えた

 

「バカな、ヴェネター級は全て退役したのに、何故こんなところに…」

 

「それに、あんなでっかい物何処に置いておけば忘れることができるんだよ…」

 

「そもそも、紫と話した時に、コルベット以上の大きさの船は入って来れないように結界を強化したと、言っていた筈だ…」

 

「武装モ共和国当時ノママデス」

 

「とりあえず確かめるしかないな…そうだな、全員ハンガーへ移動!」

 

「コマンダー、まさか…」

 

「そのまさかだ」

 

その言葉を聞きコトーはため息をついた

 

「なぁコトー、まさかって何だ?」

 

フリートは聞いた

 

「見てみればわかります」

 

と、コトーは言いさっさと移動して行った

 

やがて四人は、ハンガーへ移動し、隅にあるシートに覆われた物の前に集まった

 

テラリアはシートを取り外した、するとそこには全長13mの箱形の宇宙船が現れた

共和国のLAAT/iを彷彿とさせる横に開く大きなハッチや

VCX-100の部品を流用したと思わせる背面レーザー砲

極めて頑丈そうにみえるが、その船体には、レーザーが当たって焦げた箇所もあれば、火が吹き出た様な跡もある箇所があった

 

コトーはフリートの方を向き「これが、まさかだ」

と言った

 

「尋問官、この屑鉄は何だ?」

 

「ビトレイアル級アサルトトランスポートの[スペクタクル]だ」

 

「その船に航行許可が降りていることに驚いたのだが…」

 

「こいつは見た目以上に頑丈だからな」

 

と、テラリア的外れな回答をしていると

霊夢と魔理沙がやって来た

 

「テラリアさん、あの空の物体をどかしてくれない?お洗濯物が乾かないから困るから」

 

「私もだぜ」

 

と、苦情を言ってきた

 

「あの物体に関しては俺の責任じゃないし、あんたらの洗濯事情を言われても知らん、だが今からあれに乗り込む」

 

「どうやって乗り込むつもり?」

 

霊夢は聞いた

 

「それは、後ろにある[スペクタクル]で乗り込む」

 

霊夢と、魔理沙はテラリアの後ろの[スペクタクル]を見た途端、疑いの目を向けた

 

「何あの薄汚い物置小屋は、飛ぶの?」

 

「まるでごみ捨て場で拾った部品を寄せ集めて作った様な感じだな」

 

と散々な評価だった

 

「なあに、ちゃんと飛ぶさ」

 

テラリアはリアクターを始動させようとした

 

しかし、中々始動しない

 

テラリアは次第に苛立ち、計器板を思いっきり蹴った

 

すると、リアクターが始動した

 

「嘘でしょ!?」

 

と、霊夢は言った

 

「雑過ぎるでしょ」

 

と、魔理沙は何かに寄っ掛かりながら言った

 

すると、コトーが

 

「魔理沙、そいつに寄り掛かるのは、止めた方が良い、[スペクタクル]爆弾投下モジュールだ、多分、中にまだ入っている」

 

すると、魔理沙は慌てて距離を取った

 

「そ、そんな物騒な物放置しておくなよ!」

 

「どの口が言う、八卦枦の方が明らかに危険物だろ」

 

「おーい、出発するぞ、乗るなら早くしろ」

 

テラリアは出発準備を整えていた

 

結局、テラリア達4人の他に霊夢と、魔理沙も乗る事になった(霊夢は魔理沙に無理やり乗せられたが)

 

内装は、計12個の、セーフティーバーのついた座席と、背面レーザー砲の銃座に続く梯子、ハッチの前に取り付けられた、大型のブラスターが見えた

 

「意外と中はしっかりしているのね」

 

テラリアは最後のチェックをしていた

 

「コトー、銃座に行ったか?」

 

「はい、勿論です」

 

「ジェダイは、副操縦席へ」

 

「何でだ?」

 

「向こうの船に通信を試みる、繋がったらお前が出るんだ、俺が出ると怪しまれる」

 

「了解」

 

「霊夢、魔理沙ベルトを締めておきな、回避行動をとる可能性があるからな、シャープは足を磁力で固定しておきな」

 

「「「わかった(ワカリマシタ)」」」

 

「良し、行くぞ」

 

テラリアは最後のチェックを終わらせた、リパルサーリフトを起動し、船が浮き、そのままエンジンが起動し、ハンガーから、一気に空へ飛び出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




Yウィングのリアクターを割ると、何週間も放射能汚染を治療する薬を飲む羽目になります

[スペクタクル]の運用方法は、敵の大型艦船に装甲の頑丈さを利用して突っ込み、船の内部で部隊を展開させるのがもっぱらだった
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