山の近くに爆走する一台のスピーダーバイクとそれを追う鴉天狗四人がいた
「コマンダー、すぐに追い付かれますよ!」
確かに鴉天狗はスピーダーバイクを上回る速度で追跡している。
「よし、捕まれ!」テラリアはそういうとスピーダーバイクを急に減速させた。
鴉天狗はスピーダーバイクを追い抜いてしまう、更に一人はその先の大木にぶつかり気を失った
「残り三人です。コマンダー」
「ブラスターをショックモードにして発砲しろ」
「了解、コマンダー」
コトーは後ろにスタンビームを打ち続けた
鴉天狗は次々に避け続けたが、前から二番目の鴉天狗が一発避けきれず被弾、後ろの鴉天狗を巻き込み墜落した
残った鴉天狗はしつこく追いかけてきていた
コトーがバランスを崩してスピーダーバイクから落ちても鴉天狗はコトーには目もくれずテラリアを追いかけた
するとテラリアは一つの作戦を思い付いた
テラリアはスピーダーバイクを急に反転させて山を降りる体制になった
当然鴉天狗も追いかけた、しかしテラリアはある程度走ったところでスピーダーバイクから飛び降りた
鴉天狗はそれに気付かず無人のスピーダーバイクを追いかけて行った
「危なかった。」テラリアは特に傷は無さそうだった。
そしてコトーが落ちた方へ移動した
尋問官移動中
コトーは樹の根元で倒れていた
「コトー、大丈夫か?」
「あぁ…大丈夫ですコマンダー、無事です。」
どうやら気絶していた以外は大丈夫そうだ
「しかしコマンダー、墜落現場までどうやって行きます?」
コトーは不安そうに聞いた、しかしテラリアはそれに対して、「フォースの導くままに行くしかない」と答えた
二人はテラリアのフォースを便りに墜落現場に向かった
尋問官と兵士移動中
墜落現場の端についた、見渡すと金属片などが転がっている。
「うーむ、着いたは良いがどうやって警告するかだな…」
二人はどうしようか考えていた。すると
「動くな!」
気がつくと二人は囲まれていた、うかつだった。立ち話をしていたら嫌でも気付く筈だ、その上武器も盗られていた
「こいつらどうします?」
「侵入者は大天狗様の所に連れていくよう命令を受けている」
「じゃあ大天狗様は何処に?」
「残骸撤去の指揮をとっておられる」
「じゃあ連れていけ」
そんな天狗達の会話を聞きながらテラリアはどうか船の中身に触れていない事を願っていた
ところ変わって残骸の撤去現場
一人の天狗が全長1メートル位の黒い円筒に似た形の物体をコンテナの中から見つけていた
妖怪の山に墜落した船の情報
船名 (ディストラクティブ)
型式 イータ級補給艇
全長 200メートル
積み荷 プロトン爆弾、魚雷爆弾、ヴォイド7サイズミックチャージ、カイバークリスタル
行き先 ミンバン経由フォンドア行き