じーさんが乗った戦艦が浜に上陸した、戦艦は錨を下ろしている。
そこからじーさんが飛び降り、俺たちの前に着地した。
「お前さんが遭難者か、わしはガープ海軍で中将をしておる」
「救助ありがとうございます」
「救助なんか必要なさそうじゃがの」
ガープには俺たちの消覇が通じないらしいな、俺たちよりも見聞色の覇気の扱いが上なのか、まだまだ修行が足りないな。
漫画を読んでいるだけの時は大将が1番強いと思っていたが、こーやって対面してみると、その考えは覆るな、覇気の純度な全然違う、今の青キジなら俺でも倒せるがガープには勝てないだろうな、少しは善戦できるかもしれないが勝つことは絶対にできないな、やはりもっと修行をするべきだ、仲間を集めたら修行をまたしよう。
俺が考えている間ガープと青キジが2人で話をしていた。
「あの青年と少女すごい強さですよ、本気の俺でも勝てるかどーか」
「そんなにか」
「はい、全盛期でもよくて相打ちですかね」
「それは是非とも海軍に欲しいの」
「誘ったんですが自由に旅がしたいと」
「まぁそれならしょうがないの」
2人の会話が終わると海軍の人に連れられ戦艦に乗せてもらえた、この戦艦はイーストブルーに向かっているらしい、それはちょうど良かった俺が仲間に入れたいのはあいつとあいつだからな、あの2人は仲間にできれば十分戦力になる。
戦艦の上での生活はなに不自由なく過ごすことができた、朝起きたらいつも通り筋トレ、内容は腹筋や腕立てそれぞれやり方を変えたりしながら各種類500回ほどする、そのあとは月歩で飛びながら海に向かって嵐脚や指銃を何回も放つ、海に放つ理由は他に被害が出ないということだけだ、島にいた時は岩山などに放って修行している。
あと今はできないが島では、お互い紙絵や鉄塊を使いながら殴りあったりした、戦いの素人ができることなんてこのくらいだろう、どこかで師匠でも見つけないとな。
次に覇気の修行だ、これも修行の仕方はわからないからとにかく見聞色で周りの気配や考えを感じ、武装色で固めて物を殴ったり殴られたいするだけだ、あぁやはり師匠が欲しい。
そんなこんなでの船旅も終わり俺たちは今風車村に来ている。
「本当にここでいいのか?マリンフォードまでのってってもいいんだぞ?」
「いえ、ここから旅を始めようと思います」
「わかったわい、じゃあたっしゃでの」
ガープ達との別れを済ませ俺とアクアは風車村とは別のところの海沿いに来た。
「それでアクア、どーやって船もらうんだ?」
「お願いすればくれるって」
「えー、じゃあ、神様お願いします!」
ずいぶんとてきとーな感じだがいきなり目の前に船が現れた、まるで前からそこにあったかのように。
その船は船首ドラゴンで、帆と海賊旗には大きくマークが書いてある、ドクロに雷が左右の上から刺さっているようだ、そして後ろには炎の翼が生えている、ごちゃごちゃした感じだが俺とアクアを表していて満更でもない。
その船に2人で乗り込み船を動かす、船は2人でも動かせるようにいくつかの機能が自動になっていた、優しいじいさんだ。
船の中には1つのエターナルポースと手紙が一枚置いてあった、エターナルポースを確認するとシロップ村へのエターナルポースだった、あの神様にはなにもかもお見通しのようだ、そして手紙には
「わしが色々としてやるのはここまでじゃ、ここからは自分の力で頑張ってくれ、上から見守っているよ」
そう綴られていた。
その手紙をくしゃっと握り決意を込める。
「アクア!このエターナルポースでシロップ村へ頼む!」
「りょーかい!」
俺の言葉に元気よく返すアクア、かわいいやつだ
ここから俺たち2人の旅が始まる
「海賊王に俺はなる!!」
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