海賊王に俺はなる   作:神崎皇希

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お久しぶりです
遅くなってすいません、テスト期間で…
すこし短いですがすいません


修行しなきゃな

ローグタウンへ向かい出航した船だったが途中に見つけた無人島へと上陸していた。

 

「アニキ、なんで無人島なんかへ?」

 

そう声をかけてくるのはギンだ。ギンは俺のことをアニキと呼ぶことに決めたらしい。

ついでに話すとクロとクリークはサンダーで他の奴らは船長と俺のことを呼んでいる。

 

「お前らに修行をつけないといけないからな」

 

俺の言葉を聞きギンは目をキラキラと輝かせていた。もとより強さへの探求心はこの一味で1番持っているギンは以前から俺に修行のお願いをしていた。だが船の上ではやり過ぎてしまうと困るのだ断っていたのだ。

ギンと会話をしているうちに船は砂浜へと上陸していた。

 

「よーし、お前ら全員降りてこい」

 

俺が先に飛び降りてから声をかけると皆飛び降りてくる。

 

「サンダー、今からなにをするんだ?」

 

クロは飛び降りた際にずれた眼鏡を特徴的なやり方で直しながら声をかけてくる。

 

「お前らに修行をつけようと思ってな、まずはこれらを覚えてもらう」

 

俺はそう言いながら六式の準備をする、クリークに声をかけこちらにきてもらい目の前で実践する。

 

「今から見せるのは海軍で習う戦闘技術だ、役に立つから覚えてくれ」

 

俺の言葉を聞き面々は海軍というところに反応したがそれよりも戦闘技術が気になるのかすこし前のめりになっている。

 

「まずは鉄塊という技だ、これは体を鉄のように硬くして相手の攻撃から身を守るものだ、硬くなれば相手にダメージを与えられるからな、しっかりと覚えてくれ」

 

説明をしたらクリークに俺を本気で殴らせる。クリークは最初戸惑っていたが俺の強さは身をもって知っているため思い切り振りかぶって殴ってきた。

そのパンチは見事腹に命中したが「ガンッ」という音とともにクリークの腕が止まり、逆にクリークが拳を抑えていた。

 

「これのコツは力を入れることは当たり前だが自分の体の周りを鉄で覆っているようなイメージを持つことだ」

 

俺は説明するがこれであっているかはしらない、まず俺は六式の細かな説明なんかはできないのだ。だから自分の感覚や使った時の使用感から説明するしかない。

鉄塊に関しては今後覚えてもらう武装者の覇気に少しでも近いイメージを持ってもらうためにこの説明にした。

拳を抑えて痛がっているクリークに「もう一度殴ってくれ」と声をかけるがクリークはすごく嫌そうな顔をしている。

「今度は痛くない」と伝えると表情が変わりまた殴る準備をする。

 

「次は紙絵という技だ、これは相手の攻撃を避ける技術で体を紙のようなしてひらりと攻撃をかわす。」

 

クリークに声をかけ殴ってもらう、今度は俺の体が凹むようにしてクリークのパンチを避ける。クリークは驚いていて顔が面白い。

 

「これのコツはしっかりと相手の攻撃を読み最低限の運動でかわすことだ、そーすれば自然と避けれるようになる。相手の攻撃を読むコツはしっかりと相手を確認しその動作から次なにをするかを考えそして感じることだ」

 

先程から俺の説明にピンときていない面々は不思議そうな顔をしている。そんなことには構わず俺は説明を続ける。

次からは攻撃の技術と移動の技術なのでクリークにはみんなのところまで下がってもらう。

 

「次は嵐脚という技だ、これは足から斬撃を技でとっても使いがってがいいから是非覚えてくれ」

 

そして俺は左脚に重心を置き右脚を前蹴りのようにして振り抜く、すると脚から斬撃が飛び出し砂浜にぱっくりと切り跡ができる

あまり力を入れていなかったがその跡の深さに皆驚いているようだ。

 

「これはコツはしっかりと脚を振り抜くこと以上だ」

 

みな切り跡以上に驚いた反応をしている、もっとわかりやすく説明しろと目で訴えてくるが、これ以上の説明を俺は思いつかない。

 

「次は指銃だ、これも攻撃の技で指で相手を貫く技だ。これを極めれば飛ばせるようになるからみんなそこまでできるよう頑張ってくれ」

 

俺はまた実践するために足元の砂浜に向かって振り上げた右腕を振り下ろす。力を入れておいた人差し指で砂浜を刺し小さいが深い穴を開ける、底が見えず真っ暗だ。

 

「これのコツは指だけに鉄塊をし素早さ刺すということだけだな、だから鉄塊ができるようになればできるぞ」

 

みんな驚くことに疲れたのかあまり反応を示さなくなった、つまんないの。

 

「次は剃という移動技だ、これはほぼ同時に地面をけりスピードをあげるという原理でできている」

 

また実践して見せて、すこし離れていた俺と皆との距離を一瞬でつめる、反応できていなかった皆は咄嗟のことに驚いていた。

また剃を使い距離をとってから話し始める。

 

「これのコツは、まぁさっき言った通り何回も地面を蹴るんだが、走り初めの力を入れる感覚を何度もその場で両足に乗せる感じだな」

 

俺の説明ははやりわかりづらいのか皆頭の上にはてなが浮かんでいた。

次の説明をしよーとする俺の視界の隅に海軍の船が見えた。

 

「今俺がやった技術と月歩という空を飛ぶ技術を使ってあの海軍襲ってくるから、よく見とくように」

 

そう言って俺は飛んでいく。

 




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