東方夢幻戦   作:神岡大雅

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天馬は霊夢に言われるがまま、博麗神社に来ていた。そこで妖夢と会うが、魔理沙が来た途端に裏の森へ消えた。霊夢はアリスに手伝ってもらおうとするが、誰もいない。霊夢は家に入ろうとする。天馬が"あるモノ"を見つけるまでは…。
天馬が見つけた"あるモノ"とは!?
(※オリジナルスペルカードが出ます。バッシングは覚悟の上です。)


2話~次刻 模索~

~1節 アリスの行方~

 「何よ、これ…。」霊夢は言葉を失った。

そこには、血に汚れた“上海人形”があった。

「アリス、ねえ、居るんでしょ?騙そうとしても無駄よ?」

霊夢は混乱していた。このままでは、どんな事をするか分からない、

そう判断した天馬は、「すみません、霊夢さん。」と告げ、

【ガツ】と、首に手刀を当てた。

霊夢は、その場に倒れこんだ。その目に苦しみの涙を流しながら…。

 

〔そろそろ出番か?〕“それ”は、天馬の心で話しかけてきた。

〔ああ、頼む。〕天馬は、そう答えると“体の主導権”を“それ”に預けた。

 

「…そこに誰かいるだろ…?」

天馬と入れ替わった“それ”は、近くに誰かいることを感じた。

「はあ、バレちゃ仕方ないな…。」

そう言いながら、兎耳の妖怪、『鈴仙 因幡 優曇華』が出てきた。

「あなたこそ、誰なの?到底天馬とは思えないし。」

優曇華はそう聞いた。

「俺か?俺は『黒田 達郎』だ。“裏人格”と思ってくれたらいいさ。」

達郎は軽く名乗り、そしてこう言った。

「時間が無いんだ。だから、頼みがある。霊夢を神社まで運んでおいてくれ。」

「事情は知ってる。あなた、アリスを探しているのでしょう?アテはあるの?」

と制止する。が、遅かった。

「…スペルカード、〈雷術 神羅万象 転生陣〉!」

達郎がそう叫び、手を地面にかざすと、その陣の中に消えていった。

 

~2節 侵入~

「…ふぅ…。」

達郎は転移に成功し、敵陣の真正面にいた。

「何だ!敵か!?」

恐らく敵であろう者が叫んだ。

「スペルカード、<雷帝 隠蔽型索敵(ステルスサーチ)>」

もう、遅かった。その時にはアリスを見つけていた。

そして、敵には何も見えなくなった。

「スペルカード<雷龍 超加速(ブースト)>」!

たった30秒で終わった。

その後、<雷術 神羅万象 転生陣>を使い、幻想郷に戻ってきた。

しかし、アリスは、いつ死んでもおかしくなかった。

何せ、心肺停止という、最悪の状況下にあったのだから…。

 

~3節 救命~

達郎は戻り、天馬になった。

その後、アリスを永遠亭に運び、救命の手伝いをした。

その時には、霊夢や魔理沙、その他大勢の人が来ていた。

「何でよ、死んだら承知しないわよ!アリス!」

「そうだぜ!アリス!まだ私に教えてない技があるでしょ!」

霊夢と魔理沙は、怒りと悔しさでパニックに陥っていた。

妖夢は、終始無言でいたものの、悔し涙を滲ませていた。

その他の人も、不安を感じながら治療が終わることを待っていた。

その時、「スペルカード <冥龍 延命陣 弐の式>!」

天馬の声が、室内に響いた。

「「「え、天馬…?」」」

三人は声を揃えて言った。

その瞬間、扉が開く。

出てきたのは、天馬と『永琳』だった。

「永琳、天馬!アリスは!?」

そう叫んだのは妖夢だった。

永琳は、笑顔になり、

「アリスは、無事よ。何とかね。」

その場にいた者全員が安堵する。

が、永琳は、話すことを止めなかった。

「でも、問題があるの。」

全員の動きが止まった。

 

~4章 絶望~

「どういうこと?永琳?」

霊夢が聞いた。

天馬が、口を開く。

「さっき、スペルカードを発動させたのですが、あれは、一時的なもの、生きていることが、ギリギリなんです。」

永琳が続けて、

「つまり、天馬君が、あのスペルカードを使い続けないといけない。だから、誰かが、このスペルカードを天馬君が限界を迎えるまでに習得しなければ、“アリスの死”が確実よ。」

魔理沙は、

「その限界ってどれぐらいなんだぜ!?」

天馬は、

「ざっと、"5時間"です。が、裏が結構使った影響で、"2.5時間"が限界です。」

「それは、無謀だぜ!」

永琳は、

「だから、もう、間に合わないのよ…。」

その時、扉が開く。そこにいたのは、立つこともままならないはずの、アリスだった。

「「「「アリス!?」」」」

全員驚いた。永琳が、

「アリス!無茶はだめよ!」

しかし、アリスは、

「分か…って…る…。でも…この…まま…いるわ…けには…いかない…のよ…。」

途切れ途切れで話していた。その姿は、必死に足掻こうとする決意の姿だった。

それを感じながら、天馬は、

「分かっています、"師匠"。でも、その体では…もう…。なので…す…すみません…。」

なるべく無表情で居ようとしたが、耐えられなかった。涙が、こぼれ落ちた。

「て…ん…ま…、あり…がとう…。」

魔理沙が、涙を流しながら、

「霊夢!アリスを頼む!決着を着けてくる!!」

「魔理沙!無茶よ!大体、敵の位置は分かっているの!?」霊夢の制止により、魔理沙は、止まる。

その時、妖夢が、声をかけた。

「少しいいですか?」

 

          ~続く~




ここまで読んでもらい、ありがとうございました‼️
なお、本当に初心者なので、色々と見落としているとおもいますが、ご了承ください。
次作もお楽しみにしてください!
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