~1章 戦線の未来~
戦場は血に染まっていた。そんな中、達郎は闘い続けていた。
「くそ!」
「どうした、この程度か!」
「まだまだ!『雷撃体術奥義 天地創成弐ノ型』!」
そう言い、達郎はボスを上空へ飛ばした。
「なんだ?上に飛ばすだけでは私は倒せんぞ!」
「まさか。これからさ!『雷陣 避雷 散』!」
その瞬間、色々なところに魔方陣が展開された。その後、
「せい!」
"グギッ"とボスの体を更に飛ばす。
「まだまだ!おら!おら!おら!おら!」
そして、陣が一番上になった時に達郎が、
「『雷掌 零式加速超電磁砲 改』!」
その瞬間、ボスの体が音より早く叩きつけられた。
「これでどうだ!」
達郎は勝利を確信したが、
「ほう、やってくれたね。『天地創成弐ノ型』だっけ?さすがに背中はやられたよ。」
まだ生きていた。無傷では無かったが。
「それは良いことを聞いたよ。」
「ほう、どういうことかね?」
「背中をやられたんでしょ?だったら察しがつくんじゃないか?」
「いったい何を言って…腕が、動かない…だと…。」
「そうさ、背中をやられた=脊髄がやられた、だ。つまり、お前は頭以外動かすことができない!」
「しくじったよ。俺の負けだ。どうにでもしやがれ。」
「なら、おれのスペルカードでも喰らって雷撃の味を染みさせてやる。」
「だが、一つ言い忘れたことがある。上を見な。」
「一体何があると言うの…だ…。って、おいおい嘘だろ!」
そこには、"巨大な隕石"があった。
~2章 幻想郷と戦闘の行く末~
「くそ!あんなのどうすれば!」
達郎が叫ぶ。そこに、
「達郎!あんた、"この世界"を守るんじゃなかったの?それが今よ!」
霊夢が引っ張りあげる。
「…そうだな。みんな!最後の戦闘だ!"この世界"を守るぞ!」
[了解!]
「『霊符 夢想封印 夢限』!」「『魔砲 ファイナルマスタースパーク』!」「『赤眼 望見円月』!」「『火水木金土符 賢者の石』!」「『神紅符 ブラッディ17条のレーザー』!」「『禁弾 スターボウブレイク』!」「『槍符 キューティー大千槍』!」「『桜花剣 閃々散華』!」たくさんのスペルカードを唱えるも、少しずつしか削れない。
「くそ!『増強(ブースト) 雷撃の旋律』!これでどうだ!『雷砲 黒き超電磁砲(ブラックレールガン) 改』最大だ!止まれ~!」
しかし、その思いは届かず、止まらない。
「くそ!こうなれば…みんな!私にパワーを送ってください!」
「わかったわ!」
そうして、みんなから力を送られた達郎は、光輝いた。
「よし!いくぞ!これが幻想郷の全力だ!『雷壁 祈りの翼(prayer wing)』!」
その瞬間、隕石を光が包み、そして、消えた。
闘いが終わったのだ。
「…終わった…のか?終わったんだ…!終わったぞ!」
「くそぉ!」
ボスが叫んだ。憤怒の気が辺りを包む。
「お前なんかに、"私達の故郷"を消させはしない!『転生陣 神威』!」
ボスはどこか別の世界に飛ばされた。
「これで終わったんだ…全て…よか…った…。」
達郎は倒れこんだ。
「達郎!まずい!永遠亭に運ぼう!」
霊夢を中心とした人が運んだ。
~続く~
ここまで見ていただきありがとうございました。次回が恐らく最終話(仮)です(笑)。
あと、投稿が遅れたのは、試験です。(単刀直入)