~1章 霊夢の涙と幻想郷の奇跡~
<永遠亭にて>
「…!…郎!達郎!」
霊夢の願いは届いた。目を覚ましたのだ。
「霊…夢…さん…?そうか…俺は…。」
達郎がそう言いかけたとき、永琳が、
「あんたねぇ…無茶しすぎよ…。取り敢えず、状態だけ言っておくね。状態は全治3週間って所かな?うち、1週間は安静絶対ね。それじゃあ、私は抜けるわ。」
と言って部屋を出た。その瞬間、霊夢が、
「このバカ!」
と言いながら達郎に平手打ちをした。その後、
「あんたのことをどれだけ心配したのか分かっているの!?みんな…本当に…不安で…不安で…。」
掠れそうな声で叫ぶ。
「あぁ、ごめんよ。霊夢、そして、みんな…。」
達郎が言った後、アリスが、
「…不安は皆につきまとっているのは当然の事だけど、私だって、達郎だって、皆だって、乗り越えてきた…。幻想郷は1つであるのだから…!」
と言う。それに達郎が反応して、
「そうだな…。皆の苦しみは協力して皆で解決する…。当たり前だけど、とっても重要なことだよ。まず、皆と会えた時点で何かの《奇跡》が起こっている…。そして、今でも《奇跡》が起こる。俺が目覚めたように。」
『全く…無茶しすぎだよ…そろそろ変わるよ…。』
そう告げられて、達郎は戻り、天馬が出てきた。
「皆、ごめん…。もう一人の僕が無茶ばかりして…。」
天馬がそう言ったが、魔理沙が、
「もう《終わった》ことだぜ。気にしすぎは体に良くないぜ。」
と言った。"この事"が、後の大事件になるとはこの時は誰も分かりはしなかった。
「皆…ありがt」
「さあって、皆!異変は解決したし!宴といこうぜ!」
感謝しようとした天馬の言葉を魔理沙が思い切り遮断した。
「ちょっと!魔理沙!感謝の言葉ぐらい言わせろ!」
流石に天馬も少し怒ったようだ。
「まぁまぁ、気にしたら負けだよ。だからさ、飲もうぜ!」
『本人が言えることではないと思うが…。』
と思う天馬であった。
~1.5章 宴と新たなる事件の幕開け~
「乾杯!」
【乾杯!】
そして、永遠亭の中で宴が始まった。
「あのぉ…僕、怪我人なの、忘れてないですよね?」
と天馬が言うも、
「気にしたら負けだ!」
と萃香に言われる。
天馬は、早く抜けたい気持ちが凄くあった。が、動いたらダメと言われているだけあって、抜けようにも抜けることが出来ない。
「仕方ない…耐えよう…。」
その最中、
[ゴゴゴゴゴコ]
と、轟音が鳴り響く。
「な、何!?」
皆が慌てるなか、霊夢は、
「マズい!博麗大結界が破られかけている!」
と、驚愕の言葉を言う。
「何だと!」
「あり得ないわ!」
等と、疑念の声が出るなか、紫がスキマを使って、
「霊夢の言っていることは本当よ!早く!」
と、告げる。
しかし、ここで終わらなかった。
~第二部へ続く~
皆さん、ここまで見ていただき、ありがとうございました。これで、第一部は終了です。ですが、最後の方で分かるとは思いますが、第二部を計画しています(笑)お楽しみに!
あと、更新が大変長引きました…(汗)スミマセン。