東方夢幻戦   作:神岡大雅

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霊夢や達郎などの幻想郷の面々は大戦闘の末、達郎の影と名乗る者を倒した。その異変解決を祝っている最中、霊夢は大結界が破られかけていることを察知。皆はあり得ないと思っていたが、八雲紫がその事を肯定する。そこで、霊夢は紫と共に結界を調査しに行くのだった。


第二部
crossA話 ~異世界との融合~


1章~混沌と恐怖の錯乱~

「紫!その結界が破られかけているのは何処!?」

霊夢が紫に対して思いっきり叫ぶ。紫は、

「"守矢神社"の辺りよ。でも、早苗からは連絡は入っていないからどうなっているのかは分からないよ。」

と言った。そして、霊夢は、

「分かった。なら、余計急ぐ必要があるわね。3分で着く。」

と告げた。天馬は、

「霊夢、念のために作っておいたものがあるんだ。恐らくだけど、もう一人の僕の分身とか言っていたヤツは、"平行世界"のもう一人の僕なんだと僕は考えている…。だから、そいつが入ってきたことで世界が崩れてきているんだ。それは、達郎が、試行錯誤の末に完成させた、"簡易式転生陣 《神威》"だよ。何が言いたいか、分かりますよね?」

と長く言った後に聞いた。霊夢は、

「つまり、こいつを使って敵の進行を足止めするということでしょ?」

と言った。

「そういうことです。なので私も、治り次第向かいますので、それまではその転生陣でどうにかしてください。」

と言われ、

「多分、君が来るまでもないよ。それまでには終わらせておくわ。」

しかし、本当の恐怖はこれからだったのだ…。

 

2章~博麗大結界の破損の真相~

霊夢は紫に言われた通り、守矢神社に来たのだが…

「おかしい…誰もいないのだけど、結界に何の変哲もない…。」

守矢神社には、巫女の東風谷早苗と二柱の曳矢諏訪子と八坂神奈子がいるはずなのだ。

「紫!どういうこと!?守矢の3人が居ないんだけど!」

と霊夢はスキマの中に居るであろう紫に叫ぶ。紫は、

「居ないわけではないわ…これは、守矢神社であって、守矢神社ではないの。つまり、平行世界の守矢神社よ…。」

と言った。

平行世界の守矢神社。それは、平行世界の守矢神社と、こちらの世界の守矢神社が入れ換わっている、もしくは融合したということであることを示していた。

「…一旦永遠亭に戻るわよ…。これは非常にまずい気がする。」

と霊夢が言った。

「えぇ、そうね。私もそう思うわ。幻想郷の生命線が消えていっているのだから尚更ね…。」

そうして、調査を一時中断し、永遠亭に戻ろうとしたその時、

「だ…誰か…。」

と声がした。それは、早苗に似た声だった。

しかし、霊夢と紫は上空100メートルの高所にいる。届くわけがないのだ。つまり、

「敵ね…。」

そう、敵。なのだが、今までに空中戦はやっていない。

地上にも敵は居ない。となると、

「あり得ないでしょ…脳に直接きているの!?」

精神攻撃と思っている霊夢に対して、紫は、

「早苗ね。奇跡の起こす能力を使ったのね…。」

と判断した。そして、

【早苗、今はどこにいるの?】

と聞くと、

【守矢神社です…。でも、辺りは燃え尽きています…。】

という異常な返答が返ってきた。

【分かったわ。今から、さとりに繋ぐよ…。出来そう?】

紫が出来そうか聞くも、その後は返答は無かった。

「成る程、状況は理解したわ。取り敢えず、早苗達の命が危ないわ。早く戻るわよ。」

「わ、分かったわ。」

そうして、急ぎで永遠亭に戻るのであった。

 

        ~続く~




皆様、ここまで見ていただき、ありがとうございました。
実質年が明けてからの第2節となりました…(汗)
ただ、これを基にしてYouTubeで、茶番劇を作ろうかと考えています。題名は変わりますので出来次第発表します。
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