ピッピ「♪お手紙を送ったわ。
早く戻っておいでって。
でも残念、貴方の為じゃない。
自由な時間は既に消え始めた。
貴方が置いていったマッマ達が
死ぬまであやしに来るから見てなさい。
途方もなく疲れても
気力が消え去っても
あやし続けてやる。
坊やがユニオンは行き、私達はあやし足りず
哺乳瓶が腐り、仕事に囲まれて
でも今日こそは帰ってくる日
貴方言ったわね
『ごめんね、ピッピ、ダンケ、ベル、帰ってきたらあやしまくっていいから』って。
お願いされても、今日は止まらない
貴方をあやし尽くすその時までは!
私は生きて」
マッコール「はい、スタァァァァプ!」
もうひとつ寝ればお正月で、故にベルファスト達がガスマスクを装着して家中の掃除をしまくっていた。
私は先々日からお休みをもらっており、緊急の要件がない限りは出勤しなくとも良い。
よってベルファストのお手伝いをしようとしたんだが、ベル自身に止められた上にピッピとルイスの挟み撃ちにあった。
そしてそのまま取り合いが発生するのはいつものパターン。
今日も異常なく引っ張られたり、抱き込まれたり。
「指揮官くんはわーたーしーのっ!諦めなさい、ティルピッツ!」
「あら何言ってるかわかんないわ、ルイス。坊やは私にあやされる、そして癒される。これは定め、清め、貴女に必要な諦め、チェケラッ」
「韻踏んでるだけの偽物には、真似できないのよ私の母性は。リリックに刻むこの子への愛、そこまでの覚悟貴女にはない。」
おい、私を挟んでフリースタイルすんじゃねえ。
とりあえず、呼吸させて?
yo,yo.
グラマラスな肉体をフル活用して私を窒息させるの日課にしないでくれません?
当然のように窒息させる習慣はもうやめにしません?
「もう!指揮官くん!こういうのっ、いつでもして良いんだからねッ!!!」
ルイスがそう言って、私を双丘の谷間に深々と挟み込む。
「坊や!胸の選択は慎重にねっ!!!」
今度はピッピがルイスから私を引っ張り出して谷間に挟み込む。
「指揮官くんをいつでも持っていければいいのにっ!ヘレナ!下着の改修、手伝ってもらえるかしら?」
「安全な場所から坊やを眺める…『残念』という言葉以外何も言えないこの感触、分かるか?」
「私は『ラッキー・ルー』♪過保護にも心得があるのよ♪」
「あやす事に慣れてしまっても、あやしていた物の価値は失われない…」
ボイス集を雑に変化させたとしか思えない言葉の数々を投げ合いながら、ピッピとルイスは私を奪っては谷間に挟み込むという動作を繰り返す。
私はドッジボールか何かなんでしょうか?
それかラグビーボールか何か。
スッと横から腕が伸びてきて、ピッピ・ルイス間でやり取りされていた私が引き抜かれる。
引き抜いたのはようやく掃除を終えたベルファストで、既にガスマスクを外し、身なりを整えた上で私を2人に勝るとも劣らない双丘に挟み込んだ。
「お二人が遊んでいる間に、私が清掃を終わらせました。ご主人様をあやす権利をこのベルファストが主張しても、文句はありませんよね?」
「うぅ…」
「チッ…時間切れのようね」
「それではご主人様、これよりベル☆ベル☆あやしんぐタイム☆のお時間です。諦めて下さい。」
いや、何を?
諦めろってどういうことやねん。
そもそもベル☆ベル☆あやしんぐタイム☆ってなんなのだろう。
「まず、ロイヤル式ティータイムです。お紅茶をお楽しみつつ、あやされて下さい。次に、礼儀作法のレッスンです。紳士としての作法を学びつつ、あやされて下さい。最後に社交ダンスです。紳士として淑女をリードしつつ、あやされて下さい。」
支離滅裂な思考・発言。
「それが嫌だと申されるのであれば、仕方ありません。最終手段です。」
最終手段?
「私の上でお昼寝」
あ、それでお願いします。
いや、もう、アレなんですよ。
マッマベッドに慣れたどころかむしろマッマじゃないと寝れなくなっちゃったんですよ。
ですから、ちょうど少し眠気が来た午前10時のこの時間帯に30分ばかし眠りたいなぁと。
マッマの上でフルリラックスして眠りたいなあっと。
「あら、指揮官様。ベルファストと私を使って、リフレッシュなされて下さい♪」
うん、ベルマットの上で寝たいと言う変態発言はしました、しましたとも。
ベルマッマの柔らかくて大きな双丘に頭を預けてぐっすり30分間寝たいと言いました、はい。
ただね、イラストリアスの掛け布団の件は何一つ伺ってないんですよ。
フェロモン撒き散らす掛け布団と共に寝るなんて、私一言も聞いてないんです。
私の理性が、とかそんな話じゃなくてね。
もう理性どころか魂持っていかれる気がしてならないのよ。
ほら見て?
イラストリアスさん黒のTバックにガーターってヤる気満々じゃん?
こちら側のありとあらゆるモノを吸い取ることしか考えてないじゃん、明らかに。
だからさ、ベルファスト。
頼むからベル☆ベルベッドにしてくれない?
掛けベル敷きファストにしていただけませんか?
そこをどうにかお願いします、あ、OK?ふー、よかった。
おいおいおい、泣かないで?
泣かないでイラストリアス。
君が嫌いとかそんなんじゃない。
ただ、ちょっと、今の君は私の股間にデンジャーなんだよ。
今の君は私を赤ん坊とは別の方向のビーストへと招きかねない。
取り返しのつかない禁断の特殊性癖へと導きかねない。
だから、分かってくれ、イラストリアス。
え?ちょっとだけ?
ちょっと抱き抱えるだけ?
ああ、分かった、すまんね、イラストリアス。
なんか避けてるみたいで嫌だよね、本当にすまん、ちょっと甘えて見るぐらいならいいよね。
じゃあお言葉に甘え…いやエロ過ぎるぅぅぅ。
ヘビかお前は。
獲物を捕らえるヘビかお前は。
私の頭を谷間に挟むまでの動作があまりにも滑らかすぎるし、こちらの両足にそちらの太ももを絡ませてスベスベ肌を猛アピールするあたりがまさにハンター。
やめろおおおおお理性が吹っ飛ぶゥゥゥ。
「イラストリアス様、それ以上はご主人様の理性に関わりますのでっ!」
おお、ベルファスト!
その息だ!助けてくれい!!
「うふふふふふふ、指揮官様の理性なんか、私が破壊して差し上げますわ♪」
イラストリアスぅぅぅううう?
いかん、イラストリアスが究極のサッキュバスモードへ入ってしまった!
誰かこのサッキュバス止めてくれ!
ピッピィ!!ルイスゥゥゥ!!
「呼んだかしら、坊…ゴラァ!私の坊やになんて事をっ!!!」
「指揮官くんの童●が淫魔に汚されちゃう!」
「うふふふふふふふ、邪魔をしないでいただけるかしら〜♪」
情欲の塊と化したイラストリアスは私から一時的に離れると、どこからともなくフル艤装を取り出してピッピ&ルイスとの戦闘状態へ入る。
ここが室内である事に1mmも配慮されていない艤装の撃ち合いが始まり、私は危うくミンチになるところだったが、間一髪でベルファストとどこからともなく現れたダンケルクに救出された。
あ〜あ〜、せっかくベルが掃除したのに…
ごめんね、ベル、本当にごめん。
「ご主人様だけのせいではありませんし、遅かれ早かれああなります。それよりお怪我はありませんか?」
うん、おかげで無事みたい。
本当にありがとう。
「まあ、Mon chouをめぐる争いは季節の挨拶みたいなものだし。そんなことより私の上でおやすみしない?」
「ダンケルク、ご主人様は私の上でおやすみするんです。貴女は掛けダンケを。」
「えー!敷きダンケにな〜り〜た〜い〜!」
「敷きファストは譲れません!」
「ちょっと!何私達がいない間に敷きダンケ敷きファストになろうとしてるの!?指揮官くんは敷きルイスで休むの!」
「Nein!!!坊やは敷きピッピで寝るのよ!異論は認めないっ!!」
「指揮官様ぁ〜、たまには敷きイラストリアスとお●●●●しませんことぉ〜?指揮官様が知らない世界にエスコート致しますわぁ〜♪」
いつのまにか第二次あやし大戦が勃発していたこの日、イラストリアスを加えたマッマ達は新たな結論を出した。
おコタ。
つまり、炬燵である。
ただし、よくあるタイプのコタツとは少し異なる。
それはピッピ、ダンケ、ルイス、ベル、アイリー(イラストリアス)から構成されたコタツであり、通常のコタツとは違い自らの意思で抜け出ることは出来ない。
あと、常に強い自制心を強要される。
いや、たしかに今日は一年で最期の日で、夜には除夜の鐘が鳴り響き、新しい年にHello,neighborする事だろうけどさ。
なんだって禅僧みたいな修行しなきゃいけないんでしょうか?
己の欲と戦え的なサムシングかよ。
まあ、皆さんが今どうなさってるかはわかりませんが、私は新年のその時をマッマコタツの中で過ごしそうなので、ちょっと早めに言っておきましょう。
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます