規格外鎮守府の日常   作:ゼルガー

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あらすじ




総司令官はオカマだった




以上


第三話「ルームメイトは白露。私は学生の曙よ」

吹雪さんの案内を終えて早一週間。少しずつ私はこの鎮守府での生活に慣れて

 

 

慣れて・・・・・・

 

 

 

 

「慣れるかぁーーーーー!」

 

 

 

慣れるわけがなかった。

 

いや、何なのこの鎮守府!?未来都市過ぎるんだけど!?大本営とか東京とかに行ったことあるからわかるけど、空中に浮かぶモニター画面とか。空飛ぶ車とか、無人バスとかそんなの無かったわよ?!

 

って言うか、深海棲艦もさり気なく混じって暮らしてるんだけど!?一般市民と楽しそうにしてるんですけど!?

 

 

「あー、ぼのぼの?少し落ち着きなって。私だって最初は驚いたけど、何だかんだ半年もすれば慣れるから」

 

「・・・・・・ぼのぼの言うな、白露」

 

 

彼女は白露。規格外鎮守府に存在している艦娘寮でルームメイトをしている子よ。

 

部屋は2LDKと結構広いし、エアコン、IHクッキングヒーター、洗濯乾燥機、自動湯沸かし器付き浴槽、最新型のテレビに冷蔵庫、ダイ●ン(変わらない吸引力)の掃除機と既に生活用品は揃ってて快適だったわね。本当に私、犯罪者?って疑ったわ

 

 

ちなみに、この規格外鎮守府には全部で東西南北の4つ区域に別れてるわ。

 

東の区域は私が最初に行った規格外鎮守府の本部のある区域。マカオ総司令官とその秘書である吹雪さんが担当しているみたい。

 

本部と言うだけあって、鎮守府全体のまとめ、外部との連絡を執り行ってるらしいわ。

 

西の区域は商業区域。外部との輸入や輸出、食材や資材を扱ってるわね。商店街や漁港、農業も盛んな区域よ。

確か、担当の人の名前は・・・・・・近藤司令官って名前らしいわ。秘書は第一艦隊第二部隊のメンバーである龍驤さんよ。後、龍驤さんは人気高級料理店【中華皇帝龍驤】の店長らしいわ。お金に余裕があったら行ってみたいわね。

 

 

南の区域は工業区域。三大マッドサイエンティストがいるって噂の危険地帯ね。

危険地帯と言っても、それは三人がいる場所だけであっと、他は普通の工場よ。主に商品の開発や、兵器の開発、科学技術の発展場所よ。

一番狂気に染まった科学者、明石。この人は第一艦隊第一部隊のメンバーらしいわ。

火力バカな科学者、夕張。第一艦隊第二部隊のメンバーね。

そして、自称天才物理学者の島風。・・・・・・そう、速さバカと言われてるあの島風よ。信じられないことに、ここでは速さよりも開発が好きらしいわ。夕張と同じく、第一艦隊第二部隊のメンバーで、南地区の秘書艦よ。司令官の名前は、平賀って人よ。

 

 

最後に北の区域。私が今住んでる場所ね。ここは主に住宅街や公共施設が多い区域よ。

艦娘の他に一般人も多くいるわね。まあ、普通の街って感じよ。他の三つに区域と違って、小さい会社もあるし、お店もある。学校や病院も公園もコンビニだってある。

ここを担当しているのが、天満司令官で、秘書艦が電さんよ。

 

 

 

「ところで白露、今日の授業ってなんだっけ?」

 

「え?忘れたの?時間割表は?」

 

「あー、まだ貰ってないのよ。ほら、編入は昨日からだったし」

 

「そういえばそっか」

 

 

そう、私は学校に通っている。ただし、艦娘の学校にだけど。

 

マカオ総司令官曰く「曙ちゃん、ここで暮らすにはまず一般常識と知識を身に着けてもらうわ。勿論、人間のように小学校とかに通うのではなく、艦娘専用の専門学校に通うって貰うの。7年間でカリキュラムを終えると卒業して、改めて就職できるようになるから頑張ってね?」だそうだ。

 

つまり、艦娘がこの鎮守府で働くには卒業資格を貰う必要があるの。

で、丁度私の少し前に規格外鎮守府に収容され、入学していた白露とルームメイト兼クラスメイトになったのよね。

 

 

「って言うか、白露は何で規格外鎮守府に来たのよ?話してる分には普通そうだけど?」

 

「えっとね。私、生まれつき艦装が身に着けられない出来損ないなんだ。その所為で、当時の司令官や仲間から白い目で見られて、ここに追い出されたの」

 

 

聞かなきゃよかった。犯罪を犯した私よりもひどい。

 

艦装が装備出来ないって、艦娘としては致命的すぎる

 

 

「あ、でも今は気にしてないよ!だって、電さんっていう憧れの人がいるんだもん!」

 

「電さんが?」

 

 

確かに外見は普通の電と違って大きく成長してる人よね。ボンキュボンだし。

 

 

「全てに絶望してた私に教えてくれたの。電さんも艦装が身に着けられない人なんだって」

 

「え?そうなの?でもあの人第一艦隊第二部隊の旗艦よね?」

 

「うん。電さんも昔はそれが原因で煙たがられてたんだ。でも、天満司令官と出会って、艦装無しでも戦えるようになったって」

 

 

マジで?そういえば電さんってランクEXなのよね?艦装無しで?

 

後日、その理由を身をもって知ることになるのだけど、この時の私はそんなことを知らなかった。

 

 

「さてと、そろそろ登校しないといけない時間よね?」

 

「あ、ホントだ。バスが来ちゃう!急ごう、ぼのぼの!」

 

「ぼのぼの言うな!」

 

 

少しだけ、学校生活が楽しみなのは内緒よ?

 

 

 

 

 

次回、第四話「レストラン暁でアルバイト?」

 




ども、ゼルガーです。

正直、ラーメン大好き電ちゃんより書きやすいです。

活動報告にて、アイデアの投稿ありがとうございます。ただし、前も言いましたが、ラーメン大好き電ちゃんに登場しているキャラがいる場合は没になります。


FGOのボックス周回、大変です。目指せ100箱
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