学生服のぼのたんと白露って良くない?
以上
うん、そろそろいい時間ね。仕込みは大体オッケー。
電から電話があって、私のレストランに新しく来た駆逐艦の子をバイトに雇ってほしいって連絡が来たのよねぇ。
まあ最近、常連の客も増えてるし、中華の皇帝の龍驤さん、居酒屋の女将鳳翔さん、食事処の女神間宮さん、キングオブパティシエの伊良湖さん、そしてラーメンマスターの電と調理王天満司令官の皆の弟子として、何よりレディとして恥ずかしくない料理をしている自身も付いてきたわ。
バイトの子が来るのは三時か。確か、艦娘学園に通い始めたって言ってたっけ。そろそろ下校の時間の筈ね。
よし、まずは私の料理を食べてもらって、働きたいって思わせてからね。で、そこから面接よ。いくら電の紹介だとしても、面接は基本よね。
仕込みとして冷蔵庫に入れて寝かせていた合い挽き肉のハンバーグを取り出して常温になるまで放置する。ちなみにこのハンバーグはチーズ入りよ。
そして、圧鍋を用意して、油を敷いて温める。常温になったハンバーグを圧鍋に入れて、弱火で焼き色を付けていく。片面に焼き色が付いたらひっくり返し、もう片面も焼く。
特製のデミグラスソースを作るわよ!
焼いたハンバーグを一旦お皿に移し、圧鍋に水を200cc入れて火にかける。コンソメを小さじ1~2加える。好みによるけど、この場合は薄味でも美味しいわ。
次に別のプライパンに玉ねぎをみじん切りにして、オリーブオイルと共に弱火でじっくり炒めて火を通す。
火が通ったらみじん切りにした人参を入れる。人参が苦手な人は下ろし器で擦ってもいいかもしれない。
スライスしたマッシュルーム、セロリの葉っぱ、ローリエを加え、塩コショウを加えて水分がなくなるまで煮込む。
水分が飛んだら、ワイン、トマトケチャップ、醤油麹を入れて煮る。隠し味にバターを入れてコクを出す。
さて、味見だ・・・・・オッケーね。
これを圧鍋のコンソメスープに入れて煮込む。ある程度煮込んだらメインのハンバーグ、ボイルしたブロッコリーと人参を入れて弱火でじっくり煮込む。
「いっちばーん!」
「あ、コラ先に入るな!すいません、電さんにここに行くように言われた曙と白露です」
来たわね。どこぞのバカ妹はドアを蹴って入ってくるからホント、見習ってほしいわね。ハラショーとかいって誤魔化したら説教してやったけどね!
「いらっしゃいませ、レストラン暁にようこそ。私がこの店のオーナーでシェフをしている特型駆逐艦暁型一番艦の暁よ。貴女達の事は電から聞いてるわ。取り敢えず、面接の前に私のまかない料理を食べてみないかしら?」
そういって、二人をテーブルに座らせる。ふふ、どんな反応してくれるのかしら?
◇
曙よ。学校を終えて白露と寮に帰ろうとしたら、電さんから電話が来たの。
なんでも、私達にアルバイトをして社会勉強をして欲しい見たい。私達以外の艦娘も何かしら社会勉強としてアルバイトをしているみたいなの。で、当然お給料も貰える。って言うか、私達の貴重なお小遣いらしい。
って事で、電さんの紹介のお店に向かったって訳。それにしても、レストラン暁かぁ。
「暁って事は、電さんの姉よね?第六駆逐隊の長女の」
「うん。特型駆逐艦の暁型だよね。でも、他の鎮守府の暁って確か・・・・・・」
―――ぷんすか!
―――なによ!頭をなでなでしないでよ!子供じゃないんだから!
「子供っぽいイメージがあるのよねぇ。でも、あの電さんのお姉さんって事は」
「大人のレディなのかもしれないってこと?」
ごめん、想像できないわ
ちなみにだけど、艦娘には同一艦って言うのが存在してるわ。だから、私は電さんを最初に見た時驚いたの。他の鎮守府にいた電とは全く姿が違うから。
でも、同一艦には厄介なルールがあって、一つの鎮守府に一人しか存在出来ないの。
そのルールはこの規格外鎮守府にも適応されているわ。この鎮守府に私は存在しない、だからここに収容されたのよ。もしこの鎮守府に私がいた場合は・・・・・・大本営の独房に入れられてたでしょうね。
と言ってる間にお店に着いたわね。
「いっちばーん!」
「あ、コラ先に行くな!すいません、電さんにここに行くように言われた曙と白露です」
と、カウンターの奥から出てきたのは、黒い長髪の女性だった。顔つきは電さんにそっくりで、スタイルもあの人と同じ位に凄かった。
く、くやしくないもん
「いらっしゃいませ、レストラン暁にようこそ。私がこの店のオーナーでシェフをしている特型駆逐艦暁型一番艦の暁よ。貴女達の事は電から聞いてるわ。取り敢えず、面接の前に私のまかない料理を食べてみないかしら?」
す、すごい大人の対応!?これが本物のレディ暁なの!?
エスコートされるような形でテーブル席に座らされたわ。白露も緊張してきたのは顔が硬直してるわね。
「これが今日のまかない、暁特製、デミグラスソースの煮込みハンバーグよ」
テーブルに出されたのは、とても美味しそうな煮込みハンバーグだった。な、なにこの香り?!よだれが口から・・・・・・ごくん
「お、美味しそう。た、食べていいんですか?」
「勿論。まずは私の料理を知ってもらわないとね」
「し、白露!」
「う、うん!」
「「い、いただきます!」」
ナイフとフォークを手にとり、ハンバーグを切っていく。すると切った断面からとろーりととろけたチーズがあふれ出てくる。な、何なのコレ!こんなの絶対に美味しいに決まってるじゃない!
一口サイズに切って、口に入れる。
一口噛むと、ジュワ~っと肉汁が口いっぱいに広がっていく。ハンバーグ自信のジューシーな旨味が、デミグラスソースのコクが、チーズのまろやかさが、私を幸福にしていく!
「「お、美味しいーーーー!!」」
気が付けば、私は白露と同時に叫んでいた。いや、だって本当に美味しいもの。
前の鎮守府だとレトルトのハンバーグしか支給されなかったし、あれでも半年に一回食べれたご馳走だったわ。
うう、潮、朧、漣に食べさせたいわ
「はい、これはおまけのバケットよ。余ったソースを付けて食べるといいわよ」
このデミグラスソースで!?これも美味しいに決まってるわよね!
そう思って、焼き立てのバケットを手に取って、余ったデミグラスソースをすくって食べる
気が付くと、私は全てを完食していた。あれ?もう無いの?
「ねえぼのたん、とっても美味しかったよね!」
「ええそうね。本当に美味しかった」
ただ、やっぱり・・・・・・こんな美味しいのがあるのなら、離れ離れの姉妹にどうしても食べさせたいって思ってくるの
「ぼのたんも?私も、まだ会ったことない妹たちに食べさせたいなーって思うんだ。この鎮守府にいるのはわかってるんだけど、まだ会えてないし」
そっか、白露も・・・・・・あと、ぼのたん言うな!
「あはは、その顔を見ると感想を聞くまでも無いかな。それじゃ、食後に悪いけど・・・・・・面接を始めるわ。紹介した電には悪いけど、オーナーとして面接をしなくちゃならないのよ」
そういうと、暁さんは私達に対面になる形で椅子に座り、真面目な顔つきになった。
ども、ゼルガーです。
今回、暁が作った煮込みハンバーグは結構作りやすいです(簡単とは言ってない)
昨日、ミニプラの無敵将軍と隠大将軍と翼丸、そして真ゲッターロボのミニプラのゲッター1、ゲッター2、ゲッター3が届いたので、ゆっくり作りたいと思います。