前話の前書きで毎週月曜日に投稿などと書きましたが週1で投稿は無理でした!
ということでこれからは2週間毎に1話投稿していきたいと思います。
2週間かかってるのに短いのはご容赦を....(>人<)
それと、今回からはキャラの心の中で思っていることは( )をつけることにしました。
では本編どうぞ!ヽ(o`・∀・´)ノドウゾ!!
ナレーションSIDE
この世界での初めての戦闘を一足早く終わらせた竜星・竜也の2人はそれぞれが倒したISのパイロット達を捕獲し、合流していた。
「おー竜也、そっちも終わったのか?」
竜也の姿を見つけた竜星は楽しそうに話しかける。現在、竜星は敵パイロットを包んだ網をインパルスの両腕で持っており、竜也はパイロットを拘束しているロープを掴んでいるため、一目見ればわかるのだが...竜星は分かっていても聞きたくなってしまうようだ。
「見れば分かるだろう。戦闘は終了したさ。」
ふと、竜也が連れてきたパイロット達を見て竜星が首を傾げる。
「あれ?お前の方に行ったのって2人だけだったっけ?」
その言葉に竜也は悔しそうに答える。
「いや、こっちに来たのは3人だったが...1人逃してしまった。」
竜也が失敗したことを聞き、竜星は少し驚いた。普段あまり感情を表に出さない竜也が見るからに悔しがっていたからだ。
「珍しいな、お前がそこまで悔しがるなんて。」
「俺だって失敗すれば悔しいさ。だが、奴の名前と顔はしっかりと記録してある。」
「さすがだな。ってか龍牙は何やってんだ?まだ終わってないのか?」
竜星がそういった瞬間、龍牙のいる方向から赤い光が発生した。
「うわっ!なんだ!」
「っ!あれは...トランザム・バースト?...いや、光の色が違うな。」
竜也が冷静に分析していると、竜星が不思議そうに口を開いた。
「なあ、あれって龍牙がやったのか?それとも敵か?」
「分からないが...まぁ龍牙なら大丈夫だろう。ひとまず、最初の場所に戻るぞ。あの2人はこの世界の住人だから何か知っているかもしれんし、龍牙も待たねばならんしな。」
「リョーカーイ。」
竜星はビシッと敬礼し彼の後について行くのだった。
SIDE OUT
束SIDE
「ほーらヨット!こいつら連れてきたぞー!おーいそこのうさ耳ねーさん、こいつらどうすればいいんだ?とりあえず倒したから捕まえてきたけど。」
「ほぼ初対面の相手に対してうさ耳ねーさんとはお前はどこでも変わらんか...はぁ....」
「どーいう意味だ竜也コラァ!俺がアホだとでも言いたいんか!」
「そう言っている。ん?おい、竜星少し黙れ。龍牙からの通信だ。」
「くぉら竜也表出ろや!」
「黙れアホが。ここはすでに外だろうが。それよりも通信だと言ってるだろう。」
(う...うさ耳ねーさん...?さすがの束さんも反応に困っちゃうよ。ていうか、この天災である束さんに向かってそんなこと言えるやつなんて今までいなかったけど。)
『あ、おーい竜星、竜也ー!』
「龍牙、こちらはもうアホと一緒にさっきの2人の元へ戻っているぞ。」
『分かった。俺も今からそっちに向かうから。』
「了解した。」
うーん、状況から考えるとさっきのアルビノ少年が龍牙君で、束さんをうさ耳ねーさんって呼んでたのが竜星君で、クールなのが竜也君かな。
「さてと、このアホは放っておくとしてこちらは情報が欲しいのだがいいだろうか?」
(うーん、亡国企業のISやっつけてくれたし悪い子たちじゃなさそうだけど....)
「ねぇちーちゃん、この子たちのこと信用してあげてもいいんじゃないかな?束さん的には亡国のIS倒してくれたから話くらいならしてもいいんじゃないかって思うんだけど。」
「うむ...確かに亡国の人間では無さそうだし、愚弟以外の男性操縦者ということにもなるしな。仕方がない。話だけ聞いてみるとするか。」
「うんうん、じゃあ決定だね!君たち!この天災の束さんが君たちの疑問に答えてあげよう!」
そう言うと目の前の2人は首をかしげた。
「天災...?このうさ耳ねーさん頭いいってことか?コスプレしてるねーさんにしか思えねーけど。」
「だから黙っていろアホ。.....すまない、龍牙がもうすぐ合流できるといっていたのでそれからでもいいだろうか?」
(こ、コスプレ....。ひ、ひどい(T-T)束さんのお気に入りのセットなのに!この黒髪は嫌いだ!)
そう思っているとあの龍牙って子が女の子と亡国のISと一緒に来た。
(.........いや、まって!?なんで一緒に来るの!?なんかすごく仲良さそうになってるんだけど!?)
まぁそれも含めて聞けばいいかと思い、彼に話しかけることにした。
SIDE OUT
龍牙SIDE
俺は今竜也に通信を入れながらマドカと一緒に合流地点に向かっていた。
「りゅ、龍牙...私の事を言ってなかったが良いのか?今の通信、最初に一緒にいたお前の友人なのだろう?戦闘終わっていきなり私を連れて来たら何か言われるんじゃないか?」
会話の内容が聞こえていたのだろう。マドカは不安そうな顔をしている。
(あ、確かに。マドカのこと言ってないや。まあでも...)
「ああ、あいつらなら平気だよ。お前の過去と俺が助けたかったから助けたって言えば平気さ!あ、そうだ...先にあいつらの事を話しておくか。えっとな、これから会う奴で、茶髪でクールなのが竜也っていってメチャクチャ頭いいんだ!んで、黒髪のヤツが竜星で、一言で言えばアホだ。」
「あ、アホなのか...?」
「うん、アホだ。.....まぁ悪いやつじゃないから。それに俺たちは幼なじみなんだ。同じ孤児院の出身でな。」
「お前は...孤児...だったのか。....だから私のことを...?」
せっかく竜星をネタにして笑わせようとしたのに、俺の何気ない一言のせいでまた暗くなってしまった。
(あー、そういう顔させたくて言ったんじゃないんだけどな。)
「違うよ。俺は別に俺が孤児だったからとかそんなアニメや漫画のキャラみたいな理由で助けた訳じゃないさ。」
「なら....」
「まぁ、すごく簡単な事だよ。お前が悲しそうだったから。あと、俺が憧れている人なら必ずお前を助けようとするから。それだけだ。」
「...初対面の敵であるはずの人間まで助けようとする、か。お前の憧れの人は凄いな。」
そう言って彼女はやっと笑った。
「お、やっと笑ったな。やっぱ辛気くさい顔よりも笑った方が良いって。せっかく可愛いんだからさ。」
「お、お前はそう言うことを平気で言えるやつなのだな。」
「え?事実じゃん。別に良くね?」
「はあ、これから大変そうだ。お前は簡単に敵を作ってくれそうだ。」
(なんでため息ついてんだろう?ていうか敵を作るって何でだ?分からん。)
そう思わずにはいられなかった。
(あ、でも前の世界でも友人に「お前たち3人は何でそういうことを恥ずかしげもなく言うんだ!」って言われたな...これからは注意しよう)
そう決めた俺だった。
SIDE OUT
次回の投稿は11月11日...ポッキーの日の予定です。