それでは本編どうぞ!
龍牙SIDE
なんかマドカの顔が真っ赤になってるが気にせずに進んできた俺たちはようやく竜也たちと合流することができた。
「おう竜也、竜星!こいつら倒したから運んできたぞ!」
「おう、龍牙それは良い。戦闘は終わったってさっき通信で言ってたから良い。けどな..........
何で敵だった女の子と手ぇ繋いで帰って来てんだよ!!!!」
「うるさい、何か理由があるのは明確だろう。それすらも分からんのか...だからお前はアホなのだ。アホ竜星。」
「くぉら竜也!テメエ何回俺のことをアホって言うんだ!?表d...面貸せやコラァ!!」
「ほう...表出ろとはさすがに言わなかったか。面貸せとは...その心意気は認めてやろう。」
「おう、相手する気になったk」
「だが断る!!」
「断るなよ!今の絶対相手するノリだったじゃないか!」
竜也と竜星がまたコント始めたよ。ていうかマドカを含めてみんなが話について行けてないよ。
(おー、またコントやってるよこいつら。ほんとに飽きないな。)
「で?龍牙、お前が連れてきたその少女のことも含めて情報を交換したいのだがいいか?」
「その前にISを待機状態にしようぜ。」
「了解した。」
「りょーかーい!」
頭の中で戻れと念じると、俺たちのガンダムは一瞬光り、腕にブレスレットが巻かれていた。
「やはり便利なものだな。ISというのは。」
「だな。んじゃぁ詳しく話してもらおうか龍牙くん?」
「君付けすんな、気色悪い!...けどまぁ、そうだな。そっちのお二人さんもそれで良いか?」
と、俺は2人に話しかける。
「うんうん!いいよ~!でもその前に自己紹介しようよ!まずは束さんからね!」
そう言うとその眠そうな顔をこっちに向けて決めポーズ(?)で話し始めた。
「みんなご存じISの開発者にして大天災の束さんだよ~!」
「「「・・・・・・は?・・・・・・・」」」
(((え?この人があんな兵器作ったの?)))
固まっている俺たちに、もう1人の女性が話しかける
「はぁ、このうさぎは...。私は織斑千冬だ。」
「ちーちゃんはね~世界最強の称号を持っているんだよ~。」
この世界の大物2人と知り俺たちは固まってしまった。
「りゅ、龍牙?もしかして知らなかったのか?」
「お、おう。なんせこの世界に来たばっかで常識とか何も分からないんだよね。」
「こっちの世界?龍牙、頭は大丈夫か?」
「龍牙、その話をする前に俺たちのISについて話した方がいいんじゃないか?」
「じゃぁ竜也、頼む。」
竜也は頷くとブレスレットの巻かれた右腕を前に出し、スクリーンを出した。
「まずは俺たちの事から話そう。俺の名は真白竜也。ウイングゼロのパイロットだ。」
スクリーンにはウイングゼロの詳細なデータが投影された。
「ウイングゼロと言うのがさっきの白い翼のISか?」
「そうだ。高出力のバスター・ライフルとビームサーベルなどの装備でオールレンジでの先頭が可能な万能機だ。それと、ゼロシステムという特殊なシステムを搭載している。」
「ゼロシステム?なにそれ~?」
「簡単に言えば操縦者に未来を見せるシステムだ。」
「んじゃぁ次俺な!俺は黒川竜星!インパルスのパイロットだ!俺のインパルスはシルエットっていうバックパックを換装しながら状況に合わせて戦えるんだ!」
竜也は竜星の説明に合わせてデータをインパルスのものに変えていた。おかげで説明が楽に行えている。
「へ~、近距離、遠距離、高機動。3つのタイプがあるんだね。」
「なるほど。シルエットにまとめることで即座に武装を変更できるということか。」
この2人理解早いな。マドカは...大丈夫そうだな。マドカも理解しているみたいだ。そう思っているとみんなの視線が俺に集まっていた。
(おっと、次は俺か。)
「最後は俺だな。俺は紅龍牙。エクストリームガンダムのパイロットだ。」
俺は竜也に視線を向けエクストリームのデータを投影してもらう。
「このエクストリームガンダムは俺専用のエクストリームで、状況に合わせて機体を進化させるシステムを搭載してるんだ。」
「ねぇねぇ~、進化ってどういうこと?」
「えっと、簡単に言うと機体の全身にパーツを追加することで状況に合わせた武装にするってこと。今はゼノンフェースっていう格闘特化の進化しかできないけど、本来はこれ以外に射撃特化のエクリプス、オールレンジ戦闘に特化したアイオスフェースっていうのがあるんだ。」
「なんで使えないの?」
(まぁ当然の疑問だよな。)
「エクリプス、アイオスにはそれぞれ元になるデータが必要なんだ。この世界に来るときにゼノンのデータだけは入れといてくれたんだよ。」
束博士の質問に答えるとマドカが俺の方を見て遠慮がちに聞いてきた。
「なぁ龍牙、私を助けてくれたときのあの姿は何だったのだ?今見たデータを全部組み合わせたような姿だったが。」
EXAフェースの話の前にマドカのことを話しておくか。
「その前にマドカの事を話した方がよさそうだよ。」
「そうだよ!龍牙は何でその娘を連れてきたんだ?」
竜星、うるさい。
「マドカ、お前の過去も言っていいか?」
「....いや、私から話そう。」
そう言うとマドカはバイザーを外した。
「なっ!?」
「へ~、あいつらちーちゃんのクローン作ってたんだ。」
竜星と竜也は驚いてないな。
「私は...亡国企業の研究施設で生み出された....織斑千冬のクローンだ。」
「マドカの体には彼女が組織に刃向かった時にすぐに殺せるように、ISを自爆させるプログラムを発信するナノマシンが注入されていたんだ。」
「どこの世界にもそういうことを考える屑がいるということだな。」
「それで彼女を連れてきたのか。」
「あぁ。けど、彼女と俺の会話を聞いていたオータムって女が自爆プログラムを作動させたんだ。」
そう言うと竜也が驚いていた。
「オータムだと?.....すまない龍牙。そいつは俺が取り逃がした女だ。」
「いや、竜也のせいじゃないよ。そいつは組織の上層部からの命令だって言ってたから、オータムを捉えていたとしても多分他のやつが作動させていただろう。」
「龍牙の言うとおりだ、気にしないでくれ。それに、私はこうして生きているのだから。」
マドカがこっちを見ているが...話を続けろという意味だろうか。
「でもさ、ナノマシンが作動したなら何で無事だったんだ?」
「それについてはEXAフェースの話をしないといけないんだ。竜也、EXAフェースのデータを出してくれ。」
「了解した。」
スクリーンにEXAフェースの姿が映し出される。
「EXAフェースはゼノン、エクリプス、アイオスの3つのフェースを組み合わせた形態なんだ。俺はEXAフェースの能力でマドカを救えたんだけど、本来は3つのフェースのデータがあって初めて使える形態のはずなんだ。」
「でも、エクリプスとアイオスのデータってまだ無いんでしょ?どうして使えたの?」
「信じて貰えるかは分からないけど、マドカを助けたいって願ったら一面に花が咲いた空間にいたんだ。そこで俺はエクストリームの人格に出会ったんだ。」
そう言うと束博士と織斑さん
「コア人格にあったの!?」
「いや、コア人格とは違うってあの人は言っていた。」
「お、おい龍牙。その人ってもしかして...」
竜星がまさかという表情で聞いてくる。
「あぁ、そのまさかだ。その人物の名はレオス・アロイ。エクストリームの本来のパイロットだ。」
「なるほどな。レオスが力を貸したことで今回限り、EXAフェースを使えたということか。」
「あぁ、そして俺はEXAフェースの能力”エクストリーム・バースト”を使用したんだ。」
そう言って俺はスクリーンに触れ、エクストリーム・バーストのデータを表示する。
「エクストリーム・バーストの能力は俺の願いを具現化することだってレオスは言っていた。発動中は機体の全身から赤い粒子を放出し、その粒子を利用するらしい。今回は、俺のマドカを助けたいって願いをエクストリームが受け取った結果、マドカの体内のナノマシンを破壊したんだ。」
「あの光はやはりお前だったのか。」
「そういう訳で、マドカは無事で、俺と一緒に来るって言ってくれたから連れてきたって訳だ。」
「なるほどね~、それでマーちゃんは龍牙君にベッタリなんだ~?」
「ベッタリしてない!!」
(ま、マーちゃん?すごいネーミングだな。)
「ん?でもさっきベッタリと付いていくぞっていってたよな?別にべったりしててもいいけど。」
「りゅ、龍牙!それはっその...。」
「一人でいるのが怖いんだろ?だから別に構わないっていってるんだけど...もしかして違った?」
「はぁ...。」
何でマドカはそんなにショボンとしてるの?
「ねぇ、ちーちゃん。あの光景なんか見覚えない?」
「言うな...愚弟に似ているとか言うな。」
「いや、自分で言ってんじゃん。もしかしたら男性がISに乗れる条件って鈍感とかかもね~。」
ふむ、これでそれぞれの名前も分かったし、マドカのことも話した。
「龍牙、俺たちの目的に関してはホロアクティが説明してくれるぞ。俺のゼロにホロアクティの映像が入っていた。信頼できる人物に見せてほしいとのことだ。」
「なるほど。ん?でも何で竜也なんだ?」
「普通に考えて俺やお前じゃ駄目だろ。竜也はこういうことに関して俺たちよりなれてるし、お前は馬鹿だし。」
「チクショウ、お前に馬鹿って言われると言い返せねえ...。」
また竜星がorzになってしまった。まぁ、俺の方が成績いいしな。
(...この2人とマドカならホロアクティからのメッセージを再生しても平気だろう。)
「束博士、織斑さん、マドカ。これから流す映像は嘘じゃない。俺たちがこの世界に来た理由についても語られると思うんだ。夢みたいな話だけど信じてほしい。竜也、映像を流してくれ。」
「了解した。」
竜也はホロアクティのメッセージをメッセージを再生した。
そして彼女たちは知る。この先この世界に起こりえる絶望を。
SIDE OUT
IS学園入学はもう少しかかるかもしれません。