いつも拙い文を読んで頂き感謝です。
これは取りあえずネタを思いついたけど文章化かできない! 上手く纏められない! 話が短い!といったモノを纏めたモノです。
よって時系列も違ければ語り手も不規則で、原作ネタやオリジナルも挟んだりします。
それでもよければどうぞ!
◆ブラコン その1
話者:伊織
読者諸君はこの短い期間でいつ千紗がブラコンだと気付いたか知りたいだろう?
知りたくない? どうでもいい? いやいや、聞いてくれって
そう、あれは新歓の翌日の事だ。
大学の講義が始まる直前、初日とは打って変わって千沙が話しかけてきたんだ。
正直、まだ頭がガンガンするから声をかけるにしても抗議が終わってからにしてほしかったんだが……
「……ねぇ伊織。お兄ちゃんの服は?」
「いや、あれはケイ兄が大学祝いにくれたやつで……」
「ふ~ん。で、お兄ちゃんの服は?」
「いや、その、昨日は耕平と浴びるように酒を飲んで」
「で、お兄ちゃんの服は?」
「何処にあるのか……」
「で?」
「…………探してきます」
と言う事があったんだ。
正直、再会した時のゴミを見る様な眼よりキツかった。
俺もだが隣に居ただけの耕平も一気に酔いが醒めて、一緒に教室を飛び出してケイ兄の服を探したんだよ。
おかげで、初っ端から抗議をサボった事で担当の先生から眼を付けられちゃったぜ☆
まぁ、これが切っ掛けで千紗がブラコンなんだなって直ぐに気付けたわけだ。
因みにケイ兄から貰った服はゲロまみれで発見し、千紗の監修のもと手洗いで臭いが落ちるまで洗い続ける事で許された。
その後、その服は外で着る機会こそ殆ど無いけど、部屋着としては良く使っている。
よくゲロまみれになった服を着れるなって? 折角ケイ兄が大学祝いにってくれたんだ。大事にしたいさ。
何より、
千紗の羨ま恨めしい視線が最高に美味いからな!
◆シスコン その1
話者:彗
奈々華は最初はシスコンだったかって?
ん~まぁ確かにシスコンだったが、今ほどじゃなかったぞ。
具体例を上げるとするなら“妹LOVE”から“ウチの妹マジ天使!!”なくらい。
違いがわからない? だいぶ違うだろ。主に俺への被害が…
ただまぁ、いつシスコンを拗らせたかって言われたら、やっぱあの時だろうなぁ……
―――
――
―
そう、あれは俺たちが中学に上がった頃の事だ。
千紗の誕生日に前々から欲しがっていた本(ダイビング関係)をプレゼントしたんだ
見栄を張りたかったという想いもあったが、可愛い妹分が喜んでくれるならばこれ位の出費痛くも痒くも無い。
……そう思ってた頃の俺を今でも殴り飛ばしたい。
「わぁ~ありがとうお兄ちゃん! 大好き!!!」
今でも思う、この時のセリフがタガを外させたと。
花の様な笑顔を浮かべた千紗に、俺の選択は間違ってなかったと内心喜んだ。
この後の事が無ければ、だ。
「あれぇ~おかしいな千紗ちゃんのお姉ちゃんは私なのに」
「どうしてケイ君にばっか懐くのカナ?」
「私ダッテ千紗ちゃんニ大好きッテ言わレタ事が無イのニィ??」
正直、ちびるかと思った。
夏のホラー番組が可愛く思えるほど恐い
というか声だけ聞いた千紗は若干泣いてた。
この後俺は影で処刑され、以後幼馴染から命を狙われるようになった。
【後書き】
いかがでしたでしょうか?
次回はテニスあたりを考えてますが、また短編をいくつか出すかもです。
【ボツ案】
◆PaBの新歓時、伊織が服を着ている事情を知らなかった場合
「ねぇ伊織。何でお兄ちゃんの服を着てるのカナ?」
「えっと、これはだなケイ兄からの入学祝いd」
「今すぐ脱いでくれないかな?」
「脱ぎなさい」
「脱ぐべきよ」
「脱いで」
「脱・げ」
「…はい」
こうして伊織は耕平との勝負を前に敗北した。
なお、耕平は先輩方に潰され強制入部を果たすこととなる。