俺は幼馴染に命を狙われている   作:壬生咲夜

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6話:テニス勝負

今村耕平だ。

伊豆春祭の際に北原と一緒に助けた吉原愛菜(ケバ子)がウチに移籍してきたり、ミスコン1位を取った古手川が男避けに不本意そうな顔で北原を彼氏(仮)にしたり、北原に巻き込まれて血祭りにあいそうになったり、ケバ子の歓迎会や合コンをしたりしたが、原作とあまり変わらないから飛ばさせてもらおう。

 

今日は授業が無い日なのだが先輩方に呼び出されて大学に来たのだが

 

「「今日はティンベルとダブルスの試合をする」」

 

どうしてそうなった。

 

「いやな、向こうの方から『俺たちにダブルスで勝てたら男コン・ミスコン2位の賞金をくれてやるよ』って言われてな」

「金のかかる活動をしてる俺たちにしたらこれは乗るしかないだろう」

「乗るしかないって、テニサーにテニスで勝てるわけがないでしょう先輩」

 

あからさまに伊豆春祭の仕返しで俺たちに恥をかかせたいだけだな。

 

「それはわかっている」

「だが、俺たちはこう思うんだ」

 

「「お前らの恥で賞金が手に入るなら安いモノだと」」

 

「そりゃあんたら関係ないからな!!!」

 

なんて最低な先輩方なんだ!?

 

まぁ、先輩方の命令なうえにもう学校にまで来てるんだ。

受けるしかないだろう。

 

 

~第一試合~

寿&時田 VS テニサーのモブ男&モブ太

 

文字通り先輩方がパワーでゴリ押ししてたのだが、途中からティンベルの差し入れ(アホみたいに高いアルコール)を口にしてたらしく足元が覚束ない。

酔いが醒める様子は一向にない。このままでは負けるぞ。

 

「耕平。酔いが醒めないなら、酔わせちまえばいいじゃないか」

 

だな!

 

 

 

ということで相手選手が潰れたため、第一試合は此方の勝ちとなった。

 

 

 

~第二試合~

千紗&伊織 VS テニサーのモブ子&モブ美

 

古手川のペアはケバ子では無いのかだと?

本来はそうだったんだが、

 

相手側の挑発行為(彗さんへの悪口)で古手川がブチキレた。

 

後ろ姿で表情は解らないが、きっと入学式翌日の一瞬で酔いが醒める様な顔をしているに違いない。

…あれはマジで恐かった。

 

それを正面から見たであろう相手はガタガタと震え、隣に居ただけのケバ子は腰を抜かして座りこんでなお震えてる。

正直、見ていて可哀そうだが、あのオーラに巻き込まれるのは嫌だから変わってやれない。

 

異様な空気に包まれたまま試合が始まりそうになるのにまったをかけたのが北原だ。

 

「ケb…吉原が腰を抜かして暫くは動けなさそうだがら代打で俺が出る」

「そっちの土俵に載ってるんだからこっちの言い分も聞いてもいいだろう」

「男手が卑怯だと言うなら0-30で始めていいし俺はサーブを打たない」

「これでもまだぶ―たれるとは、もしかして素人に負けるのが恐いんですか? 流石はヤリサー。お遊びサークルに改名したほうがいいなじゃないか?」

 

そう説明した(煽った)北原の顔には薄らと青筋が立ってた。

なるほど、コイツも彗さんを侮辱されてキレてたか。

 

こうして殺伐とした空気の中試合が始まり

 

「っ千紗!」

「わかってるっ!!」

「ひぃっ!?」

 

『サ、30-40』

 

ブラコン共の見事な連携プレーで特に彗さんを悪く言った人を集中砲火で狙い打っていた。

もう試合じゃなくて虐めだな。

 

相手側は勿論、観客や梓さんですらドン引きしてるぞ。

唯一、奈々華さんだけ笑顔なんだが……さっきからどうも悪寒がする。

 

「ところで今村君と愛菜ちゃんはテニスの経験はある?」

「元テニサーですけどその、運動自体苦手です」

 

全く持ってないです。

 

「そっかぁ~、ところで喉乾いてないかな?」

「えっと、確かに今日は熱い方で水分補給は大事だと思いますけど」

 

それ、先輩方が酔い潰れたティンベルの差し入れ()ですよね?

 

「喉、乾いてないかな?」

 

「「い、いただきます」」

 

「どうぞ♪」

 

 

笑顔の奈々華さんから受け取った飲物(度数不明のアルコール)を飲んで意識を失った。

後で聞いたのだが試合の方は代打で奈々華さんと梓さんが出て3-0で完勝したらしい。

 

 

 

~第三試合(工藤視点)~

 

…おかしい、どうしてこうなった。

俺らはただ、あの女装野郎とイケメン野郎に恥をかかせた上にその様子を録画して二人を揺さぶろうとしただけなのに!!

 

第一、第二試合と負け、せめてイケメン野郎だけでもとムリを通して第三試合を開いたら出てきたのはグラマス美人ペア。

 

OK 落ちつけ、落ちつくんだ。

俺はDTじゃない。

だから弾んで揺れるオッパイに惑わされh――

 

「よいしょっ! (ブルンッ」

「それっ! (ブルルンッ」

 

やっぱ弾んで揺れるオッパイ最高だな!!

4つのボールから目が離せないぜっ! もっと弾んで揺れろぉぉぉおおおおお!!!

 

「そ~れぃっ♪」

 

……確かに余所見してたし油断もしてた。

当たってないから試合的にはセーフだけれども、こ、股間スレスレって

絶対、狙って打ったぞ茶髪ロングの美人。

眼がオシィって語ってるもん

 

もう、こいつ等とは関わりたくない。

 




と言う事でテニス回でした。

描写とかも色々考えたんですけど、長くなりそうだったので止めました。
多分、工藤会長はこの後賞金を失ったうえにオッパイに惑わされた事で女性陣から冷遇されるんじゃないでしょうか?

原作の流れですと次は沖縄編ですが、その前にまた小話を幾つか挟む予定です。




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