短編を幾つか書いてたのですが、ある程度同じモノの方が良いだろうと頑張っては見ましたが断念。
よって時系列バラバラで行きます。
◆メール(line)
話者:彗
突然だが読者の諸君。君たちに聞きたい事があるんだが、
『お、男の子ってエッチなものいっぱい持ってるものなのかな?』
突然仕事中に幼馴染の女の子(美人でグラマス)からこんなメールが届いた時どうすればいいと思う?
1.仕事中で気付かなかった。
2.既読無視
3.スルー
4.見なかった事にする
選択肢が1つしかないだと? ちゃんと4つあるじゃないか
とまぁ冗談はさておき、どうせ伊織が持ってきた荷物に大量のエロ本があって奈々華がそれを見つけたんだろう。
ここは可愛い弟分の為に『伊織も年頃の男の子なんだ。暖かい目で見守ってあげてくれ』とフォローしておこう――
―と思ったら今度は千紗から通知がきた。
『お兄ちゃんはエッチなモノ持ってないよね?』
……可愛い妹分からこんなメールきたら弟分を見捨てるしかないよな!
そんな考えをしたのが悪かったのか、夕方頃に奈々華から『暫く家に来ないで』とラインが来て若干凹んで帰宅。
なお、そのさいクズな先輩にプギャーな顔をされたのでスピリタスをお見舞いした。
後日、誤解と言葉足らずだった事がわかったが、今度は千紗から「文化祭にきたら嫌いになる」宣言され物凄く凹み、クズな先輩の家に突撃し浴びるように酒を飲んだ。
◆同棲 ①
話者:伊織
ドイツ語の追試が終わり、打ち上に悪友共が俺の部屋に来ることになった。
どうやら千紗との交際と同棲の信憑を確かめるつもりらしい。
その事に関しては俺が半殺しの目に合うのを耐えればいい。
だが、美人でグラマスなお姉さんも居るとなると俺の命どころか奈々華さんにまで危険が!?
こうなったら……
「ん? 伊織からライン?」
『大変だケイ兄!』
『奈々華さんが危ない!!!』
「……はぁっ!?」
この後ケイ兄は会社を飛び出して、家に駆けつけたらしい。
その際たまたま居合わせた伯父さん曰く、突然現れた
なお、俺は家に帰るのと同時にケイ兄によってボコボコにされ、その日の酒はずっと鉄の味がした。
因みに奈々華さんはこの後ケイ兄の家に避難してもらい、次の日の朝に帰って来た。
その際に伯父さんが「あ~…身体は平気か?」と聞き、それに奈々華さんは「いつも通り体調は万全だよ!」と返すと複雑そうな顔をしていたのが印象に残った。
◆家系図
話者:彗
これはまだ伊織がこっちに遊びに来ている頃の事だ。
“従兄妹”というのもどうも理解出来て無かった様なので奈々華と一緒に家系図を書いて説明してあげたのだが
「「お兄ちゃん(ケイ兄)の名前がないよ?」」
なんていうかもう、顔が爆発しそう。
“実の兄のよう”にじゃなくて“実の兄と思いこんで”くれてたなんて///
緩みっぱなしの顔を見られたくなくて手で顔を覆ってたら千紗が「私が書いてあげるね~」と勝手に家系図に付けたして、それを見た伊織が「ズルイぞ千紗!」と叫び、千紗が「早いモノ勝ちだもん!」と言って二人の喧嘩が勃発。
奈々華は二人を止めようとするもどうすればいいかわからずオロオロとし、そのうち騒ぎを聞きつけたそれぞれの両親が駆けつけて喧嘩は仲裁された。
喧嘩の仲裁を終えた大人組はこう言った時真っ先に止めるであろう俺が俯いて動かないのを不思議に思うも手元の家系図を見るとすっごいニヤついた顔をされた。
それはもう、『今夜はお赤飯ね』ってくらいに…
ったく、千紗のやつ何でよりにもよって奈々華の隣に俺の名前を書いて横線で繋げるかな///
なお、この後登志夫さんと個人的なオハナシをすることになったのは言わずもがな…。