よろしくお願いします。
みんなが寝静まった夜に早速ネイル村にゴー。
「これは紙にあらず、まこと私」
-ポン―身代わり式神用意してお出掛けだ。
「行ってくるからよろしくね。」
「行ってらっしゃいませ、主様。」
自分に見送られるなんて少し不思議気分だけどまあいいや。
夜だから目立たない様に黒マントも式で作って被って、空飛ぶ靴でネイル村は、
正直ゆうと寒くてつらい。
そろそろ初秋で風が冷たい。島に大型鳥獣住んでいてくれれば温かく移動できるのにの。
・・なんて現実逃避している間に着きました。
空飛ぶ靴は散々手こずってものにして、キメラの翼での移動を少し遅くしたくらいの速度で
一時間で着けた便利だ。
移動魔法の着地音もしないので、隠密行動に適してる!・・たん瘤作っても取得した甲斐ありだ。
さて・・村の皆さんの気配は・・寝静まってるみたいだ。
えっと・・井戸は・・あった!チャンスは一度きりと考えとこ・・ティファガンバ!!!
村の家は何処も明かりがついていなくて助かったけど、問題は井戸に石を落としていれたら
音で村の人達が起きてきちゃう。
昼間なら子供のいたずらと考えられても、真夜中なら怪しい。
・・マトリフさんいたら、瞬時に起きて来て周辺をトベルーラして私が見つかりそう!!
万一私が見つからずに逃げ切れたとしても、井戸の中を調べるくらいはしそうだ。
―破魔の石―は本当に―誰―が見ても普通の石にしか見えないように作られていても、井戸の中の石全部取り換えるくらいはやりかねない。
病床のロカさんと家族を守るために、怪しいと感じたら徹底して排除しようとするだろな
結論!空飛ぶ靴はいてるので井戸の水面まで下りて入れましょう。
・・暗くて狭いところ苦手だ!!・・お化け出てきませんように・・。
小さい身でよかったと思いながら、お化けが出ないことを祈りつつ、
―チャプン―
水面の上に着いた。
―効きますように―苦労した分の思いを込めてそっと下に置くように入れる。
ミッションコンプリートだ。
後は井戸周辺に人がいないか気配を確認をして一気に出て、森の奥まで飛んで行った。
見つからずによかったよ~もう疲れた。早く島に・・-キラン―
ん?何だろう‥落とし物発見・・それもこれ獣王の笛だ!!!
・・ってことはこの近くにクロコダインいたりするの⁉・・さっさとずらかろう。
落とし物は懐にばっちりしまってその場を即退散!
ダメだ眠い・・眠気に負けて、島で式を仕舞ってベッドでバタンキューしました。
朝起きてすっきりしたので獣王の笛の使い道を考えて、大型鳥獣さんに来てもらうことにしました。
長距離飛行が出来るならスカイドラゴンでもいいかなと思ったけれど・・目立ちすぎるか
確か・・来て欲しいものをイメージして吹くんだっけかな?
島の絶壁で海に向かって吹いてみた。
島には音がいかない様に防音結界を張って―ジ・アザーズ―の練習も兼ねている。
来るかな~・・あれ・・バサー・バサーんんん?
「クワァー‼」
あれって・・やったー!なんと一発でガルーダきたー!!!
おっと、浮かれていないで実力見せないと仲間になってくんないんだった。
でもボコすのは嫌!!なので、-ドン!-「乗せてくださいっ!」
背中に飛び乗って、粘って言葉交渉開始!!
「グゥグー!-図々しい!!-」
「図々しいしいのは百も承知です‼」
「ギャー⁉-我の言葉が⁉-」
「分かります!なのでお友達関係結びましょう!!」
「グワー!!-人ごときが我に!!」
「お願いします。美味しいもの差し上げますから」
「ギャーッ!!-ふざけるな―」
「頼みます!!!」
文句を言われても何のその!結界でその場を移動できないようにして一時間近く背中で
低姿勢のお願いをして粘り勝ちしました。
「-分かった!!乗せてやる!!だからいい加減降りよ!!!-」
やった~。渋々ながらでも了承してくれた。
ゴメちゃん達みたいに友達になってほしい。大切にしよう。
でも条件出された。獣王笛で・・それもさっきと同じ音でないと来てくれないきびしい条件付きだ。・・よっぽど私を乗せたくないのか。
でも大丈夫!音出した時の息の量は覚えてるから何度でも同じ音は出せるって、
・・このガルーダ!背中に赤い羽根が一筋模様で生えてる!!
このガルーダ神獣クラスだ!
ブラスじいちゃんが教えてくれた。
モンスターの中では当然個体差があり、大型や、上級モンスターになると―神獣―クラスのモンスターが必ず一匹は存在するって。
同個体と同じ能力に加えて特殊能力が備わってる・・滅多に見られない特別なモンスター
・・普通のガルーダよりも気位が高い訳だ。
・・乗せてくれるって言ってくれたの奇跡に近いかも。
でもこれで・・もっと遠くに出かけられる~。!よろしくねガルーダ。
主人区の中ではマトリフさん像が凄くてやばい人化してます。
仲間になってくれたのは特別個体のガルーダでした。
おいおい特別能力を披露します。
以降モンスターの言葉は鳴き声プラス翻訳ではなく、「- -」で直接表記していきます。
次回はパプニカまで行きます。