勇者一行の料理人   作:ドゥナシオン

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主人公達のデートとみせかけ、まんまこの人達が主役となりました


後日談④ かつての小悪党は・・

「エイミ~、あの法服どこ行ったのかしら?」

「法服ですか?」

「そう!ダイ君と初めて会った時の、あのピンクの法服よ。あれを着て明日のね・・ふふ。」

「分かりました、きっとクローゼットに大切に仕舞われているかと。明日までに必ず見つけて追いますね姫様。」

「お願いねエイミ。」

 

まるで普通の少女のように顔を赤らめながら明日を楽しみにしている姫を愛おしむ様にエイミはレオナを見る。

 

帝王学を修め、二年後には結婚をするとはとても思えない程のレオナの初々しさに微笑ましくなりながら辞去の挨拶をして部屋を後にし、レオナが特に大切にしている服を仕舞っているクローゼットに向かう。

 

 

服と当時身に付けていた冠と装飾品一式が無事見つかり、天候も晴れてレオナはご満悦で傍らにいるヒュンケルに念入りに指示を出す。

 

「良い事ヒュンケル、今日は本当に護衛はいらないのよ。」

 

それこそ影にお供も不要だと。

 

「承っております姫君・・・そもそも何かあっても俺達の出番は皆無かと。」

 

レオナの下す命令に、ヒュンケルとその部下たちが苦笑しながら受諾する。

何せ今日は・・・

 

「ごめんレオナ!途中で経済学の先生に捉まっちゃって。」

 

息せき切って走ってくるダイとデートだからだ。

 

三界の調停者としてこのほど正式に天界から任命を受け、今や押しも押されぬ正しく三界の勇者であるダイに勝てるものはおらず、互角に戦えるものはハドラーかバーンしかいないのだから。

 

ダイは勇者らしくオールマイティであり、魔法戦も素手での格闘戦もお手の物であり、生来の勘に磨きをかけて少しでも邪で危害を加えるものを見極める様になっている。

 

万が一の毒物による暗殺の危険もあるので飲食だけは事前に指定してある店に、予め騎士達が待機しており、そこだけはレオナに我慢してもらっている。

 

一国の跡取り自覚があるレオナもそこで駄々をこねる事は無く了承しているが、他は本当にフリーであり、二人きりのデートを満喫する満々であり、隣にいるダイの姿をじっと見つめる。

 

この一年でダイの身長は大幅に伸びてわずかではあるが自分の背を抜いてくれていた。

ダイは細身のまま筋肉を維持しているのでスタイルも良く、今着ている服と良く似合う。

 

今日のダイの服は白い長そでシャツに青色のベストと同系色のスラックスに茶色の皮のハーフブーツで、程よく引き締まったダイと良く似合うとレオナとついてきた侍女たちが顔を赤らめてしまうほどにいい男ぶりである。

 

レオナ達がダイを鑑賞している間、ヒュンケルとダイはレオナの安全を第一だと話し合い、少しでも面倒事に巻き込まれる前にさっさとルーラでその場を離れる手筈にして二人は大勢に見送られる中デートに出掛けた。

 

本来であれば王族の姫君がお外デートなぞしないのだが、そこは大戦の為に世界中を駆けずり回ったレオナと、元来在野育ちのダイが白で窮屈な状況を我慢しなくていいようにとのレオール王の配慮の下、結婚するまでお忍びデートを何度かさせてあげようと白の大臣・年配の官僚たちの提案の下デートが許可された。

 

デート当日の半月前からお達しを貰ったダイとレオナは大喜びして、最初のデートは何処に行こうか、何をしてどんなものを食べようかと勉強の合間の休息中に話し合い、ダイの要望でパプニカ城下を散策するようなデートから始めようとなった。

 

ダイもそうだが、姫君たるレオナも耳年増ではあるが本当のデートなぞした事なぞ当然なく、最初は二人で楽しく出掛けるだけでも楽しそうだとなって気軽お出掛けのようなデートとなった。

 

次回は甘い雰囲気になれるデートの場所をエイミやマリンに聞く事にして。

 

 

「安いよ安いよ!パプニカ特産の果物がたったの・・・」

「そこのカッコいいお兄さん!お隣のお嬢さんにこのネックレスはどうだい?法服によく似合うよ!!」

 

昼の市の賑やかな中を、手を握って歩くダイとレオナを露店の店主たちが、デートの記念にどうだとあれこれと声を掛けていく。

 

中には子供の袖引きが来て、綺麗なお姉さんには綺麗な宝石が良く似合うよという口上を二人は微笑まし気に見て、物を見せて貰う。

 

「・・・綺麗なサファイア・・」

「へへ!兄ちゃん!!これ綺麗だって言ってくれてる!!!」

「おおそうか・・・・・って!!あんたら!!!!」

「あ!!・・・・お前達どうして・・」

「ちょっと何か・・・・あ!!!姫さ・・」

「しぃ!!!」

「何じゃ・・・何のおや・・・これは勇者様に姫君様ではないかの・・・・お忍びかの?」

「あ!あんたらは!!・・・ずるぼんが叫ばないように言っておくからとりあえず手を放してやってくれないかレオナ姫様。」

「・・・・あのお爺さんの言う通り、今日の私達はお忍びなのよ・・・・だから、ね?」

 

後から来た老人との取りなしとレオナの言葉に、口を塞がれたままコクコクと頷いくずるぼんをレオナはそっと離し、お互いに距離を取ろうとした時、まぞっほが意外にも露店の奥へと二人を招いた。

かつての小悪党、偽勇者一行のアジトへと。

 

「少し目立ってしまった様じゃ。少し中で時間を潰していきなされ。」

 

まぞっほの言う通り、レオナが姫だとばれた様子はないがずるぼんの口を塞いでしまった事で少々目立ってしまったようで物見高い人の人だかりが出来つつある。

二人はまぞっほの言う通り露店奥にある天幕に招き入れられて中へと入る。

そこは意外と広く、清潔感に溢れていた。

 

「ここは今のところ儂等の住まいじゃ。ずるぼんが今台所でお茶を淹れに行っておるからそこらに掛けてくれ。

茶菓子はでろりんが買いに行っておる。」

「あの・・・・貴方達は?」

「ほっ!そうじゃったの、そちらの勇者様と儂等は面識があるが、確か姫様とは初対面でしたな。

勇者様達から聞いてはおりませんかの、偽勇者一行の事を?」

「貴方達が?」

「今はこの国の山奥の洞窟奥の宝石を採る許可を得て、真っ当に働いている者ですがの。」

「ええ!あそこの鉱床は物凄く硬いか柔らかすぎて採掘するにもリスクと採算が合わなくてうち捨てられてるあそこを⁉」

「・・・レオナそこ知っているの?」

「うん、手つかずだから何度か挑戦しようとしている人達が申請出し手は何日で利権手放すか官僚達の話のタネになっているのをちょっとね・・・」

 

レオナの少しばかり歯切れの悪い言葉にも、ダイは追及する事無くスルーしてあげながら、かつて偽勇者一行をしていた者達の現状を知った。

 

追及の無い事にレオナは心の中で滂沱の涙を流してホッとする。

何日で利権を手放すかを、まさか官僚達と賭けていたのは知られる訳にはいかない!お転婆だけのイメージで十分だ!!

 

 

「お前さん達がロモス王国を救った後、儂等もこ奴等もまぁそれなりに出来る事をしてはいたのじゃがの・・・そうできる事は無かったのじゃよ。」

 

お茶を淹れ、お茶菓子も届いて全員が腰を落ち着けたところでまぞっほは一行の年配としてこれまでもことをぽつぽつと二人に話していく。

 

世界を救う本物には及ばなくとも、其れでも初心の頃に抱いた人を助ける事をすべく一行で世界を回ったが・・・・大戦が終わるまでの間は鬼岩城がパプニカを襲った以外は世の中平和だった。

 

それもそのはずでティファの言うところの-原作-と違い、地上のモンスター達は破魔の石のおかげで凶暴化はせず、ハドラー大戦の様に山間や海辺など国が助けてあげられないところなぞなく、バーンの柱落としの時もメルルと精霊達の活躍で犠牲者どころか怪我人もおらず、本当にやる事が無かったのだ。

 

それでも彼等は腐らなかった。あのダイ達なればきっと勝つと信じ、ならばその後の復興でと思った。

 

「・・・・あんた達も変わったんだね。」

 

出会った時のあの欲望の限りを尽くそうとしてたでろりん達の様変わりに、ダイがポツリと呟く。

 

何の罪もないモンスター達を倒しては褒賞を受け取っていたあの偽勇者一行が、地道な人助けをして今はこうして真面目に働いているのが嘘のようだと。

 

「そりゃあさ・・・俺達みたいな小悪党なんて早々変われるもんじゃねえんだろうけどさ・・・・おたくの魔法使い君のおかげなんだぜ?」

 

ダイの言葉に俯く中、でろりんがダイに話しかける。

 

「ポップが・・・・・何かあったの?」

 

でろりんの言葉に、どうしてそこでポップの名前が出るのか不思議なダイはでろりんの顔をしっかりと見て問うた。

見ればでろりんの瞳は、当時出会った時のあの濁った眼でも、再会した時のあのおどおどとした眼でもなく、しっかりとしたいい眼をしている。

性根の座った良い眼だと・・・それにポップがどうかかわったのだろうか・・

 

聞いてみればロモス決戦の時、ポップが敵の大軍に怯えて宿屋に残った時、まぞっほが-お節介-をしたところから始まったのだとか。

 

ダイとレオナもその話は知っている。今の自分の戦う理由たる-仲間を見捨てない-という答えを出す手助けを、まぞっほにして貰ったからこそ出せたのだと事あるごとに話しているからだが、その中にはでろりん達はいなかった筈なのだが。

 

「俺達もさ、あの魔法使いの坊やが俺達みたいに落ちこぼれになっちまうんじゃないかって・・・」

「私達も挫折の果てに・・・・許されるとは思ってないけど楽な小悪党の道を選んだのよ・・・」

「あいつは俺達から見れば-本物-の予感がしてな・・・まぞっほがあいつの所に行った時俺達も部屋の外にいたんだよ。」

 

ダイと共に行動しようという命を懸ける将来のありそうな若いのが、自分達のような薄汚れた小悪党の道に落ちかけるのを見逃せなったので・・・要はでろりん達も小悪党でありながらお人好しな部分が残っていたのだ。

 

そしてポップの苦悩と其れでも出して見せた答えに、でろりん達の小悪党の心は打ち砕かれた。

 

戦いも敵の大軍は怖い、其れでも、それ以上に仲間を見捨てる方が怖いのだというポップの答えに。

そして王城で強敵たるクロコダインに殺されかけても言い放った言葉が決定打となった。

あの時の戦いを、でろりん達もまぞっほの水晶の遠見で見ていたのだ。

そこに映っていたのは、ダイだけの活躍ではなく、ポップの勇気ある言葉もあったのだ。

 

「仲間を見捨てて自分だけぬくぬく生きてるなんて・・死ぬよりカッコ悪リぃ・・そう思っただけさ・・」

 

自分達よりも年若い、成人もしていない子供が勇気をもって道を進もうとしているのに、自分達は何をしてきたのだと。

 

「だからさ、派手でなくとも俺達は真っ当に生きていこうって決めたんだよ。」

 

時折自分達の過去を知る者がいて詰られようと自業自得であり、-今やっている事業-を細々とでも継続していくのがあの時、炎の魔法使いから勇気を得た自分達なりの世に対する償いなのだと。

 

「・・・・もしかして、時折各王宮に匿名で宝石の山が寄贈されるのって・・」

 

一月に一度、纏まった量の宝石が原石がパプニカのみならず各国の王宮に届けられているのは・・・

 

「・・・・昔偽者としてもらった褒賞金は使っちまってな・・・」

「そう、手つかずの鉱床からだったのね・・・・どうしてもどこの鉱床からか分からなかった訳だわ。」

 

国営と大手の鉱床から産出される原石だったら何処からの気増加は直ぐに分かる。

 

原石にはそれぞれの鉱床の特徴がきちんとあり、届けられ始めたのと手つかず鉱床の申請が一年前にあったのが最後で手放されたという話は出ておらず、丁度各国に原石が届いたのと時期が一致している。

 

よく見れば、でろりんとヘロヘロの顔は手や腕など見える所は細かい傷があり、それはずるぼんが何度ベホイミやホイミをかけてもついてしまう傷が、残るようになった証であり、本当に頑張っている証拠であった。

 

「そう、なら非公式になるけどー私ーからのお礼を受けてください。」

 

彼等の言葉に偽りはないと判断したレオナはおもむろに立ち上がり、座っているでろりん達に頭を軽くではあるが下げ、でろりん達の度肝を抜いた。

王族が、それも次期女王が軽くではあっても小悪党だった自分達に頭を下げてはいけないと、顎を外して鼻水を流しながアワアワしながらレオナの頭を上げさせようと躍起になるでろりん達を見て、ダイは軽く吹いてしまった。

 

「レオナ、お礼って言いながらみんなを困らせたらダメだよ。」

「あらダイ君!!私本気なのよ!」

 

それは余計質悪いと思ったレオナ以外の皆んなはきっと悪くない。

しかしレオナは本気で礼を示したかったのだ。

大戦は甚大な被害が各国に出る前に終われたが、柱の場所に住んでいた者達の新たな居住地や、パプニカの鬼岩城の被害にあった場所、遠洋漁業で生きていた者達は、養殖場も含め凶暴化したモンスター達に荒らされそれなりの被害がある中、本当に微々たる額の原石であれ、見返りを求めない善意の匿名の寄贈品が毎月同じ日に届くたび、各国の首脳陣の励みとなったなのだ。

善意を受けて喜ばない者はおらず、絶える事なく一年続いた事が更に喜ばれたのだと言われ、たいした事をしているつもりはないでろりん達は恥ずかしくなる。

 

それで殺してしまった罪なきモンスター達が蘇る事はなく、それでも地道に償う道わ自分達なりに歩いて来ただけのつもりであったのに・・・

 

外も落ち着いた頃、二人はもてなされた事にお礼を言いながらでろりん達の店を後にしようとした時、あの客引きの少年が小さな原石を持ってレオナに近づいてきた。

 

「これ!俺がでろりん師匠から教わりながら掘ったもんです!!なんか俺のせいで騒がせて・・」

 

しょんぼりとしながら、詫びの品だと渡されたのは加工すれば綺麗なアメジストになる原石を受け取り、レオナはにこりと笑って受け取る。

この少年は知っているのだろか?

アメジストの宝石言葉を・・・

 

「でろりん、あの子は?」

 

すっかりでろりんと打ち解けたダイは、でろりんに敬称を付けずに少年の素性を尋ねる。

 

「あいつは孤児だったんだよ。つっても先の大戦のせいじゃなくて、流行病で両親亡くした奴でさ、孤児院で馴染めなくて家出してたのを半年前に俺達が拾ったんだよ。」

 

原石を運んでいる時盗もうとした奴で、叱ろうとすれば俺みたいな奴殺せばいいだろうとか、なんとも捨て鉢であった。

人の善意を知らず、このままでは自分達以上の悪党になりそうな子供を強制的に連れ帰り、風呂ででろりんが丸洗いをし、古着だか綺麗な服を無理矢理着せて、とりあえずスープを飲ませて今に至る。

最初の頃は自分達に敵意剥き出していたので同じ事を数日間実行し、暖かいベットで寝かせているうちに幾分和らぎ、なんで孤児のガキにここまですると言う言葉に、ガキなんて汚い言葉言うなと、意外と言葉を綺麗に使うまぞっほとずるぼんに叱られながら、かつての偽勇者一行以上の悪い道に行こうとする者をー見捨てられなかったーと言われた少年・ジンは、そんなお人好し達がいるものか、自分を見目よくしてから売るんだろと中々信じなかった。

 

それでも、その言葉に四人の大人は誰も怒る様子はなく、そう思うのが普通だなと笑っている変な大人に、ジンはいつしか心を開いていった。

いつも難敵な鉱床に傷ついて帰ってきても、沢山採れたと笑うでろりんとへろへろが頼もしく、原石を加工から販売まで沢山の職人達に交渉するまぞっほがカッコよく、傷だらけの二人を癒し沢山のご飯を作って洗濯して家を守りながら鉱床に行く二人の無事を祈るずるぼんの健気さに、ジンは一度だけ信じてみようと思った。

ドブの中で生きてきた自分を、この人達はもしかしたら本気でと、信じたいと思って鉱床の外での手伝いをし始め,そして昨日初めて自分で採った原石を、レオナは渡されたのだ。

 

本当の意味での宝物なのだと、受け取ったレオナは原石に重みを受けた気がする。

 

この原石には様々な思いが詰まっている。

ポップの勇気がでらりん達を変え、巡り巡って一人の少年の人生の助けとなる・・世界は本当に良くも悪くも繋がり、様々な者達をも繋ぐ大河の中で、奇跡的に出会えた良き思いを受け取ったのだから。

 

これは受け取れないとレオナは返す事なく、アメジストを丸に加工しお守りの腕輪にして毎日つけるとジンに約束した。

良き出会いを忘れない為にと。

 

その言葉はジンだけではなく、ダイとでろりん達も喜び、レオナとダイが見えなくなるまで五人は見送り、そしてまた商売に勤しむ。

 

自分達の日々の糧を真っ当に稼ぐ為に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後でろりん達の一月に一度の匿名寄贈はー百年ー経っても絶える事はなく、レオナとダイが匿名を明かす事はなかったので各国も調査で知ってもそのまま匿名として受け取り、大戦の復興後も孤児院や病院、学校などの公共事業に使われる事になる。

 

まぞっほの居場所をダイから聞いたポップは、すぐさま市にすっ飛んでいきまぞっほとの旧交を温め、メルルの宝飾品の買い付け先はここだと固定されでろりん達を驚かせる。

そしてお金が貯まったと、ー姉ーのずるぼんとへろへろに漸く新居を持たせられるとでろりんは一息つけた。

式は挙げていないが事実婚の姉とへろへろが存分にイチャつけるだろうという話を聞いたポップは、式挙げないのかと聞いてみれば苦笑して返された。

小悪党の自分達を詰る者達が意外に多く、騒動のタネになりたくないとか・・そんな事をポップが許せるはず無かった。

 

「罪償う奴の邪魔して嗤う奴なんて俺がメドローアで消滅させんぞ!」

 

いいから式挙げんぞと、メルルの日常品に使う宝飾品を纏めて買って資金を強制的に作らせ、後日パプニカの片隅の教会で、身内とダイとポップとお忍びのレオナとマァムの立ち会いで式は挙げられた。

 

面識のない人がでしゃばるのもというティファの言葉でそのメンバーとなり、マァムはポップがロモス城に来れたのは貴方のお陰だとまぞっほに礼をしておおいに照れさせ、ポップは光の精霊の力を借りて、へろへろとずるぼんが教会からバージンロードを通って出てきた時、青空に光の軌跡で、

[結婚おめでと!!末永く幸せにな!!!]

 

と、綺麗な贈り物を渡し、二人のみならずでろりんとまぞっほを心の底から喜ばせた。

 

元であっても偽勇者だった自分達に、こんな素敵なものを贈ってくれるポップは、矢張り本物であってくれたのだと様々な喜びを与えてくれた事に

 

そして更にお金を貯めた彼等が、小さいながらも孤児院を開き、それは王家のお墨付きを貰い、長い年月パプニカに根付いたとか・・




このお話はここまで

原作と違って完全彼等の出番と見せ場をとってしまい、それでも裏で真っ当に生きてきた彼等を出してあげたかったのです。

この作品ではでろりんさんとずるぼんさんは姉・弟として、へろへろさんと結婚しました。

彼等がパプニカに拠点を構えたのは手付かず鉱床があり、かつ暖かい国に住みたいのでこことなりまし。
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