勇者一行の料理人   作:ドゥナシオン

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小石の投げられた世界:代価と代償・・・

他界に来たというのにぐっすりと寝られた俺の神経は図太いのだろうかと、ティファが式に調達をさせた寝間着に着替え、同じく寝間着に着替えた妹と同じ部屋を割り振られたポップは眠れるのだろうかと思っていったら・・・・爆睡した。

夢も見ずに同じベットで眠っていたティファを抱きしめて。

 

疲れていたのだろうと、自分の起きた気配で目を覚ましたティファに優しく諭されるように言われた。

結婚式の時から緊張の連続で、いわんやこんなとんでもない目に遭って疲れない人がいたら見てみたいと、さしもの三界一とんでもない娘と評されたティファからのお墨付きに、自分の神経がおかしくなったわけではないのだと安心をしたポップは、先に部屋の隅で着替えてティファが着替えられるように表に出る。

共寝はいいけれどもさすがにもう着替えの場にいては駄目だろうという・・・他界の女性陣が聞けば、共寝ももうアウトだろう!!という突っ込み待ったなしの考えをしながらポップは外の井戸を借りるべく城内を歩けば、少し先の曲がり角辺りでチウと誰かの声が微かに聞こえた。

 

「・・・・だがしかし・・・」

「・・・・・んです、-ソレ-を使っていただく事で皆さんが・・・」

「分かった・・・・お前さんの想いは確かに受け取った・・・・には・・」

「はい・・・わず・・・」

「おい。」

「わぁ!!!」

「・・・んだよ・・・肝が小さいんだな意外と。」

 

チウと誰かの声の内容が気になったポップは、近づいたらバレるだろうと歩みを止めて聞き耳を立てていれば、マトリフに声をかけられ飛び跳ねるのを、五月蠅い声だと顔をしかめられるのに、ポップの顔は熱くなる。

他界とは言えども、矢張り師と同じ者に叱責の様な事を言われるのは堪えるのを、お前さん真面目な奴だなと当のマトリフに言われた。

 

「俺んところのあいつなら、いきなり声をかけて来るからだって噛みついてんぞ?」

「いや・・・戦場でこんな事が会ったらきっと俺死んでるからさ・・・感覚鈍ってんだな俺・・」

 

それはいつの頃からの感覚を指しているのか、大戦が終わって三年経っているというポップ達の情報で知っているマトリフは直ぐにピンとくる。

そして溜息をつきかけた少し大きくなったポップの背中を思いっきり叩いた。

 

「平和に慣れて何が悪いってんだよ、え?お前さんは結婚してあともう少しで可愛い手前ぇの花嫁さんと仲良くするところだったんだろう?」

 

それが一転してこんな事になったというのにきちんと対応できている方だとマトリフに言われ、ポップは少し心が温かくなる。

ティファはもっと動けているのに自分はと少し落ち込んでいるところがあったのを、お前もきちんとできていると認められたようで。

 

「ありがとう・・・マトリフさん。」

「・・・あいつと同じ顔と声の奴にそう呼ばれるってのは何か落ち着かねぇんだが・・」

「あ~・・俺にとって師匠は向こうのマトリフなんだ。」

 

同じ顔と声をしていてもしかしたら経歴だとしても矢張り違うのだというポップにマトリフは得心してそれじゃあ仕方がねぇなとニンマリと笑う。

自分だとてこの目の前のポップを弟子だとは思えない。

自分の弟子はもう少し臆病で・・・それでも明るく自分の辛い特訓を放り出さずに修めてくれたまだ幾分幼さを残したポップこそが、自分の愛弟子であるのだから。

 

「あれポップ?あ、マトリフさんもおはようございます。ポップ、ティファさんはもう起きてる?」

「おはようチウ。今着替え終わったところだと思うぞ?」

「そう、ちょっと行ってくるね。」

「あ!・・・あいつも忙しねぇな・・」

「・・・・元気だなあのチウも・・」

「あいつは自分のやる事を良く知っている奴なんだ。」

「そうか、良い仲間だな。」

「へへ・・・自慢の仲間だ。」

 

ポップはチウの自慢をしている間、チウはティファのいる部屋を訪れそして預けていたものを受け取り、そしてまた部屋を出て城内を駆けていく。

 

-コレ-を渡すことはきっと、この世界とそして自分達の為になるから助けすぎる事にはならないからだと考えて。

 

そして用事を終えたチウは、大広間から朝食の匂いがしたので行ってみれば昨日の様にティファ達が皆にご飯をよそってる。

その中にフローラの姿もあったので少し驚いたが、そろそろこちらのチウも目が覚めるだろうとチウと老師のいる部屋に向かい、ノックをしていいよと老師の声がしたので入ってみれば、ベットの上で体を起こしているチウがいた・・・・どう挨拶すればいいのだろうと、さしものチウも悩んだ。

 

他界の自分ですなんて・・・言って信じてくれるかな?

 

チウの懸念は当たった・・・・朦朧として目を覚ましたこの世界のチウは、先ずベットの横を向けば自分の大好きなブロキーナ老師がいた事にまず驚いて跳ね起きてしまい衝撃で傷全てが痛むのを老師はまだゆっくりとしていなさいと泣きそうな声でチウを座らせ落ち着かせようとしたところに、服こそ違え寸分たがわぬ自分が扉から姿を現したのだから絶句してそして

 

「君は誰だ!!!!?????」

 

・・・・・隠し砦に大絶叫がほとばしり、それを以てこの世界のチウの目覚めに気が付いた仲間一同は、朝食の旧じをほっぽり出してチウのいる部屋に猛ダッシュし・・・そして

 

「ピィィィ!!!!!」

 

真っ先に辿り着いたのはゴメちゃんだった。

 

「ゴメ!お前無事だったんだ・・・よかった・・・パピィやマリベぇは!!?」

「ピィ・・ピィ!!」

「そう、今はこの砦の中で大人しくってるのか。」

 

チウは抜け駆けをしようとして巻き込んだ自分の獣王遊撃隊の隊員であるゴメとパピィとマリンスライムのマリべぇを守るべくフェンブレンの刃をその身で防ぎ・・・そこから記憶がない。

起きて自分と同じ者と老師の存在に驚いたが、ゴメちゃんの姿を見た瞬間そんな事は吹き飛び、隊員ゴメと、パピィとマリべぇの無事を知ってほっとする。

自分は隊長として、隊員を守りきれたことに・・・巻き込んでしまった彼等の命を守れた事にほっとしたのもつかの間で

 

「バッカ野郎!!!!!」

 

仲間のポップが火を噴いた!

 

「お前自分が何したか分かってんのか!!お前・・・お前が死んじまって何があるってんだよ!!」

「ポップ!!チウは私達の為に・・」

「こいつ甘やかすなマァム!!確かにこいつは頑丈かは知らねぇがな・・・それでもハドラー達が目を光らせていた場所で探索なんかして無事に帰ってくるほどの力量はこいつにはねぇだろうがよ!!」

 

助かったのは本当に偶々バランも時を同じくして死の大地への入口を探索していたからこそであり、そんな奇跡的な事が早々に起こるわけがない。

これで結果的に助かった云々言われても、今のポップは納得をしない・・・仲間の死を誰よりも怯えているのは普段はお調子者で、戦いになれば火を噴くポップであるからだ。

 

勇気と無謀を間違え、死にかけたチウを案じて泣いたのはほかならぬポップであり、それを知っているダイ達は何も言えない。

眠るチウの手を取り、馬鹿野郎といっと泣きながら言っていたポップのあの姿を見ているから。

 

その姿に、普段は自分に偉そうに言うなと憎まれ口をたたくさしものチウも反論が出来なかった。

自分は相当・・・この普段は頼りなく、時に自分の感情を乱して勇者を危機に陥れてしまった魔法使いに心配をかけてしまったようで、周りを見回せばダイも同門弟子のマァムの、そしてヒュンケルとても憂い顔をし、クロコダインは涙をこぼしている。

 

「・・・・ご・・・めんねポップ・・・」

 

チウは、ポップと出会って初めて謝った。

時には憎まれ口の応酬で一緒にマァムに叱られて、そこがまた癪に障ると言い合っていた相手に、チウはボロボロと泣いて誤った。

自分は確かに手柄を立てたいと思ったが、根底にあったのは勇者一行の仲間になったのだから、彼等を・・・ひいては目の前のポップの助けにもなりたくて、其れなのに心配と、ポップの言う通り本当に自分だけではなく隊員達も殺しかけた自分が情けなくて、自分のぐしゃぐしゃとしている顔と同じ顔をしているポップに本気で謝るのを、ダイ達もうっすらと涙を流してチウの復活を喜ぶ。

これで本当に勇者一行の仲間全員が揃ったのだと。

 

「・・・・他界・・・そしたらこの人達は・・・・僕等とは違う世界の人達だっていうのかい?」

 

この世界のチウ君は原作みたく少し大人びた話し方をするのだなと思いながら、この砦の中で一番-そう言った事-に詳しいティファが説明をしてどうにか自分から得た情報を咀嚼するチウをせかす事無く見守る。

 

チウが目を覚ました事で、ロモス大会からの付き合いであるゴメスやフォブスター達もきて部屋が狭くなったので、とりあえずダイ達以外は朝食を摂りましょうとアバンがほかの者達を大広間に戻し、ダイ達とチウ自身が落ち着いた頃合いを見計らってティファがチウに今この世界で起きている事の一端をゆっくりと教えている。

 

「そしたら、あそこにいるのは別世界の僕?」

「あ・・・チウさん・・・でいいかな。私にとってチウ君はあちらのチウ君だからね。

確かにチウ君はチウさんと同じ腫族ではあるけれども-同じ-ではないよ。」

「へ?だって別世界でも同じ老師様に教わっているって・・」

「それでもね、君とチウ君は別人だよ。別世界が存在していても同じ人物なんて存在しないよ。君は君でチウ君はチウ君だ。

似たような世界であっても、まるっきり同じ経験をしている人はいない。考え方もしゃべり方も経験も違う、だから君とあっちのチウ君は別人なんだよ。

加えて言えば、この世界のポップさんと私のポップ兄も全くの別人だから覚えておいて欲しい・・・・もしかしたら私達を迎えに来てくれる人達もそろそろ姿を現すころだからここにいるみんなも覚えておいて欲しいです。」

 

似姿は同じでも、性格も考え方もまるっきり違うのだと、ティファはそろそろ迎えが来るのを考えてチウを通してダイ達にも伝える。

もしも兄やヒュンケルや・・・・・来たらとっても困るけれどもごり押しできそうな-あの人達-がもし万が一来てしまっても大丈夫なように・・・・まぁ常識人のハドラーは絶対に来るまいとは思うのだが念のためである。

 

その説明にダイとチウは頭がこんがらがりそうになりながらも必死になって理解しようとする中、慌てた足音と共にノヴァが現れた。

 

「ダイ!!君のお父君が・・・・バランが目を覚ました!!!」

 

ノヴァの告げた言葉に、ダイの顔から一切の表情が抜けそして駆けだした。

昨日この砦にいる者達はバランを受け入れてくれたことでティファが筒から出し、ダイと同じ部屋で寝かせていた。

ダイも眠る父の側にずっといたかったが朝食の支度の手伝いをして、ついで父が目を覚ましたらすぐに食事ができる様に二食持っていって部屋で食べようと考えていたのだが、チウの目覚めに喜びここに来たのだが、ダイの代わりにバランの様子を見に行ったノヴァは、寝台の腕で身を起こし茫乎としたバランの姿に驚きそしてすぐ様ダイに知らせに走ったのだ。

 

「親父!!親父!!!!」

 

ゴメとポップ達も慌ててダイの後を追い、未だに傷が癒えていないチウも走り出そうとしたのでクロコダインがすぐに察して抱き上げ駆けていき、青年ポップとチウも駆けていくのをティファは重い表情で見つめるのを、ブロキーナ老師がどうかしたのかと尋ねた。

 

「君も他界とはいえ竜の騎士の子なのに、心配じゃないのかい?」

 

確か他界のダイの妹だと言っていたはずで、バランが心配ではないのかと聞かれたティファは重々しく答える。

 

「私の万能なる万能薬は完璧です。」

「そう・・・助かっている自信があるから行かなくていいのかい?」

「・・・そうではありません・・・」

 

結果が分かっているから落ち着いているのかという老師の再度の問いに、ティファの心は重くなり、返答をするよりも実際に見てくださいとブロキーナ老師を誘いダイの部屋に行けば・・・ティファの考えている通り、ダイの悲鳴にも似た声が聞こえてきた。

 

「そんな親父!!俺はダイ・・・親父と・・・会った事ないけど母さんがディーノだって名前を付けてくれた親父の子供だよ!!なんで俺の事わかんないのさ!!」

「ディーノ・・・・あの子は・・・其方ほどに大きくはない・・」

「そんな!!だったらここにいるポップのこと忘れたの!!??魔王軍で一緒だったヒュンケルとクロコダインは?親父の事を叩いたゴメちゃんやレオナの事もおぼえていないっていうの!!???」

 

ダイの悲痛なる声に、竜の親子の感動の再開を見られるはずだったポップ達の顔は青ざめ、バランは一体どうしたのかとダイと共にバランに詰め寄りかけたその時

 

「そこな御仁を見るので通してください。」

 

・・・この場では小憎らしいとも思える程の冷静な声と言葉を発したティファに遮られる。

溜息をつき、何か嫌な予感が当たってしまったという表情をしたティファの顔を見たポップ達は、自然と道を空ければ

 

「ソアラ!!!!」

 

ダイを見た時は戸惑いを見せたバランが、ベットから飛び出しティファに抱き着こうとしたが体は言う事を聞かずに泳ぐようにベットから落ちかけるのをソアラと呼ばわれたティファが受け止めそしてバランをベットに押し込んだ。

 

「初めまして竜の騎士バラン殿、私は貴方の奥方ではありません。

ご存知かどうかは知りませんが、この世界には異なる世界が存在します。

私はその異なる世界の竜の騎士バランと、確かに先程貴方が呼んだアルキードの元王女ソアラの娘でティファと申します。」

 

わざと硬い声を出しバランの考えを否定する。

それこそアバンが考えたようにこの世界のバランと明確に線引きをするべく。

その声音に冷水を浴びせられたようにバランは少し落ち着き、目の前の少女の言葉を吟味しそして辿り着いた答えを口にした。

 

「異なる・・・・其方神隠しに・・」

「そちらはご存知でしたか。ならば話が早くて助かりますが・・・・今あなたの記憶は-どこまで-あるのかそちらから先にお願いします。

何故も何もは受け付けません。時間が惜しいのです、疾くお答えください他界の竜の騎士殿。」

 

有無を言わさぬ最愛の妻を幼くしたような少女の言葉に気圧されたバランは、様々な疑問を胸の中に押し込めそして自分が最後に記憶した情景を話した。

即ちソアラは己の子を身籠り、自分はそのソアラと共に己の母たる聖母竜マザードラゴンが信仰されているテランへと逃げ、そして一人の玉のような男の子を授かり、アルキード地方の言葉で強き竜という意味を持つディーノと名付け、そして一年近くを共にしていたある日、アルキードの王に居所を知られてそして兵士達が来た。

 

ー自分は大人しく捕まる、だからソアラと子供達には手荒な事をしないで欲しい。ー

 

竜の紋章を使えば逃げ切れることは訳が無かったが、二人の無事と引き換えに捕まり

 

「私は・・・三人の魔法使いのメラ系の呪文で処刑されたはずだが・・・・」

「そんな・・・・」

 

処刑までは覚えているが、目覚めれば見知らぬ場所で、ソアラに似た男の子に親父と驚いたと話すバランに、ダイは途方に暮れて泣き沈み、こんな酷い事があって良いのかと、先程は嬉しくて流した涙が・・・今度は苦くて苦しい涙を流すのを、ティファだけが仕方がない事だと考えるながら、バランに竜の紋章を今出せるかと問えば、こんな状態の父に何をさせるのだと怒るダイを一瞥し、そして再度バランに促す。

 

二度目のティファの要請に、バランは額に闘気を集中させたが・・・

 

「馬鹿な・・・紋章が・・・・私の力が・・・」

「バランさん。」

 

竜の紋章はおろか、闘気も魔法力も感じられずに狼狽するバランに、ティファは重い溜息と共に今バランの身に起きている真実を話す・・・それが当人と周りにとってどれほど残酷な事であっても告げねばらなない。

 

「貴方はその時死ねませんでした。しかし、それから歳月が流れ、ここにいるあなたのご子息であるディーノ君を守る為に命を落としたのもまた事実です。」

「な・・に?馬鹿な・・・・あの子は赤子だったのだぞ!!それにこの子がディーノであればソアラはどこにいる!!!この城はおろか周囲にもいないのは気配で分かるぞ!!」

 

妻に似た少女の言う出鱈目にバランは激高する。

目の前の少年は確かにソアラの面影があるが、ディーノは赤子であり、そしてそれが真実だとしてもソアラはどこにいるのだと。

その言葉にダイはショックを受ける・・・まさか親父は・・・

 

「バランさん、とりあえずあなたに今起こっている現象だけ申します。」

 

いやだ・・・聞きたくないとダイが思う中、残酷なる真実をティファは告げる。

 

「貴方は一度死んだ。魔界の黒魔晶で作られた、貴方も知っている爆弾と呼ぶのも生ぬるい悪夢の兵器、黒の核晶からその子供を守る為に体を張って命を落としたのです。」

「なんだと・・・・そんな・・・・あれを受ければいかなる秘呪・・・それこそザオリクを使ったとて私が生き返る筈も無いではないか!!」

 

かつて一人で魔界のヴェルザー討伐をした時、魔界のヴェルザー領大陸の大半を吹き飛ばしたあの超兵器を受ければ、生命エネルギーはゼロとなり、それでは生命を復活させる呪文・秘呪文であっても蘇らせることは不可能であると叫ぶティファに、そこは同意する。

 

「まさしくそれこそが私達が異界から連れ出された理由なのです。

私はそのように、生命エネルギーも尽き果て多少であれば魂が欠損をしていても蘇らせる万能なる万能薬を作り出しました。」

「な!!・・・・神の・・・・御業にも匹敵するものを其方が・・」

「はい・・・私の世界でもあれは最後の薬でしたがそこはもういいのです。

問題は・・・貴方です。

貴方この世界では確かに死すべき運命にありました。」

 

何故ならば蘇らせる術がこの世界には存在しないから。しかしこの世界のマザードラゴン達がその理を捻じ曲げた。

死すべきはずの生命を、それこそ世界に影響を与えうる力を魂に宿した竜の騎士の復活劇は、マザードラゴンの消失だけでは贖いきれず

 

「その代償を、あなた自身も支払ったのです。」

 

当人の望んだ事ではないとはいえ、この世界にも存在するであろう対価や代価を支配する神にとってはそんなバランや周りの考えなど一考するに値せず、理の捻じ曲げを引き起こしたマザードラゴンとそして当人から支払いを求められた結果

 

「マザードラゴンは現世での肉体は消滅し、程なくすれば思念も魂も消え果てるかと。

そして貴方自身は持って生まれた力全てと・・・・最愛の息子と結べた縁を持っていかれたのだと、私は推察します。」




今宵ここまで
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