勇者一行の料理人   作:ドゥナシオン

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世界に散らばるいし達:エピローグ⑮

むぅ・・・・私そこまで可笑しな意見出してないのに・・・・大魔王以外のみんなが頭抱えて!ハドラーなんて胃薬あるかとかザムザさんにこっそり聞いてるのばっちり聞こえてるんだよね!!

 

 

自分の提案が思った以上に・・・・ぶっちゃけ言えば-理解不能な事を聞いてしまった-という後悔している反応に、当然-大真面目に考えた良き未来の為の私の計画-発表をしてこんな反応を帰されたティファは当然憮然とする・・・・理解不能な事を聞かされた側としては頭痛くなるのは当然だという思いが憮然としているティファに思うのだがそれは兎も角、ティファの発案は-前半-は至極真っ当だったことは常識・良識人の時代の大魔王ハドラーは評価している。

 

現に魔界の政務の大部分を担っているミストも-途中-までは良きアイディアだと相槌をうっていたのはばっちりと見ていたし、隣で自分と同じように頭を抱えているアバンとマトリフも安心して聞いて居られた良きものであった。

 

 

 

ティファが幸せ一杯の朝食を摂り終えて少ししてから、ザムザによるダイ達の健康チェックが終わりバーン達とティファのいる大広間に集まり、ミストが用意したサンドイッチなどの軽食をダイ達が食べている間に、ティファはバーン達に早速自分達で話をした事を大人のみんなに是非聞いてもらいたいと打診し、食べながらも小耳に入った言葉にポップ達もそうして欲しいと目線で訴えるのを、バーン達は了承した。

 

昨日のあのポップを見ているだけに、大人達も早々にポップとそしてチウの心の傷を癒せる友好的な手が打てればという思いが強く、それが可能でありそうなことに否やは無い。

 

図らずも大人達もティファと同様に、ポップの心の傷は時間をかけてとかは端から思っていない。

そこもティファが行きついた考えと同じく、ポップの魔力暴走なぞ一般人はもとより、多少強い程度の魔族だとて死んでしまう程の脅威を秘めており、そうなったときに一番に傷つくのが誰かなぞ火を見るよりも明らかであり、早急に対策をと考えていただけにティファとポップ達の提案は実に渡りに船であった。

 

 

そして子供達の軽食が終わり、キルが手慣れた様子でお茶を給仕し飲み干されて少ししてから大広間は食事の場から話し合いへの場へと移行された。

 

ザムザとザボエラはとりあえずは他界に渡った者全員に異常なしを見てとった後は今進めている薬剤の臨床実験が佳境を迎えているとの事で早々にテランの薬草園へと戻っていたのを、そんな大変な時に自分達の事を一番に考えてきてくれたんだなと感謝する。

 

そして靠れた話し合いの席では、先ずはポップとチウが感じた悲しさと、それをどうすれば無くす事は無理であっても軽減できるかを学びたいという言葉から始まり、ダイ達も同様の考えである事である事が述べられた。

 

ここまではティファによって纏めれた書付と内容はほぼ同じであり、ではこれをどう具体化すればいいのかダイ達は一緒に考えて欲しいとこの場を作ってもらった。

 

一応ティファが何かアイディアがあるようなのでそれも聞いてほしいと。

 

そして満を持してティファが舞台に上がった。

 

今までティファは自分が考えなくとも兄達が其の内に人とモンスターとそして異種間との間の根強くある問題に取り組んでくれると考えていた。

 

もしもその傾向がみられないのであれば、日常会話でそれとなく情報を渡して困ったことがあるんだねとかいって問題提起すればいいと思っていたのだが、そうもいかなくなったので計画変更で、自分が考え付くアイディアを余さずに披露する道を選んだ。

 

兄ポップと友達のチウが掛かっているのだから出し惜しみはなしである。

 

始めに出したのは-図鑑-であった。

 

其れも一種類ではなく、王都の国立図書館や王宮にも置いておけるレベルの本格的な学術図鑑から、自分達の身の回りに出没すやる頻度の高いモンスターだけを扱った物まで多岐にわたる。

 

それは種族分類された物、神獣から一般的な物、詳しい生態からステータスを書いた物等の詳細な物から、モンスターの図柄が大きくその横に遭遇しても大丈夫か否か、遭遇してしまいそうな場所などを記した簡易版などの種類も豊富であり、資料を作ったのでどうぞと見せられ、万能薬を子供のころから友人と隠れ大魔導士と国家と共に作って来たティファならば、まぁ出来て当然かと思われるだろうが、ティファ的にはこれってポケさんのパクリだけど許してください任○堂さんであるが、あの知識は本当に実現できれば色々と便利であろうし拝借させてもらう。

 

とりあえず相手の情報と万が一が無いようにの生態分布図と、出会わないようにする方法が分かるだけでも、まったく知らない時よりも受け入れやすさが格段に上がるのではなかろうかと考えて述べられた意見ではあり、資料に目を通している全員の反応が良いのでティファも気をよくして-問題の後半戦-へと移ったのであった。




今宵ここまで
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