「Dクラスが過去問を手に入れたこと。そしてCクラスが学年トップの成績を残したのは全て、
風と共に投げられた不可視の刃は、オレの体に深く刺し込まれた。動揺してはならない。カマを掛けられている可能性が捨てきれないからだ。
「何を言っているか分かりませんね。過去問を手に入れたのは
「あくまでも白を切るつもりか。それなら決定的な証拠を提示しよう。──お前は上級生に接触し、ポイントを支払うことで過去問を入手した」
「断定しますね」
「上級生には上級生の課題がある。お前が三年Dクラス
「Cクラスについてはどう説明しますか?」
「状況証拠だから憶測の域は超えないな。それは認めよう。だが私は確信している。お前が暗躍したとな。どうだ、違うか?」
茶柱先生は自分の答えに確たる自信があるようだった。
そしてこの学校側はどうやら、生徒の動きをかなり監視……いや、閲覧出来る権限があるらしい。
これ以上逃げても時間の無駄だと判断し、オレは静かに首を縦に振る。
「……やけにあっさりと認めるな」
彼女から視線を逸らし、再度空を眺める。このまま時が過ぎれば雨になるだろう。それ程までに分厚い
全身びしょ濡れになるのは勘弁したいところなので、オレはこの数週間の行動を思い返しながら、彼女に説明を開始した。
オレが本格的に動き出したのは
この時オレは三年Dクラスの鈴木玲奈と
手に入れたのは店を出て彼女たちと別れるその寸前、鈴木先輩と握手をした時だ。
一回目はただの社交辞令。二回目は交友を深めるため。部外者だったらそう考えるだろう。事実、取り巻き女子たちもそう考えていたに違いない。
だがしかし、それは普通ならだ。
最初は彼女の意図が分からなかったが、教室に戻りテスト範囲が変更されたことを知り、オレは彼女が『何か』を望んでいるのを悟った。
茶柱先生がテスト範囲の変更が決定された金曜日に、何故自分が受け持っている生徒たちに教えなかったのか、それは大した問題ではない。
本質的な問題は、どうしてテスト一週間前に学校側が大幅にテスト範囲を変えたのか、そこに全ては集結する。物事の事象には必ず理由があり……思考すれば自ずと答えは出てくる。
結論を告げると──最初から学校側はその予定だったのだ。
だがここでさらなる問題が浮上する。
学力が高い生徒なら対応出来ようが、低い生徒は対応出来ない可能性が高い。Dクラスだったらおよそ過半数の生徒が退学処分となるだろう。
これが普通の進学校ならまだ分かる。
しかし──ここは『普通』とは縁遠い学校だ。そもそも
つまり言い換えれば、
そしてそれは茶柱先生の言葉からも推察出来る。
彼女は五月一日、この学校の理念を説明した際に『お前たち全員が赤点を回避する方法はあると、私は確信している』と口にした。
散々暴言を吐いたのに、そのような言葉が出るとは到底考えられない。
つまり、彼女は陰ながらもヒントを出していたのだ。そして事実、彼女はいつも言葉に何かしらの含みを持たせて話している。
学校の狙いを理解したオレは、茶柱先生が放課後のSHRを始める前に鈴木先輩に連絡、過去問の所在を尋ねた。
それこそが、鈴木玲奈が望んでいたことに他ならない。
返信はすぐに来た。
『過去問はある』と。その吉報を知らされたオレは彼女と取引をするべく、ポイントを支払うことで過去問を入手しようとした。
最初は一万五千ポイントで買う予定だったが、彼女は二万ポイントを要求してきた。
恐らく過去問を後輩に渡すことは黙認されているが、それでもかなりのリスクが伴うのだろう。
オレは二万ポイントを手放すことを決意したが、追加として小テストを要求した。
前回の小テストの際、最後の三問は高校一年生が解ける問題とは到底言えなかった。もちろん、
今にして思い返すと、あの時から学校側は明確なヒントを出していた。もし小テストの過去問を入手していれば満点は造作もないこと。事実、過去の小テストと、オレたちが受けた小テストの問題は一問一句違わなかった。
そしてオレは、小テストと同様に中間テストが、毎年、使い古しされているのを確信した。
その後は簡単だ。
鈴木先輩と取引を交わした後、彼女の連絡先及びメールアドレスを消去したオレは、平田に連絡を取った。
オレが過去問を入手したこと、クラスに過去問を流して欲しいことを頼んだ。その時、過去問はテスト二日前に流して欲しいとも、さらにオレの存在を隠すようにも頼んだ。
何故手に入れた翌日ではなく二日前に指定したのか、それは安易に過去問のことを
先導者は
オレが彼に連絡したのは、彼なら絶対にオレのことを誰にも言わないと信じたからだ。そういう意味なら櫛田でも良かったが、ここは同性の彼を採用した。さらに述べるのならば、この前彼女に対して感じた小さな違和感が、彼女に報告することを
これでDクラスが赤点者を出すことは無くなり、オレたちは学年二位ながらも大躍進することが出来た。
それが顛末だ。
最後までオレの言葉を聞き届けた茶柱先生は終始無表情だった。
だが突如として大声を出して笑い始める。
「ははははっ。お前は面白いなあ、綾小路」
「これで満足出来ましたか」
「あぁ……と言いたいところだが、まだ一つだけ説明されていないぞ。Cクラスの成績をどう説明する?」
「オレは何もしていませんよ」
「なら質問を変えよう。
「椎名は頭が良いですから、過去問を渡す必要性はないでしょう。それにいくら友人とはいえ、彼女は違うクラスの人間です。敵に塩を送る馬鹿がどこにいますか?」
「ふむ……まぁ良い。これ以上問い詰めてもお前は口を割らないだろうしな」
茶柱先生はいつもの無機質な表情、そして冷たい瞳でオレを見つめた。
早く教室に戻りたいが、校舎に通じる扉を開けるためには鍵が必要であり、それは彼女が持っている。
「綾小路、私はお前を高く評価している。そしてそれは、早くもこうして現れている。過去問を入手することは正解の一つだ。だがここまでは少し頭を
「先生は『結果』ではなく『過程』を重視するんですか」
「いいや? あくまでも『過程』は『結果』の副産物だ。まずはより良い『結果』を求めることが先決だ」
「オレは初めて茶柱先生、あなたに共感していますよ」
「そうか、それは何よりだ。──おっと、話し込んでしまったな。一時限目の終業のチャイムが鳴る。個別相談は終わりだ」
わざとらしくその言葉を言い、茶柱先生は校舎に通じる扉を解錠した。
先に行くよう無言で促してきたので、オレは軽く会釈をしてから自分の教室に向かう。彼女は次の時間で授業を受け持っているのか、職員室に向かった。
お互い別れの言葉は口にしない。そんなものは望んでいないのだから。
廊下を移動している途中に、休み時間の開始を告げるチャイムが校舎中に響いた。一人の生徒がまるまる授業に参加していなかったのだ、注目を浴びることは必須。
逃げ出したい衝動に駆られるが、次の授業をサボれば追及が怖いので、ため息を吐いてから教室に足を踏み入れた。
「おっ、やっと帰ってきたか」
比較的近くに居た
「随分と長かったのね」
今度は隣人の堀北が声をかけてくる。
須藤のように嘘を言ってもすぐに看破されるだろうと思い、嘘と真実を混ぜることにした。
「茶柱先生がそれはもうオレを心配していてな。ありがた迷惑なことだ」
「自分勝手にも程があるでしょう。あなたから先生に相談したんじゃないの?」
「まぁそうなんだけどな……」
「おーい、二人とも! 明日の夜暇か? 打ち上げしようぜ、打ち上げ!」
打ち上げか、如何にも学生がやりそうなことだ。憧れ自体は前々からあったから参加したいが……。
「オレが参加しても良いのか?」
「良いんだよ。綾小路は勉強会を開く時に尽力したんだろ? ならその権利はあるって! なあ、お前ら?」
まさか池の口から『尽力』なんて単語が出てくるなんて。茶柱先生が驚くのも無理はないな。
「うん、もちろんだよ。綾小路くん、縁の下の力持ちだったから、一緒に喜びを分かち合いたいなっ」
「ははははは、良かったな綾小路。櫛田ちゃんの許可を得ることが出来たぞ」
態度を一変させる池に、オレは思わず呆れてしまう。しかもガチだからなあ……オレ、いつか後ろから刺されるかもしれない。
「私は断らせて貰うわ」
オレが内心でため息を吐いていると、堀北が空気を読まずそう言った。
「え〜、堀北さんが居ないと打ち上げの意味ないよ〜」
「そうだぜ堀北。お前が居ないとな〜」
「そうだそうだ〜」
不平不満を垂らす櫛田、池、山内。須藤と沖谷は何も言わなかったが、堀北の参加を望んでいるのは態度から見れば一目瞭然だ。
彼女は自分が孤立無援なのを悟り、やがて嫌々そうにしながらも一度頷いた。
「…………分かったわよ」
「「「やった!」」」
イエーイ! とハイタッチする三人に、堀北は重く長いため息を堂々と零した。
気持ちは分からなくはないが、我慢して欲しいところだ。
脳内の予定帳に明日の予定をしっかりと記したオレは、何となく携帯端末を取り出して電源を付ける。
一件だけメールが届いていた。差出人は椎名からだった。最後に彼女と会ったのは
『今日からまた、図書館で会えますか?』
着信時間は一時間前。多分、朝のSHRが終わった後すぐに文字を打ったのだろう。
『遅くなって悪い。そうしよう』
『ええ。それでは』
椎名とやり取りを交わすと、ようやく中間テストが終わったのだと実感出来るのだから不思議だ。
これで忌々しい勉強からは暫く解放され、自由に放課後を使うことが出来る。図書館を利用する生徒も激減するだろうし、静かに過ごすことが出来るだろう。
そのことに喜びを感じていると、視線が多く集まっているのに遅まきながら気が付いた。
「……どうかしたか……? そんな、意外なようなものを見る目でオレを見て……」
「う、ううん! えっと、その、綾小路くんがそんな顔をするなんて思わなかったから……」
代表して櫛田が答える。賛同する池や須藤たち。
さらには堀北までもがそういった顔で見てくるのだから何が起こっているのかまったく分からない。
堪らずに困惑してしまう。
「そんなにも変な顔をしているのか?」
もしそうなら、普通にショックだが。
オレの雰囲気を
「えっと、綾小路くん……無表情とまではいかないけど、感情の起伏が普段から全然見られないから……。だからその、そんな嬉しそうな顔をするなんて思わなくて……」
「これまでは苦笑とか困惑とかはあったんだけどね……」
「この前私があなたにスペシャル定食を奢った時以上に感情が表に出ているわ」
「んなっ!? 綾小路、お前……堀北に奢られたのかよ……!」
須藤が何故か食い下がった。今にも胸倉が摑まれそうで怖い。どうしてか単純に気になるが、今はスルーするとしよう。
それよりも……──。
気になって頬を触ってみると、確かに沖谷たちの言う通りだった。
口角が僅かに上がっているのが感じられる。
「なんか携帯見た時に一気に変わったよな。例の女子か?」
「椎名ひよりだっけ? けっ、これだからリア充は……」
須藤が首を傾げ、山内が忌々しそうに睨んでくる。女の嫉妬は醜いと以前聞いたが、男の嫉妬も醜いものだと思う。
池だけじゃなくて彼にも殺される可能性が高くなってしまった。
一方、首を傾げるのは堀北だ。友達が少ないからその弊害といえる。こういう時困るよな。必然的に得られる情報が少なくなるから、話題に付いていけない。
「椎名ひより? 誰かしら。Dクラスじゃないわよね?」
「Cクラスの美少女だぜ。なんでもほぼ毎日、図書館で会ってるんだってよ」
「まさか綾小路くんに、他所のクラスに友達が居たなんて……」
堀北が何やら
そんなにもオレは孤独体質だと思われているのか。
「……そろそろ二時限目が始まるぞ。ほら、席に着け。解散だ解散」
「「覚えとけよ、綾小路ぃ!」」
池と山内が泣き叫びながら自分の席に戻る。櫛田、須藤、沖谷もなんとも言えない微妙な表情で立ち去って行く。
彼らの背中を見送っていると、隣人が目を合わせることなく。
「綾小路くん」
「何だよ堀北。ぼっち同盟を破ったことに対して怒っているのか?」
「違うわ。そもそも私とあなたはそんな同盟を結んでいないじゃない」
堀北はそろそろ、『冗談』の意味を覚えた方が良いと思う。もうちょっと丸くなればこいつにも友達が出来るだろうに……まあ、本人が望んでいないから仕方がないか。
とはいえ、彼女の意思は櫛田や池たちには通じていないようだけど。
「他所のクラスの生徒と付き合うのは構わないけれど、くれぐれもDクラスの情報を渡さないようにしなさいよ」
「もちろんだ。それくらいの分別はある」
「なら良いわ」
堀北はオレの答えに一応の納得を示してくれたのか、それ以上言及してくることは無かった。
この学校の特質とはいえ、違うクラスの人間と付き合うのには骨が折れる。
二時限目、三時限目と授業を受けながら、オレは自分の『変化』に内心、盛大に戸惑っていた。
どうやらオレにとって、椎名ひよりという少女は日に日に大きくなっているらしい。
少なくとも、彼女が困っていたら助けようと思うくらいには。
……いやそれは、少し考えれば分かることか。そうでなかったらオレはあのような行動をしなかったに違いない。
今はただ、放課後が楽しみで仕方がなかった。
放課後。
オレは帰りのSHRが終わるや否や図書館へと足を向けた。
いつもはあっという間に辿り着くのだが、不思議なことに一秒一秒がとても長く感じられる。
館内に入ると、図書課の先生が「彼女、既に居ますよ」と教えてくれた。
これが顔パスという
彼女は珍しくも本を読んでいなかった。それどころか、机の上には何も乗せていない。姿勢正しく座り、窓から見える花壇を眺めているようだった。
「椎名」
「こんにちは。またお会い出来て嬉しいです、綾小路くん」
椎名はふわりと優しく微笑み、そうオレの名前を呼んだ。
オレは彼女の隣の席に腰掛け、彼女の顔を見つめる。彼女も同じように、オレの顔を見つめた。
「まずはお礼を言わせて下さい。綾小路くんが渡してくれた過去問で、Cクラスは学年トップを得ることが出来、また、私は龍園くんから正式に認められました。これからは心置き無くあなたと付き合えます。本当にありがとうございました」
椎名はそう言って、オレに笑顔を見せてくれた。
──真相を話すとしよう。
茶柱先生の憶測通り、オレは平田だけでなく、椎名にも過去問を渡していた。
Dクラスの指導者に情報を提供した後にオレは、椎名にも連絡を取った。そしてこの時、オレではなく、彼女が過去問を入手したと報告するように助言した。
彼女が過去問を手に入れたことにして彼に渡せば、提示された条件を達成出来るからだ。出された条件は、『椎名ひより及び協力者として綾小路清隆が行うCクラスの利益になることを行う』ことであり、椎名が『王』に渡せば晴れて達成出来る。
そしてここでさらに策を弄した。平田には二日後に過去問を流して欲しいと訴えが、反対に彼女にはすぐに『王』へ渡すように指示を出した。
この決定的な時間のズレにより、CクラスがDクラスより好成績を残せる可能性が跳ね上がったわけだ。それに、Dクラスのもともとの目標は退学者を出さないこと。モチベーションから差があるのだから、結末は容易に想像出来た。
彼女は突然の出来事に困っていたが、事情を話せば納得してくれた。そしてその日のうちに過去問を龍園に流した。
これで彼女は龍園からの信用を勝ち取り、さらにCクラスに過去問を流した龍園は『王』として確固たる地位を得ることが出来るわけだ。
誰もが損をしない展開。
結果的に敵に塩を送るようなことになったが、後悔はしていない。むしろこれはオレにとって必要な行為だった。
「龍園はどんな反応をしていたんだ?」
「電話越しだったので正確には分かりませんでしたが……かなり驚いていました。とはいえ、彼も過去問を得ようと動いていたみたいでしたけれど……。自分以外の人間がその方法を思いついたことに驚きを隠せなかったのでしょう」
いつもの無表情に戻って、椎名は淡々と答える。
先程の笑顔はどこにいったんだろうと思わなくもないが、まあ、オレが言えることでもないか。
クラスメイトからも変な誤解を受けているようだし……。
「成績はどうだったんだ?」
「私は全教科満点でした。あとは
いくら過去問があったとはいえ、まさか全教科満点とは。それだけ椎名と金田が普段から勉強している証と言える。
「綾小路くんはどうでしたか?」
「八十から九十を
「Dクラスの皆さんも赤点者が出なくて何よりです。来月はポイントも入るのではありませんか?」
「多分な。とはいえ、今ポイントが振り込まれても大した額じゃないと思うけどな」
オレの予想では、精々が50ポイントから100ポイントの間だと思っている。50ポイントだったら五千円、100ポイントだったら一万円か。
それでも大金であることに変わりはない。昔は『一万円で一ヶ月を過ごすことが出来るのかプロジェクト』なんて番組があったと、池がこの前教えてくれた。
ちなみに彼はその番組を参考にして、現在ゼロ円生活を送っているらしい。一万円自体が無いのに参考になるのか甚だ疑問だが、彼のその姿勢には素直に感心する。
曰く、食堂にて無料で売られている山菜定食も味わえば美味いとのこと。彼の強さを感じられずにはいられなかった。
堅苦しい話はこれで終わりだ。
椎名もそれは思ったようで、スクールバッグのチャックを開き、一冊の本を取り出して表紙を見せてくる。
「ところで綾小路くん、この本を知っていますか? ウィリアム・アイリッシュ著の『幻の女』です」
知識としてはある程度知っている。
ウィリアム・アイリッシュ、これは本名ではなく、実際の名前はコーネル・ジョージ・ホプリー=ウールリッチであり、彼は様々なペンネームを使ったアメリカの推理作家だ。
日本ではアイリッシュ名義の『幻の女』が有名なため、日本人からは『ウィリアム・アイリッシュ』と認識されている。
オレが知っているのはここまで。
あとは目の前で瞳を輝かせている文学少女に尋ねるとしよう。
「名前は一応知ってる。主人公が可哀想だとは噂で聞いたことがあるな」
「はいっ。この物語の鍵は題名通り『幻の女』が担っていまして──」
横で楽しそうに朗らかに笑う椎名は、とても綺麗だった。
時折見せるその表情を、これからも見たいなと、オレは本心で思う。
だが、同時にもう一人のオレが告げてくるのだ。
──お前にそんなことは出来ない。何故なら、それこそが綾小路
読書の皆さんが思う、一学期の間に最も実力を示したDクラスの生徒は?
-
綾小路清隆
-
堀北鈴音
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平田洋介
-
櫛田桔梗
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須藤健
-
松下千秋
-
王美雨
-
池寛治
-
山内春樹
-
高円寺六助
-
軽井沢恵
-
佐倉愛里
-
上記以外の生徒