ようこそ事なかれ主義者の教室へ   作:Sakiru

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干支試験──獣の屍

 

 A、B、Dクラスの生徒が一堂に会し、堀北(ほりきた)鈴音(すずね)の演説を聞いている中、Cクラスの生徒もまた『王』の召集に応えカラオケのパーティールームに(つど)っていた。

 全員が揃ったのを確認してから、『王』──龍園(りゅうえん)(かける)は厳かに口を開けた。

 

「急な呼び出しに集まって貰って悪かったな」

 

 形式的な謝罪を行う。

 

「い、いえ……それは全然構いませんが……龍園さんの用事もだいたいは分かりますし……。なあ、アルベルト?」

 

「Yes,Boss」

 

 Cクラスの中で最も忠実な家臣である石崎、アルベルトがそう言うと、龍園は満足そうに口元を歪めた。

 それだけで何人かの女子生徒は恐怖を覚えたが、何とか隠すことに成功する。尤も、仮に龍園が気付いていたとしても彼は何もしなかっただろうが。

 

「さて……前置きの挨拶は程々にして、早速会議に移るとしようか」

 

 一拍置いて、龍園は言葉を続ける。

 

「お前たちも既に知っているとは思うが、他クラスの連中が本格的に動き始めた。金田(かねだ)、説明を」

 

「──承知しました。龍園氏の仰る通り、A、B、Dクラスの生徒が一斉に移動を始めました。移動する方向が同じなこと、また、同じ時間帯であることから間違いなく『誰か』が働き掛けたものだと推測されます」

 

「その『誰か』は誰だとお前は思っている?」

 

「憶測になりますがそれでも宜しいですか」

 

「構わない」

 

『王』が即答すると、『知将』はふむと考える素振りをする。掛けている眼鏡をクイッと上げてから、

 

「一年Dクラス、堀北鈴音だと思われます」

 

「ほう……それはまたどうしてだ? 普通なら一之瀬(いちのせ)だと思うが?」

 

 ひとを集めるのにもまた、人望が必要となる。

 クラスの垣根を越えて生徒を招集出来るのは、一之瀬帆波(ほなみ)だけだ。それはひとえにカリスマという天性の才能。暴君の恐怖政治では絶対に得られないものでもある。

 

「もちろん、一之瀬帆波も関わっているでしょう。ですが根本に居るのは堀北鈴音かと。一之瀬帆波ならもっと大々的に自分の存在をアピールしています。先の『暴力事件』のように」

 

「確かに一理あるな。奴が中心なら、他の奴らは安心出来るだろう」

 

「ええ。一之瀬帆波ではないと……次に考えられるのは、葛城(かつらぎ)康平(こうへい)平田(ひらた)洋介(ようすけ)くらいなものでしょう。しかし葛城氏は数々の失態により影響力はゼロに等しく、また平田氏も、最近は活発に動いている様子ではない。となると、先の無人島試験で頭角を現した──」

 

「堀北鈴音が有力だと?」

 

 その問いに『知将』は深く頷いた。自分の解答に絶対の自信があるのか、表情に不安は一切ない。

 龍園は自分の参謀の有能さを改めて確認する。そして家臣たちに目を向けた。

 

「ここまでで質問がある奴は居るか?」

 

「「「……」」」

 

『王』がわざわざ確認してきたことに、多くの家臣が驚いた。室内は騒然となり、囁き声が飛び交う。

 それは『王』の変化への戸惑い。

 これまでの『王』だったら自分が納得したら終了。納得出来なかった伊吹(いぶき)をはじめとした生徒が噛み付く……というのが一連の流れだった。

 しかし七月に起きた『暴力事件』を経て、『王』は家臣にも目を向けるようになった。もちろん、それが恐怖政治であることに変わりはない。

 Cクラスの頂点に位置しているのは紛れもなく龍園翔であり、彼の決定には誰も逆らえない。

 だが家臣の同意を得るようになった──この些細な変化が、Cクラスの運命(うんめい)を変えることになる。

 

「それじゃあ……私から一つ」

 

「ククッ、やっぱりお前が手を挙げるよな」

 

 想定していたように龍園は笑った。そして挙手をした伊吹に無言で発言するよう催促する。

 

「『誰が』三クラスを招集したのかはどうでも良い。問題はその『理由』じゃないの?」

 

 核心を突く質問に龍園は満足気に頷いた。

 

「伊吹の言う通りだ。そう、『誰が』なんて大した問題じゃないのさ。とはいえ、完全に度外視するわけにもいかないがな。今回問題なのは、何故堀北が三クラスを、一之瀬やあの慎重な葛城までをも巻き込むことが出来……このタイミングで動いたのかだ」

 

「た、確かに……一之瀬は兎も角として、葛城が他クラスに協力するなんて考えられないですね」

 

「ああ……葛城は無人島試験で俺に裏切られているからな。他クラスへの協力にはより一層慎重になっているはずだ」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()。それってつまり、協力するに値する『何か』が堀北にはあったってことでしょ? 重い腰を上げる程度には」

 

 それを聞いて室内は再度のどよめきに覆われた。

 自分たちが窮地に陥っているのではないかと錯乱している。そんな彼らに『王』は、

 

「──静かにしろ」

 

 一言。

 出された騒音は、たった一言で嘘のように一瞬で消え去り静寂が訪れる。

 

「何を慌てる必要がある? ()()()()()()()()()()()()()()()。あいつらがしているのは最後の抵抗だ。足掻きだ。そんな瑣末(さまつ)なことにいちいち驚くんじゃねえ。分かったか?」

 

「「「──はい!」」」

 

「良い返事だ。だがお前たちの不安も分からなくはない。お前たちは干支試験の『根幹』を知らないからな」

 

 龍園は不敵に、不遜に獰猛に笑う。

 猛禽類の獣の如く瞳をギラつかせ、一人嗤う。

 

「堀北鈴音が三クラスを招集している理由。それはA、B、Dクラスで同盟を結ぶためだ」

 

「それは流石に俺でも分かります。干支試験を攻略するためですよね?」

 

「正解だ、石崎」

 

「で、でも同盟を結べるんですか……?」

 

 石崎のその疑問は殆どの生徒が抱えていた。

 友人と顔を見合せ、揃って首を傾げる。

 現在、同盟を結んでいるのはBクラスDクラスだけである。その同盟も、今回の干支試験では適用されていないと聞く。

 だからこその疑問なのだ。

 

「普通なら無理だ。BクラスとDクラスだけなら容易(ようい)だろうが、今回はAクラスも居るからな」

 

「だったらAクラスは呼ばなければ良いじゃない。そしたらもっと話は簡単になるんじゃないの?」

 

 と言ったのは伊吹だ。

 しかしその指摘に否と答える者がいた。

 

「いいえ、それは無理です」

 

「ひより……」

 

 今まで閉口していた少女、椎名(しいな)がばっさりと切り捨てた。彼女はクラスメイト……ではなく、隣に座っている友人のために説明を開始する。

 

「干支試験の『根幹』に挑む権利は、並大抵のことでは得られません。ましてや彼らは絶体絶命のピンチですから、確実に成功させなければなりません。作戦の成功確率を少しでも上昇させたいと考えるのは当然のことです」

 

「……つまり何が言いたいの?」

 

「ごめんなさい……もっと簡単に言いますね。──堀北さんの狙いはただ一つ。A、B、Dクラス。合計九人の『優待者』を明らかにした上で、私たちCクラスの『優待者』を突き止めることです」

 

「「「────は?」」」

 

 椎名の言葉に、龍園、金田を除く全員が間抜けな声を出した。一瞬の静寂、そして、

 

「「「はあああああああああああ!?」」」

 

 驚愕の声が響く。カラオケのパーティールームという性質上、音は無駄に反響し鼓膜を襲い、龍園は苛立ちの舌打ちを一つ打った。だが先程のように黙らせることはしない。意味がないと分かっているからだ。

 数分後、ようやく生徒たちは動揺を収めることに成功した。

 

「特別試験が始まる前、先生方は仰いました。今回の試験はクラス闘争という概念を一度捨て去り、クラスの垣根を越えて協力すべきだと。そしてその具体例として私たちに結果Ⅰを提示してきました。では改めて復習をしましょう。結果Ⅰから結果IV、全てです」

 

 そう言って、椎名は一つ一つを音読していく。

 

 結果Ⅰ──グループ内で優待者及び優待者の所属するクラスメイトを除く全員の解答が正解していた場合。グループ全員に50万prを支給する。さらに、優待者にはその功績を称え、50万prが追加で支給される。

 結果Ⅱ──優待者及び所属するクラスメイトを除く全員の答えで、一人でも未回答や不正解があった場合、優待者には50万prを支給する。

 結果Ⅲ──優待者以外の者が、試験終了を待たず答えを学校に告げ正解していた場合。答えた生徒の所属クラスは50clを得ると同時に、正解者に50万prを支給する。また、優待者を見抜かれたクラスは逆に50clのマイナスを罰として課す。及び、この時点でグループの試験は終了となる。なお、優待者と同じクラスメイトが正解していた場合、答えを無効とし、試験は続行する。

 結果Ⅳ──優待者以外の者が、試験終了を待たず答えを学校に告げ不正解だった場合。答えを間違えた生徒が所属するクラスは50clを失うペナルティ。優待者は50万prを得ると同時に、優待者の所属クラスは50clを獲得するものとする。答えを間違えた時点でグループの試験は終了となる。なお、優待者と同じクラスメイトが不正解した場合、答えを無効とし受け付けない。

 

「各グループに一人居る『優待者』。この存在が試験をより複雑化しているのは今更言うまでもないことだと思います。そして断言しましょう。()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「それも分かってる。『裏切り者』が生まれるからでしょ?」

 

 伊吹が同意を示す。他の面々もそれぞれの反応を示した。

 

「クラスポイントの変動があるのですから、利益が出る結果Ⅲを求めるのは当然のことです。そして私たちCクラスは全クラスを敵にする形で『裏切り者』になりました」

 

「現状で確定している、俺たちが得るポイントは──クラスポイントが400cl。プライベートポイントが400万prだ」

 

 破格の報酬に生徒ら生唾を飲み込む。

 

「予め言ってあったように、『裏切り者』にはポイントが入り次第俺に送って貰う。そして100万prをお前たちに分けて支給する。残りのプライベートポイントは俺が管理する。異論はないな?」

 

「あんたが馬鹿なことに使わなければね」

 

「安心しろ。契約書を用意する。既に坂上にも話は通してあるからな」

 

 なら構わないと伊吹が言うと、彼女を筆頭に、了承の声が続いていく。九月になればクラスポイントが大幅に向上されること、また、『王』が家臣一人一人に褒賞を与えると明言したため彼らは納得した。

 

「話が随分と脱線しましたね。私たちCクラスが結果Ⅲを選んだ以上、他のクラスも当然結果Ⅲを選び、私たちを攻撃してきます」

 

「残っているのは『(とら)』、『(へび)』、『(いぬ)』よね。つまりこの三つにCクラスの『優待者』が紛れているってことよね」

 

「ああ、その通りだ。丁度良いか。『優待者』の三人は手を挙げろ」

 

『王』が命令すると、三人の生徒が挙手する。

 

「まずだが、学校によって『優待者』の選定が行われた際、俺はメールで、『優待者』は名乗り出るように言った。それはお前らも知っていることだろう」

 

 堀北が一度は考え、しかし捨てた方法。それを龍園はやって見せた。龍園が一言『そうしろ』と言えば、その言葉通りになる。『王』の命令には何人たりとも逆らえない。

 伊吹は三人を見た後、それで? と椎名に問い掛けた。

 

「あんたのやり方に今更是非は問わない。けど見たところ共通点なんてものはないけど?」

 

「そのようなものはありません。性別、氏名、血液型、出身地、生年月日、趣味や特技など……あらゆる観点から視ても誰もが納得するものはありません」

 

「はあ? じゃあどうやって『優待者』を暴くの?」

 

「そ、そうだぜ! 何らかの法則性はあるんだろうけどよ……これじゃとても無理だろ。分かるわけが……」

 

「ええ、そうです。自分の所属するクラスだけでもたった三人です。そしてたった三人で『根幹』にはとてもじゃないですが辿り着けません」

 

 ますます困惑する生徒たち。

 ここで龍園が口を開く。

 

「ひよりの言う通り、たった三人じゃ土台無理な話だ。だが一人、二人、三人……もっと増えたらどうだ? 『優待者』が判明すれば判明するほど法則性に気付けるとは思わないか?」 

 

「そ、それはそうでしょうが……。で、ですが龍園さん……それは無理じゃないですか?」

 

「ほう……どうしてそう思う?」

 

「どうしてって……他クラスの『優待者』を知るためには──ああああああッッッ!?」

 

 言っていて途中で何かに気付いた石崎は表情を変えて『王』に顔を向ける。そこから伊吹をはじめとした他の生徒も気付き、畏怖の視線を『王』に送った。

 

「お前たちの想像通りだ。誰がとは流石に言えないが──()()()。『()()()()()()()()()

 

 全員、信じられない思いだった。

『本当の裏切り者』の存在。

 自分のクラスを裏切るなど、はいそうですかと理解出来るはずがない。

 そしてその『本物の裏切り者』と繋がっている自分たちの『王』が……ただただ恐ろしかった。

 

「そいつが持ってきた情報を得た俺は、金田、ひよりと一緒に『優待者』を暴いた。あとは簡単だ。お前たちを一斉に集め、そして一斉に八人の『裏切り者』を出させた。直前に高円寺に先を越されたのは痛いが……こればかりは仕方がないことだ」

 

 とても簡単そうに龍園は言う。

 Cクラスの生徒は改めて確信した。

 龍園翔こそ、CクラスがAクラスになるために必要不可欠な存在だと。

 

「それであんたたちが見抜いた法則性……特別試験の『根幹』は結局何なの?」

 

「あっ、やっぱり気になりますか?」

 

「そりゃあ……ここまで言われれば気になるでしょ」

 

 だから早く教えてと伊吹が言うと、椎名はにっこりと笑い。

 

「まだ語る時ではありません。伊吹さん、探偵が全て説明するとは思わない方が良いですよ?」

 

 刹那、伊吹の額に青筋が何本か浮かんだ。暗がりの部屋の中でも分かるほどに、濃い青筋が。

 伊吹はこの友人をどのように絞めるか考え、龍園は腹を抱えて笑い、石崎は「このひとも色んな意味で怖いなー……」と感想を抱き、アルベルトは「Wow……」と呟き、他の生徒は「こんなこと、この前もあったなあ……」と過去に浸った。

 伊吹が椎名の両頬に手を伸ばしたところで、龍園が乱れた呼吸を整えてから言った。

 

「ククッ……説明してやっても良いが、ひよりの言った通りだ。まだその時じゃない。無いとは思うが、このクラスから『本当の裏切り者』が出る可能性もあるからな」

 

 そんな度胸がある人間が、龍園さんの下にいるとは思えませんよ! という言葉を石崎はすんでのところで呑み込んだ。

 

「まず間違いなく、奴らの同盟は結ばれるだろう。そして俺たちの『優待者』が暴かれるだろうな。つまり俺たちの獲得ポイントは、250clと400万prということになる。だが案ずるな。さっきも言ったが俺たちの『勝ち』に変わりはない。そしてお前たちはこれまで通りに俺の指示に動け。分かったか?」

 

「「「────は!」」」

 

 一人、また一人と生徒がルームから出ていく。

 残ったのはいつかの時のメンバーだった。

 

「龍園くん、お話があります」

 

「ああ、分かっている。お前ら、席を外せ」

 

 石崎、伊吹、アルベルトが退室する。

 椎名はソファーから立ち上がり、龍園の対角線上に座る。そして無表情で言った。

 

「龍園くん。私の役目はこれで終わりです」

 

「そうだな。お前は期待通り……いや、期待以上の働きをしてくれた。だからこそお前が惜しいが……仕方がない」

 

「元の立ち位置に戻っても問題ないですね?」

 

「好きにしろ。精々奴と仲良く過ごすことだな。だがなひより、お前は必ず戦線に戻ってくるぜ? あいつと今後も関わっていくならそれは必然だ。決して逃げられないだろうよ」

 

「そうでしょうね。ですが私はそれを覚悟しています。私はCクラスではなく、彼を……綾小路くんを選んだ。この選択に後悔はありません」

 

「たとえ退学になったとしてもか?」

 

 椎名はその問いに答えなかった。手早く帰りの支度をし、最後に、顔だけ振り向かせる。

 

「お世話になりました」

 

 ゆっくりと扉を閉める。外で待っていた伊吹と合流し、寝室に戻るのだろう。

 龍園は横に置いていた鞄から一枚の書類を出す。それは椎名ひよりとの契約書。汚れ一つないその紙を──右手で鷲掴み小さく丸めた。そして念入りに小さく破いてから、部屋の隅に置かれていたゴミ箱に放り捨てる。

 

「土台は全て整った。まずは雑魚共を蹴散らし……次に坂柳(さかやなぎ)を潰そう。そして最後は──お前が相手だぜ?」

 

 龍園は自分が戦う光景を想像して身震いする。

 それは恐れからか、あるいは、期待からか。

 

「綾小路、お前と早く殺し合いたいぜ……!」

 

 ()うか()われるかの極限の死闘。

 龍園翔はそれを求めている。

 

 

 

§

 

 

 

 干支試験、三日目の安息日。

 深夜の二十三時三十分ちょうど。

 全生徒に三通のメールが運営から届いた。

 

『虎グループの試験が終了致しました。虎グループの方は以後試験へ参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気を付けて行動して下さい』

 

『蛇グループの試験が終了致しました。蛇グループの方は以後試験へ参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気を付けて行動して下さい』

 

『犬グループの試験が終了致しました。犬グループの方は以後試験へ参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気を付けて行動して下さい』

 

 夜が明け、朝になり。

 本来行われるはずだった特別試験最終日。

 運営は異例の、特別試験の切り上げを宣言。

 同日の正午に試験結果の発表を行うことを告知した。

 

 

読書の皆さんが思う、一学期の間に最も実力を示したDクラスの生徒は?

  • 綾小路清隆
  • 堀北鈴音
  • 平田洋介
  • 櫛田桔梗
  • 須藤健
  • 松下千秋
  • 王美雨
  • 池寛治
  • 山内春樹
  • 高円寺六助
  • 軽井沢恵
  • 佐倉愛里
  • 上記以外の生徒

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