それだけです
金髪の女性が倒れている
その女性の前に男は立っていた
その男の名はリカルド
リカルドはジャンヌを捉えるべくきた1万の兵士達の前に立っていた
何故、聖女一人にこの量の兵士が向かわされたのか
理由はこの男である
武装は鎧と両腕の大盾
のちに守護王とまで言われた男である
数時間前〜
ジャンヌとリカルドは馬車に乗り兵士達から逃げていた。しかし、ジワジワと差を詰められている
ジャンヌ「もはや、ここまでの様ですね。この量の兵士達に囲まれては... リカルド、貴方だけでもせめて逃げてください。」
リカルド「冗談言うなよ。そんなこと出来るかよ。」
ジャンヌ「私が投降すれば、まだ貴方だけでも助かるかもしれない。」
リカルド「無理だな。」
ジャンヌ「ですが...」
そんな事を話していると、馬車を引いていた馬がいきなり倒れた。
その理由は馬に弓矢の矢が当たられたからである
リカルド「な⁉︎」
馬車はコントロールを失い横転した
リカルド「ジャンヌ。大丈夫か?」
リカルドがジャンヌに問いかけるが反応がない。どうやら先ほどの横転で意識を失ってしまった様だ。
リカルド「マジかよ...コレじゃあ時間稼ぎも意味ないな。って事はあの兵士達を全滅させる以外に方法はないか」
リカルドはそう言いながら1万の騎乗兵 歩兵をみた。
リカルドは覚悟を決めジャンヌの前に立った
リカルド「ジャンヌには指一本触れさせねえ!」
そこからのリカルドは異常だった。
矢が飛んでくれば盾で弾き。剣を振ってくれば片方の盾で抑えもう片方の盾で倒す。突っ込んでくる兵には盾で押し返す。
それを、人ではありえない様なスピードで繰り返していた。
リカルドと一万の兵士達の戦いは日が跨いだ時に終結した。
辺り一面死体だらけになっている中で立っているボロボロの鎧に身を包んだ男。鎧や盾のいたるとこに血がついていた。最早、自分の血が返り血かな区別がつかない程に
そして、その後ろには金髪の女性 ジャンヌダルクが未だ倒れていた
ジャンヌ「ん?」
ジャンヌが意識を取り戻した瞬間に見たものは 死体 死体 死体 死体
見る限り兵士たちの死体が転がっていた。
しかし、ジャンヌの前にはジャンヌを守り抜いた男が立っていた
ジャンヌ「リカルド!大丈夫なの⁉︎」
ジャンヌはリカルドに近寄り安否を確認する為に近づいた。
しかし、ジャンヌがリカルドに触れた瞬間、リカルドの体が倒れた
ジャンヌ「リカ...ルド?」
リカルドは既にこの世を去っていた。一万の兵士を相手にジャンヌを守りながら戦い抜いた。しかし、その代償は大きかった...
だいぶ短いですが。これで、プロローグは終わりです