今回から台本形式はなくしてます。
「さて、食事も済ませたしこれからどうするか...」
リカルドはこれからどうするか思案していました
「まずは、ジーク君をここから離れた安全な場所に連れていきたいのですが...」
「いや、ジークは俺のマスターだ。そのジークを離れたところに連れて行ったとしても狙われる可能性はある。」
「それは、マスターの権限を私に移せば問題ないのでは?」
「そもそも、ジークは何であんな連中に追われていたんだ?」
「それは...」
ジークは自分が黒の陣営によって生み出されたホムンクルスであること、そして自分はそこから逃げ出してきたことを伝えまして
「なるほど、そういうことか...なら俺たちと共に行動した方が安全だろ」
「そうですね。あの者たちが追ってこない保証もありませんし...」
「そういうわけで、すまないがジークには俺たちと共に行動してもらう。いいか?」
「ああ、それでかまわない。ありがとう」
ジークはそう言い頭を下げます
「さて、ジークをどうするかも決まったな。俺たちは聖杯戦争が終わるまで静観するか」
「そのことなのですが...」
ジャンヌは申し訳なさそうな顔をしながら
「私は今回ルーラーとして限界しています。リカルドにはその手伝いをしていただきたいのですが」
と伝えた
「ルーラの仕事って?」
「聖杯戦争で何か不正などを防ぐ事です。ただ...」
「ただ?」
「今回の聖杯戦争はどこかおかしいのです」
ジャンヌは自分がおかしいと思った部分を話していきました
今回の聖杯戦争で自分は肉体を持たずに召喚されたこと、この体は現在レティシアという少女に憑依しているのだと話しました
「この聖杯戦争は今までのものとは何かが違うのかもしれません」
「なるほど、まぁ取り敢えずは情報収集からだろ。何かが違うならその原因を探さなねぇとな」
そしてそこからリカルド達は情報収集に力を入れました
少しの時が流れ、それぞれの勢力が動き出す
ーーー
「いくか」
いつもの鎧ではなく、街で購入した服に身を包んだリカルドが歩き出します。
「リカルド」
「ん?」
「襟が曲がっていますよ」
「あぁ、ありがとう」
後ろからジャンヌが曲がっている襟を治します。
それは傍から見ると夫婦のようにも見えるようで
「俺は、何処か別の場所に行っておいた方がいいだろうか?」
ジークなりに気を使ったのかそんな二人を見てそんな提案をしました。
「い、いえ!!そんなことをしなくて大丈夫です!」
「あぁ、お前は爺さんと一緒に留守番しててくれ」
ジークの発言にジャンヌは恥ずかしそうに頬を染めて、リカルドは気まずそうに返答します。
3人はジャンヌが信用できると言うおじいさんの家にいました。
今回3人はジャンヌの手伝いをするべく街に向かいました。
「おぉ、べこべこだな」
街では車が何かに叩きつけられたような凹みなどが多数できていました。
「ここは…」
「教会です。入りましょう」
ガチャ
「おっと」
3人が教会に入った瞬間周りに魔法陣が浮かび上がりそこから鎖が拘束するべく迫ってきます。
リカルドはそれにすかさず反応し、盾を地面に突き刺し魔法時を破壊します。
「はっ」
「どうしたジャンヌ?」
「今、啓示を受けました。彼にあわないと」
「よく分からんが、どこに行くのかは決まったのか?」
「はい、急いで向かいましょう!」
ーーー
「ジャンヌあとどれくらいだ?」
「もう少しです」
ゴゴゴ
「なんだ。地面が揺れて」
ドゴオオ!!
「あれは、バビロンの空中庭園…」
「なんだ、あれ城が浮いているのか」
リカルドとジャンヌの近くのなんと空中庭園が浮かび上がりました。遥か高くまで上昇した空中庭園は移動を始めます
「リカルド!あの空中庭園を追いかけましょう!」
「分かった」
移動し始めたことに反応したジャンヌがリカルドを伴って空中庭園を追いかけます。
がらがら
「なんだこの骸骨どもは!」
バキ
「おそらくは赤のサーヴァントが生み出したものだと思われます。このままでは城に追いつくのに時間がかかってしまいます。急がないと…!」
空中庭園を追いかけるジャンヌ達に人型のが骸骨達が群がっています。あまりの量にジャンヌは焦り出します。
「なら俺の出番だな。ジャンヌ俺の後ろに」
「っ、分かりました!」
ジャンヌはリカルドがしようとしていることを察したのかすぐにうなづくとリカルドの背中にピッタリと張り付きます。
「よし、ジーク少し魔力を供給してもらうぞ」
だん!!
リカルドは両腕に大楯を二つの盾を投影させその盾を地面に突き刺します。
「我が身は彼の乙女を守る盾なり。我が心折れぬ限りこの盾は不変。何者にも犯されぬ領域なり」
リカルドが詠唱を始めると二つの盾はジャンヌとリカルドを囲むように回り出します。
「さぁ、破れるものなら破ってみろ」
盾の回転がさらに高速になっていきます。
「
リカルド達の周りを回っている盾と内にいるリカルドとジャンヌの足元が光り輝いています。周りは明かりもなく暗い状態ですが、リカルド達の周りは心地よい光に包まれています。
「行くぞ!」
「はい!」
宝具を展開し終えたリカルドはジャンヌを背に走り出します。
がらがら
そこに骸骨達が襲い掛かります。
「無駄だ!」
ばん!
骸骨がリカルド達の周りに回っている盾に触れようとした瞬間その骸骨は強い衝撃を受けたかのように吹き飛びバラバラになってしまいました。
「さすがですね」
その光景を見たジャンヌは先ほどの焦った表情はなくなり冷静さを取り戻しました。
「一気に向かうぞ!」
リカルド達はまるで戦車の如く骸骨達を蹂躙しながら進みます。
「ん、あれは教会で出てきた魔法陣か?」
「そのようですね」
進撃を続けるリカルド達の前に教会でも出てきた紫色の魔法陣が浮かび上がります。
じゃらじゃら
そこからはリカルド達を拘束するべく鎖が飛び出します。
ぱん!
しかしリカルドが作り出した宝具によりその鎖は全て弾かれます。
「相手も必死みたいだな」
「えぇ、一刻も早くあの空中庭園に向かわないと」