バトルメック資料
・バトルメック
全高十数メートルの巨大ロボット。
整列結晶鋼の装甲板に身を包み、核融合炉を動力源とする。
製造には高度な技術力が必要とされ、科学技術や文明が衰退した3025年代前後においては一部の遺された自動工場や特別な研究機関などを除き、再生産は難しい。
そのパイロットはメック戦士と呼ばれ、貴重なバトルメックを一族で保有していることから、エリートとして様々な社会的優遇措置を受けている。
なお、戦闘他の理由でバトルメックを失ったメック戦士の末路は悲惨である。
彼らは「失機者」と呼ばれ、エリート階級として受けていた様々な特権も失い、軽蔑されて生きることになる。
失機者たちは、何らかの方法でバトルメックを手に入れ、メック戦士の座を取り戻すことに執着する様になるのが大半である。
・マローダー
代表的な75tメック。
主人公キースが敵から奪還し、新たな自分の乗機とした機体でもある。
粒子ビーム砲と中口径レーザーを両手に各1門、計2門有する他、オートキャノンを搭載した砲撃型の機体。
直立したカニのような少々人型と異なる異形を持つメックだが優秀な機体。
通信機能が充実しており、中隊指揮に向くと言う裏設定がある。
・サンダーボルト
強力な65tメックで、現時点でのマテュー少尉の乗機でもある。
その最大の特徴はこの重量限界まで張られた装甲で、マローダーを上回る重装甲メック。
武装は大口径レーザー、15連長距離ミサイルの他、中口径レーザーを三門、二連短距離ミサイルにマシンガンと遠近双方に活躍出来る武装を持つ。
遠近で武装を使い分ければ過熱もしづらく、初心者でも安心して使える機体。味方にいれば頼もしいが、敵にいると絶望的な壁となる事も。
・ウォーハンマー
エリーザ軍曹の乗機。
重武装の70tメック。
とにかく武装に偏っており、粒子ビーム砲に中口径レーザー、小口径レーザー、マシンガンを各2門搭載、更に6連短距離ミサイルまで搭載している。
粒子ビーム砲を除く武装は胴体に装備されており、この胴装備武器の一斉発射はブレストファイアーと呼称される。
腕部は粒子ビーム砲と一体化し、棍棒のようになっており、マローダーと同じく手を持たない機体でもある。
最大の欠点は装甲が薄めな事。
・フェニックスホーク
45tの中量級メックの傑作機。
このクラスとしては最高クラスの装甲と機動力を持ち、武装としても大口径レーザーを1門、中口径レーザーとマシンガンを各二門保有する。
欠点としては熱が溜まりやすい事。追加で放熱器を装備していない為、ジャンプして全武器を発射した場合、一気に射撃や移動力にマイナス修正が来てしまう。
また、装甲が厚めと言ってもあくまでこのクラスとしては、である事と、腕に全武装が集中している為に比較的破壊されやすい腕が破壊されると全武装を失ってしまう点も欠点と言えるかもしれない。
が、間違いなくこのクラスとしては最高クラスのメックの一つ。
ただし、その分改装を考えたりする弄り甲斐は薄い。
・ライフルマン
アンドリュー軍曹の乗機。
支援砲撃型の60tメック。
とにかく装甲が薄い。
何せ、45tのフェニックスホークより薄い。
そのリソースを武装に突っ込んでおり、オートキャノン、大口径レーザー砲、中口径レーザーを各二門搭載している。
しかし、追加放熱器をこちらも一切搭載していない為、走行しながら全武器を発射するといきなりエンジン停止の危機に陥る為、全火器の同時発射は余程でない限り避けるのが無難。
頭部に大型レーダーを搭載しており、対空戦闘能力に長けた機体という設定がある。
してみるとこの機体、他のメックを戦車とするなら対空戦車として開発されたものなのかもしれない。
・グリフィン
主人公キースの初期乗機であり、現在は予備機になっている55tメック。
粒子ビーム砲と10連長距離ミサイルを搭載した遠距離支援メック。
機動力もフェニックスホークには劣るものの優秀で、装甲もこのクラスとしては薄くはない。
欠点としては武装がどちらも近接戦闘では命中に修正が入って命中しにくくなる点。
作りたての一般的なメック戦士ではその修正は極めて厳しい。
・シャドウホーク
55tの中量級メック。
その最大の特徴は何と言ってもその中途半端さ。
何せ、ジャンプも一般的な同クラス機の半分で、火力もしょぼいものが多い。
最大の熱が発生するように行動しても、一切過熱しない為、別名初心者向けメックとも言う。
武装として中口径のオートキャノン、5連短距離ミサイル、中口径レーザー、2連短距離ミサイルを持つ。
・クルセイダー
ミサイルの塊とも言うべき65tメック。
15連長距離ミサイルと6連短距離ミサイル、中口径レーザーとマシンガンを各2門搭載する。
遠近両方に力を発揮するメックなのだが……如何せん弾薬の搭載量が少ない。
この為、戦闘が長引いた場合、遠距離火力が尽きる可能性が高く、折角視界を取れる高地を押さえたのに、降りてこないといけなくなったりする。
・ウルバリーン
55tの中量級メック。
遠距離火力が火力としてはイマイチ頼りない中口径のオートキャノン一門である為、グリフィンを遠距離支援機、こちらを近接戦闘機と見る向きが多い。
6連短距離ミサイルと中口径レーザーを武装として保有し、特徴として中口径レーザー砲を頭部の回転砲座に持つ為、背後にも撃てる、らしい。
・オリオン
強力無比な75tメック。
サンダーボルトをも上回る重装甲を持つ。
これまでに上げてきた機体のオートキャノンを上回る大口径のオートキャノンを保有し、他に15連長距離ミサイルに4連短距離ミサイル、中口径レーザー2門を有する。
欠点としては実弾兵器が主力の機体いずれにも言える事だが継続戦闘能力に欠ける事。
この為、キースのような最前線に自身も出て戦いながら指揮を執るようなタイプの場合、長時間前線にいる事が困難になる為相性が悪いとも言える。
・エンフォーサー
恒星連邦特製メックである50tメック。
継承王家各国にはそれぞれの領地でしか作っていないメック(他の領地に生産可能な工場のない機体)が存在する。
エンフォーサーはその一つ。
このクラスとしては機動力に欠けていると言わざるをえない機体で、歩行・走行時の速度は重量級メックと同程度でしかなく、僅かにジャンプジェットを搭載している分だけ森林地帯などでの移動が楽と言える。
だがオリオンと同じ大口径オートキャノンと大口径レーザー、小口径レーザーを有し、また大口径オートキャノン/レーザーはいずれも最低射程を有さない為に遠近両方で戦闘可能な機体。また、装甲もこのクラスとしては厚めでフェニックスホークを上回る。
特殊なメック戦士の脱出機構を持ち、コクピットがそのまま小型航空機として安全圏へ離脱する、というものになっている。
・アーチャー
70t級のバトルメック。
サンダーボルトと同等の装甲を持つ支援機である。
その特徴は両肩に搭載された2門の20連長距離ミサイルにある。
この他には4門の中口径レーザーのみ、と遠方火力は完全にミサイルに頼っている。
長距離ミサイルはバトルメックの武器としては射程が長く、この機体に後方に陣取られるとミサイルの土砂降りが降って来る事になるので厄介極まりない。
しかし、粒子ビーム砲以上に最低射程が厳しい兵装でもあるのでこの機体相手の場合はむしろ積極的に内懐に飛ぶ込むべきだろう。
接近してしまえば、前に2門、後方に2門搭載された中口径レーザーのみが主武装となるのだから。
とはいえ、70tの重量が生む格闘戦の破壊力を忘れたら痛い目を見る事になるだろうが。
・ドラゴン
連邦のエンフォーサー同様、ドラコ連合の特製メック。
この為、基本ドラコ連合側にしか出てこない。
ジャンプジェットこそ装備していないがなかなか高機動。
武装は中口径オートキャノン、10連長距離ミサイルランチャーに中口径レーザー2門と決定打に欠ける印象。
重量は60t。
・ワスプ
20tの軽量級メックを代表する、非常に大量に生産された(そして3025年代でもいまだ生産されているらしい)偵察用バトルメック。
6基のジャンプジェットを有し、フェニックスホークと同等の機動力を持つ。
反面、武装は中口径レーザー1門と2連短距離ミサイルが1門と貧弱で、装甲も薄いの一言。
同じ軽メックが相手ならばともかく、中量級以上のメック相手には戦闘では役に立たないと言って良いだろう。
・スティンガー
ワスプ同様20tメックを代表する機種で、これも大量に生産され、かつ3025年代でもいまだ生産が続いているらしい軽量級偵察用バトルメック。
その能力はワスプとほとんど同等で、高い機動性を持つジャンプ可能な機体。
フェニックスホーク開発のベース機になったと言う話もあるが、逆にフェニックスホークの開発年代がスティンガーより前になっている資料もあるらしく、バトルテック世界の設定を行った米国においても混乱が見られる。
武装は中口径レーザー1門とマシンガン2門と、極めて貧弱で、装甲も極めて薄い。
また、操縦席が非常に狭いと言う設定もあり、長時間乗り続けると疲労で様々な判定にペナルティが来るほどらしい。
・ローカスト
20tのバトルメックで、首の無いダチョウの様な姿をした異形の機体。
その移動力は速いの一言。
ただしジャンプジェットを装備しておらず、わずかな地形の高低などの変化で、その自慢の機動力は削がれてしまう、平地用メック。
火力はともかく、装甲厚は同クラスのワスプ、スティンガーよりはかなりマシである。
武装は中口径レーザー1門にマシンガン2門。
・ジャベリン
このクラスでは強烈な破壊力を持つ、30tの高機動バトルメック。
機動力はワスプ、スティンガーと遜色なく、接近されると2門の6連短距離ミサイルが猛威を振るう。
ただし装甲が薄いのは仕方ないと言える。
・ヴァルキリー
これも恒星連邦特製メックである、30tのメック。
第2中隊を率いるヒューバート大尉が、フリーの傭兵時代に用いていた機種。
機動力はより重いグリフィンやウルバリーン並だが、ジャンプも可能だし、まあ優秀な部類に入る。
装甲はこのクラスにしては厚い方だが、それでもやはり軽量級でしかないため、耐久性は乏しい。
搭載火器は10連長距離ミサイルと中口径レーザーをそれぞれ1門と、少な目に纏められている。
・ジェンナー
35tの軽量級バトルメック。
ローカストに若干劣る走行移動力と、グリフィンやウルバリーンと同等のジャンプ移動力を持つ。
装甲は薄いが、武装は4連短距離ミサイル1門、中口径レーザー4門とこのクラスでは過剰なほどである。
・オストスカウト
35tの軽量級バトルメック。
ローカストと同等の走行移動力と、最高レベルのジャンプ移動力を持った、非常に優秀な偵察機。
ただし装甲と火力は頼りなく、武装は中口径レーザー1門きりである。
強力なセンサーを搭載しているという裏設定があり、隠れている車輛やバトルメックなどを発見することすらも可能。
・パンサー
35tの軽量級バトルメックで、ドラコ連合の特製メック。
機動力はエンフォーサーとまったく同じで、同クラスでは最低レベルである。
ジャンプジェットがあるのが救いか。
しかし攻撃力は高く、4連短距離ミサイルと粒子ビーム砲を各々1門装備。
装甲も同クラス最高を誇り、軽支援メックとして運用されると、なかなかうざったい機体。
・アサッシン
40tの中量級バトルメック。
傑作機フェニックスホークを超える機動力を持つが、そのしわ寄せは武器と装甲に来ており、下手な軽量級メック程度になっている。
武装は5連長距離ミサイル1門、2連短距離ミサイル1門、中口径レーザー1門。
・シカダ
40tの中量級バトルメックだが、はっきり言ってしまって、「重いローカスト」でしかない。
装甲もローカストと同程度で、薄い以外の言いようが無い。
武装は中口径レーザー2門と小口径レーザー1門。
・クリント
フェニックスホークと同等の機動性を誇る、40tのバトルメック。
装甲は薄く軽量級並で、使い道に困るメック。
武装は中口径オートキャノン1門に中口径レーザー2門。
裏設定(レベル3ルール)では、高い精度の射撃管制システムを積んでおり、射撃の命中率に高いボーナスがあるらしい。
しかし反面、月々の維持費が+1000Cビルされてしまうと言う話もある。
・ウィットワース
機動性が低い、40tメック。
これだけ聞くと使えない様に思われるが、そんなことはない。
装甲もフェニックスホーク程度はあり、なおかつ優秀な遠距離攻撃武器を持つので、支援メックに徹すれば充分に使えるのだ。
搭載火器は、10連長距離ミサイルが2門、中口径レーザーが3門である。
・ハンチバック
かなり強力な、50tのバトルメック。
装甲もこのクラスでは厚く、格上であるウォーハンマーと同程度はある。
武装も強力で、最大口径のオートキャノン1門と、中口径レーザー2門、小口径レーザー1門を持つ。
ただしこれらの武器は、射程距離が短く、合わせて機体自体の足も遅いため、このメックが前線に辿り着いた時には、戦闘の片が既に付いた後だったと言う事も。
・デルヴィッシュ
グリフィンやウルバリーンと同等の機動力と、ライフルマンと同クラスの薄い装甲を持つ、55tの中量級バトルメック。
別名「貧者のアーチャー」であり、支援に力を発揮するメック。
武装は10連長距離ミサイル2門、中口径レーザー2門、2連短距離ミサイル2門。
・オストロック
オストソルの兄弟機とも言える、60tメック。
装甲はこのクラスでは若干薄めだが、まだ充分なレベル。
火力も放熱能力も高く、熱管理はやり易い。
武装は大口径レーザー2門、中口径レーザー2門、4連短距離ミサイル1門である。
・オストソル
オストロックの兄弟機とも言える、60tメック。
この機体の装甲も、このクラスでは若干薄めだが、まだ充分なレベル。
火力も放熱能力も高く、熱管理はやり易い。
武装は大口径レーザー2門、中口径レーザー4門(内2門背面)である。
・カタパルト
65tメックで、ウォーハンマーと同等の装甲と若干のジャンプ能力を持つ。
運用法はクルセイダーに近いが、欠点もクルセイダーに近く、主兵装の長距離ミサイルの弾薬が少ない。
搭載火器は、15連長距離ミサイルが2門、中口径レーザーが4門である。
・ヴィクター
80tの強襲級バトルメック。
この大重量機としては珍しく、ジャンプジェットを搭載しており、若干のジャンプ移動力を持つ。
この機体を特徴付けるのは、右腕に搭載された最大口径のオートキャノンであり、右手が無い機種である。
この他にこの機体には、4連短距離ミサイル1門、中口径レーザー2門が搭載されている。
・バトルマスター
85tの強襲級バトルメック。
このメックで何よりも心強いのは、その圧倒的な装甲であり、敵からすればサンダーボルトをも凌ぐ絶望的な壁にしか見えないだろう。
武装は粒子ビーム砲1門、6連短距離ミサイル1門、中口径レーザー6門(内2門背面)で、明らかに近距離でこそ威力を発揮するメックである。
・サイクロプス
90tの強襲メック。
強襲級とは言えども、装甲は格下のウォーハンマーと同程度しか無く、本来突っ込んで行く仕様のバトルメックではない。
では何のためのメックかと言うと、連隊指揮用の指揮官機なのである。
この機体に搭載されているコンピュータは戦闘指揮用として非常に強力である。
武装は10連長距離ミサイル1門、最大口径オートキャノン1門、4連短距離ミサイル1門、中口径レーザー2門となっている。
・マッキー
史上はじめてのバトルメックで、重量は100t。
ただし色々不合理な造りや、低い技術で造られたパーツなどを使用しているため、重量に相応しい戦闘能力を持っているとは言えない。
この様な機種をプリミティブメックと呼び、初期に造られていた原始的バトルメックの1種である。
しかし重量から来る格闘能力は、さすが100tメックと言えるだけの物を持っている。
武装は粒子ビーム砲1門、大口径オートキャノン1門、中口径レーザー2門。
マッキーには試作機があり、その武装は多少異なっている。
試作機の武装は粒子ビーム砲1門、大口径レーザー1門、4連短距離ミサイル1門。
・エクスターミネーター
主人公キースの父親、ウォルト・ハワード大尉が愛用していた65tバトルメック。
機動性がこの重量の機体にしては異常なほど高く、55t級のグリフィンやウルバリーンと同等であり、150mのジャンプ能力も備えている。
ただしそのしわ寄せは装甲や武装などに来ており、火力も防御力も重量に比して若干物足りなく、放熱能力も低め。
しかしあくまでそれは「重量に比して」というだけであり、装甲は70t級ウォーハンマー以上、武装も10連長距離ミサイル1門、中口径レーザー4門、小口径レーザー1門、マシンガン1門と、高機動メックとして見た場合は充分な物を備えている。
ちなみに通信能力が高く、マローダーやフェニックスホークと並んで、中隊規模の部隊指揮に向いていると言う設定がある。
・ゼウス
ライラ共和国の特製メック。
80tと特製メックの中では最も重い。
15連長距離ミサイルに中口径オートキャノン、大口径レーザーに中口径レーザーを2門装備するが、技術衰退で完成形ではないらしく、後の技術復興時には中口径オートキャノンを粒子ビーム砲に換装した機体が登場している。
・ヴィンディケイター
リャオ家の特製メックで45t。
重量は45tと特製メック中最軽量で、機動性もこのクラスとしてはとても低い。
反面、装甲はこのクラス最大まで張られており、武装も粒子ビーム砲に5連長距離ミサイル、中口径レーザー砲に小口径レーザー砲を搭載しており、国力では五王国最弱のカペラ大連合国では主力を張らねばならない故だと思われる。
・スパイダー
30tの軽量級偵察バトルメック。
オストスカウトと同等の非常識な機動力を持ち、火力もこのクラスからすればそこそこ。
名前は「蜘蛛」であるが、蝶の様に舞い、蜂の様に刺す戦術がとれる。
・コマンドウ
ライラ共和国の特製メック。
特製メック最軽量の25t。
その重量から分かるように軽量メックに属し(日本版最軽量メックは20t)、機動性はそれなりに高いのだがジャンプジェットを搭載していないのが辛い所か?
6連短距離ミサイルと4連短距離ミサイルを有し、一撃の破壊力はある。
単独で行動していると、センサーに発見され難い特殊能力があるらしい。
・ヘルメスⅡ
40tの自由世界同盟マーリック家の特製メック
こちらもコマンドゥ同様、ジャンプジェットを搭載していないので若干機動性に劣る
中口径オートキャノンと中口径レーザーを持つ他、火炎放射器を持つ
尚、火炎放射器は使い方次第ではとっても怖く、特に戦車にとっては致命的な武器となりかねない
強力な通信システムを持ち、遺失技術の「ガーディアンECM」などを貫いて通信が可能だったり、オストスカウトなどのセンサーに引っ掛からずに通信を行えたりすると言う設定。
・アーバンメック
極めて低い機動力と、このクラスにしてはやや厚めな装甲を持つ、どうにも扱いに困る30tの軽量級メック。
一応最低限レベルのジャンプ移動力を持っているのが救いで、優位地形の確保はなんとかできなくもない。
一応火力は、大口径オートキャノン1門と小口径レーザー1門と、機体の重量にしてみれば充分な物を持っている。
おそらく都市防衛用戦力として整備された、市街戦に特化した機種。
普通のメックよりも、随分と背が低いらしい。
・ファイアスターター
35tの軽量級バトルメックで、ワスプやスティンガー、フェニックスホークと同等の機動力を持つ。
装甲はこのクラスからすれば並……つまりは重量に似つかわしく、薄いと言う事。
火器は中口径レーザー2門、マシンガン2門、そして機体名に相応しく火炎放射器が4門(内1門背面)も搭載されている。
追加放熱器が無いので、全開発射は莫大な加熱をもたらす。
・バルカン
40tの中量級メックで、フェニックスホークと同等の機動力を持つ。
だが装甲は軽メック並で、いかにも頼りない。
武装は小口径オートキャノン、中口径レーザー、火炎放射器、マシンガンと、このクラスにしては若干頼りない感じを受ける。
火炎放射器を搭載した高機動メックであるため、対車両用としては活躍が見込めるだろうか。
だが火炎放射器を搭載した、もっとお手軽なメックが他にも存在しているため、あまり出番は無いかも知れない。
・ブラックジャック
45tの中量級バトルメック。
装甲厚はこのクラスとしては充分なだけあるが、機動力が重量級メック並に低い。
ジャンプジェットを搭載しているのが、救いか。
これにより、優位地形を確保して支援機として働く事ならできそうである。
だが残念ながら、遠距離火器が力不足。
搭載火器は、小口径オートキャノン2門、中口径レーザー4門。
小口径オートキャノンは射程は長いのだが、威力的にいかにも頼りないのだ。
・ハチェットマン
45tの中量級メックではあるが、重量級程度の機動力しかない。
そのくせ装甲はこのクラスからすると、妙に頼りない。
日本版メックウォリアーRPGやテクニカルリードアウト3025(未訳)のデータには載っていないが、イラストではハチェットを装備している。
現在の米国版のデータでは、ハチェットを装備していないタイプはHCT-3T型とされている様で、通常型のHCT-3Fは追加放熱器3基を削除してハチェットを標準装備している模様。
火器は大口径オートキャノンと中口径レーザー2門。
量産性が物凄いらしく、数で勝負する機体。
また頭部が丸ごと脱出用小型機になるらしく、メック戦士や貴重な頭部部品を安全に脱出させられる。
であるため、機体を失ったメック戦士が戻ってきたら、新たなハチェットマンを与えて再出撃させられる。
・センチュリオン
50tの中量級バトルメック。
重量級並の機動力しかない上に、ジャンプ移動力を持たない。
代わりと言ってはなんだが、装甲はある程度厚い。
搭載火器は、大口径オートキャノンと10連長距離ミサイル、中口径レーザー2門(内1門背面)。
追加放熱器を持たないが、さほど大量に熱を発生する機体では無いので、全力走行して全開射撃でもしなければ大丈夫であろう。
ちなみに気圏戦闘機にもセンチュリオンと言う機種があるため、混同しないように注意。
・トレビュシェット
50tの中量級メックだが、装甲は45tのフェニックスホークより薄い。
60tライフルマンと同じと言えばわかってもらえるだろうか。
機動力はそこそこあるのだが、ジャンプ移動力を持たない。
武装から言って支援メックであるが、弾薬が少ないのが残念なところ。
15連長距離ミサイルを2門、中口径レーザーを3門装備している。
・スコーピオン
55tの中量級で、四脚型と言う珍しいバトルメック。
四脚型なので、腕の代わりに前脚がついている。
装甲はこのクラスからすると薄いが、機動力はそこそこのレベル。
ただしジャンプ移動力は無い。
武装は粒子ビーム砲が1門と、6連短距離ミサイルが一門と言う様に、威力がある物を少な目に搭載している。
・クイックドロウ
60tの重量を持つ重量級メック……のはずなのだが、装甲が45tフェニックスホーク並に薄い。
なおかつ、55tウルバリーンやグリフィンと同等の機動性を持っており、ジャンプ移動力まで兼ね備えている。
火力は10連長距離ミサイル、4連短距離ミサイル、中口径レーザー4門(内2門背面)と、60tと言う重量から見ると若干物足りないか、そこそこと見るか、難しいところ。
運用法は、中量級メックと同様の使い方をするしか無いだろう。
・ジャガーメック
ライフルマンの改良型であるらしい、65tの重量級メック。
ただし火力は減衰、装甲は更に薄くなり、運用は更に難しくなっており、困った物である。
火器は小口径オートキャノン2門、中口径オートキャノン2門、中口径レーザー2門。
実弾兵器が増えた分、弾薬爆発の危険も増えた。
困った物である。
ただし単機ではなく、他の機種の護衛機と組み合わせて使うと化ける……と言う噂も聞く。
・グラスホッパー
70tの、空飛ぶ重量級メック。
装甲は65tサンダーボルトや70tアーチャーと同じだけ積んでおり、極めて打たれ強い。
放熱器も大量に搭載しており、熱管理も容易。
ただし遠距離火力が無いわけでは無いが、乏しい。
武装は5連長距離ミサイル1門、大口径レーザー1門、中口径レーザー4門と、比較的中~近距離向けのメックである。
・オウサム
装甲の化け物と言える、80t強襲メック。
その装甲は、85tバトルマスターよりも強靭である。
武装は粒子ビーム砲3門、小口径レーザー1門と見た目すっきり、実態は大火力でまとめられている。
放熱能力も高く、粒子ビーム砲を乱射しながら前進してくるその姿に、敵兵たちは「Awesome!Awesome!(恐ろしい!恐ろしい!)」と叫んだらしい。
ただし足が絶望的に遅いため、他機種と隊を組ませずに、可能であればこの機体だけで1個小隊を形成すべき。
・チャージャー
80tの強襲メックであるのに、中量級並の機動力を確保した野心作メック。
しかし装甲もまた中量級~薄い重量級レベルであり、あまつさえ火器は小口径レーザー5門のみと、強襲級にしてはあまりに寂しい。
格闘戦に力を発揮する、と言うよりは格闘戦にしか使えない。
それなのにレーザーの内2門が腕に取り付けられており、パンチ時にはそのレーザーが使えなくなる。
何か色々と間違っているとしか思えないメックである。
・ゴリアテ
80tの強襲型。
これも55tスコーピオン同様に、四脚メックである。
バトルマスターに匹敵する装甲厚を持ち、優秀な長距離火力を保持している。
だが近接火力に欠け、強襲メックと言うよりは支援機的な運用が適している。
装備は粒子ビーム砲1門、10連長距離ミサイル2門、そして申し訳程度の近接火力としてマシンガンが2門搭載されている。
・ストーカー
85tの強襲メック。
やや火力偏重ぎみに見える機体だが、充分な装甲と放熱能力を保持している、優秀なメックである。
ただし足はオウサム並に遅い、と言うよりも強襲型ならばこれが普通であろう。
火器は10連長距離ミサイル2門、大口径レーザー2門、中口径レーザー4門、6連短距離ミサイル2門と圧倒的。
だが左右胴体や左右腕にまで弾薬を積んでいるため、ちょっとしたミスやちょっとした事故で爆散しかねない恐ろしさがある。
・95tバンシー
ちょっとばかり問題のある設計ではないのかと言いたくなる、95tの強襲型バトルメック。
機動性が並の重量級レベルを保っており、更に装甲も80tオウサムと同等である。
ここまでならば特に良さそうであるが、問題は搭載火器にある。
95tの重量を持っているのに、粒子ビーム砲1門、中口径オートキャノン1門、小口径レーザー1門……これで終わりである。
これであるならば、機動力を削って武装を充実させた方が、堅実な設計であっただろう。
なまじ強力なエンジンを搭載したがために、強襲型の最大の特徴である火力を殺すことになってしまったメックである。
まあ、80tチャージャーよりかはマシであるかもしれないが。
・アトラス
強力無比な、最大重量の強襲型100tメックがこの機種である。
まあマッキーも100tではあったが、あれとは比べ物にならない。
髑髏の様な形状の頭部は、見る者に威圧感を与える。
装甲厚も85tバトルマスターの1.3倍を誇り、強靭なことこの上ない。
機動力が低いのは当たり前だが、この装甲の前ではそんな事は気にならない。
その武装も強力で、最大口径オートキャノン1門、20連長距離ミサイル1門、中口径レーザー4門(内2門背面)、6連短距離ミサイル1門を持つ。
おまけに裏設定で、深宇宙通信アンテナが装備されており、宇宙船と単独で通信が可能であったりする。
もう一つ付け加えて言うとすれば、排気口がひどく臭いらしい。
・マーキュリー
20tの軽量級偵察メック。
能力的には20tローカストの親戚にしか見えない。
機動力も装甲厚も、ほぼ同じなのである。
武装は小口径レーザー2門、中口径レーザー2門と、このクラスでは充分。
・ソーン
20tの軽量級バトルメック。
偵察機ではあるが、このクラスでは充分な破壊力を持ち、装甲も20tローカスト並と軽量級にしてはマシな部類。
ただし代償としてなのか、ジャンプ移動力を持たず、飛ばないスティンガーやワスプと言ったイメージがある。
火器は中口径レーザー2門と、5連長距離ミサイル1門。
・マングース
25tの軽量級偵察機。
機動力は20tローカスト並、装甲はその1~2段格上、火力はこのクラスにしては充実と言うなかなかのメック。
ただしジャンプ移動力は無いし、所詮は軽量級ではあるのだが。
火力は中口径レーザー3門に小口径レーザー。
・ヘルメス
30tの偵察用軽量級バトルメック。
機動力は20tローカストを超え、ジャンプ移動力こそ無いが平地用の偵察機としては最良だろう。
武装は中口径レーザー2門に火炎放射器と、このクラスではそこそこ。
・ハッサー
30tの軽量級メック。
30tヘルメスとまったく同等の機動力を持つ。
そしてあろうことか、大口径レーザーを1門のみ装備している。
運用としては、圧倒的機動力で大口径レーザーによる先制の一撃を行い、「運が良ければ」逃げ去ると言う物だろう。
何故「運が良ければ」なのかと言うと、紙装甲だからである。
もし一撃でもくらえば、撃墜は必至だ。
・ヘルメスⅢ
40tの中量級バトルメック。
素の能力的にはヘルメスⅡとほぼ変わらない。
ただし武装は大きく違い、大口径レーザー2門となっている。
また追加放熱器を1基装備している。
特殊能力があるかどうかは不明。
ヘルメスⅡのバリエーションであると書かれている資料もある。
・センチネル
40tの中量級メック。
装甲はこのクラスにしては薄いが、機動力は偵察機並にある。
火器は、小口径レーザー1門、2連短距離ミサイル1門、中口径オートキャノン1門と、やや破壊力に欠ける。
・ワイバーン
45tの中量級メックで、武装などから見るに万能型を目指した物と見受けられる。
機動力はジャンプジェットを装備してはいるものの、重量級メック程度。
ただし装甲はこのクラスからすれば厚め。
武装は小口径レーザー2門、大口径レーザー1門、10連長距離ミサイル1門、6連短距離ミサイル1門と、遠近両方に対応できる。
・クラブ
50tの汎用型中量級バトルメック。
ジャンプ移動力は持っていないが、機動性はそこそこ。
装甲もこのクラスの機体としては充分。
火力も小口径レーザー1門、中口径レーザー1門、大口径レーザー2門と充実。
その火力を活かすための放熱能力も、充分に持っている。
・キンタロー
55tの主戦機タイプ中量級メック。
ジャンプ能力こそ持たないが、そこそこの機動性を持つ。
装甲はなんと70tウォーハンマーよりも厚い。
武装は中口径レーザー2門、5連長距離ミサイル1門、6連短距離ミサイル3門と、明らかに近距離を意識した装備になっている。
ただし追加放熱器を1基も持たないため、運用には注意と慣れが必要。
・チャンピオン
60tの重量級バトルメック。
ただし装甲は45tフェニックスホーク並に薄い。
機動力は60tドラゴンと同等。
搭載火器は、小口径レーザー2門、中口径レーザー2門、6連短距離ミサイル1門、大口径オートキャノン1門。
追加放熱器が無い機体であるため、少々運用に慣れが必要かと思われる。
・グランドドラゴン
60tの重量級バトルメックで、60tドラゴンの改良機らしい。
中口径オートキャノンとその弾薬を撤去し、中口径レーザー1門、粒子ビーム砲1門、追加放熱器2基に換装している。
これにより、攻撃力と継戦能力が向上した。
・ランスロット
60tの重量級メック。
機動力は並の重量級、装甲厚は55tウルバリーンや55tグリフィン、55tシャドウホークと同等。
ただし操縦席の入っている頭部の装甲は、何と言うか致命的に薄い。
60tライフルマンほどでは無いにせよ。
武装は中口径レーザー1門、大口径レーザー2門、粒子ビーム砲1門と、かなり強力。
放熱能力も高いが、一斉射撃を行うと、それでも放熱しきれないほどの熱を発する。
・ボンバディアー
65tの重量級支援メック。
機動力は並、装甲は厚く、一応申し訳程度の近接火力も保持。
ただし弾薬が致命的に少ない。
どれだけ少ないかと言うと、70tアーチャーの半分。
更に言えば追加放熱器も無いために、放熱に問題がある。
おまけに弾薬があちこちにあり、あまつさえ腕にも弾薬があるため、爆散し易い機体と言える。
武装は20連長距離ミサイル2門、4連短距離ミサイル1門、マシンガン1門。
・ギロチン
70tの重量級主戦機。
機動力は普通の重量級メック+α。
+αの部分は、この機体が何を考えたかジャンプジェットを積んでいるからである。
装甲は65tクルセイダーとどっこいどっこい。
装備は中口径レーザー4門、大口径レーザー1門、6連短距離ミサイル1門。
更に大量の追加放熱器を載せているため、過熱の心配はあまり無い。
・ブラックナイト
75tの重量級バトルメック。
ほとんど遊びの無い設計のメックである。
機動力は合格点、装甲は充分、放熱能力も高いと突っ込みどころが無い優秀過ぎる機体。
武装は小口径レーザー1門、中口径レーザー4門、大口径レーザー2門、粒子ビーム砲1門と、全てエネルギー兵器でまとめられている。
おまけに通信システムが優秀なので、中隊指揮に向いていると言う裏設定まである。
あまりに優秀すぎて面白みがない上にバランスブレイカーであるため、日本版ルールブックからは除かれたのではないか、とまで言われているほどである。
・フラッシュマン
往年の戦隊ヒーロー……ではなく、75tの重量級主戦機。
充分並の機動力、超重装甲、莫大な放熱能力、エネルギー兵器のみ装備と、かなり強いメックである。
装備は中口径レーザー5門(内1門背面)、大口径レーザー2門、火炎放射器1門。
乱戦の中に飛び込んでいくタイプのバトルメックだ。
・サグ
80t強襲メック。
充分な機動力、分厚い装甲、そこそこ高い火力と高い放熱能力を併せ持つ、強力なバトルメック。
武装は粒子ビーム砲2門に、4連短距離ミサイル2門。
少し装備が地味な気もするが、実際充分だろう。
・クロケット
85tの強襲型バトルメック。
装甲は同クラスの85tバトルマスターが目じゃないくらいに厚い。
機動力は80tオウサムや85tストーカーと同程度。
ただし何を考えたのか、ジャンプジェットを3基搭載している。
武装は小口径レーザー2門、大口径レーザー2門、6連短距離ミサイル2門、大口径オートキャノン1門となっており、若干放熱能力に余裕が無い。
・ハイランダー
90tの強襲メック。
この機体も前述の85tクロケット同様に、何を考えたのか3基のジャンプジェットを搭載している。
装甲は限界ぎりぎりまで積んでおり、容易には撃ち抜けない。
装備している火器は、中口径レーザー2門、20連長距離ミサイル1門、6連短距離ミサイル1門、大口径オートキャノン1門。
放熱能力は、やや低めである。
・キングクラブ
100tアトラスに並ぶ、100tの強襲型メック。
この機体を特徴づけているのは、両腕に装備された最大口径のオートキャノン2門である。
他に大口径レーザー1門や15連長距離ミサイル1門などもあるが、オマケに過ぎない。
両手から撃たれる2発の最大口径オートキャノンの砲弾は、(当たり所にもよるが)どの様なメックでも一撃必倒である。
ちなみに機動力は100tアトラスと同等、装甲は85tバトルマスターと100tアトラスの間ぐらいか。
・(オマケ)マックス
グループSNEが「バトルテックがよくわかる本」に掲載した、100tのサンプル機体。
当然ながら強襲型メックである。
ほとんど遊び無しに突き詰めて設計されているため、極めて強力無比。
100tアトラスと同等の装甲に同等の機動性を持つ。
あげくに全武装をエネルギー兵器で統一しているので、ランニングコストも安い上に継戦能力も阿呆の様に高い。
その武装だが、粒子ビーム砲2門、大口径レーザー1門、中口径レーザー5門、小口径レーザー6門と圧倒的火力。
あえて欠点を探すと言うなら、あら捜しの類になってしまうが、エネルギー兵器を無効化されると無力化されてしまう点だろうか。
・K(クリタ家)型
ここから少し形状が異なる。
K型と呼称されるのはドラコ連合クリタ王家によって改装された機体のシリーズである。
基本、各王家の頭文字を取って呼称される。
恒星連邦はダヴィオン王家である為、D型。
ライラ共和国はシュタイナー家なのでS型。
以下、自由世界同盟盟主マーリック家の場合はM型。
カペラのリャオ家ならL型。
そして、ドラコ連合はクリタ家に統治されている為、当然K型である。
それらはどんな機体なのだろうか?
・K型フェニックスホーク
ジャンプジェットとマシンガン、その弾薬を取っ払い、その代わりに更なる装甲と小口径レーザー砲の増設、放熱能力の増加である。
機動性を落としてでも、落としづらく落しやすい機体にした、とも言える。
・K型ウルバリーン
オートキャノンを大口径レーザー、中口径レーザー、小口径レーザーへと換装。そしてやっぱりジャンプジェットは取り外し。
・K型シャドウホーク
オートキャノンを粒子ビーム砲に換装。
K型なのに、ジャンプジェットは搭載したままである。
・K型ワスプ
2連短距離ミサイルとその弾薬を取り外し、装甲を若干強化、マシンガン1門とその弾薬を搭載、K型のくせにジャンプジェットは搭載したままである。
・K型アーチャー
装甲を若干削り(それでもまだかなりの重装甲)、武装を全て変更。
15連長距離ミサイル2基と、大口径レーザー2門を搭載し、更に放熱器を2つ追加して若干熱が溜まりにくくなっている。
元からジャンプジェットは載せていない。
・K型スパイダー
中口径レーザー1門とジャンプジェット2基を取り外し、マシンガン2門とその弾薬を搭載している。
ジャンプジェット2基を取り外したとは言えど、元々の機動力が非常識であるため、まだフェニックスホーク並のジャンプ移動力を保持している。
マシンガンを搭載したのは、おそらくは対歩兵用としての運用を見込んだためであろう。
・K型トレビュシェット
武装を全て撤去し、粒子ビーム砲1門、2連短距離ミサイル1門、中口径オートキャノン1門と放熱器1基に換装している。
支援メック的な改造が施されている。
・K型クルセイダー
15連長距離ミサイル2門とマシンガン2門を、10連長距離ミサイル2門と追加放熱器6基に換装。
瞬間の火力は低くなったが、継戦能力は向上した。
・D(ダヴィオン家)型
先に述べた通りに、恒星連邦ダヴィオン王家仕様のバトルメックである。
標準型と異なり、一部の機体を除き合理的な改装を施されている場合が多い。
ごく稀に、ダヴィオン家仕様であるのにD型でない機体もある。
・D型ワスプ
2連短距離ミサイルとその弾薬を取り外し、小口径レーザー2門と火炎放射器に換装。
おそらくは、対戦車、対車両用の改装であろう。
・D型スパイダー
中口径レーザーの内1門を火炎放射器に換装している。
おそらくはこれも、対戦車用の改装かと思われる。
・D型フェニックスホーク(書き換え・移動)
マシンガンと弾薬を外し、追加の放熱器を搭載している。
これによって熱管理が僅かながら楽になっている。
ただし、対歩兵戦闘などではマシンガンは優秀な武装である為、単純に火力が下がっただけでなく歩兵に対して脆弱になっているとも言える。
・D型シャドウホーク
装甲を軽量級並まで削り、中口径レーザー1門、2連短距離ミサイル1門、追加放熱器2基を追加。
当たらなければ良い、と言う考えなのかもしれないが、機動力は全く改善されていないため、びしばし命中弾が来る。
少々、いやかなり運用しづらい、恒星連邦の機体としては例外的なメックだ。
・D型ライフルマン
中口径オートキャノン2門とその弾薬、中口径レーザー2門を撤去し、粒子ビーム砲2門と追加放熱器5基に換装。
この改造により、支援機としての性能が向上した。
ただし発熱も増したため、「熱い、薄い、弾薬少ない」のうち、改善されたのは「弾薬少ない」だけとも言える。
また中口径オートキャノンを撤去したため、対空性能は若干目減りしている。
・D型クルセイダー
6連短距離ミサイル2門、マシンガン2門、およびそれらの弾薬を、4連短距離ミサイルおよびその弾薬、追加放熱器4基に換装。
支援メックとして堅実な改造であるが、弾薬が少ないのは改善されていない。
・D型ウォーハンマー
6連短距離ミサイル、マシンガンを撤去し、装甲と追加放熱器2基を増設。
これにより、ウォーハンマーの魅力であった近距離での破壊力は、残念ながら並のメック程度に落ちた。
しかし静止射撃であれば粒子ビーム砲2門を発熱の心配なしに遠慮なく撃ちまくれると言うのは魅力である。
・K型ウォーハンマー
ダヴィオン家なのに、何故かK型。
マシンガン2門とその弾薬を撤去、追加放熱器2基に換装した機体。
近接火力は若干落ちたが、静止射撃であれば2門の粒子ビーム砲を遠慮なしに撃ちまくれる。
・D型マローダー
中口径オートキャノンを大口径レーザーに換装、追加放熱器を4基追加。
爆発物が無くなったため、安心して乗れる様になった。
・D型バトルマスター
6連短距離ミサイルと背面の中口径レーザー2門を撤去、追加放熱器6基を追加し、ただでさえ厚い装甲を更に強化した。
近接攻撃力は目減りしたが、生残性は向上。
・S(シュタイナー家)型
先に述べた通りに、ライラ共和国主席シュタイナー家仕様のバトルメックである。
お国柄か、機体を主戦機的に改造するのが多い。
ごく稀に、シュタイナー家仕様であるのにS型でない機体もある。
・S型ローカスト
装甲をスティンガーやワスプと同レベルに軽量化し、マシンガンを撤去して2連短距離ミサイル2門と換装。
近距離火力を強化した機体だが、ただでさえ薄い装甲が更に薄くなっている。
・S型ウィットワース
10連長距離ミサイル2門とその弾薬を、6連短距離ミサイル2門とその弾薬および追加放熱器4基に換装。
近距離での主戦機タイプに改造されている。
・S型トレビュシェット
15連長距離ミサイル2門とその弾薬を、6連短距離ミサイル2門とその弾薬および追加放熱器8基に換装。
しかし装甲厚が原型機そのままのため、主戦機的運用は少々厳しいか。
・S型グリフィン
武装を全て撤去し、中口径レーザー2門、大口径レーザー1門、5連長距離ミサイル1門と、追加放熱器4基に換装。
若干の遠距離支援能力を残したまま、主戦機に改造している。
・S型サンダーボルト
大口径レーザー1門、15連長距離ミサイル1門、2連短距離ミサイル1門、マシンガン2門を撤去し、粒子ビーム砲1門、火炎放射器1門、6連短距離ミサイル1門、追加放熱器6基と換装。
長距離火力が若干目減りしたが、近距離ではより一層の破壊力を示す様になった。
また左腕から弾薬が無くなったのも、総合的耐久力の増加に貢献している。
・S型アーチャー
20連長距離ミサイル2門を、15連長距離ミサイル2門と4連短距離ミサイル2門に換装。
支援能力を若干目減りさせたかわりに、近距離射程での戦闘能力を向上させている。
・S型ヴィクター
若干装甲を軽量化し、4連短距離ミサイルを6連短距離ミサイルに換装。
装甲が薄くなったが、それでもまだそこそこの防御力は保持している。
そして近接火力が一段と強化された。
ただし放熱能力は強化されていないため、そこが不安点でもある。
・S型バトルマスター
粒子ビーム砲、マシンガン2門、6連短距離ミサイル、背面の中口径レーザー2門を撤去し、5連長距離ミサイル1門、15連長距離ミサイル1門、2連短距離ミサイル2門に換装。
更に追加放熱器2基を増設している。
S型には珍しく遠距離火力を強化する形になっているが、弾薬の数が増えたために爆散の危険も増えている。
・S型バンシー
非常に強力なバトルメック。
エンジンを軽い物に換装し、機動力を低くする代わりに機体容量に余裕を作っている。
更に中口径オートキャノンを撤去し、小口径レーザー1門、中口径レーザー4門、粒子ビーム砲1門、6連短距離ミサイル1門、大口径オートキャノン1門を追加。
その上で5基の追加放熱器を増設している。
この改造により、真っ当な強襲メックに生まれ変わった。
更に言えば、通信や索敵機能が極めて強力であり、指揮官機に向くらしい。
ちなみにこれの更にバリエーションにSC型と言う物が存在し、なんとサイクロプスに勝るとも劣らない戦術指揮管制能力を持つらしいが、武装が減らされているとの話である。
・L型センチュリオン
L型なのに、何故かシュタイナー家仕様。
Lはリャオ家のLではなく、ライラ共和国のLである可能性も存在する。
大口径オートキャノンを撤去、装甲を2.5t増量し、小口径レーザー1門と大口径レーザー1門を追加。
火力は若干減退したが、このクラス最高レベルの装甲厚は、近接戦向きではあるだろう。
・M型
先に述べた通りに、自由世界同盟盟主マーリック家仕様のバトルメックである。
特に改造方針に、これと言った特色が無いが、時々よくわからない改造を施している。
・M型ローカスト
装甲を限界近くまで切り詰め、マシンガンを撤去して5連長距離ミサイル2門と換装。
軽支援メック化を図った物と思われるが、あまりにも紙装甲すぎる。
・M型ファイアスターター
装甲を2t増量し、小口径レーザー2門を追加して、真っ当な偵察機に生まれ変わった。
ただし代償として、この機体の命とも言える火炎放射器を全て撤去している。
もはやこの機種名は、相応しく無いのではないだろうか。
・M型ウルバリーン
中口径オートキャノンを撤去し、装甲を1t増量、中口径レーザー1門、大口径レーザー1門、追加放熱器2基を付け加えた機体。
ちなみに裏設定で、ウルバリーンのジャンプジェットには欠陥があることになっている。
だがこのM型ではその欠陥は改善されているとの事だ。
・M型オストロック
中口径レーザー2門と4連短距離ミサイル1門を、ジャンプジェット5基と換装。
一応これで優位地形を確保して支援機としての働きがし易くなった……と見て良いだろうか?
少々浪漫改造が過ぎると言う意見も。
・M型マローダー
粒子ビーム砲2門を、大口径レーザー2門と追加放熱器4基に換装。
遠距離攻撃力の減衰と引き替えに、熱管理はやり易くなった。
だが脇腹の弱点はそのままである。
・M型バンシー
中口径オートキャノンを粒子ビーム砲と中口径レーザー2門に換装。
面白みの無い改造だが、若干原型機のパンチ力不足を補えただろうか。
・L型
先に述べた通りに、カペラ大連邦国首相リャオ家仕様のバトルメックである。
改造方針は、基本的に防戦が主となるカペラ大連邦国の事情に沿った物である……と思いたいのだが。
かなりの割合で、とんでもない浪漫改造が施されている。
・L型ワスプ
本来の武装を全廃して、4連短距離ミサイル1門に換装している。
最大ダメージもダメージの安定性も、更に言えば継戦能力も低くなっている。
3025年世界ではエネルギー兵器を妨害する術は遺失技術だけなので、ちょっと何をしたいのかわからない改造だ。
・L型アーバンメック
装甲を軽量化、大口径オートキャノンを撤去して最大口径オートキャノンに換装。
破壊力は上がったが、遠距離兵装が無くなっており、ますます都市部以外では使えなくなった。
また装甲も減らされており、運用がますます難しくなった。
・L型オストロック
4連短距離ミサイルとその弾薬を撤去、5連長距離ミサイルとその弾薬に換装。
支援機としての能力が僅かに向上した。
・L型クルセイダー
15連長距離ミサイル2門を10連長距離ミサイル2門に、6連短距離ミサイル2門を4連短距離ミサイル2門に換装し、追加放熱器2基とジャンプジェット4基を追加。
破壊力は減ったが、優位地形を確保し易くなった。
だが噂では、これは「真上からの飛び降り」攻撃のためにジャンプジェットを追加したのだとも言う。
だとするならば、浪漫改造でしか無い事になる。
・L型ウォーハンマー
マシンガン2門を撤去、火炎放射器2門に換装。
ウォーハンマーの火力であれば、火炎放射器に頼らずとも車両如き一撃だと思うのだが……。
過熱が酷くなっただけではないか、と心配になる。
・L型マローダー
左腕の粒子ビーム砲を大口径レーザーに換装、追加放熱器を2基追加。
熱管理はやり易くなったが、脇腹の弱点はそのままである。
・L型チャージャー
装甲を軽量級並に軽量化し、武装を全廃、中口径レーザー2門と大口径レーザー1門に換装した。
……はっきり言って、重い軽量級メックと言う感じの、わけがわからない存在になっている。