卑怯でも勝ちは勝ち   作:凧の糸

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初投稿になります。駄文であろうと読んでやるという方は
ホットミルクのような暖かさで読んでいただければ幸いです。
基本的にマイルドです。(おそらく) あと展開はめちゃくちゃにならないよう気をつけたいですが、頑張っていこうと思います。

今回は軽く説明と前日譚。わりと短いです


それではどうぞ


前日譚

はぁ…疲れるな

今日もハードな仕事をこなす。

普通なエクソシストの僕は毎日こき使われている。

つか先輩の事故処理と報告なんでしなきゃいけないんだよ…

 

先輩はかなり強い。協会幹部(おえらいさん)が「人間の中で5番以内に入っているだろう」と言っていたのを聞いたことがある。

 

でも戦う度に辺りが荒れまくるのは本当に勘弁だ。僕はお陰で戦闘よりただてさえ苦手な戦闘より事務が得意になってしまった。 いや、よくよく考えると事務が得意だから押し付けられたのだろうか、 はぁ疲れるな。 「また事故処理か」と何度言ったことだろう。

 

 

 

僕が心の中で愚痴を零していると前から面倒な奴らが来た。

「おい、無視すんなよ役立たず。」「ジョージさんのサブについたからって調子に乗りやがって。」 先輩は強い、そして顔も十人中十人が振り向くくらい整っている。「銃の貴公子」という二つ名がつくほどだ。

もちろんのことながらファンも多い。非戦闘時の業務として協会へ行けば通常の3倍の人が来たそうだ。それだけファンがいれば自然とこういう妬み嫉みが僕にくる。特に、「卑怯者のくせに」、「聖水くらいしか使えないおまえがなんで」といった暴言はよく飛ぶ。

いつものことをスルーして自室へ戻った。毎度のことだが当たり前のことなのに搦め手や弱点を突くことが何故こんなに言われているのだろう?

不思議なことだ。悪魔討伐の時、同じチームのメンバーが剣やら何やらで真っ直ぐ突っ込んで行こうとしたが「そんなこんなをせず、油断しているこのタイミングで屋内だから爆弾で」と提案したが殴られて却下され、「お前のような軟弱者は帰れ」と怒りを露わにしていた。その時僕は帰ったが、後で聞いたところによると彼らは焦りからのミスで逃がしてしまったらしい。昔から僕は何故か卑怯と呼ばれる。小学校の時余り物のジャンケンで普通に勝っただけで卑怯を筆頭に数え切れないくらいに言われたが歪まなかったのはシスターのお陰と言える。

 

 

とにかく来週から駒王町とかいうところに単独で行かないといけないらしい。もう先に奪還にいった奴がいるらしいがめちゃくちゃだろこれ。

 

 

堕天使 コカビエルの討伐又は聖剣の奪還もしくは破壊

 

は? なんとかなるにしても面倒なことだ。「よしもう準備は万端だし、寝るか。」「と思っていたのか?まだ書類があるのだよ山本君。」無慈悲な宣告とともに先輩は入って来た。

 

 

ジョージ・バーンスタイン。それが彼の名前だ。こと戦闘に関して他を寄せ付けない強さを持つこの男だが、ただ書類仕事だけがダメなのだ。書けば恐ろしく時間がかかり、出来もあまりいいとは言えない。このことから上は戦闘と事務の補佐を付けたがジョージに振り回され、仕事もきついということであっという間に辞めていく人が続出したため僕が補佐になった。以降はずっと僕だ。

 

3時間後。ようやく出来た。さてと寝るか。凝った肩を軽くほぐし、柔らかでふかふかしたベットへ飛び込んだ。

 

その頃、駒王町では

 

 

「どうやら明後日、新しく討伐の人員が来るそうだ」「どんな人が来るんだ?女の人だといいなグヘヘ」「いや、男だ」「ええーマジかー」「その男の人は強いのですか?」「なんでもあの有名なジョージさんの補佐の方が来られるらしいんだけど…」「どうしたんだよ2人ともそんなスゲー人なのか?」「その男の人卑怯で有名な人らしいんだよ」「だがその強さは目を見張るものがあるそうだ」「だけどよ、卑怯な奴だろそいつ。いいのか?」「仕様がない上からの指示だ。」

 

 

さてさてこの男、山本大輔。どうなることやら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある程度評価あれば続くかも。




いやー難しい難しい。だれかオラに文才を分けてくれぇ
長文とかきつい((((;゚Д゚)))))))
この作品は基本的亀更新となります。
ここらへん設定と違うとかあれば感想に。
よろしくお願いしますm(__)m

主人公にヒロインとかいる?

  • いる
  • いらない

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