EVOLinGATE 転生エボルが特地に行くそうです(一時凍結中) 作:エターナルドーパント
「よすよす!行くぜ!」
『「さてさてどうなるコラボ回!」』
(惣司サイド)
『突然だが、俺達と戦ってみないか?』
「「「「・・・ハァッ!?」」」」
俺の言葉に、装者達は驚く。まぁ当然だわな。取り敢えず変身解除しとくか。
「オイ惣司、端折りすぎだ。あぁ・・・取り敢えず説明する。俺達が平行世界旅行をすると決めた理由は、元々戦力の増量だ。だから、平行世界の戦士と戦ってその力を解析する必要がある。だから戦おうと言ったんだコイツは」
「おう出久!説明どぉも!」
まぁ俺の場合は9割方、ただの興味だがな。
「と言う事だ。誰か戦ってくれないか?戦闘経験も積めるだろうし、特に出久は戦場経験者だから動きが違うぞ」
「・・・戦場・・・」
おっと、クリスちゃんにはアウトだったかな?
「まだ高校生の子供が・・・」
「子供扱いは止していただきたい。まぁ確かに、この中じゃ年下だが」
少々ムッとする出久。まぁアイツだけじゃ無いだろうが、今の自分にプライドがあるだろうからな。
──DP「え~っと、こっからちょっとばかし雑談が始まるからさ。こ↑こ↓、カットね。読みたい人はロギアさん所にGO!」──
さてと、話してみて分かった。ここのエボルヤバ過ぎィ!何でハザードレベルが10超えてるんだよ!
えぇっと、皆の方は・・・
「えっと、複数人でのチーム戦って感じで良いか?」
「良いとも奏さん。じゃあ・・・上限は③!人にしようか」
「おいダデャーナザン」
やっぱネタに反応してくれるよな~出久は。
「じゃあ、チーム決めようぜ!あ、人材の使い回しアリな」
──3分後──
「どうも~!俺ちゃんデッドプールで~す!今回はこのモニタールームにて、解説役もさせて頂きます!では司会の惣司さん!バトンパス!」
「はい、アナタのそばに這い寄る破滅!エボルトホテプです!」
「はい尺が惜しいんで早速いこう!」
メタいなぁやっぱり。
「シンフォギアコーナー!姉妹の間に挟まれる鏡!ガングニール姉妹&神獣鏡チーム!」
「燃えてきた!」
「あたしらが姉妹か。言い得て妙だね♪」
「そして私は挟まれるんだ・・・」
済まんなぁ393。これはデップーが勝手にやってる事なんだ。
「続いてパラレルコーナー!狂火を燃やして、光となる!緑谷出久!」
「グリスとオーブか?まぁ間違っちゃいねぇな」
出久ウルトラマンも知ってんのか。
「そして、身体能力と酸液の溶解度共に凄く、高いです。芦戸三奈!」
「ねぇ、その紹介文何とかならなかったの?」
くそみそネタを使うなよデップー・・・
「さぁらに!我らがアイドルヴァンパイア!ですがまだ吸血経験は御座いません!フランドール・スカーレットォ!!」
「何で知ってるのさ!?」
おい・・・もう疲れた。
「ここからは出久に視点変更します!画面の前の皆、やったね!戦闘シーンだよ!あ、因みに他のメンバーは全員見学室的な所にいます。あとゴメンね、解説は出来そうにない」
最後までメタたっぷりなデップーだった。
(出久サイド)
「まぁたデップーは第4の壁の向こう側の住人に・・・」
まぁいいか取り敢えず、さっきの時間でストレッチも終わらせた。フランがペターンと股割りしたのには驚いたなぁ。因みにドライバーは装着済みだ。
「出久、ね。改めまして、あたしは天羽奏。今回は宜しくな!」
「此方こそ、楽しませて貰う」
あぁ、こんなにワクワクするのは何時ぶりだ?きっと今、俺は口角が釣り上がってるんだろうなぁ。
『では双方、武装!』
──Balwisyall Nescell gungnir tron~♪──
──Croitzal ronzell Gungnir zizzl~♪──
【エターナル!】【タブー!】【ジョーカー!】
〔AWAKENING!NEO CLOSS-Z DORAGON!Are You Ready?〕
「「「「変身ッ!!」」」」
【エターナル!~♪~♪】
【ジョーカー!♪!♪!♪!】
【タブー!♪~~!】
〔WAKE UP INFESLNO!GET NEO CLOSS-ZDORAGON!イェェェェェェェェイ!〕
「さて、踊るぞ。死神のパーティータイムだ」
「コンティニューは、させないよ?」
「私の
それぞれ決め台詞を言い、変身完了。因みに全員がアドリブだ。
「今の私達は・・・負ける気がしない!!」
「ココロがたぎる・・・魂が叫ぶ!・・・あたしの槍がッ!風を斬る!!」
「えっと・・・皆が居てくれるから・・・私は戦う!」
あ、響はアドリブ苦手なのか?そして、少し調べてみたが・・・胸糞悪いな。俺の過去と良い勝負だ。そのせいで、人格が五代さんと映司さんのハーフみたいな事になってやがる・・・
『では第1試合!開始ィ!!』
「先手必勝!行くぞ響!」
「はいっ!」
と、ガングニール姉妹か。しかも、後ろに居るのは火力特化の仮面ライダークローズの発展型・・・ならば!
「2人共!姉妹は任せた!ゴセパ サギザザ ゾ ダダブ!」
「「Yes!」」
グロンギ語教えて正解だった!
【ゾーン!マキシマムドライブ!】
俺はネオクローズの上にテレポートする。
「「消えた!?」」
そこから、脚に蒼炎を纏って踵落とし!
「ッ!そこォ!」
─ガチンッ─
「成る程、ドラゴン系は感覚が鋭いらしいな」
「て、テレポート─ドスッ─グハッ!?」
「奏さん!─ガッ─ぎっ!?」
と、油断した姉妹を2人が襲う!奏は腹に三奈のパンチ、響はフランのハイキックがモロに入ったようだ。
「響!奏さん!くっ、ウオォォォォォッ!!」
─ヴアン!─
ほう?万丈は使わなかったブレイズアップモードか。面白い!
「フゥゥ、ハッ!」
気合いを入れたネオクローズは、取り出した大剣と銀色のビートクローザーの二刀流で斬り掛かって来た。取り敢えず・・・
【クイーン!マキシマムドライブ!】
「どの程度か、見せて頂こう!」
これ調べにクイーンで受け止め─バキッ─は!?
「クイーンを、斬り裂いた!?」
「チェェェイ!」
くっ、マズい。一応避けられるが、この炎熱・・・スリップダメージが地味に痛いな。ここは、一旦引くか!
「ほっと」
2~3回バックステップを繰り返して距離を稼ぎ、相手を観察する。よく見るとブレイズアップモードは解除されているな。消耗が激しいようだ。厄介なのは、クイーンを破ったあの力だ。防御破壊ならまだ良いが・・・試すか。
【エンチャント!マキシマムドライブ!】
【トリガー!マキシマムドライブ!】
「喰らえ!『多弾・トリガーマルチバースト』!!」
俺は腰のスロットにエンチャント、エッジにトリガーを装填し、4色の光弾を放った。それぞれが違う属性のエネルギーが圧縮された属性炸裂弾だ。これの対応で、相手の能力が分かる筈。
「フッハッタッハァッ!」
「
俺は勝負を決める為のメモリを2つ取り出す。対してネオクローズは、使わせまいと突っ込んできた。まぁ、想定済みだ。
「ハッ!」
俺は思考加速を発動して、取り出したメモリを上に投げた。そしてネオクローズの斬撃をスウェーバックで躱し、その懐に潜り込んで掌底でぶっ飛ばす。そしてエターナルエッジを逆手持ちにして前に突き出し・・・
『アイスエイジ!マキシマムドライブ!』
落ちてきたメモリを落下のままに装填、マキシマムドライブを発動する。それにより周りの気温が一気に低下し、コンクリートに霜が降り始めた。
「くっ・・・でも、これぐらいなら!」
「いいや、お前は終わりだ」
──ヒート!マキシマムドライブ!──
俺の言葉と同時に、ネオクローズの後ろで何かが光る。
「ッ!響!伏せろォ!!」
奏は気付いたようだな。俺は地面にエッジを突き立て、衝撃に備える。そして・・・
「『禁忌・
──光、衝撃波、爆音、暴風──
それら全てがほぼ同時に俺達を襲った。周りの瓦礫やビルの窓ガラスが吹き飛ぶ。だが俺はエターナルローブのお陰でほぼダメージ無しだ。
「キャァァァァァァッ!?」
一方、ネオクローズは対応出来ずに吹っ飛んだ。そしてビルの壁を2枚ブチ破り、3枚目で止まって変身解除。戦闘不能だ。
『おぉっと!大爆発によって未来選手ダウン!見学室に送られます!』
『便利なシステムだなぁオイ』
ホントにな。バーチャル空間だから死んでも大丈夫って、雄英にも欲しいわこの訓練室。と、そうだ。
「よく理解してくれたな!」
「当たり前でしょっ?」
フランと三奈が1ジャンプで合流した。フランの手には、ヒートメモリが握られている。
「けっ、やるなぁアンタ。まさか、投げ渡すとは」
「いったたたぁ・・・」
どうやら、ガングニール姉妹は耐えられたらしい。まぁ、正面だったからな。
「ハァ、ハァ・・・響は、今ので大分キツそうだな・・・ッチィ!どぉりゃっ!!」
──STARDUST∞FOTON!──
おっと、奏が槍を上に投げた・・・しかも分裂してるって事は、恐らくマイクロミサイルだ。どうやらあの槍、ゲイボルグみたいにも使えるらしい。こういうのには・・・これだ!
「三奈!竜巻だ!」
【サイクロン!】
「イエッサー!」
【サイクロン!マキシマムドライブ!】
久々に使う技だが、大丈夫だ!三奈にサイクロンを投げ渡すと、それを受け取った三奈は腰のマキシマムスロットに装填した。それにより俺達を中心に風のエネルギーが集まって来る。
「「竜巻!
そして、2人で息を合わせてヘブンズトルネードを発動。巨大な竜巻が巻き起こり、降ってくる大量の刃を全て逸らした。それらは周りの地面に突き刺さるが、俺達には全く当たらない。
「嘘・・・だろ?」
奏が引きつった顔をしてるが、残念ながらこれが現実だ。さてと・・・
「フィニッシュは必殺技で決まりだ!」
【ユニコーン!サイクロン!マキシマムドライブ!】
【ジョーカー!マキシマムドライブ!】
【タブー!マキシマムドライブ!】
「「ライダー・ツインマキシマム!!」」
三奈とフランが2人でライダーキックを放つ。それは2人が背中を向け合い、エターナルレクイエムに似た特殊なライダーキックを放つという変わった形だ。
「行けるか響!」
「ハイッ!」
と、響は奏の後ろに回った。そして奏は槍の穂先を回転させ、それによって発生した竜巻を前に突き出す。
「オリャァァァァァッ!!」
「何!?」
何と、響がタイミングを合わせて槍の尻を殴った!槍が加速し、エネルギーも増幅・・・これは!
「「ウワァァァァァッ!?」」
タイミングがズレ、尚且つ出力も上がった竜巻に、2人は吹っ飛ばされてしまった。そして射線上の俺にも、竜巻は襲いかかる。
「ッチィ、流石だなァガングニール姉妹!だが───」
「───計画通り!」
「えっ!?」
「何だと!?」
俺は腰を落として力を溜め、右拳を構える。すると、ユニコーンによって右手がドリル状のエネルギーに覆われる。更に、緑色をした風のエフェクトも巻き付いた。
「この暴風、貰ったぜぇ!!」
俺の声に呼応するように風はエターナルの純白の装甲に溶け込んで行き、右手の風エネルギーが更に跳ね上がる。
「ま、まさか!」
「これを狙ってッ!?」
「さぁな!行くぜェェェェッ!!」
右手のエネルギーは尚も膨張を続け、遂には俺の身長と同程度の直径になった。そしてそのエネルギーを噴出し、敵を貫く必殺の一撃!
「超!疾風千刃ンンンッ!!ギィガァァァ・・・ドリルゥゥゥ・・・ブレイィィィクゥゥゥッ!!」
「「ウアァァァァァァァッ!!」」
そのドリルは2人を飲み込み、ビルを3つ貫通した。エネルギーが切れてドリルが消滅すると、ガングニール姉妹は揃ってギアが解除されていた。
『けっちゃぁぁぁくッ!勝者!パラレルコーナー第1チィィィムッ!!』
デッドプールの審判と同時に、俺達は休憩室に転送。先ずは、勝利をもぎ取る事が出来た・・・
「つ、疲れたぁぁ~・・・」
「強かったねぇ~。保須のゴキ共とは大違いだった・・・」
「いやはや、久し振りに良い戦いが出来たな!」
俺達は見学室に戻り、パートナー達と話す。流石は命懸けの戦いを生き抜いた人達だな。強い強い。
「あんなの勝てる気しねぇよ・・・」
「3人共、強過ぎない?」
「凄いよ3人共!」
相手さんは、三者三様なリアクション。まぁ当然かな。
「なぁ、あの大爆発は何だったんだ?」
と口を開いたのはクリス。確かに気になるよな。
「そこはボクが説明します!」
お、観測係だったエルフナインが手を上げたな。ここは任せるとしよう。
「頼んだ」
「はい!まず出久さんは、アイスエイジメモリと同時にヒートメモリを投げ、フランドールさんに渡しました。その直後に、アイスエイジメモリのマキシマムドライブを発動。これにより、周りの温度は急激に低下しました」
「あぁ、急に尋常じゃない程寒くなったよな~」
椅子に座った奏が応答する。疲れからか、かなりグデッとしていた。
「実はあの時、地面の氷から超高密度の二酸化炭素が検出されていたんです」
「・・・えぇっと、どういう事?」
頭にクエスチョンマークを浮かべる響。化学は苦手かな?
「つまり訓練室のあの一帯は、一瞬でドライアイスが出来る程に冷却された・・・って事だろ?」
この世界のエボルト、石動仁が分かり易く要約してくれた。いやはや助かる。
「ハァ!?」
「ドライアイスだと!?」
コレには奏と親父っさんもビックリだ、当然だな。
「そういう事です。そしてその直後にフランドールさんが使った、ヒートメモリのマキシマムドライブと
「・・・良く無事だったな・・・」
翼が顔を青くして言った。確かに普通の人間なら、まず間違いなくミンチになるだろう。シンフォギアは防御力も優秀らしいな。
「オイ出久、街ではぜってー使うんじゃねぇぞ」
「分かってるよ、かっちゃん」
かっちゃんに釘刺された。まぁ仕方無いわな。
「にしても、えげつない力だよな~それって・・・」
「・・・なぁ出久、少し良いか?」
「ん?どうかしたかな?」
仁が話し掛けてきた。何か質問かな?
「お前・・・
・・・やっぱり、修羅場潜った仮面ライダー・・・それもエボルなら、判って当然か・・・
「・・・別に、言いたく無いのなら言わなくてもいいんだが・・・」
「え?仁君、どういう・・・」
「あぁ、殺したよ。もう、数えるのが億劫になる程度には、な・・・」
「「「「「「「「ッ!?」」」」」」」」
その瞬間、三奈、フラン、デップー、惣司、仁以外の目が見開かれた。
「出久・・・」
「良いの・・・?」
三奈とフランが不安そうに俺の袖を掴んだ。その目は暗く、俺を心配してくれているのが見て取れる。
「大丈夫だ。コレは、俺の犯した罪・・・」
そう言って、俺は《あの日》の出来事を話した。助けた少女に初めてお礼を言われて、嬉しかった事。その少女から花を貰い、今も持っている事。そして・・・あの屑共の事・・・
「それから俺は、一時期ヴィジランテとして敵を殺したりしていた。フランの家にお世話になった事もあったな・・・そんな時に三奈と巡り会って、今の俺が居る」
全員が黙り込んだ。響と未来は声を殺して涙を流し、クリスは拳を握り締め、奏と翼は目を伏せる。かっちゃんは掌から爆発が漏れ、麗日はスカートの裾を握り締めていた。そして親父っさんは唇を噛み締める。デッドプール、惣司、仁は大きなリアクションこそ無いものの、その目には確かな怒りが燃えていた。
「・・・こんなのって・・・無いよ・・・こんなの、あんまりだよ・・・」
「ひ、非道い・・・です・・・」
・・・響とエルフナインは、遂に泣き出してしまった。その頭を、未来が泣きながら撫でる。優し過ぎると言える程に優しい響達には、少々キツかったらしい。
「い、出久・・・」
かっちゃんも震える声で俺を呼ぶ。
「でも、今は大丈夫だ」
俺の言葉に、全員が顔を上げた。皆目に涙を溜めており、俺の事を想ってくれているのが判る。
「今の俺には、三奈やフラン・・・他にも、支えてくれる仲間が沢山居るから。それにあの時、三奈は俺をダークサイドから引っ張り上げてくれた。そのお陰で、今は幸せだ」
全員が、息を吐くのが聞こえる。俺は、響に歩み寄った。
「だから、俺みたいな奴が居たら、引っ張り上げてやって欲しい。頼むぜ?」
「・・・うんっ!」
そう言いながら、俺は響に手を差し出した。響はその手をとり、俺達は握手する。
「そんで、こっからこう、こうして、こう!」
「「「!」」」
そして、弦太郎さんの《ダチの印》を交わした。三奈とかっちゃん、フランは、それを見て少し反応する。
「よし!しみったれた話は終わりだ!こんな空気にした俺が言うのもなんだが、下がった気分は試合で上げようぜ!」
そう言って、俺は親指を立ててサムズアップ。
「そう、だな・・・」
「そうだ」
それに吊られ、皆に笑顔が戻った。
「なぁ、そのダチの印、俺にもしてくれねぇか?」
「俺も頼む」
と、惣司と仁が出てきた。
「喜んで」
俺は2人ともダチの印を交わし、互いに笑顔を見せ合う。
「さぁて!第2試合の時間が迫って参りましたァ!チームの方々は、控え室にてお待ちください!」
デップーが元気よく宣言した。
「・・・フハハッ!やっぱりシリアスブレイクは、お前の専売特許だな!」
俺は笑い、皆も笑顔になった。さて、次の試合が楽しみだな!
『良くやったデップー』
「へへっ、意外と優秀な俺ちゃんなのでした!」
『次回も引き続き試合だぜ!』
「じゃあせ~のッ!」
『「お楽しみに!」』