EVOLinGATE 転生エボルが特地に行くそうです(一時凍結中)   作:エターナルドーパント

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「スクラッシュじゃねぇか!」
『俺の趣味だ。良いだろう?』
「嫌いじゃないわ!」
『ありがとよ』
「『さてさてどうなる第2話!』」


特地inエボル!ブルルルラァァ!!

(エボルトサイド)

さて問題です!俺は今、どこにいるでしょ~か!

カチカチカチカチカチカチカチカチ・ゴーン!ライダ~タ~イム!なんちって

正解は~・・・こ~こでぇーす!こ~こここ~!ここでございま~す!正解はですねぇ、門の向こう側にあったの森の、木の上に登ってました~♪因みにあの門の前でスタンバってた兵士共は半分逝ッテイーヨ!しましたよ~♪

「・・・何やってんだろ俺・・・」

そう呟きながら、スルスルと木から降りる。因みに人間態だ。姿はまんま石動惣一。にしても何であんな某珍獣ハンターみたいな事を・・・しかも今は夜だから暗いし。疲れてんのかな・・・と。

『出て来いよ・・・見てんのは解ってるぜ?』

俺はこの国の言葉(&金尾ボイス)でさっきから覗き見してる趣味悪いヤツに話し掛ける。言葉はさっき覚えた。ブラッド族の憑依能力を使って、チマチマ1時間ぐらいかけてな。エボルトボディって便利。

「あらぁ?バレてたのかしらぁ?」

そう言って出て来たのは、バカでっかいハルバードを持った黒ゴスロリの少女だった。だが、雰囲気的にタダ者じゃねぇな。

「俺は、生命体の気配には敏感でね。で?お前さんは何モンだ?おっと、俺は石動惣司だ。名乗らずに聴くのは、失礼だったな」

流石に石動惣一そのままじゃあな、と思ってもじってみた。前世の名前も思い出せないしな。

「あらぁ、紳士的なのねぇ。私はロゥリィ・マーキュリー。暗黒の神エムロイの使徒をやっているわぁ」

ほぉ、神官のもうちょい上って所か。

「で、ロゥリィ。お前さんは何モンだ?」

「あらぁ?今言ったわよ?」

ふっ、よく言うぜ。

「とぼけんなよ。お前さんからは、未知のエネルギーが発せられている。こんなのは、人間が発する事は出来ない。つまり、お前さんは人間じゃあないってこった」

もしかして、俺と同じ人外か?

「・・・ふふっ。スゴいわねぇ、ソウジは。そうよぉ。私は元人間の『亜神』。まぁ、神様になりかけみたいなモノねぇ」

「なるほどな」

キリストやユダヤで言えば、セラフ以上神未満って所か。

「で、俺と戦いたいのか?」

「あら、そんな事も解るのぉ?」

当然だ。さっきから観察してみれば、右足を引いて前に出した左足は踵に、右足は爪先に体重を乗せているし、適度に緊張している。飛び退く事も、飛び込む事も瞬時に出来るベストな状態だ。

「まぁな。それに、俺も退屈してた所だ」

【エボル・ドライバー!】

「暇潰しには丁度良い」

【コブラ!ライダーシステム!エヴォリューションッ!】

俺はロゥリィに向き直り、装着したドライバーにボトルを装填。そして・・・

─テ~レテテテレ~レ♪ヴゥンヴゥン!ヴィチュン!─

【ARE YOU READY?】

「変身!」

【コォブラァ・・・コォブラァ!エボル・コォブラァ~!・・・

フッハッハッハッハッハッハッハ!!】

─ガララララッガチンッ!─

エボル・コブラフォームに変身した。スパークと共に靄が晴れ、コブラを横から見たような形をとったワインレッドの複眼が妖しく輝く。

『じゃあ・・・始めるとしようか、ロゥリィ!』

そう言い、俺は駆け出すのだった。

 

(Noサイド)

 

─ガキンッ!ギャリッ!─

森の中で、鋭く重い金属音が鳴り響く。それと共に、木が薙ぎ倒され、空気が切り裂かれている。その元は言うまでもなく、エボルとロゥリィの暇潰し(戦い)だ。いや、戦いというのは正確ではない。何故なら・・・

「あぁ~もう!何で当たらないし効かないのよぉ!!」

ロゥリィは本気でハルバードを振るい、マジで首を取ろうとしているのだが、一方エボルは・・・

『オイオイどうした?この程度なのかよ亜神ってのは』

全て軽く避けたり流したりと、遊びにすらなっていないからだ。それもそのハズ、エボルはパンチ47t以上、キック53,7t以上のビルド・タンクタンクフォームで漸く何とか互角に戦えるのだ。幾らロゥリィが化け物でも、たかが時速60~80kmで振るわれたハルバード如きでは、エボルの顔を歪めるのは不可能と言っても良いだろう。

「くぅ~っ!悔しぃ~!」

『はぁ~・・・まだやるかい?』

地団駄を踏むロゥリィと、もうウンザリという様子で溜め息を吐くエボル。正直もう少し楽しめると思っていたのだ。

「というかぁ、あなたまだ1回も攻撃してないわよぉ?どぉしt」

─パァンッ!!・・ギリギリギリ・・・ドォン─

『・・・で?何か言ったか?』

「いえ、何も」

エボルはロゥリィの言葉を遮るようなタイミングで、隣にあった木にゆる~く(・・・・)パンチした。その結果どうなったか・・・拳が当たった部分が消えた(・・・)。流石のロゥリィもコレには顔をひきつらせる。因みに何故消えたかと言うと、エボルのグローブとシューズには触れた物質を自由自在に分解・再構築する機能が備わっていおり、それを使って触れた部分を分子レベルまで分解したのだ。

『つか、あと2~3時間でもう夜明けだな~』

どんだけ戦ってたんだよコイツ等。

『所で・・・あそこにに盗賊っぽいのがいるな』

「そうねぇ。それがどうしたの?」

『よし殺そう☆』

とんでもない事を言い始めた。しかも本家ボイスで。

「どっから出したのよぉ今の声ぇ」

『ハハハ!良い声してんだろ?声の仕事は得意なんだよ♪』

知っているネタはドンドン使っていくスタイルのエボルである。

「でもぉ・・・まぁ、丁度いいわねぇ」

『やっぱりな』

 

(惣司サイド)

 

『やっぱ便利だな、この毒』

俺は殺した盗賊の死体をスティングヴァイパーで消滅させながら呟く。にしても、本当躊躇無く人殺しが出来るようになっちまったなぁ~・・・ま、良いか。もう人間じゃねぇし。

「せっかくだからぁ、ヤっとけばぁ?」

オイオイロゥリィ、そりゃ無いだろ。死人だぜ?あ、死体愛好(ネクロフィリア)なんて性癖もあったっけ・・・

「改心する!これからは真面目に働くから!」

『・・・不様だなぁ、お前』

本当に、本っ当に・・・気持ち悪い事この上無しだ。

「主神は善悪に関わらず、人殺しを罪だとは言わないわぁ。それだけに、動機や覚悟は重要なのよぉ」

『それにお前、「これからは真面目に働く」っつったな。つまり、仕事の選択肢はあったんだ。それを蹴ってまで、殺される覚悟も無しに盗賊なんかに成り下がった過去の己自身を恨みな』

殺す覚悟も死ぬ覚悟も無い癖に、殺しを生業とする盗賊なんかになるからこうなるんだよ。

「本当に見苦しい・・・殺しが嫌なら最悪、物乞いにでもなれば良かったんだわぁ。男として,存在価値ナシ」

『おぉ恐w』

一瞬ゾワッとしちまったよ。

「あの3人のお墓、掘ってあげなさぁい」

「ほ、掘るって、道具が何も──」

「お母様から貰った、その両手があるでしょう?」

そして、男は手で地面を掘り始める。当然、そんな事をすれば爪も指の皮も剥がれてボロボロになるが、手が止まる度に俺が足下の石ころをスティングヴァイパーで消滅させて続行させる。そして夜が明ける頃・・・

「これで・・・いいか・・・?」

男は母、娘、父の墓を作り終えた。その手はもうズタボロで、恐らく感覚も無いだろう。そしてロゥリィは、死んだ親子に祈っていた。さてと・・・

『じゃ、殺すか』

俺はスティンヴァイパーを男に向けて伸ばす。

「え・・・ちょっ!言われたことやった・・・やりましたよ!」

『などと、意味不明な供述をしておりますが・・・』

ロゥリィを見ると、彼女はイイ笑顔で親指を立て、そのまま首を掻き斬る仕草をした。という事は・・・

『「逝って良い」・・・ってさ』

「やめて!た、助けて!やめろォォ!」

─ドスッブシュゥゥゥ─

男は、最期まで情け無い面のまま消滅した。そして俺は変身解除し、人間態に戻る。

「ふあぁぁ・・・」

「あらぁ、雰囲気変わるわねぇ」

「そぉか?」

まぁ良いか・・・ん?

「どうかしたぁ?」

「・・・エンジン音?」

かなり遠いが、間違い無い。もう直ぐ目視出来るハズ・・・!!

「あれは!」

俺が見た物は・・・自動車・・・それも、軍が使うような、ゴツいオフロード車だった。




「うへぇ、あの化けモンロリBBAがお遊びにもならんて・・・」
『エボルのスペック的に、これで正しいハズ・・・』
「おそろしあ・・・取り敢えず、閲覧ありがとな!」
『感想・評価宜しくです!』
「『チャオ♪』」
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