EVOLinGATE 転生エボルが特地に行くそうです(一時凍結中) 作:エターナルドーパント
『そうだぜ。そして、今回も大暴れして貰う』
「うへぇ、お相手さんご愁傷様w」
『ではでは・・・』
「『さてさてどうなる第3話!』」
(惣司サイド)
「成る程なぁ・・・」
完璧に、理解したぜ。取り敢えず、アイツ等が向かってる方向に先回りするか。
「ねぇねぇソウジ~、あれ何なのぉ?」
ん、説明するか。
「あれは自動車っつってな。
「セキユ?」
おっと、知らなかったか・・・
「ま、でき方は石炭とほぼ変わらねぇな。太古の生物の死骸が、長い時間をかけて地下の圧力で液状の油に変化したものだ。ガソリンってのは、その中に含まれる油の一つでな。石油、というかそれを汲み上げただけの原油は、沸騰する温度の違う数種類の油が混ざった混合物だ。当然原油のままじゃ使えねぇから、それを蒸留酒みたいに沸点・・・沸騰する温度別に分けて、それぞれの用途にあったモノを使うんだよ。向こうじゃ、シルクとかの代用品にもなってるぜ」
俺が歩きながら説明すると、ロゥリィも付いて来て聞く。
「ふぅ~ん。何となくわかったわぁ。にしても、凄く詳しいのねぇ」
一応、地球じゃ中学生ぐらいで習うんだがな・・・
「ま、俺が喰ってきた星にも、石油を扱う知的生命体がいたのがあったからな。そん時に覚えたんだよ」
「・・・え?もう一回言ってくれる?」
ん?聞こえなかったのか?
「人間以外にも石油使うヤツがいたから───」
「その前よぉ!」
え?えぇ~っと・・・
「俺が喰ってきた星の中にも、って所か?」
「そうよぉ!星って、あの夜空の星でしょぉ!?」
うん、正解とも言えるし、間違いとも言えるな。
「知らなかったのか?ここも、宇宙っつう空間に浮かぶ星の一つだぜ?」
「えぇ?」
うん、まだちょっと難しかったか・・・
「また今度、ジックリ教えてやるよ」
これは、恐らく万有引力から教えなきゃいけねぇからな。
「と、奴さん等も俺達に気付いたみたいだな」
車から2人降りて、こっちに歩いて来た。つか、あの格好は完全に自衛隊だなぁ。
「あノーすイませン。オ2人は・・・え~っと」
片言だなぁ。まだなれてねぇんだろ。
「〈あ~、日本語で大丈夫だぜ?〉」
「「〈え!?〉」」
まぁ、そりゃ驚くわなぁ。急に日本語話せば。
「〈取り敢えず~あれだ。あんた等の車の所で話そうや。そうすりゃ、あんた等が気になってる
チラッと見れば、ロゥリィが唖然としている。ふふ、愉快愉快w
「〈え~・・・では、来てください〉」
「〈ありがとな〉ロゥリィ、あの車ん所行くぞ」
「えぇ?ソウジ~、何話したのぉ?」
「あの車の所で話そうっつったのさ」
そう言って俺は自衛官2人に続いて歩く。その後ろにロゥリィも続いた。
「っあぁ~!偶には、吹きっ晒しってのも悪く無いな♪」
俺は今、車の屋根の上に座っている。風が気持ち良いねぇ~。因みに、ロゥリィは最前車の助手席に無理矢理乗り込んだ。俺が乗ってんのは、そこから3台後ろの車だ。
「・・・」
─コンコンコン─
俺は窓ガラスをノックする。どうやら───
「どうしました?」
「全車両に伝達、戦闘準備だ」
───馬鹿デカい、招かれざるお客が来たらしい。
「っ・・・取り敢えず、警戒するよう呼び掛けます」
「あぁ、ありがとよ」
乗ってた自衛官も、俺の真面目な顔で察してくれたようだ。
「さて、と・・・」
【エボル・ドライバー!】
俺が重い腰を上げドライバーを装着した、その時だった。
「ほぉ・・・」
デカいドラゴンが、俺達に影を落としたのは・・・
「か、各車両!戦闘配備!」
ようやく、判断材料が揃ったらしい。
「オイ!あのドラゴンは俺が倒す。お前等は逃げに撤してろ!」
「え!?ちょ、まっ」
俺は車から飛び降り、ドラゴンの元に駆け出した。
(Noサイド)
───混乱───
今の状態を表すには、この一言で十分だった。当然だろう。大行列のすぐ近くに、天災とも言われる炎龍が現れたのだから。だが・・・
「よっ」
この男、石動惣司は別だった。炎龍に駆け寄り、挙げ句の果てには挨拶さえする始末だ。
「グルルルル・・・」
炎龍も混乱していた。今まで人間は、自分を見れば逃げ惑い、最後は自分に喰われるだけの存在だった。それが今、逆に自分から近付いて来たのだ。当然といえば当然だろう。
「悪いが、お前さんは死ぬべきだ。聞いた所じゃ、喰わねぇ奴まで喜んで焼き殺したんだって?頂けねぇなぁ」
そう言い、惣司は黒と青のエボルボトル構える。
「今こそ───」
『───審判の時だ』
「グッ!?」
惣司は声を変え、炎龍を威圧する。そして炎龍の方は、その余りの威圧感に思わず後ずさった。
【ドラゴン!ライダーシステム!エヴォリューションッ!】
炎龍は、これまで圧倒的な負けというものを知らなかった。故に、その威圧感の正体に気付けなかった。そして炎龍は、惣司に向かって爪を振るう。
─テ~レテテテレ~レ♪ヴゥンヴゥン!ヴィチュン!─
【ARE YOU READY?】
『変身!』
【ドラゴン!ドラゴン!エボル・ドラゴォォォンッ!!】
その行動が───
【フッハッハッハッハッハッハ!】
─ガララララッ!ガチンッ!─
───自身の死因になることにも、気付かないまま・・・
(惣司サイド)
俺はドラゴンエボルボトルを使い、エボル・ドラゴンフォームに変身した。そして振るわれた爪を・・・
『ムンッ!』
両腕で受け止め、
『おぉらよっとォ!』
軽々と弾き返す。さて、遅れちまったが・・・
『エボル・フェーズ2、完了だ。今日が、お前の命日だぜ?』
俺は宣言する。コイツの
「グオォォォォォッ!!」
と、ブレスか。ま、この程度の炎じゃ・・・
『俺を苦しめる事は出来んぞ?』
こんなのよりも、太陽間近で浴びる文字通りの直射日光の方がよっぽど熱いわ・・・ん?何でこんな事知ってるんだ?俺・・・
『取り敢えず・・・被害は最小限に、だな』
幸いと言うべきか、俺だけに意識を割いてるから、マシンガンで撃ってる自衛隊に見向きもしねぇ。俺は収納空間に手を突っ込み、ある物を取り出す。それは・・・
【トランスチームガン!】
トランスチームガンだ。もしかしてと思って車の上で確認したら、やっぱり入ってた。
『ドラゴン君!ミサイルは、お好きかな?』
【フル・ボトル!スチーム・アタック!】
俺はトランスチームガンにロケットボトルを装填し、この赤蜥蜴に向かって撃ち放つ。するとロケットの形をしたエネルギー弾は真っ直ぐ蜥蜴に・・・と思いきや・・・
─シュパン!ドドドドドドドッ!─
「ギャアァァァァァァッ!!!?」
『・・・マイクロミサイルなんて、俺聞いてない』
何と途中で100発まで分解し、その全てがホーミング弾として蜥蜴の左前足に命中、肩から先を千切り飛ばしたのだ。
「グアァァァァァ!!」
すると蜥蜴野郎がなんか明後日の方向向いて・・・
─ブワァァァァ!─
「!八つ当たりかよ!?」
何の関係もない難民の方に火炎放射しやがった!あ~あ、燃えちまってるよ・・・やっぱり、コイツは気に入らねぇな!
─テ~レテテテレ~レ♪ヴゥンヴゥン!ヴィチュン!─
【READY GO!!】
俺は勢い良くハンドルを回し、身体を蒼炎で包み込む。そして蒼い龍のエネルギー体を背に・・・
『死ね』
【エボルテック・フィニィッシュ!!】
糞蜥蜴にライダーキックを叩き込んだ。合わせて放たれる火炎放射で、糞蜥蜴の身体を内側から焼き焦がし、溶かしていく。
【Ciao♪】
最後に糞蜥蜴の身体を貫通し、その背後に555の如く着地した。そして右手でサムズアップして右に伸ばし・・・
『さぁ、地獄を楽しみなァ!』
それをひっくり返す。そのタイミングで、糞蜥蜴の死骸は轟音と共に崩れ落ちた。
「うひょ~エグい」
『だろ?』
「しかもライダーネタ豊富だしな」
『タグ【大量のネタ】を追加しよう』
『「次回もお楽しみに!」』
「評価も宜しく!」