EVOLinGATE 転生エボルが特地に行くそうです(一時凍結中) 作:エターナルドーパント
「おぉ!?書いてくれるのか!」
『残念作者はまだ高校生だ』
「(○Д○ )カーッ(`Д´)、ペッ」
『酷くない!?』
(惣司サイド)
『さぁ、地獄を楽しみな』
俺は崩れ落ちた糞蜥蜴にサムズダウンし、決め台詞を言う。フン、あんなのは仮面ライダーや中の上クラス以上のライダー怪人なら簡単に殺せたな。
「グアァァァァァ!!」
『んなぁっ!?』
コイツ、腹ぶち抜かれて内側から内臓焼かれたってのに、まだ生きてやがったのか!?
『くそったれ!なんて生命力だ!だったら今度こそ止めを───』
俺がハンドルのグリップに手を伸ばしたその時・・・
─ドシュン!ボドゴォォォンッ!!─
『・・・』
糞蜥蜴の頭が
『・・・成る程、使い捨て式無反動対戦車榴弾砲か。確か名前は・・・パンツァーファウスト、だったな』
何故かスラスラ出て来やがった。何なの?この身体・・・
『ま、良いか。大方、この身体の記憶か何かだろ』
取り敢えず、アレを撃った奴にゃ感謝だな。サムズアップしとこう。
『さて・・・
俺はおもむろに蜥蜴の死骸に歩み寄り、鱗を一枚引き剥がす。ん、ソコソコ硬いな。こりゃあ使えそうだ♪
『丁度良いぜ』
【ビート・クローザー!】
俺は喚び出したビートクローザーを持ち、両手を平行に立てて構える。
『これより、炎龍の解体作業を開始する』
そして俺は鼻歌を歌いながら、炎龍の皮を切り裂き始めるのだった。
(
「な、何やってんだ・・・?」
俺は伊丹耀司。趣味に生きる為に働く、自他共に認めるオタク自衛官だ。で、今何に呆れてるかと言うと・・・
『
何かノリノリで鼻歌を歌いながら手に持った剣でザックザックとドラゴンを解体している、目の前の特撮ヒーローモドキだ。呼び戻して来いと
『見て分からねぇか?解体してんだよ。分析した結果、このドラゴンの鱗や爪なんかはかなり良い素材らしいからな。殺した以上、出来る限り有効活用してやるのが礼儀ってモンだろ?』
「うへぇ」
そう言ってる内に、コイツは粗方肉を削ぎ終わったらしい。さっきから何か空間の歪みみたいな所に肉片を放り込んでいる。何あれアイテムボックス?
『これは異空間格納庫、名前は未定だ。この中じゃ時間の概念が無いから、どんなものでも腐らないらしい。生きたモンは知らんがな』
「エスパーかよ!」
『お前さんがそんだけこっちを見てりゃ、何考えてるかぐらい解る』
アンタ一回も俺に視線向けてないんですがそれは・・・
「あ、そう言えばその格納庫の名前、まだ決まってないって言ったよな」
『あぁ、どうかしたか?』
どんなものでも入るなら・・・
「①四次元ポケット、②
『よし、詰め込み完了。う~ん・・・じゃ②をもじって、
おぉう、厳つい名前だな・・・
『と、そうだ。ホレ』
「おっと」
コイツが急に投げてきた物を、俺は何とかキャッチする。これって・・・
『それは、炎龍の鱗だ。ざっと調べたが、モース硬度は9なのに対し、同程度の硬度であるタングステンに比べて質量はその七分の一だ。オマケに同族同士のケンカに耐えられるように耐熱性能も抜群。いやはや恐ろしいねぇ』
お前が言うなよ。それを前に一方的に無双したのは何処の何奴だ?
『ま、それはお前さん等の好きにしな』
「あはは・・・そうだ!俺まだお前の名前聞いてないや。俺は伊丹耀司だ」
危ね~聞き逃す所だった。
『ん、そう言やぁ言ってなかったっけか。俺の名は、仮面ライダーエボル。
何か無限進化しそう(小並感)
「さてと、待たせちまったな。作業終わったから行こうや」
そう言ってコイツは人間に人間!?
「あ、どっかで会ったと思ったら、俺が女の子押し付けた男、アレお前さんか」
「今更!?」
そんな事をだべりながら、俺とエボルは車に戻った。
「あ、人間態では石動惣司って呼んでくれ」
「先に言えよ!」
訂正。石動と車に戻った。
(惣司サイド)
さて、また車の上で吹きっ晒しだ。まぁこれが落ち着くんだがな。ではではでは・・・
「さぁ、魔改造を始めようか」
俺がまず取り出したのはビートクローザー。
「こいつの刃に・・・」
─ヴオォォォン─
手から変質エネルギーのモヤモヤを放出し、まずは刃を変質させる。そして同時に加熱っと・・・
「うへぇ、摂氏10000度でも融解しねぇな~。こりゃたまげた」
で、その白熱化した刃に・・・
「鱗を溶かし込む!」
おぉ、ドンドン定着していくぞ~♪やっぱり相性は良いらしいな。
「仕上げに・・・」
【フル・ボトル!スチームアタァック!】
俺はスチームガンを取り出し、冷蔵庫ボトルで液体窒素を作ってぶっかける。便利すぎだろこれ・・・。
「よっ!」
─ドモンッ─
すると、ものすごい煙が出た。まぁ当たり前だよなぁ。
「ちょ!何してるんですか!」
おっと、運転手さんに怒られちまった。
「いや~スマンスマン。ちょっと剣を鍛えててな」
と言うか剣じゃなくて刀になったな。刃も真っ赤だし・・・
「エボルクローザー・・・だな。これは」
シルエットはもう完全に日本刀だ。刃はツルツルテカテカ、まるで水で濡れているみたいだ。なかなかの業物を産み出してしまったかも知れない。
「残りは・・・そうだ!もしかしたら
俺が取り出したのは、青色ベースに黄色、赤も所々入った、掌サイズのドラゴンロボット・・・言うまでもなく、クローズドラゴンだ。
「コイツに俺の遺伝子と蜥蜴野郎の鱗を溶かし込めば・・・」
ん、何か手応えアリ・・・
─キィィィン!ヴォアン!─
来た!来た来た来た来た!
「遂に、覚醒したか!!」
クローズドラゴンは紅蓮の光とエネルギーを放出し、変質を始める。
「何してるんですかあなたさっきから!」
「ゴメンよ~!これで最後だ!」
そして光が収まり、その中から進化したクローズドラゴンが姿を現す。カラーリングがワインレッドベースの金、蒼に変わっている。その名は───
「グレートクローズドラゴン!これからよろしくな!」
『ギュルルギャ~オ♪』
可 愛 い 。癒し担当だなコレは。間違い無い。
「そろそろ着きますよ~」
「おぉそうか。分かった」
運転手さんの言う通り、何か仮設拠点みたいなのが見えてきた。
「さて、どうなるかな~♪」
その後、伊丹は難民を勝手に受け入れた事でちょいとゴタゴタになっちまったらしい。で、俺は難民と一緒に住民登録だ。お、ロゥリィが終わったから次俺だな。
「俺は外宇宙来知的生命体、エボルトだ。人間態では石動惣司で通してる」
「ハァ?」
栗髪の小柄な女性自衛官が『何アホなこと言ってんだコイツ』って顔をする。ま、そりゃそうだよな。だったら・・・
『証拠も見せようか。ほら』
俺は声を変え、右手をアメーバ状に変形させる。
「っ!?」
おぉ、良い感じに驚いてるな♪
「ついでに、出血大サービスだ。行くぜ♥」
【エボル・ドライバー!】
俺はドライバーを装着し、エボルボトルを取り出して構える。
【コブラ!ライダーシステム!エヴォリューションッ!】
そしてボトルを装填して、ハンドルを回転。腕を胸の前でクロスするように構え・・・
─テ~レテテテレ~レ♪ヴゥンヴゥン!ヴィチュン!─
【ARE YOU READY?】
『変・・・身ッ!』
【コブラァ・・・コォブラァ!エボル・コブラァ~!!フッハッハッハッハッハッハ!】
─ガラララララッガチンッ!─
コブラフォームに変身した。今回は構えの時に目を閉じ、『変身』の『身』の所で目をカッと見開く感じだ。
『エボル・フェーズ1』
そしてビルドの決めポーズで締める。
「・・・すっご」
『HAHAHA!ありがとよ!』
『シュッ』と響鬼さんの敬礼ポーズをする。と言うか、最近ライダーネタを使っても違和感君が職務放棄しまくってくれちゃってる件について。取り敢えず変身解除っと。
「あの・・・今のは、何なのだろうか」
「ん、興味あるのかい?お嬢ちゃん」
さっき15歳と言っていた、水色の髪のお嬢ちゃんが話しかけてくる。名前は確か・・・
「え~っと、レレイ・ラ・レレーナだったな」
「そう。賢者を目指し志す者として、理解出来ない物を放っておけない」
ほう、随分と知的好奇心に溢れた子だな・・・良い事考えた♥
「よし、なら俺の事も教えてやる。だが、その前に自衛隊の使う車や
「!本当に!?」
おうおう目がキラッキラしてるな。こりゃあ教え甲斐がありそうだ♪
(レレイサイド)
「と言う風に、ガソリンと圧縮空気がピストンの中で爆発を起こして・・・」
凄い。この人の知識は、今まで分からなかった部分にピッタリとはまり込む。
「するとタイヤの軸が回って、車が走る訳だ。解ったか?」
「凄く有意義だった。もっと教えて欲しい」
知れば知る程、次々に知りたい事が増えていく。
「ははは、レレイは本当に可愛い生徒だ!なら、もう一つ良いものを見せてやろう」
そう言ってソウジは、また腰にあの〈エボルドライバー〉というベルトを着けた。またあの鎧姿になる?
「じゃ、行くぜ!」
【ウィザード!ライダーシステム!クリエィション!】
!ソウジの掌に術式が!しかも何重にも重なって・・・逆さまな円錐形になっている?
「これは、一つ一つがさっき言った火薬と同じ現象を起こす事が出来る術式だ。そして、この先端にこうやって起爆すれば・・・」
─テ~レテテテレ~レ♪ヴゥンヴゥン!ヴィチュン!─
【READY GO!ウィザード・フィニィッシュ!】
─ドガガガガボゴモォォォォンッ!!!!─
【Ciao♪】
・・・見上げる程の火柱が現れた。轟音と共に出現したそれは空を裂き、やがて消えていった。
「今のが、円錐状起爆だ。円錐状に成形した炸薬の頂点から起爆する事で、爆豪によって生じたエネルギーが全て円錐の底面側に向かう。その結果、アホほど強い穿孔力が生じるって寸法だ。これをモンロー効果と言う」
「モンロー・・・効果・・・」
これを応用出来れば、全く新しい魔法を生み出せる!
「ただ爆発させれば、敵が浴びるエネルギーは爆豪全体のほんの一部だ。だが、これならエネルギーの九割九分を敵に伝える事が出来るんだぜ♪」
嬉しそうに言うソウジ。
「そしてコレの派生系だが、この爆裂円錐を丈夫な金属で覆って、円錐の底面側を薄い金属板で塞ぐ。そして起爆すると、その穿孔力と圧力で前方を覆っていた金属板がまるで液体のように振る舞うようになるんだ。例え鉄であってもな」
「鉄が、液体のように・・・」
俄には信じられない。が、見た訳でも無いので否定も出来ない。
「あぁ。そしてこれをノイマン効果と言う。この液体として振る舞っている金属は、どんな装甲でも・・・例えば、炎龍の鱗だろうと簡単に貫く事が出来るんだ。ま、その分調合なんかが難しいけどな」
・・・ならば、それを私の魔法に置き換えれば、固有魔法のような物に・・・
「はい、今日の授業はここまでだ。モンロー効果やノイマン効果の実験がしたい時には俺に言うんだぞ?ありゃ下手すれば跡形も無くフッ飛んじまうからな。それと・・・」
ソウジは私を振り返った。どうしたんだろう?
「俺、近々喫茶店を開きたいんだ。だから俺の事は、出来れば『マスター』って呼んでくれ」
「キッサテン?」
開くというのは・・・
「ま、カンタンな料理やお茶を飲み食いする店だよ」
「・・・分かった、マスター」
「お、嬉しいね♪それじゃ、チャオ♪」
マスターはヒラヒラと手を振って歩いて行った・・・喫茶店、か。
「店が出来たら、行ってみよう」
そう思いながら、私は自衛隊の施設を見て回るのだった。
その夜、マスターの事については丸ごと聞き忘れた事を思い出し、ベッドの中で少し悔しくなった。
「レレイちゃん魔改造フ~ラ~グ!ヘイ♪フ~ラ~グ!」
『魔改造したらタグ入れるわ』
「そう言えば、今回のエボルの鼻歌、あれって・・・」
『YouTubeで見つけた神オリジナルテーマソング〈BlackHole〉だ。俺タブレット使ってるんだが、何故か制限かかってコメント出来なかった。うp主の〈Hito nandes〉さん、ごめんなさい(土下座)』
「あ~・・・すまねぇ画面の前の皆、うp主さんの動画見たら、使ってたって報告頼めねぇかな。いや本当、マジすまん」
『え~っと、感想&評価お願いします』
「ではここらで・・・」
『「チャオ~♪」』