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気が付いたら光のわっかと白い翼を携えたタコに死んだから転生してみないかと。
アメリカに渡航していて、日本に帰るため空港を目指していたところ車が横から降ってきたのが最後の記憶である。
なんでもこのタコ若くして亡くなった魂を導くお仕事についていると。
溺れかけた人間を2人助けたことがかわれこうして働いているのだとか。
天界も人手不足のようで善行をつんだ猫も働いているらしい。
そんなこんなの流れで転生特典と転生先をクジで決めなんやかんやで生まれ変わった。
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そして、転生してから14年たったある日こと。
両親は共働き、昼間で夏休み期間中なので家に一人だけである。
前世で培った料理スキルでご飯を用意し適当にテレビのチャンネルをまわし番組をみていると、緊急速報で番組が中断された。
日本に2000以上のミサイルが飛んできていると。
せっかく転生したのに死ぬかもしれない未来に、身体が勝手に動いた。
身体にやどる英雄が動かしたのかもしれない。
荒廃した町に悪魔とかDQNとか変異した生物がはびこる世界になりかねない。
すぐに、町が一望できる高台にむかった。
こうなりゃやけである。
「やってやるさ!存分に!?」
弓矢作成のスキルで赤枝の弓と矢を魔力から作り、千里眼で飛来するであろうミサイルを双眼でとらえる。
構えて打ちはなつ。
シュバ
シュババ
シュババババババ
ゴォという音と共に放たれた矢が凄まじい速さで弧をえがきながら次々とミサイルを海で打ち落としていく。
途中から白いロボのようなものがミサイルを落としているのがみえた。
全部白いロボに任せようかと思った。しかし止まらない。傷つく人が打ち漏らしによって生まれるかもしれない。
孤独に戦って死んだ英雄の能力がそれを良しとしない。
それに戦いを終わらせることができるちからがある。
「やるときは本気でやるってきめてるんだ。」
その後数分もしないうちに全て打ち落として事なきを得た。
これが後の『白騎士事件』である。
家に戻ったら心配して帰ってきていた両親に説教され泣かれた。
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千里眼はランクが高くなると未来をみることができる。
見通すことはできないがそれなりにみることができるのだが...
「君が矢でミサイルを落とした本人かい?」
同い年ぐらいの女の子2人組。
あの高台には人はいなかったし、高台に向かうまでに人ともすれ違うことはなかった。
知るはずのないことを初対面で言ってのける。
面倒なことは、千里眼を使わなくても予想できる。
俺、転生者 一条流星 ピンチです。
続き考えてない。
はい、とあるソシャゲで盛大に爆死してしまい黒歴史をぶちまける勢いでかいたしだいです。
金ぴかの我さまとか鬼とかママとか全然コネー。
つらい