逆転世界で異能ヒーロー(♂)   作:wind

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ハーメルンでブラッドボーンクロス作品が増える昨今、皆様如何お過ごしでしょうか。
勤勉な探究者であり、常に新鮮な啓蒙をお求めの皆様に、オススメの作品がございます。

イニミニマニモ様からリリースされた「BlackSouls2」でございます。
この作品は俗に言うソウルライクゲー的なフロム要素と、ツクール製RPGの手軽さを併せ持った良作です。
しかも2はブラボ要素多め!(でも1からやった方が楽しめます。)
価格もお安く、1はもっとお安い。実際オススメです。◆バイナウ!◆あとエロもある◆
◆作者はイニミニマニモ様とは実際無関係◆マジで◆


わりとよくあるガールミーツボーイ

 

 

 

前回のあらすじ。

 

 

 

一つ、ロウさんの世界は、他世界の影響で物理法則や怪現象がドンドン増えてくSCP財団世界みたいな恐ろしい所!

一つ、魔物娘化現象も、本作のオマージュ素の世界との接触で追加されたもの!

一つ、つまり魔物娘・魔物娘化現象はインスパイア素の世界とほぼ同じだけど、ロウさんの世界と=じゃないよ!

 

◆異界云々の話はただの終盤の伏線だから今は忘れてくれて構わないよ!

 

 

 

 

 

 

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「王生さん、ちょっと手伝って貰ってもいい?」

 

「はい。構いませんよ、黒井先生。」

 

「いやー、この歳になると書類運ぶのも大変でねー…。」

 

「また重たいですね、この段ボール…。」

 

 

 

私、王生 桜雲は担任の黒井先生と共に廊下を歩いていた。

運ぶことになった幾つかのダンボールには、書類が満載されている。

多分、この前行った新年度恒例学力確認テストの答案だろう。

春休み空けの浮ついた気分を沈ませると評判の、鴻上学園恒例行事だ。

 

 

 

「あっ王生さん、また先生の手伝い?俺も手伝おっか?」

「駄目ですよ、先生。人が良いからって、毎度王生さんに手伝わせて~。

 転校生の件でも、王生さんに手伝わせてたでしょ~。」

 

「まぁ今はちょっと荷物運ぶだけだし、大丈夫だよ。」

 

クラスメートが話かけてきて、運搬の手伝いを申し出てくれる。

でも男子に重い荷物を運ばせるのは気が引けるので、辞退。

 

 

「ふぅ。助かったよ、王生さん。いつもありがとう。」

「いえいえ、このくらいならお安い御用です!私鍛えてますから!」

「いやぁ王生さんはテストの成績も良かったし、品行方正。

 今年は奨学金、もうワンランク上げれるんじゃない?」

「でも、部活とかで実績出したわけじゃないですし。

 そもそも学費カットで十分なくらい助かってます。」

「いやいや、そこで遠慮する必要はないと思うよ?

 奨学金は財団から出てるし、あそこのモットーは知ってるでしょ?」

「『未来への投資、そのための礎』ってアレですか?」

「そうそう、それそれ。まぁ申請したくなったら言ってよ。私からも一筆添えとくからさ。」

 

 

この学園では、優良成績者や特殊技能を持った生徒に対して学費の補助や免除を行っている。

各いう私も、ありがたいことに三分の一の学費で学ばせてもらっている。

奨学金制度がある学校は数多いが、この学校では段階的な学費免除制度があり、しかも当人の成績により半年単位で上下する。

今回行った学力確認テストもその査定に影響するので、みんな必死に勉強する。

 

 

「…そういえば神崎玄徳くん、大丈夫だったんですかね?

 テストの日居ませんでしたけど、ちゃんと後日の再試験は受けられたんでしょうか。」

「…んー。また彼の話?

 あんまり他の生徒に言ってほしくはないんだけど。

 実は彼、学費免除制度の対象じゃないんだ。財団の方から別のお金貰ってるらしいんだよね。

 校長先生からも、欠席や早退のお目こぼしを頼まれたから特殊技能枠か何かで海外遠征とかもあるんだと思う。」

「え?でも体育は欠席してましたよね。アスリート枠ではないんじゃ…?」

「別に運動選手じゃなくても海外での数学オリンピックとか、まぁ色々あるでしょ。

 今回もそういうのの一巻での欠席らしいけど、早退してからそのまま休みってなるとちょっと心配だよね…。」

「先生の方から、本人に電話したりしないんですか?」

「なんでも今は財団経由で契約したアパートに住んでるんだって。電話にはそこの管理人さんが出たよ。」

「…そこの住所とか、分かります?

 ほら、ゴールデンウィークの授業日の日程とか、溜まったプリントとか渡さないといけませんし。」

「うーん、確かにそれはそうなんだけど。

 流石に、個人情報の保護で教えられないかな。」

 

 

 

 

 

 

宛てが外れてしまった。

どうしようかな…。

悩む私に後輩が話しかけてきたので、結果を報告。

 

 

 

「桜先輩、どうでした?」

「小鴉ちゃん、駄目だったよ…。」

 

「やっぱり。そういうとこ、この学校厳しいですからね。

 しかしびっくりしましたよ。あの桜先輩が男の住所調べたいーっなんて言い出したときは。

 やっぱりアレです?一目惚れ的な?」

「いや、そういう訳じゃないよ?

 ただ…実は私、神崎くんと同じ小学校に居たんだ。まぁ神崎くんはすぐ転校しちゃったんだけど…。」

 

「…!それはつまり~、一目惚れではなく。幼馴染の運命の再会!的な!」

「…神崎くんの方は覚えてなさそうだったけどね。

 神崎くんは小学校の時も体が病弱だからってことで転校しちゃったから、今回もちょっと心配で。

 クラスでは体はもう治ったって言ってたけど、体育にも参加していなかったし…。」

「なーるほど。そういう理由でしたか…。」

 

「小鴉ちゃん、何か他に住所を知る方法はない?お願い!」

「桜先輩に頼まれちゃうと、否とは言えません、ねぇ…。

 …実は私、先生の言う財団お抱えのアパートにちょっと心当たりがあります。」

「ほんと!」

「まぁ間違っているかもしれないんですけど、コーポ赤城っていう所です。」

「合ってるかもしれないんでしょ?ありがとう小鴉ちゃん!行ってみるよ!」

 

 

 

「行っちゃった。…教えて、良かったのかな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「コーポ赤城」の郵便受けには神崎の名前があった。503号室。

インターホンを押し、部屋番号で呼び出す。

 

 

 

「はい、神崎玄徳です。」

 

「神崎くん?えっと、クラスメートの王生桜雲です。今日は神崎くんが休んでた間のプリントを届けに来ました。」

 

「あ…はーい。少々お待ちください。

 とりあえず、開けるので上がってきてください。」

 

 

神崎くん本人が出た。

声を聞く限りは元気そう。

神崎くんが早退した日は、妙な音がして振り返ったら、みるみる神崎くんの顔色が悪くなっていくのが見えたので何かの発作かと心配していたのだが、大丈夫そうだ。

目的は達成できたと言って良い。

 

しかし、上がってくれと言われてしまった。

開くオートロックのドア。

 

…今更だけど、男子の家に一人で行くってちょっと緊張する。

まぁ多分玄関でプリント渡して終わりなんだろうけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

「わざわざプリント届けてくれてありがとう!

 時間あるなら、ちょっとお茶でも飲んでいかない?」

「あっはい。」

「どうぞどうぞ、上がってて~。」

 

 

お茶に誘われたので、中に入る。

二週間ぶりにあった神崎くんは顔色も良く、声にも張りがある。

上はシャツ一枚、下はスポーツウェアという活動的な装い。

 

入れてもらった神崎くんの部屋は、なんだか良いニオイがした。

 

 

 

「…今アロマ焚いてるんだけど、気になる?消そうか?」

「大丈夫。むしろ落ち着く良い香りだと思うよ。」

(セーフ!消臭が間に合ってよかったぜ…!)

 

 

「そこ座ってて。

 紅茶と緑茶があるけど、どっちが良い?」

「紅茶でお願いします。」

「はーい。」

 

 

見ると、テーブルに置かれた洒落た灰受の上でアロマスティックが燃えている。

 

神崎くんの部屋は物が少なく、元々の広さと相まってとても広く見える。

家具もタンスやテレビの他には、ノートパソコンや隅にまとめられたトレーニンググッズくらいしかない。

テーブルはあるが、椅子は二脚のみ。

リビングの本棚にも空きが多く、和綴じの本とBlu-rayBoxなどが入っていた。

 

 

「お待たせ。ミルクはどうする?」

「ありがとう神崎くん。一個貰おうかな。」

 

 

お茶請けとして、いくつかのお菓子も添えてくれた。

…紅茶も美味しい!

自然な流れでもてなされてしまった。

神崎くん、男子力高いなぁ…。

 

 

「今日はわざわざプリントありがとうね。

 …部屋見渡してたけど、何か気になる?」

「…!ごめん、不躾だったかな。」

「いやいや、別に気にしてないよ。

 独り暮らしとは言え、この殺風景さは自分でもどうかと思ってるし。」

「へ?神崎くん独り暮らしなの?」

「ああ。」

 

 

神崎くんは軽く流しているけど、この広さに独り暮らしってどういうことなんだろう。

…というか、神崎くんはあまりに無防備すぎないだろうか。

男子の独り暮らしに、ホイホイ異性を招きいれるなんて。

しかも羽織った薄いシャツが汗で体に張り付き、体のラインがはっきりと見える。

 

…良い筋肉。

すらっとしているため制服では気づけなかったが、神崎くんの体は良く絞られた良い体をしている。

脂肪が少なく、筋肉の隆起が見える。着やせするタイプなのだろう。

良い…。

つい透けたボディラインを目で追ってしまい、慌てて逸らす。

男子はこういう視線に敏感だと聞く。嫌われるような真似はしたくない。

 

もしかしたら、こうして家に招きいれてくれたのは昔のことを覚えていてくれていたからかも知れない。

…そうだったら嬉しいな。

とりあえずプリントを渡し、ゴールデンウィークの学校予定などを伝える。

クラスでも少し話したことはあるのに、こうして二人きりで話すとなると緊張してしまう。

 

 

「ゴールデンウィークにも、登校日あったのか…。

 教えてくれて助かったよ。」

「どう?登校日には学校来れそう?

 体の調子が悪いなら、無理しない方が良いと思うけど…。」

「大丈夫。前日に早退しちゃったから誤解させたかもしれないけど、今回の欠席は親族関係の用事の所為でね…。

 その用事の進捗に因るけど、多分行けると思う。

 クラスでは病弱キャラみたいになってたけど、体は元気だよ。

 ほら、そこそこ筋肉だってあるでしょ?」

「…おおっ。」

 

 

…しまった!

思わず感嘆の声が漏れてしまう。

神崎くんがポーズをとって強調したからとは言え、男子の目の前で取るリアクションとしては不味いかもしれない!

 

だが予想に反し、神崎くんは嫌悪というより喜びのリアクション。

 

 

「ふふん。結構な筋肉でしょう。

 

 …でも、王生さんも中々のもの持ってるみたいだね?」

「えっと、うん。鍛えているからね。」

「なんかスポーツやってるの?」

「ううん。でも筋トレとかが好きで。バイトとかもやってるし、そんなしっかり出来てるわけじゃないんだけど…。」

「いやいや、良い体してると思うよ。……いや、変な意味じゃなくてね!?」

 

 

神崎くんと二人、しばらく筋トレ談義で盛り上がる。

神崎くんはトレーニング理論にかなり詳しく、話が弾んだし参考になる点も多々あった。

思わぬ共通の話題。

まさか男子とここまで筋トレ話が出来るとは思わなかった…。

 

 

「そういえばリビングの隅にいくつか見慣れないトレーニンググッズがあったけど、あれは何を鍛えるものなの?」

 

ほう。」

 

「…?」

「……いや、あれは改造品みたいなものでね。俺の身長体重に合わせてあるんだ。見慣れないのはその所為じゃないかな?」

 

 

…なんだろう。

一瞬、神崎くんの声と表情が硬くなったような…?

学校でも聞いたことがない、驚くほど冷たい声。

 

 

「おっと。紅茶が無くなってたね。

 淹れてこよう。確かアイスティーしかなかったけど、いいかな。」

「あ、お構いなく…って、もうこんな時間?

 ごめん、私そろそろバイトの時間だ。」

「………そりゃ残念。長々引き留めて悪かったよ。」

「ううん、私も楽しかったから。

 じゃあ、また、ね。神崎くん。この続きは学校で!」

「ああ、またね。」

 

 

神崎くんは笑顔で見送ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………。」

 

 

 

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神崎くんの無事を確かめられた。

昔のことはやっぱり覚えてなかったみただけど、また仲良くなれた。

嬉しくなった私は、バイト先に行くまでの間にちょっと寄り道をすることにした。

この辺りにはたまにかまう、私が景虎と呼んでいる野良猫がいるのだ。その子と少し遊ぼうと思った。

それが良くなかったのかも知れない。

 

 

迷った。

 

 

正確に言えば、今どの道を歩いているか分からない。

…ちょっと、おかしい。

中学時代から三年はこの街に住んでいるのだ。

再開発の激しい繁華街ならともかく、住宅街のこの辺りで迷うとは。

 

神崎くんと話せて浮かれてたのかな、なんて思いながら、スマホを取り出す。

圏外。

 

 

「…えっ…?」

 

 

おかしい。

はっとして、周囲を見渡す。

 

そうだ、おかしい!

住宅街、それも放課後の時間帯。黄昏時。

普段なら学校や塾帰りの学生、或いは主夫の人とすれ違うのに。

 

さっきから、誰ともすれ違っていない!

今この道にも、誰もいない!

 

計画的に作られ、碁盤の目のように区切られた炉火市では、道路もかなり先まで見通せる。

それにも関わらず、人っ子一人いないのだ!

空を飛ぶカラスの姿すらない!

 

 

 

「…!」

 

 

 

少し怖くなった私は、思わず走り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

がたん。がたん。がたん。

 

「…!」

 

 

 

 

しばらく走ると、物音。

少し先にある、直角に交わる四ツ辻。

それを曲がった所からだ。

 

物音一つ、鳥の声一つないこの場所に、石をぶつけ合わせるような音が響く。

 

 

「あ、あのっ!誰か、いますか…?」

 

 

返事はない。

四ツ辻の向こうから、西日に照らされた影が伸びる。

細長い影。

カクカクと揺れ、少しずつ影が進んでいく。

 

…一体、なんなんだろう。

影は、進み続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…へ?」

 

 

姿を現した影は、予想外のものだった。

 

バス停。

 

それに白い短い手足が生えたものが、歩いている。

 

 

「…えっと。なにこれ?」

 

 

その声を聞きつけたのか、バス停の動きが止まる。

そして物音も止まる。

あの音は、バス停の土台のコンクリとアスファルトがぶつかり合う音だった。

 

なんなんだろう、この歩くバス停…?

 

 

 

 

 

 

「…!」

 

驚いた。

目を放していなかったのに、気づくとバス停の向きが変わり、こちらに正面を向けている。

銅鑼町二丁目の文字。

…やはり、おかしい。あれだけ歩いたのに、神崎くんの家から殆ど離れていない。

 

 

そして。

がたん。

がたんがたんがたん!

 

バス停が、こちらに向かって前進を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ、はっ、はっ…。

 一体、何なのこれ!?」

 

 

息を吐く、足を着く。

息を吸う、足を蹴りだす。

 

恐怖をこらえ意識的に呼吸を保ちつつ、必死で走る。

 

 

 

 

ちらりと後ろを見ると、バス停がまだ追ってきていた。

それどころか追手が増えている。

路上に停まっていたバイク。

一軒家の庭に置かれていた鉢植え。

果ては、猫避けのペットボトルまで。

 

大小さまざまの物が、白い手足を生やしこちらを追いかけてくる。

 

 

 

アレらが何かは分からないが、捕まったら碌な目に合わないことだけは分かる。

少なくとも、バイクの重量で体当たりされるだけで骨は折るだろう。

 

がたんがたんがたん!

がたがたごっとんずっだんずだん!

 

 

「また、増えたぁ…!」

 

 

しかも前からも近づいてくるヤツが見える。

途中にある四ツ辻を曲がって、走り続ける。

 

追手の手足は短く、生えている位置もまちまちだ。

最初に見たバス停のように、歩く度に道路にぶつかっている追手も多い。

だがその度に発生する音や、砕ける部品が恐怖を煽る。

追い付かれたら、私もあんな風に砕かれてしまうのかも…!

 

 

「…しまった!」

 

 

不味い!

後ろの音に気を取られて、前の辻に西から落ちるシルエットに気づかなかった!

 

速度を落とすわけにも行かない今、横から突っ込まれたら…!

 

 

 

 

「逃げ…!」

 

 

「そのまま走れ!」

 

 

「え…!その声は!」

 

 

 

 

勢いそのまま、辻を駆け抜ける。

そして、すれ違うように西側から人影が飛び出す。

思わず、振り返って叫ぶ!

 

 

 

 

 

 

 

「危ない、神崎くん!」

「いいや、この程度なら問題ないよ。」

 

 

 

 

 

 

 

神崎流退魔術!霊力弓、雨霧・双腕!

 

 

 

 

 

 

 

そして振り返った視界の先。

西日で赤く染まった道が、瞬間的に白光で埋め尽くされる。

 

 

 

そして、パキンという何かが皹割れるような音と共に、空気が変わる。

カラスの声が耳に入り、周りを見渡すと見覚えのある景色。

 

「…終わった、の?」

 

「ああ、そうだ。

 早い再会になったね、王生さん?」

 

 

振り返った神崎くんは、あの時と同じ、驚くほど硬く冷たい声だった。

 

 

 

 

 

 




 


次回、「学校へ行こう!」は来週です。


今回は王道第一話的なヤツを意識しました。
でも常識的な女性視点はクソ書きづらいっすね。いうほど逆転要素も盛れなかったので、次回も逆転要素強化回です。

ちなみに王生ちゃんが筋肉好きになったのは、巨乳好きの互換概念としてです。

巨乳好きって、逆転世界でどうなるの…と考えた結果、巨乳→脂肪→(反転)→筋肉となりました。
つまり王生ちゃん視点の今回の話は「クラスメート部屋に行ったら、実はその子が着やせするタイプの巨乳で、うっかり目で追ってしまったんだけど、引かれるどころかおっぱい談義で盛り上がった」話です。痴女かな?

この世界では巨乳vs貧乳の対立の代わりに、見せ筋VS細マッチョみたいな争いがあるんでしょう。
でもまぁこの世界男女の筋力差がほぼないですし、筋肉は鍛えられるので完全な互換概念ではない気もします。玄徳がアレなことには変わりありませんけど。

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