おら書いてやったぞ!有難く思え!(何様)
タイトルが適当なのは何時ものこと、これ常識ね(´・ω・`)
授業自体も滞りなく終えて、放課後に移った頃合。教師という立場は完全に社畜の地位を表す代表的な職業となっている故に、夜遅くまで仕事をせねばならない時がある。だが、この男──否、ブラッド族には1つの妙技とも言うべき特性を持つ。
誰にも発見されそうにない場所に出ていた暁は、不意に目を閉じる。すると体内から赤い肉の塊のようなものが飛び出し、形を作る。その形とは──暁義輝と同じ姿であった。
飛び出した暁義輝、ブラッド族『ルイン』はエボルドライバーを腰に巻き付けると、2つのボトルのキャップを正面に合わせエボルドライバーに挿す。
〈〈 タンク! 〉〉
〈〈 ライダーシステム! 〉〉
〈〈 エボリューション! 〉〉
エボルドライバーのハンドルを回すと、あのインキュベーターが“マミ”と呼んでいた魔法少女との戦闘で流れていたリズミカルな第九4番楽章が流れる。そして音楽が止まると、ルインは姿を変える。
〈〈 Are you Ready! 〉〉
「変身」
〈〈 タンク! タンク! エボルタンク! 〉〉
〈〈 フッハッハッハッハッハ! 〉〉
「ん、ん゛ぅ────行くか。ヘマはするなよ?』
自分の片割れを目の前の『暁 義輝』に入れた状態にさせているため、ある種の遠隔操作を可能としている。オマケにバレないように人間らしい振る舞いや暁 義輝の今までやってきた行動は全て分かる。
ブラッド族の完全体が持つ力というのは、真に星狩りをするのに適したものと言えよう。しかし自分自身に忠告するというのも些かおかしな話なのだが、何となくルインはそうしなければならないと感じていた。
仮面ライダーエボルがその場から消えると、暁義輝は職員室へと戻って仕事を始める。こうして地球での活動を、現在は暁美ほむらとの計画を円滑に進めていくのであった。
◆◆◆◆◆◆◆◆
エボルの力は強大である。インキュベーターの居たあの星の力もプラスされていると、その強大さに拍車が掛かる。さらに様々な星々を自らの糧としてきたブラッド族故に、インキュベーターの星の一部を取り込む前だとしても強いままである。
しかしながら、今この惨状の中エボルは手首をスナップさせながら言う。“物足りない”と。小さく分裂したインキュベーターでは、先ずエボルの力に敵う訳がない。完全なるオーバーキルである。まぁ手っ取り早く終わらせるには、これが良いのかもしれないのだが。
「ホント、いい仕事してるわね。ルイン」
暁美ほむらもインキュベーターの殲滅を、先程は逃げ出した一体を片付けた所であった。辺りには白い物が様々な場所に散乱しており、普通の人間が見ればSANチェックは当たり前な具合であった。
『肩慣らしにもならんがな』
「今はそんな悠長なこと言ってられないわよ」
『それはお前の望み──いや欲というべきだな。他者への献身的な介入……というのは理解できん』
「────そうね。貴方はそう、人間じゃないから欲さえも分からない。根底にあるのは、喰らうことだけ。でも今は私の取り引きに応じて貰うわよ」
『知っている。あの時の取り引きのことは────』
会話が止まる。エボルとほむらは何かを感じ取ったらしい。だが気配の正体は一向に姿を現さない様子であった。
「──まぁ良いわ、まどかが来ないように細工もしたし……ついでに魔女を倒すのも」
『────ふむ。どうやら、インキュベーターの奴は少々手法を変えてきたようだ』
「っ──!?」
インキュベーターはそもそも宇宙の生命体。地球風に言い表すのであれば、地球外生命体である。だが、それはルインとて同じことだ。そしてエネルギーの干渉具合というのも地球人と比べて鋭敏であるが故に、違う生命体の存在の認知力は地球人よりも優れている。
『魔女の結界には私が行こう。お前が行くと、計画に支障をきたす可能性があると、自身でも気付いているのだろう?』
「────えぇ、頼むわよ」
『無論、遂行するつもりだ』
ルインがその場から瞬時に消える。というよりもルインが人間の視覚では捉えられないほどの速度で移動し、あたかも消えたように見せただけなのだが。
といっても、ルインが魔女の結界の中に入り込むのには早々時間が掛からなかった。
死屍累々とした様子を見せる魔女の結界。使い魔と呼ばれる異形の存在がうじゃうじゃとひしめき、ルインの存在を感知すると襲いかかった。
だがルインは慌てる様子もなく、使い魔達を一掃するためにエボルドライバーのハンドルを回す。またもリズミカルな第九4番楽章が流れ出し、音楽が止まる。
〈〈 Ready Go! 〉〉
〈〈 エボルテックフィニッシュ! 〉〉
〈〈 Ciao〜♪ 〉〉
片腕で薙ぎ払う。青いエネルギーが結界内の使い魔を全て消滅させた。たったそれだけのことで、この魔女の結界を消すことを可能とした。ついでに人間
「ティロ・フィナーレ!」
『っ────ぬぅ……』
ルインの背中に衝撃が走る。別にそこまで痛くはないが、背中に気持ち悪い感覚が押し寄せてきたのを感じ取れた。そして先程のあの声を、ルインは先日聞いたことがあった。
「ここで出会うってのも、何かの縁なのかしらね。ブラッド族」
『──貴様か。あの時の魔法少女』
現時点で、ブラッド族を知る魔法少女との再開であった。喜ばしくない再開であったが。
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