ほらほらほらほら!(投稿)イクゾッ!!
評価バー赤になったから何でもしちゃう( 。∀ ゚)何でもするとは(ry
次回は全裸土下座で待機するんだよあくしろよ(脅迫)
魔法少女『巴マミ』は、多くの魔女を倒してきた。インキュベーターとの契約により力を手にし、彼女自身が叶えたい願いを叶えた。そして魔女との戦いに身を落とし、これまで幾度となく葬り、勝利の賛美を掲げてきた。
だが、あの時だけは勝利の賛美を味わうこともできずに、ただただ屈辱の念だけが心にあった。ルインとの初の戦闘で圧倒的な力の差を見せつけられ、あまつさえ自分を生かしてその場から消えた。
生かされたと思いもしたが、同時に“まだチャンスはある”と考えていた。だからこそ今度はルインと対戦する前に、対抗策を巴マミは練っていた。
そして今、純白のマスケット銃を何十本も宙に浮かせルインに構えている。自身も一丁のマスケット銃を持って照準を合わせて機会を伺っていた。
対しルインは、特にこれといった感情を持ち合わせていない。計画の支障にすらなりはしないが、1歩間違えれば暁美ほむらと練り上げた計画が全て水の泡と化す。それだけは絶対に避けねばならないという前提条件があり、尚且つ戦闘へと移行しそうな状況にため息をついた。この状況を“めんどくさい”と地球人は思うのだろうとルインは考える。
「あの時の借りは、きっちりと利子付きで返してあげるわ。ブラッド族」
『借りなんぞ必要ない上に、利子付きはもっと御免だ。貴様と私の力の差は歴然だが……やはり地球人というのは理解出来んな』
「ブラッド族……?」
「いや……この状況なに? ヤバそうなのは分かるけど」
巴マミの後ろに居るインキュベーターと少女2人を見る。副担任となった暁 義輝の担当クラスの生徒、『鹿目まどか』と『美樹さやか』であった。やはり暁美ほむらの言っていた通り、インキュベーターはこの2人に目を付けるのだと再確認した。
「2人とも逃げなさい。キュウべぇ、2人を」
「えっ──でも」
「良いから! コイツはさっきのヤツらとは桁違いの強さを持ってる! 余波にでも巻き込まれたら2人とも死ぬわよ!」
『──私からもそう忠告しておこう。単なる地球人なんぞ、私にとっては塵にも等しい。まぁ面倒事を避けたいだけだがな』
「っ────行くよ、まどか!」
「えっ、ちょっとさやかちゃん!」
美樹さやかが鹿目まどかとインキュベーターを連れて逃げ出した。漸く居なくなったかと思うと同時に、“あぁ、またやるのか”と気だるげなルイン。
そう感じた途端に、ルインが何かに締め付けられる感覚を覚えた。1つの不快感の正体を探るために体を見てみれば、赤いリボンがルインの体にあった。
『ふむ────これは、あの時のか』
目の前から銃声が響く。それと同時にルインの頭に微妙な衝撃が走った。痛みというのは全くもって感じられない。だが無数の衝撃によって鬱陶しいとは思っている。現に視界が微妙に揺れているから。
巴マミは無言でマスケット銃を連射しまくっていた。あの時の弾丸で動きを封じ込め、その隙に一斉掃射ではなく、隙を与えない高速の連射を行っている。何も言わない、掛け声なんて必要ない。あるのはルインに対する殺意と“倒さねばならない”という責任感のみ。
「これで────終わりよ!」
連射中に巨大な砲身の銃を並行して15もの数を作っていた。その巨大な射出口がルインの上空に配備され、そして火を吹いた。
トドメの一斉掃射。黒煙と爆風が辺りを包み込み、巴マミは勝利したと思っていた。
『終わりか?』
「っ──────!?」
本当に思っていただけであった。目の前に広がるのは無情で非情な
『発想は良い、タイミングも良い。だが最後は逃げていれば良かったな』
ルインは【タンクエボルボトル】を外し、【ロックエボルボトル】を取り出しキャップを回転させるとエボルドライバーに装填し、ハンドルを回す。
〈〈 ロック! 〉〉
〈〈 ライダーシステム! 〉〉
〈〈 エボリューション! 〉〉
リズミカルな第九4番楽章が流れるとあの時見たフレームが展開され、ルインは別形態へと移る。
〈〈 Are you Ready! 〉〉
〈〈 ロック! ロック! エボルロック! 〉〉
〈〈 フッハッハッハッハッハ! 〉〉
『残念だが魔法少女、終わらせてもらうぞ』
「っ──────!」
無慈悲にもハンドルが回されていくと、またリズミカルな第九4番楽章が流れる。そして音楽が止むと、区切りの音声が響く。
〈〈 Ready Go! 〉〉
〈〈 エボルテックフィニッシュ! 〉〉
ルインは人間の視力では視認すら出来ない速度で巴マミの懐へと接近し、左手を掌打の形にさせて腹部に添えた。するとどうしたことだろうか、巴マミの姿が元の制服姿に戻ったのだ。
「なっ────!?」
『ふっ』
ルインは巴マミが落としかけた“もの”を一瞬で掴み取り、離れる。そしてマジマジと、持っていた
『──成程、前回と今回のでソウルジェムが殆ど濁っているか。まぁこの状態で私と相手したことに対しては、1つの賞賛を与えてやろう』
「っ!? ソウルジェムのことを────」
ルインは喋りながら何処からか空のボトルのようなものを取り出し、それをソウルジェムに照準を合わせた。何やらソウルジェムから黒い禍々しいものがボトルへと移され、ルインが何やら2回ほど頷くとソウルジェムを巴マミに返した。
なぜソウルジェムを返したのかが全く理解できない巴マミに向かって、ルインは最後に告げた。
『忠告しておく。貴様がキュウべぇと呼ぶ存在、私はインキュベーターと呼んでいる存在は私と同じ地球外生命体である』
「────それが、何なのよ」
『ではインキュベーターはなぜ貴様に力を与えたと思う。非力な地球人に対して、なぜ?』
「話しが全く見えてこないわよ……!」
『覚えておけ、どんな行動にも必ず裏がある。この私やインキュベーター、人間とてそれは同じだ』
ルインはいつもの如く瞬間移動でその場から消え去る。残された巴マミはソウルジェムを握り締め、ただただ自身の無力さを呪った。
あ、全裸土下座で待機はしなくて良いです(テノヒラクル)
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