朝露乃之は勇者である   作:バロックス(駄犬

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今回は朝露さん家の乃之さんがメインのお話。


第5話〜乃之とヘアメイク〜

 数年前。暗闇の中で、朝露乃之は一人泣いていた。幼い自分の体躯が簡単に隠れてしまうくらいの机の下で身を丸めて、泣いていた。

 

「あら、乃之。またこんなところで隠れて」

 

 目を伏していた乃之へ掛けられる声は彼女が良く知る人物の声だ。女性の声は先ほどまで俯かせていた乃之に顔を上げさせる反応を見せる。見上げてみると、乃之と同じブロンドの色が目を引く長髪の女性だ。

 

「どうしたのよ乃之、また学校でいじめられたのかしら、おいでおいで」

 

 優しい笑みを浮かべた女性は両の手で乃之を招く。乃之はたまらず、机の下から飛び出して女性の胸元にしがみつく。お日様の匂いがした。

 

「ほーら、何があったのかいってごらんなさい」

 

「・・・みんなが、わたしの髪の色が変だって・・・」

 

 乃之の髪の色は母親と同じブロンドだ。両親ともに日本人であり、その髪の色は彼女の地毛であった。

 

「わたし、この髪の色・・・いや」

 

 だがそれ故に、周囲からは異質な視線を送られる。小学校の同じクラスメイトからは心無い言葉が浴びせられる。

『変な髪』、『英語しゃべってよ』、『気持ち悪いよ』。

 

 

 小学生と言うのは容赦がない。思ったことを口にするので、繊細な感性を持つ乃之の心は酷く傷ついてしまった。

 

 

「そうかしら、こんなに可愛い髪した女の子、私が男子なら放っておかないわね」

 

 母は言う。いつもみたいに、乃之の暗い気持ちの時はまるで太陽のような笑顔を見せてた。

 

「これはね、乃之。 乃之が私達の子供っていう証なのよ? それはこの香川・・・いえ、四国・・・世界中で探しても、たった一つしかないものなの」

 

「せかい?」

 

「そう、世界! 昔は海を越えた先にも国はあったって聞いたわ!  つまりワールドなの!」

 

 乃之の母はいっぱいに両の手を広げる。何もない空間を乃之はぽかんとした表情で見つめていた。

 

「私はとても嬉しいわ。 だって、私の髪の色と同じだもの」

 

「お父さんと似ている所は?」

 

「目元とかソックリよ。あと、鳥の巣見ようとして高い木を登ったりとか・・・そういうアクティブな所はお父さんに似てるわね」

 

私にプロポーズした時だってそりゃあ、大胆で―――。と、にやけ顔だった母は咳払いをした。

 

「お父さんもお母さんも乃之の事を誇りに思うし、愛してるわ。 それに、いつか学校の子たちも乃之の髪を綺麗だって言ってくれる子も出てくるはずよ」

 

だから、と母は続ける。

 

「自分の事は嫌いにならないでいてあげてね」

 

母の手は優しく乃之の髪を撫でる。くすぐったく、もどかしいものがあったがそれ以上に、乃之の心の中に曇っていた部分は少しだけ晴れやかになったのだ。

 

「よーし、今度のお休みで私が直々にヘアスタイルをいじってあげるわ。私の手にかかれば、どんな男子も女子もイチコロよ!」

 

「ほんとぉ?」

 

「ええ、マジよ。 それに髪型が変われば気持ちが変わるわ!きっと乃之もハイパームテキ!だから楽しみにしてなさいって」

 

 笑顔が素敵だった乃之の母は自信満々に腕に力こぶを作って見せた。その日から乃之は思うようにした。この髪は自分の誇りなのだと、父と母の子であるとい唯一の繋がりなのだと。

 

 だからこそ、この髪型を母にいじってもらうことは少しだけ怖かったが、同時に楽しみになった。どんな世界が見られるのだろうか、どんな自分が見られるのだろうか、と期待に胸を膨らませながら。

 

 

 

 

 

 

 

―――しかし、その約束は果たされることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

早朝訓練。勇者たちは来るべき襲来に備え、己の鍛錬に励む。訓練場には三人の勇者達と一人の巫女の姿があった。

 

 

「どうよどうよゴリラ巫女。この私の美しい姿ッ」

 

だが、鍛錬というには緊張感に欠ける雰囲気。その原因となっているのはドヤ顔で胸を張る琴吹静流が原因だった。

それを見た市橋桐香が蔑んだ視線を送る。

 

「うわ、この女ついに無意味なプロポーションアピ始めたわよ・・・落ちたものね」

 

「か・み・が・たッ! ヘアスタイルを見なさいよッ! せっかくだから身体を強調してやってもいいわよッ! この際だから!」

 

「特に凹凸ない身体なんだからいくら強調しても無駄よ静流」

 

「ムッキィ! ゴリラ巫女に言われたくないわッ」

 

 もはやこの喧騒は見慣れた光景である。いつもと変わっている所があるとすれば、それは今日の静流の髪型が後ろを一本にまとめたポニーテールだという些細なことくらいだろうか。

 

「気分を変えてみたの。なかなかそそる物があるでしょう? ねぇ乃之さん」

 

「うん、とてもいいと思うよ」

 

 謎のポージングを決めていた静流に唐突に振られた乃之は動揺することもなく、そう答える。その反応に気を良くした静流が乃之に抱き着いた。

 

「ああん、流石ね乃之さん! 私の魅力に気づくのはアナタだけよ! どこかのいつでも木刀を持ち歩いているゴリラ巫女とはえらい違いだわ!」

 

「む」

 

 眉に皺を寄せた桐香が静流の背後に忍び寄るとポニーテールに手を掛けると、わずか数秒程で髪の毛はヤシの木のごとく変形させていた。

 

「なぁああああああおどれぇぇぇ!!」

 

「はっはっは、見なさい命、ヤシの木よ!四国の地にヤシの木が生えたわ!!」

 

「・・・・」

 

 無口ではあるが、感嘆の表情を浮かべる命は両の手を叩いて拍手をしている。

 

「いやー長いわね静流の髪。弄り甲斐があるわ」

 

 静流の頭にそびえ立ったヤシの木を見つめて桐香は思う。静流の黒髪は少し艶があり、長い為か多少無理な髪型も出来てしまう。

それは本人も誇りと思っている事らしく。

 

「ふふ、伊達に家では教育を受けてないわね・・・風呂上りと寝る前のキューティクルケアに抜かりはないわよ。まぁ私としては、乃之さんの髪もとても弄り甲斐があると思うわ」

 

「・・・ふぇ?」

 

 不意に呼ばれた自分の名に、乃之から変な声が出た。

 

「だってそのブロンド、とっても素敵だもの。とても日本人の髪とは思えないわ・・・どう?私に髪をいじらせてもらってもいいかしら? 乃之さん素材がいいから色んな髪型が合うと思うわ」

 

「それはいいアイディアね静流。 私も乃之で試したい髪型があったのよ」

 

 珍しく気の合う二人、謎の笑みを浮かべては乃之へと迫っている。その二人の雰囲気はとにかくヤバいものだと乃之は一瞬で理解した。何故なら、二人の瞳にはこれから自分を心行くまでヘアメイクするという欲望が光となって映し出されていたからだ。

 

「・・・わ、私は別にいいかな。 たぶん、似合わないと思うし」

 

「あら、謙遜しなくてもいいわよ乃之。たまには違う髪型にしてオシャレしたっていいじゃない?」

 

「そうよ、乃之さん・・・今夜は覚悟しておいてよね」

 

「え、えええ・・・・・」

 

 目を輝かせた二人の追撃を躱すことは出来ず、乃之はその提案を拒否することが出来なかったのである。

その夜、勇者と巫女は乃之の部屋に集まる事となった。

 

 

 

 

 

「そういえば、多分私初めてよね・・・乃之の部屋に入るのって」

 

「同じく」

 

「・・・・」

 

 桐香達がこの寮に集まって1カ月ほどの月日が経つが、誰も乃之の部屋に入った事は無かった。簡単な定時連絡だけで乃之から部屋に誘われることは無かったし、そもそも勇者と巫女が一緒に部屋にいる事が今までなかったのである。

 

 扉の前に桐香が立った時、扉が小さく開く。その隙間から乃之が顔を覗かせていた。

 

「あ、みんな・・・入っていいよ」

 

「お邪魔するわよ。悪いわね、押しかけるようで」

 

 桐香が部屋に入ると、床下に柔らかいカーペットの感触があった。乃之の部屋は綺麗に整頓されており、ベッドの枕元には目覚まし、壁際には大きな本棚があった。意外だったのは本棚に置いてある本のジャンルとしては漫画系の本が多かったことだった。

 

「乃之・・・意外だわ、漫画を読むのね」

 

「ほんとだわ・・・しかも結構バトルモノ大目ね」

 

「うぅ・・・人に部屋を見せるって恥ずかしい・・・」

 

 思わず赤面する乃之。誰しも、自分が寝たりしている部屋を見られるのは一種の抵抗というものがあるものだ。

 

「まぁ乃之はまだいいわよ。私なんて完全に不法侵入されたから」

 

「あの件はゲームの為よ、ノーカンノーカン!」

 

桐香と静流が睨みを利かせる中、命はひたすら本棚の漫画本を読み漁っていた。もう、完全に友達の家に来てゲームするか置いてある漫画本を読むタイプの友人のソレである。

 

「まぁ、乃之さんは大人しく椅子に座ってなさいな」

 

「ええ、私たちに任せておきなさい」

 

再び、桐香と静流の眼が妖しく光る。両手はわきわきと稼働し、それを見た乃之は思わず恐怖してしまう。彼女たちの足元には鏡やら髪留め、ありとあらゆるヘアアクセサリーが置いてあったのだから。

 

「ひ、ひぃぃ・・・・」

 

 

 

 

―――数分程経過して。

 

 

「ふぅ・・・取り敢えず第一弾ね」

 

「ああ、いいわ・・・素敵よ乃之さん」

 

 大きな鏡の前に座っている乃之の髪型はツインテールだった。漫画のようなヒロインの長いツインテールではなく、短く、ぴょこりと申し訳なさそうに垂れ下がったブロンドの髪がとても可愛らしい。

 

 

静流と桐香は口を揃える。

 

 

――――グレートですぜ、コイツはァ・・・。

 

 二人の少女から歓喜の声が上がる。そして額の汗を拭う二人は満足した表情と共に、短い間隔の機械音がその場に響く。

 

「え、ええーっと桐香ちゃん、なんで写真撮ってるの?」

 

「記念すべき乃之のヘアチェンジの瞬間をフィルムに納めなくてどうするの」

 

―――カシャカシャカシャカシャカシャ。

 

「一回だけでいいよね!?そんなに何枚も写真いらないよね!?」

 

「なんというかゴリラ巫女、今のアナタ例えるなら・・・そう、レズ! クレイジーサイコレズの波動を感じるわッ」

 

「愛と言いなさい。古今東西、写真は愛によって撮られるのよ」

 

 血走った目でスマホのシャッターを切る桐香に各々が感想を述べる。ちなみに静流は直後、頭にチョップされていた。

その後は時間の許す限り、二人による乃之のヘアスタイル革命が続けられた。

 

 ハーフアップ、ポニーテール、サイドポニー、イカリング、思いつくありとあらゆる髪型の変更が実行された。途中で静流と桐香の間で激しい口論があったりと波乱を極めた。

 

「”アイサツはされたら、返さなければならない・・・古事記にもそう書かれている”だと?」

 

 その様子をさも気にしないように命は漫画本を読み漁っていた。

 

 

 乃之の髪型革命の途中、静流が乃之の机に写真立てがあることに気付く。

 

「あら、この写真立て・・・乃之さんの御両親かしら?」

 

 写真には乃之と同じ長髪のブロンドの女性、その隣には父親らしき男性が立っていた。二人の間に挟まるように、幼いころの乃之が女性のスカートの裾を掴んでいた。

 

「うん、私が7歳の頃・・・かな」

 

「へぇー、やっぱお母さん譲りだったのね、その髪」

 

桐香は納得する。髪型も見た目も乃之をそのまま大きくした姿で、とても美人であった。

だが、気になる事がある。それは写真の中の乃之が幼いことである。

 

両親の写真を持ってくるのならば、ここ最近の成長した乃之の姿を映した写真を持ってきていても可笑しくはないのだ。

では、なぜ7歳の頃の乃之の写真しかないのか。桐香は気付く。これは多分、踏み込んではいけない領域なのだ、と。

 

「香川の実家だったわね、休暇取れたら帰って近況報告しなきゃいけないわね・・・両親は二人とも元気?」

 

・・・空気読まないわねッ 馬鹿ッ

 

と、桐香が警戒していた矢先に静流が地雷を踏んでいた。

 

「・・・もういないんだ」

 

「え?」

 

重々しくも感じられなく、軽快に開かれた口から発せられた言葉に静流は戸惑う。そして漸くその違和感に気づき、察した。だが、横目では”もう遅いわ”という視線を桐香が送ってるのは言うまでもなく。

 

 

「私が8歳の頃、事故・・・で」

 

 乃之の両親は彼女が8歳の頃に二人とも亡くなっている。交通事故だった。

 

 

 交差点で赤信号を無視してきた車両と正面衝突。事故を起こした相手も死亡している。当時、乃之が家で留守番をしていた為、乃之だけは無事だった。

 

 

「・・・髪の毛、お母さんに変えてもらう約束して、たんだ」

 

 それは虐められていつものように泣いていた乃之を元気づける為に乃之の母親が言い出した髪型を変えて、オシャレしようという約束。それが果たされることなく、7年という時間が流れてしまった。

 

「私はね・・・お母さんたちが死んじゃってから、髪型を変えたことがないの」

 

 その事故以来、乃之は自分の髪型を変えたことがない。いや、変える事が出来なくなったと言ってしまった方が正しい。

寝癖を直したり、自分でアイロンを掛けたり、入浴後のケアをするくらいで色や髪型を変える事は決してしなかった。

 

「なんか、嫌なんだ。この髪型を変えたら・・・二人を忘れちゃいそうで」

 

「乃之・・・」

 

 桐香は思う。恐らくだが、乃之の今の髪型は母親が亡くなる前から変わっていないのだろう。髪を変えようという約束をした矢先、母親が亡くなったのならば今の髪型が生きていた母親の形見となる。

 

 だからこそ、その髪型を変える事は亡くなった両親との繋がりを断つようだったから、乃之は髪型を変える事が出来なくなったのだ。実際に髪型を変えようと提案した時、断ろうとした時の乃之の言葉から感じられたのは明確な拒否の意志だった。

 

「でもね、二人に髪型を変えて貰って良かったって思ってるんだ」

 

 乃之は少しだけ笑っていた。

 

「御役目でみんなと仲良くなって、二人の事は信頼できるし・・・それに、お母さんたちも私の変わった髪型、いっぱい見たかったはずだから」

 

 乃之も気づいていた。いつまでも二人の事を引き摺って、過去に囚われたままの自分で居てはいけない、と。

自分を愛してくれていた両親も自分たちの死で前に進むことが出来ないでいる乃之の事は見たくはない筈なのだ、と。

 

「だから、ありがとう」

 

 乃之は振り返らないで、鏡に映る二人に感謝の言葉を述べた。

 

「こんな心が弱い隊長、なんだけど・・・これからも、一緒に戦ってくれる、かな」

 

「そんなことないわ・・・乃之は、とても心が強い人間よ」

 

「桐香ちゃん?」

 

 桐香は思う。彼女が言う程、朝露乃之は心が弱い人間ではない。

いつも弱弱しくクラスの中では影が薄い存在。

でも周りの事は常に気を掛けていて、戦闘時に前に突出し過ぎる静流を命を使って前に出過ぎるなと言う指示を出していたし、命が危機に瀕した時は単身で救出に向かう程に度胸がある。戦闘訓練だって桐香に打ち負かされてすぐにダウンするが何度でも立ち上がる。ゾンビみたいな根性もある。

 

 

 そしてなにより、彼女の一言で救われた自分が居るのだ。勇者を憎んでいた、巫女としての役も否定され荒んでいた桐香を救ったのは乃之だった。

 

 

「ついていかない訳がないわ・・・それにこのチーム、個々で色々と弱い部分があるけどお互いが上手いことカバーしてくれるからいいチームにだと思うのだけれど」

 

「ええ、濃い面子がいるけれどそれを纏めてくれている乃之は立派な私たちの隊長よ。一緒に戦わないわけないじゃない」

 

 このチームが色々と面倒なメンツが多いのは最初から分かっていた事だ。それぞれが乃之のように隠れた闇のようなものを抱えているというのも桐香は知っている。

 

だが、共に御役目を乗り越えていく事でそれを解決できるのではないかと桐香は思っていた。チームと言うのはお互いが支え合うものだから。その大切さを知っているこのチームならきっとどんな困難も乗り越えられる気がしたのだ。

 

「だから報告しましょ。今の乃之がこういう変な仲間と一緒にいるけど、楽しくやってますって・・・それだけでも、ご両親も安心するだろうから」

 

「あらゴリラ巫女、自分が変だっていう自覚はちゃんと持っていたのね? 感心だわ、クレイジーサイコレズでゴリラとかもう救いようがないから」

 

「あら静流、ゲーム脳で変態淑女の貴方が言う事かしら。多分チーム一の変人は貴方よ」

 

 ゴン、と互いに額を押し付け合う二人。こうやって唐突に喧嘩が始まっても穏やかに見守る事ができるのはきっとこのチームだからだろう。

乃之は改めて認識する。このチームは良いチームだ、と。

 

―――お母さん、お父さん。

 

 乃之は机の上に置かれている写真立てに映る両親に視線を送る。

 

 

―――初めて髪型を変えたよ。似合っているかな?お母さんが言ってた通り、髪型を変えるとちょっと気持ちが変わったよ、不思議だね。本当はお母さんにやってもらいたかったけど。

 

 

―――私はもう大丈夫だよ。この人たちのお蔭で、毎日が楽しいから・・・。

 

 

―――今の乃之は幸せです。安心してください。

 

 

 

賑やかさが途切れない空間で乃之は写真へ笑顔を向けながら、そう思うのだった。

 

 

 

 

 




乃之さんの髪型は園子よりも少し薄めの金髪。というかプラチナブロンドって言った方がいいかもしれない..., 園子も本編だとちょくちょく髪の色変わるからたまに誰だ?ってなるのは私だけではないはず。

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