キリンちゃんとイチャつくだけの話【完結】   作:屍モドキ

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 切り替わっての初投稿になります。
 書いてる人は変わりませんので忘れてください。
 ではどうぞ。

 ※因みに内容は切り替え前に内容なので食い違いが多々あります。
 ご了承ください。


番外編2 悪堕ちしたキリンちゃん

 どうも、謎の人物X(さくしゃ)です。

 今回はUA30000突破を記念して書こうと思ってました日間ランキング28位に入って色々増えたのでそれも祝して何か書こうと思ってたらさらに上がって10位になってまた色々増えました。

 そんなわけで盛大に祝いたいけど具体的なことは曖昧です。

 

「あ、マスター」 

 

 今日の主役(ぎせいしゃ)の登場です。

 因みに今回も主人公君の体を使わしてもらってます。

 変な意味はないよ。

 

「なんだか既視感が・・・・・・」

 

 どうも、謎の人物X(さくしゃ)です。

 今回の番外も装備変更をメインにやろうと思ってます。

 

「あぁーっ! この前の変態さん!」

 

 早々に罵りなのかどうか怪しい言葉を飛ばされた。

 変態にさん付けはどうなのだろうか。可愛いからいっか。

 

 それはさておき早速本題に入っていきましょー。

 

「え? きゃぁぁああ!?」

 

 

 ・・・・・・・・・

 ・・・・・・

 ・・・

 

 

 さて今回の装備は     

 

 じゃじゃん。

 オリジナルキリン装備亜種バージョンですっ!

 

「・・・・・・・・・」

 

 色を変えただけではあるけどこれをゲームで再現しようとすると結構な時間を使います。

 さらに実用性も考えたらゴールが見えません。

 そんな猛者に昔に出会い戦慄しました。

 

「色が変わっただけのような気がしますが・・・・・・」

 

 確かにその通りだけどそれだけじゃあないんだよ。

 

「と言いますと?」

 

 4Gでは発掘装備だったけど仕様変更して見た目装備としておりまーす。

 

「へぇーそうなんですか」

 

 反応薄いね。

 

「だって胡散臭いですし・・・・・・」

 

 まぁいいや。

 一応性能の説明させてもらうね。

 見た目は暗い藍色の皮に青白い稲妻のような模様、毛色は薄い青色で所々にあるベルトや紐の色は緑色と、全体が明色が多かった原種キリンの装備に比べ、亜種は暗色が多くなっている。

 性能はこれも4G出身、EXキリンU装備が元になってます。

 

 キリン装備にキリン装備を合わせると言う愚行、いや凶行とも言えるその行為にある種の興奮を覚えかねないッ!!

 

「ちょっと気味の悪い思考に至ってませんか・・・・・・?」

 

 おっと失礼、声に出てしまった。

 さて話を戻して、この装備に変更したついでに少しシロちゃんをいじらせてもらったよ。

 

「はい?」

 

 何事か理解できず首を傾げる。

 主に乗り移った人物は私をいじったと主張するが、今まで何か妙なことをされた記憶はない。

 

 そう思うのも今のうち、すぐに効果は出てくるよ。

 

「だから何なん、ですか・・・・・・?」

 

 ヘラヘラ笑いながら手元のいつの間にか手に持っていたらしいメモ帳の中身を見せつけてくる。

 

 

『シロは一定時間ヤンデレキャラになる』

 

 

 その内容を理解するのにそう時間はかからなかったが、それと同時に自分の意識が曇っていくような感覚に覆われ、一瞬のうちに私は意識を失った。

 

 

 ・・・・・・・・・

 ・・・・・・

 ・・・

 

 

「んん・・・・・・寝てたか・・・・・・?」

 

 

 気が付くとまたもソファーに横になって寝ていたようだ。

 休みだからとは思っても同居人が居るうえでこのようなことはあまり勧められる行為ではないだろう。

 

 気を正して立ち上がり、ゲームでも家事でもなんでもいいから何かしようとして、ふとシロが何をしているのか気になって彼女を探そうとしたが、後ろから足音が聞こえたので振り返る。

 

「あぁ、シロ。おは・・・・・・よ?」

「・・・・・・」

 

 様子がおかしい。

 まず見た目だ。

 彼女は今ハンターとしての装備、俺が組んだキリン装備を着ているが、その色が元の柔らかい白色から濃紺の藍色に変わっていた。

 

「えと、シロ、でいいの?」

「マス、たー」

 

 俯いて棒立ちだった彼女はゆっくりと顔を持ち上げた。

 そこにはシロがよくする明るい笑顔ではなく、顔を紅く紅潮させ、口角を三日月のように吊り上げ、光の灯っていない目をした不気味な笑顔があった。

 

「マ ス タ ー」

 

「ひっ!?」

 

 もう一度呼ばれ、背筋に悪寒が走る。

 何故だろう、命の危険を感じる。

 どうしてだろう、本能が逃走を促している。

 

「あぁ、私のマスター・・・・・・」

「ちょ、ちょっと?」

 

 音もなく近づきぬるりと俺の首に手を這わし、逃げられないように抱き締めながら急接近した顔に息が当たりそうになることに意識してしまい、恐怖心で冷や汗を流しながらも彼女を意識してしまって動悸が激しくなっている。

 

「マスター、最近あんまり構ってくれないですよね」

「急になに?」

 

 かくん、と首を垂れてシロが話だす。

 

「学校に行ってしまって朝から夕方までお家で一人、帰ってきてもご飯とお風呂入ってちょっとしたら寝てしまって。お休みの日もふて寝かゲームで私にはあまり構ってくれないから私寂しいのです・・・・・・」

「シロ・・・・・・」

「だから」

「だから?」

 

 そう口にしたシロは一瞬の間に音もなくするりと密着し、がり、と俺の首筋に噛みついた。

 

「いだっ!!」

 

 力強く噛みつかれ、噛まれたところが熱くなっていく。

 血流が早くなってじんわりと熱が広がってきたところでぬるんとした感触がした。

 

「ひっ!?」

「んぅ、ぬぁー・・・・・・じゅるっ・・・・・・」

 

 ぬろぬろとシロの滑りけを帯びた舌が俺の首元を執拗に這いまわる。

 恐らく出血しているところをシロが舐めとり、なお流れる血を執拗に吸われる。

 

「ちゅぅーー・・・・・・」

「う、はぁっ、シロ、もう・・・・・・」

 

 傷から血が流れていくのがほんのり分かるほど強く吸われ、落ち着いてきた動悸が今度が速くなっているのがわかる。

 突然のとこに頭が追い付かず、緊張で硬直し、されるがままになってしまう。

 

「はぁー、はぁー・・・・・・」

「んくっ、はぁあ・・・・・・マスターの血が、私の中にぃ・・・・・・」

 

 やばい。

 語彙力が欠けるほどに身の危険を悟る。

 今まで平穏に過ごしてきた少女が今はある種の狂気を纏った笑みで俺を見据えている。

 吊り上がった笑みからから漏れる紅い血が余計に恐怖心を掻き立てる。

 体に力が入らず、逃げようともしても恐怖か貧血か、手も足も動かせず、倒れそうになる体を支えるので精一杯だった。

 

「マスター・・・・・・」

「っ!」

 

 脱力し、前髪で顔が部分的に隠れ、ゆらゆらと一歩、また一歩とシロが近づいてくる。

 

「もう逃げられませんよ?」

「シロ、もう・・・・・・」

 

 肩を掴まれそのままシロに押し倒される。

 まさに肉食獣に襲われ喰われる寸前の野兎のような、そんなことを考え自分の状態の危険性を再認識する。

 

 二の腕を掴んだまま俺の胸に顔を押し付け、そのまま胴体、腰、足、と体を密着させ、すりすりと胸に当てた顔をこすりつけるようにする。更に全身で強めに抱擁、締め付けてぐりぐりと柔らかいものも当てられて朦朧としているにも関わらず意識してしまう。

 

 ようやく満足したのか頭を持ち上げ、陰のかかった上気した顔は恍惚の表情を浮かべている。

 

「えへ、えへへ、マスター、好き、です」

 

 体力も尽きて気力も尽きそうだ。

 女性の匂い、黒い装備を着てより一層肌の白さが際立っている。

 紅色の瞳、頬に添わされるグローブの填められた手、朱色に染まった顔、そのどれもが扇情的で、色気が漂い興奮が止まらない。

 

「マスター、マスター・・・・・・」

「シ、シロ、だめ・・・・・・!」

 

 艶のある唇が、ゆっくりと近づいてくる。

 軽く窄められたそれは明らかにその行為をするためだと分かって、止めようと思っても抑止の言葉は喉で止まり飲み込んでしまった。

 どうすることも出来ず、ぎゅっと目を瞑って、時間が過ぎるのを待ち始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・?」

 

 こない。

 手も足も出せずもうされてしまうのかと思ったら何もされてない。

 口に何も当たらない。

 いや案外当たっても分からないものなのだろうか?

 じゃあもう俺の初めては散らされた?

 

 恐る恐る目を開けてみると、黒い装備はいつもの白色に戻り、トマトのように顔を赤くしたシロが眼前で口をパクパクして呆けていた。

 

「シロ?」

「あ、あの、マスター、ここ、これは、一体、どういう状況なんですか・・・・・・?」

 

 はて、この娘は何を言っているのだろうか?

 先ほどまで狂気染みた雰囲気で只管這い寄り、噛みついたりしていたではないか。

 

「どういうって、さっきまで怖い感じだったけど、覚えてない・・・・・・?」

「いえ、記憶はあるのですが、なんというか、夢を見ていたような気分で、自分じゃない自分が動いているような、不可思議な感じでした」

 

 んん?

 なんとも分かりづらい。つまり自分自身の意思でなく、第三者の意識で動いていた、操られてたみたいなことでいいのか?

 自分で言葉にしてみてなんとも奇妙なことになったが実際に目の前で起こったことだし、何よりいつもの彼女じゃなかったのは明白だった。

 

「それよりマスター怪我してるじゃないですか!」

「あぁ、うん君。君に付けられたんだけど、覚えてない?」

「あんまり覚えてませんが、なんとなくなら・・・・・・って、それは置いておいて早く止血と治療をっ!!」

「わかったからあまり引っ張らないでぇぇぇ」

 

 

 結局何故シロが豹変したのか分からず仕舞いで、なんとも不可思議な体験をしてその日はちょっと怖くてよく眠れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっとやり過ぎちゃったかな?」

 

 

 

 




 番外編第二弾です。

 ちょっと黒いキリンちゃんが書きたくってやりました。
 ヤンデレにしたかったんですがなんかそうじゃない感じに仕上がったのでヤンデレ化ではなく悪堕ちにしました。

 よければご評価、感想お願いします。
 誤字脱字あればご報告ください。

 本編ともう一つお詫び話を出そうと思ってます。

 では。
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