モンハンのゴア娘のフィギュアがリアル美少女になってた【完結】 作:屍モドキ
どぞどぞ。
四月一日。
多宗教肯定派のこの国では宗教入り乱れてどんなデタラメも吐き散らかしていい日となっている。
諸説あり起源がどんなものかは定かではないが全国至るところで企業素人関わり無く色んな人が加減は知らないが色んな嘘を吐いている。
こんなことを言っているのたがら俺もこの文化について理解はあるが、レシカはどうだろうか。
出生出身は不明、文化圏は何処に属するのか全くもって分からない上彼女が知らないことが未だに多いのも事実。
ならば試しに嘘ついてみようかしら。
「今日はでかけるのー?」
丁度いいところにレシカがきた。
さて何を言ってやろうか。
「そういえば、あのねシンジ」
「なんだ?」
なんだろうか、洗剤か何か切れたのだろうか。
急務ではないが日用品はすぐに補充しなければいけないし買い物でもいこうか。
「その……出来ちゃったの」
「」
思わず固まってしまった。
なんだろうか。お菓子かなにかだろうか。
最近はお菓子作りにハマってたみたいだしきっとそうだ、そうにちがいない。
「なにが?」
「私とあなたの子供」
「」
フゥー。
うそだろ。
まだちょっとしかやってないんだぞ。
ちゃんとゴム着けたんだぞ。
それでも出来る場合だってあるが、まさかこんな。
「もうすぐ産まれそうなの」
「ファッ」
十月十日もすっ飛ばしてもう臨月だと。
早すぎるにも程があるだろう。
「うぅっ!」
「レシカッ!?」
急に産気付きだしたレシカはお腹を抱えてその場に踞る。
彼女を介抱してやりたいが救急車を呼ぶべきか、それともタクシーなのか、スマホを抱えてあたふたしているとかろんと硬いものが落ちる音がして、レシカの方を向くと彼女のスカートの下から大振りな卵が転がっていた。
「はぁ、はぁ、産まれた……」
「たまご」
排卵性だったのかよ。
いやしかし彼女も竜ではあるし、爬虫類も兼ねてるなら卵の一つ産むのか。生態が全くもって分からないのでよく分からないが、それでも無事に産まれたのなら良しとするべきか。
「俺たち、もうそんなに進んでたっけ」
「想像妊娠よ」
「マジかよ」
そんな文鳥みたいなこと出来るのかよ。
鶏のような品種改良を施した鳥ならともかく、爬虫類は想像妊娠なんてするのか?
それとも彼女だから出来たことなのだろうか。
ここまで展開が早すぎて理解が追い付かない。
と言うかこの卵は暖めるべきなのか、わからない……。
「さて、無事に産まれたしご飯にしましょ!」
「さっき出産したばかりなんだし安静にしておいた方が……」
「大丈夫よ。大きなお産じゃなかったし全然平気」
ふわ、と笑う彼女の前では何も言えず、卓に食器を並べて待つ。
「さ、できたわよ」
「随分豪華だな」
オムレツ、たまごスープ、だし巻き卵、スクランブルエッグにポテトサラダ、フレンチトースト。
「たまご料理ばっかじゃねえか!」
「新鮮なたまごが手に入ったんだもの、そりゃそうよ」
「おい待てさっきお前が産んだやつじゃないだろうな!」
「それしかないじゃない」
「オォイ!」
なんてことしやがる!!
仮にも自分が産んだたまごだろうに!
「因に嘘よ」
「チクショウ嵌められた!!」
騙そうとしたら騙された、なんと狡猾なことか。
「でも一つだけほんとの事があるの」
「なに」
嬉しそうににまにましているレシカに訝しいと言う意の視線をぶつけながら彼女の言葉を待つ。
「出来たのは本当よ」
「マジかよ」
なんてこったい。
「嘘よ」
「ァァァァアアアア!!!」
あまり調子に乗っていると、わからせるぞ……。
「だから、出来るまで頑張りましょう?」
「お、おう……」
レシカには敵わない。
そう思った一日だった。
レシカの知識はネットから来てます。
一時間で作ったのでご容赦ください。