聖なる雪と一輪の花   作:ヌマエビ

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プロローグ 決心

[9位 Saint Snow 〇〇pt ]

 

 

あれで9位…やっぱり、上には上がいるもんだな…

 

 

(溜息)

 

 

何してんだよ馬鹿

 

全国で通用するレベルのパフォーマンスをさせてやるんじゃなかったんか

 

入賞すらさせてやれねぇとか…不甲斐ねぇよホント

 

ったく…2人に合わせる顔がねぇや

 

 

 

 

 

 

「流石全国から来てるだけあったね、私達より上があんなに…」

 

「なんか…ホントすまねぇな、入賞まで持ってかせてやれなくて」

 

「ううん、いいの…これで課題もまた新しく見つかった訳だし」

 

「むぅ…」

 

 

露骨に不満そうな顔をしないでくれ理亞

 

お前はよく頑張ったよ

 

 

「…理亞は相当不満みたいね(苦笑)」

 

「だって、悔しいじゃん…」

 

「まぁそうだけどさ…そうやっていつまでもブスっとしてると可愛い顔が台無しだぞ?」

 

「ちょっ、お兄!そうやって茶化さないでよ!(赤面)」

 

「フフッ、顔真っ赤にしちゃって…本当は嬉しいんでしょ?」

 

「姉さまも便乗しないでよ!!(赤面)」

 

 

聖良も明るく取り繕ってはいるが、本当は泣きたいぐらい悔しいだろう…

 

ったく、もっとしっかりしなくちゃな…自分

 

 

 

 

 

 

 

 

Saint Snowを、全国トップレベルで戦えるまで持っていかなきゃ

 

 

 

 

 

羽田空港で二人を見送ったあと、沼津まで戻る東海道線の中でそんな事を考えていた

 

 

 

 

それだけ、Saint Snowが俺にとって大切な存在になりつつあった

 

 

 

 

…そういや、確か今回の大会にはウチの高校からもなんか出てたよな

 

確か…

 

 

「Aqours」

 

 

だっけか

 

 

 

一応パフォーマンス観たけど、あれじゃなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

「勝ちたい」

 

 

という気持ちより

 

 

「楽しめればいい」

 

 

という気持ちが勝ってるように見えた

 

 

 

 

 

 

 

あいつらがどこを目指してるかは知らんが、あんな甘ったれたような雰囲気じゃダメだ

 

生半可な気持ちでやってるようじゃ他のスクールアイドルはともかく、観客やファンにも失礼だぞ

 

 

 

まぁ…そのうち自分達で気付くだろうけど

 

 

俺がそれを指摘しちゃ敵に塩を送るも同然だ

 

 

別にあいつらと関わりがある訳でもねーし、黙っておこう

 

 

 

 

今の俺には、同郷を捨ててでも支えたい存在がいるからな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聖良、理亞、大丈夫だ

 

 

俺を信じてくれ

 

 

お前ら二人を、最高の勝利へ導いてやるからよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、そいや盆休みの札幌までの飛行機って券取れたんかな

 

帰ったら親に聞いておかなきゃ

 

ったく…盆休みは部活もねぇからJ〇Lのスーパー先得とかいうので取っておきゃいいのに、うちの親は直前まで予約しないんだから…

 

 

最悪、新幹線と特急の乗り継ぎって言ってたっけか

 

あーヤダヤダ想像したくねぇ




_人人人人人人人人_
> 文章力isどこ <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
_人人人人人人人人_
>  文面gdgd  <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄





実は一番書きたかった作品だったりします
Saint Snow主観で動くラブライブサンシャイン…

次回辺りから詳しい設定をぶちまけていこうと思っております

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