Fate/Grand Order 幻想創造大陸 『外史』 三国次元演義 作:ヨツバ
FGOの新規イベントの延期。残念ですがしょうがないですね。
ゆっくりと待つしかないです。
ですがまさか星5の配布とは…驚きです。未だに誰にしようか迷い中。
さて、物語はどんどんと孫呉独立編が進んでいきます。
玉璽の力は…分かる人は分かります。恋姫の天下統一伝を参考にしていますので。
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玉璽には特別な力が宿っている。
兵馬妖を作らせた始皇帝は玉璽にも特別な仕掛けを仕込んでいたのだ。
そのうち1つが王の資質を見出すものだ。王の資質がある者が玉璽を触ると龍の幻影が出る。
雪蓮はこの情報は知っていたが、玉璽にはまだ他にも特別な力があるとは知らなかった。その他というのが真上に出現した金色の『璽』という文字である。
「やったぞ七乃。孫策がペチャンコなのじゃー!!」
「やりましたねお嬢様」
「うむ」
袁術の喜ぶ声が玉座の間に響き渡る。
「ですが殺してませんよねお嬢様?」
「あんな裏切り者なぞ死んで構わんのじゃ」
「でも生きて捕縛しないと交渉に使えませんよ…」
「あ」
どうやら袁術は雪蓮を生け捕りにするという事を忘れていたようである。
「おーい、孫策。生きておる…か?」
小さい声で呟く。
「ええ、生きてるわよっ!!」
「ひうっ!?」
帰ってきた大きな叫びでまたもビクつく袁術。
「助かったわ立香」
「間に合って良かったよ」
雪蓮を守ったのは藤丸立香が発動した『オシリスの塵』である。
「立香ってば、やっぱ妖術師なのねー」
「それよりも気を付けて。向こうは宝剣だけじゃないみたいだ」
「そのようね」
視線を戻すと袁術は悔しそうな顔をしており、張勲は「そう上手くはいきませんか」と呟いていた。
「宝剣も気になるけど…その玉璽も気になるわね。そんな使い方があるなんてびっくりよ」
「ふふん。これこそ玉璽の真の力なのじゃ。玉璽に選ばれし者の力なのじゃー!!」
「いよ、流石はお嬢様。天子様ー!!」
「ふはははは。もっと言ってたもー!!」
良い気になっているので、それとなく雪蓮は情報を聞き出す。
「さっきのはどうやったのかしら?」
「さっきのは何でも…えっと、ようきじゃったっけ…いや、せいしんりょく? を込めることで出せるのじゃ!!」
「ちょっと、お嬢様。言ってしまっていいんですか!?」
「構わん。妾が孫策を倒してやるー!!」
「おお、流石はお嬢様。素敵です」
何となくだが先ほどの力は理解できた。玉璽に妖力や魔力等といったものを込めれば力が発動するようだ。
まさかあのような力があるとは予想外である。もしかしたら玉璽には他にも何か力があるかもしれない。より一層警戒度をあげる。
「くらえー!!」
頭上に金色の『璽』という文字がいくつも現れた。
「一か所に固まっていたら不味い。雪蓮さん!!」
「分かってるわ!!」
2人はすぐに動いて頭上から墜ちてくる力の塊を避ける。
「ええい、ちょこまかと。まだまだー!!」
頭上にはいくつも金色の『璽』という文字が展開されていく。
この力は頭上から押し潰すように発動している。常に頭上を警戒しなければならない。
警戒するのは玉璽の力だけではない。宝剣にも警戒しなければならないのだ。
宝剣の斬撃が飛来してくる。
「右から来るわよ立香!!」
「分かった。雪蓮さん手を!!」
藤丸立香は雪蓮の手を掴んで魔術礼装『緊急回避』を発動。
「へえ、立香ったらそんな動きができるのね。凄いじゃない」
「これも礼装の力です。でも筋肉は自前です!!」
玉璽の力と宝剣の斬撃を立て続けに礼装の力で回避。
「ぬう…ちょこまかとー!!」
「なかなか当たりませんねお嬢様……って、お嬢様!!」
張勲は袁術の背後に影が見えた瞬間に斬撃を繰り出す。
「ぴゃああああああああああああ!?」
「お嬢様無事ですか!!」
「いきなり何をするんじゃ七乃!?」
「お嬢様の背後に曲者ですよ!!」
「なんじゃと!?」
叫びに叫んだ袁術が背後を見たら武則天がいたのだ。
「まったく…危ないのう。もう少しで切断されるところじゃったぞ」
袁術と張勲が雪蓮に対して集中攻撃をしている間に武則天は密かに近づいていたのだ。
気付かれなければ袁術を簡単に捕縛して終了であったが、事はそう簡単にいかない。
「あやつか…なんかあやつ妾と似ていて気に食わんのじゃ」
「似ておらんわ」
体型やら口調やら似ているのは否めない。
「七乃。もう全員ケチョンケチョンにしてしまうのじゃ」
「お任せください。この宝剣と…」
「妾の玉璽があれば逆転勝利じゃ」
真上からは玉璽の力。横からは宝剣の斬撃。
怒涛の攻撃で雪蓮たちを防戦一方にさせる。このまま押し通せばいずれは押し潰されるか、切断されてしまう。
「ったくもう、まさかこんな事になるなんて…ねっと!!」
「宝剣の方は分からないけど玉璽の方はいずれ止まると思う…よっと!!」
攻撃を避けながら相手の観察を忘れない。
玉璽の力を使うのに妖力か精神力を消費すると言っていた。ならばいずれは限界は来る。
袁術は後先考えずにバンバンと玉璽の力を使用している。このまま避けていれば袁術は勝手に脱落する。
「袁術さんはオレらを潰そうと躍起になっている。このまま避けつつ、隙を見て付くんだ」
「そうね。それに向こうがああいった力を使うならこっちだって、目にもの見せてやるわ」
雪蓮は南海覇王の柄を強く握る。
「私が決めるから隙を作って」
「分かった。武則天」
酷吏を複数召喚して、一斉に袁術と張勲に襲い掛からせる。
「こんな数だけの宝剣の力でパパっとですよ」
「流石じゃ七乃」
「まだまだ酷吏はいくらでも召喚できるぞ」
武則天は酷吏をまだ召喚する。酷吏召喚は魔力が尽きるまで召喚できるのだ。
相手が強力な力でごり押ししてくるのならば此方は数で勝負。狙いを雪蓮たちだけにさせない。
雪蓮たちだけを狙っていると酷吏たちが襲ってくる。逆に酷吏たちを狙えば雪蓮たちが動けるようになる。そうなれば袁術もより玉璽の力を使うはずである。
玉璽の力を使えば使うほど精神力も疲弊し、勝手に脱落する。袁術さえ捕縛すれば張勲も手は出せない。
「うぬぬ…鬱陶しいのじゃ。ならば玉璽の力を全開じゃ!!」
玉座の間の天上を覆い尽くすほど大きい金色の『璽』という文字が展開された。
「おおー、流石ですお嬢様!!」
「うはははははは。これでお終いじゃ!!」
大きく展開された玉璽の力。袁術は全てを押し潰すつもりだ。
「ちょっと、何てことを考えてんのよ。まあ、全てを一掃するには良いかもしれないけども!!」
「言ってる場合か。しょうがないのう酷吏よ」
酷吏たちは藤丸立香たちを掴んで投げ飛ばす。投げ飛ばした方向は袁術がいる空間。
玉璽の力が及ばない場所は袁術がいる所だ。天上を覆い尽くすように展開して、押し潰すと言っても真下には袁術が居ない事が前提。
もしも袁術が居れば自分も被害を受けるからである。ならば安全地帯は袁術の傍は間違いない。
「潰れてしまえー!!」
「潰れてたまるか」
巨大な金色の『璽』という文字が迫るがギリギリのところで回避に成功。
「人に投げられるのは初めての経験なんだけど!!」
「オレけっこう経験あるよ」
「立香…あんたって」
「てか、雪蓮さんも炎蓮さんに投げられてそうだけど」
「…うっすら記憶にあるかも」
どうでもいい事を言いながら藤丸立香と雪蓮は地面に着地。
「いやあ、そんな隙だらけを逃すわけないじゃないですか」
張勲は宝剣を構えて準備していた。先ほどの回避方法は玉璽の力を避けても次の攻撃に対しては隙だらけである。
その隙だらけの彼らを逃す張勲ではない。
「いっけえ!!」
宝剣による斬撃が藤丸立香たちへと飛来した。
「やったぞ。やったぞ七乃。今度こそやったのじゃ!!」
「はい。お嬢様!!」
「あ、あれ…なんか、凄く疲れたのじゃ」
ガクリと膝をついた袁術。玉璽の力を使った代償である。
自分で言っておいて理解していないのだ。玉璽の力を使うのに自分の妖力か精神力を消費する。後先考えずにバンバン使えば身体に負担がかかるのは当然である。
「お疲れ様ですお嬢様。ですがこれでもう大丈…」
「これで勝ったと思ったのかしら!!」
「うそぉ!?」
斬撃が着弾した場所から飛び出してきたのは雪蓮であった。
よく見ると藤丸立香を中心に三重結界が張られていた。概念礼装『三重結界』を使用して斬撃の威力を軽減させたのである。
「結界!?」
「そんな驚くものじゃないでしょ。あんただって結界を張ったんだから」
雪蓮は南海覇王を構えて、一直線に張勲へと向かう。袁術が玉璽の力を使い過ぎて動けないのは分かった。残りは張勲ただ一人。
「こっちも面白いのを見せてあげるわ!!」
雪蓮の足元に赤い光陣が展開され、煙のように気が滲み出る。滲み出た気は南海覇王の刀身へと纏われ、濃い桜色へと輝いた。
「喰らいなさい!!」
南海覇王による閃光の突きが張勲の脇腹を貫いた。
「痛あああああああああっ!?」
張勲の悲鳴が響き、貫かれて飛び出た血が雪蓮の顔に張り付く。
「技名を付けるなら…小覇王一閃ってとこかしらね」
突きによる勢いで壁まで追いやられる。南海覇王の刀身は張勲を貫き、壁まで貫いた。
張勲は壁に磔にされた状況だ。脇腹からは血がホタボタと滴り落ちる。
「雪蓮さん…その剣って」
「ああ、これ。実はちょっと剣に色々と細工してもらったの。冥琳や雷火にね」
黄祖との戦いや反董卓連合で発生した怪異。妖剣や妖術の存在。そして気を運用した力。
眉唾やインチキかと思っていたものが本物であると知ったのだ。
それらの経験を得て自分たちも何か怪異に対して対応できる力が必要だと思ったのである。その結果が南海覇王『小覇王一閃』。
「冥琳に頼み込んで剣に妖術を組み込んだのよ。そして気に関しては前に反董卓連合で曹操軍に所属していた将が使っているのを見たの。それを参考に頑張ってみたわ」
『気』に関しては頑張って使えるようになったと言うが、頑張って気が使えるものなのかと疑問に思ってしまう。
本当に頑張って気を使えるようになったというのなら雪蓮は天才なのかもしれない。そして南海覇王に妖術を組み込んだという冥琳。彼女は妖術の専門家ではない。専門家ではないが独自に調べて妖術を南海覇王に付与させたというのならば、彼女もまた天才なのかもしれない。
「な、七乃ーーー!?」
袁術の悲痛な叫びが響く。
唯一の腹心。自分に付いてきてくれる優しい従者。袁術にとっての大切な人が剣で貫かれた。
彼女の口から出た悲痛な叫びは当たり前であった。しかし群雄割拠の時代に生きる者ならば殺す殺されるなんて理不尽に当然な出来事である。
「な、七乃を殺すな孫策!!」
「それをあなたが言うの袁術。あなたは私を殺す為に無茶な命令ばっかり出したくせに」
無茶な命令によって雪蓮が戦死してしまえばと袁術も思っていた。思っていた為、無茶な命令もしていたから嘘ではない。
子供のような考えでもあったが袁術が天下へと進む為に雪蓮は邪魔であった。だからこそ雪蓮はいずれどこかで始末しておきたかったのだ。
そのような悪だくみを考え実行していた。それが逆の立場になってしまったら、その時に許してもらえるかと言われればそのような虫の良い話なんてない。
「今の時代、殺すか殺されるかよ。私はあんたに殺されかけた。なら逆になる可能性だってあると考えなかったのかしら」
「うう…」
袁術は疲労した身体に鞭を打ち、玉璽を使おうとするが左右に酷吏が現れる。
「余計な事はするな。尤も今のお主に何も出来んじゃろうがな」
余計なことはするなと言うが、藤丸立香たちは雪蓮に手を貸した。これは理由がある。その理由は宝剣と玉璽である。
間違いなく、玉璽と宝剣の力は歴史の流れにはないものだ。まるで兵馬妖と同じようなものではないかと考えているのだ。
「さてと…」
張勲は雪蓮によって剣で貫かれ、袁術は武則天によって捕縛された。これで完全に袁術の敗北である。
「雪蓮よ。こいつらをどうするかはお主が決めろ。妾が決めるものではないからな」
武則天の言う通りである。ここから先は雪蓮が決めるのだ。
袁術との決着は雪蓮が決めねばならない。藤丸立香たちが口を出す事ではないのだ。
藤丸立香が口を出す事でないのだが、彼は心の何処かに謎の不安感が生じている。
この不安感が生じたのは張勲が武則天の名前を口にしてからである。普通に名前を口にしていたが、張勲は武則天の事を知っていたのかと疑問に思ったからだ。
張勲と武則天の関りは一切無かった。黄祖との戦いや反董卓連合でも武則天と張勲の接触はなかったはずである。そもそも袁術の陣営には近づいていない。
もしかしたら斥候などで情報を得たかもしれないが袁術が藤丸立香たちの情報を欲しがっているとは思わない。そもそも眼中になかったはずだ。
(考えすぎかな……でも張勲が武則天の名前を口にしたのが引っかかる)
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明命は宮殿内に袁術が隠れていないか探索する。宮殿内の抜け穴や隠し通路なども探索するが一向に見つかりはしない。
既に袁術は宮殿が脱出し、外にいるかもしれないという考えに至る。
「これから隊を分けます。あなた方の隊は町の方を見に行ってください。そっちの隊は宮殿周辺の外の確認をしてください」
探索隊を分けて捜索をすることを決定。
「残ったあなた方は私と共に伯符様を迎えに行きます」
雪蓮たちと別行動をしていたが、そろそろ合流するべきだと判断。これ以上離れていては蓮華に頼まれていた意味が無い。
己の主君が玉座の間に向かったはずだと思い返し、向かおうとした瞬間に部下からある報告が入った。
「周泰様。見つけました!!」
「何処にいましたか!!」
「此方です!!」
部下を先頭に案内される。
「ですが…予想外というか、不可解というか」
「どういう意味です?」
「見ていただければ分かります」
部下に案内された場所は物置部屋であった。扉を開けると部下の言っていた意味が分かった。
見つけた人物は隠れていたというわけではなかった。閉じ込められていたというのが正しい。その証拠に彼女は口を塞がれ、紐で縛られていたからである。
明命はすぐに彼女の口を解放し、状況説明を求めた。
「何があったのですか?」
「お、お嬢様が…危ない」
「え?」
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「あはははははははははははははは!!」
玉座の間で笑い声が響いた。まるで自分の仕掛けた罠が上手くいったのが分かった時のように笑いが響いたのである。
「な、七乃?」
笑いを上げたのは南海覇王に脇腹を貫かれた張勲であった。
「…気でも触れた?」
剣で貫かれておきながら目の前で笑いが上がれば雪蓮であっても不気味に感じる。だが、その不気味さはまた別のような感じがすると直感が告げているのだ。
「七乃、どうしたのじゃ。だ、大丈夫なのか!?」
雪蓮は不気味に感じたが袁術は張勲の事を本気で心配している。大切な人が剣で貫かれ、気が触れてしまったかと思えば心配するのは当然だ。
袁術は顔を青くしながらも張勲を見ていた。左右に酷吏がいる事を忘れて駆け寄ろうとするが玉璽の力を使い過ぎて足が言うことを聞かない。
「あははははははははははは!!」
「七乃ーーー!?」
「あー…脇腹を貫かれたのは痛かったですが、これで私の勝ちは確定しました」
張勲の口調が変わった。まるで別の誰かのように感じるのだ。
雪蓮の直感が告げている。目の前にいる人物は張勲ではないと。
「あなた…誰?」
目の前にいる人物の正体を暴こうとした瞬間に雪蓮の体中から血が噴き出した。
「うあぁっ!?」
「雪蓮さん!?」
雪蓮は自分の身に何が起きたか分からなかった。
いきなり体中から血が噴き出したのだ。立つ力すらも抜けて膝をついてしまう。
「っ……何が、起きたの?」
体中から血が滴る。少しでも自分の状況を理解するために体を確認する。
まるで体中の傷口が開いたかのような状況であった。体全体が痛みによって浸透し、意識が途切れそうになる。
「おや、まだ意識があるんですね。全身の苦痛で意識を失うかと思いましたが」
「あ、あんた。誰よ」
「そういえば貴女とこうやって顔を合わすの初めてでしたっけ?」
張勲は脇腹に刺さった南海覇王を抜いて、適当に投げ飛ばした。
「七乃、大丈夫なのか。大丈夫なのか!?」
張勲は袁術の声を無視する。
「どうしたのじゃ七乃!? 返事をするのじゃ!!」
「うーん…この顔を維持するのも疲れますし、そろそろ良いですよね。だって孫策に呪いを付与出来ましたから」
張勲は自分の顔に手を覆うとゴキボキと鈍い音を立てながら変形させるように握り潰していく。
「な、七乃!?」
「ふう」
覆った手を戻すと張勲の顔ではなくなっていた。
「な、七乃じゃない…誰じゃお主はっ!?」
バサリと張勲の服を脱いだと思ったら妖術士の服を着ていた。
眼鏡をカチャっと掛ける。
「んん…顔の変形って疲れるんですよね」
袁術はその人物を知らない。雪蓮も知らない。実は名前だけは聞いたことがあるが顔を見たことがないのだ。
その人物の名は于吉である。
読んでくれてありがとうございました。
次回もGW中に更新予定です。
孫呉独立編もどんどんと佳境に入って行きますよ!!
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玉璽の力。前書きにも書きましたが恋姫の『天下統一伝』を参考に書かせてもらいました。まさか恋姫の玉璽にあのような力があるとは思いませんでしたね。
そして使うのがまさかの袁術ちゃんですし。
玉璽の力も凄いですが…袁術ちゃんもよく使いこなせたものです。
そういえば服装は前にチラッと覚醒の服だと書きましたが…覚醒の技はもっと凄いんですよね。(それも玉璽の力だと思います)
そちらの方はまたいずれ書きます。
雪蓮の『小覇王一閃』。これも『天下統一伝』からの技です。
オリジナル設定も含んでいきますが、これからも、こういった技は出していきたいです。
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一方そのころの明命。
物置部屋で見つけた人物とは誰なのか(もうバレバレかなぁ)。
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張勲(七乃)が張勲じゃなかった。
正体は変装していた于吉です。
雪蓮が体中から血を噴き出した理由は次回で分かります。
宝剣の正体も分かります。