Fate/Grand Order 幻想創造大陸 『外史』 三国次元演義   作:ヨツバ

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こんにちは。
猛暑が続きますね。熱中症には気を付けないといけません。

FGOではドラゴンキャッスルをクリアしました。
やはり面白かったです。清姫(乙姫)が良いキャラしてました。
最期のエピローグで…愛の力は凄いなー。

そして次回の水着イベントが楽しみなのと、その前の9周年イベントが楽しみです。


鬼の大群との決戦前

1028

 

 

三国軍議が終わり、ついに王たちを救出するために無双の塔へ動き出す。

ドタバタという擬音が似合いそうな勢いで三国の将や兵たちが準備を始めて赤壁から北上していく。王たちの処刑日までは残りわずか。

 

各軍師陣より到着はどんなに急いでも到着は処刑日当日か前日である。前日ならまだしも当日になるようなら突貫作戦になりえる。

可能であれば前日に到着したいのが本音だ。だからこそ三国は急いで動いている。

 

「ったく、この私が鬼との戦いなんぞに…嫌すぎる!!」

「戦力が大きく減った今だと、とにかく戦力が欲しいみたいよ」

 

赤壁の戦いで大百足に荒らされ、魏も蜀も呉も戦力が減っている。武田信虎軍との戦いでは動ける者にはいくらでも協力して欲しいのだ。

だからこそ蜀では保護していた者たちの起用に至ったのだ。

 

「久しぶりにその服を着ている所を見たわ姉様」

「この姿こそ余が大将軍としての在り方だからな。今まで侍女をしていたのがおかしかったのだ」

 

まず起用された者は傾と瑞姫。

傾はこれでも元、漢の大将軍だ。元とはいえ、戦える者である。

漢時代では良い評価を聞かないがちゃんと彼女を知る者であれば実力があると分かっている。

次に瑞姫であるが戦えない。しかし後方支援は出来るため、彼女も今回の戦いに起用されている。

 

「後方支援とはいえ、戦場に行きたくないわ……」

「全くだ。しかし蜀の者共がどうしてもと言うからな。くっくっく、大将軍の力を見せてやろう」

「頑張って姉様」

「ああ。鬼なんぞに瑞姫に指一本触れさせてなるものか」

 

本当ならば嫌だと言う2人だが今回ばかりは戦いには積極的だ。

武田信虎軍と今、戦わなくても三国が負ければいずれは鬼たちに蹂躙させられるという未来があるからだ。ならば戦力がある今に協力して戦った方が希望がある。

 

そして今回の戦いに参加するだけでも褒美が出る。可能な限り彼女たちの望みを叶えるという事を条件にだ。

この条件に北郷一刀や朱里も悩んだが士気を上げるには仕方ない。負けてしまえば全てが終わりなのだから。

 

「妙にヤル気が出てるね」

「そりゃ勝たないと鬼に喰われるからね。嫌でもヤル気になるものだろう…いや、褒美が大きければ大きいほどヤル気が出るものさ」

「立香に司馬懿か…それに月までいるのか」

 

藤丸立香と司馬懿(ライネス)、月が準備の手伝いに来る。

 

「こんにちは傾さん、瑞姫さん」

「月も私と一緒に後方支援よね」

「はい。私も出来る限りの事をします」

 

月もまた自分の何か出来る事をしたいのだ。桃香には助けられらた恩があり、今こそ返す為に自分の出来る限りの補佐をする次第だ。

 

「月も何か褒美を貰えたり?」

「いえ、私はそういうのは…」

「勿体ない。何でも貰えるのに」

「何でもとは言ってなかったよ一刀は」

 

可能な限りという条件だ。何でもは無理である。

 

「大丈夫よ立香くん。きっと私の欲しいものは貰えると思うし」

「瑞姫の欲しいものかあ…高そう」

「ちょっと私ってばお金がかかる女みたいじゃない」

「「違うの?」」

 

藤丸立香と司馬懿(ライネス)がハモる。

 

「司馬懿ちゃんまで!?」

 

漢時代での贅沢三昧のせいだ。

実は月もそう思っていたのは内緒だ。

 

「で、傾と瑞姫は何を望んだの?」

 

単純に興味本位で聞いてしまう。先ほども言った藤丸立香だが高価な物を想像する。もしくは地位の確立だ。

 

「内緒」

「ああ。戦が終わってからのお楽しみだぞ立香」

 

何故か獲物を狙う目で藤丸立香を見つめる何姉妹。

 

「でも月にだけ教えちゃおっかな」

 

瑞姫が月の耳元で小さく囁くと何故か頬を赤くした。

 

「それにしても私たちだけじゃなくてあの2人にも手伝わせるなんて、どうやったのかしら」

「褒美もそうだけど雪蓮の脅は…命れ…お願いじゃなくて脅迫」

「言い直そうとしたみたいだけど諦めたわね」

 

そう言って視線の先にはあくせくと働きながら文句を言っている袁術と張勲がいた。此方の視線に気付いたのが駆け寄ってくる。

 

「もう休憩のない仕事は嫌なのじゃー!!」

「休憩はあるはずだけど」

「ないのじゃー!!」

「え、そうなの?」

 

忙しいとはいえ、休憩が無いはずがないと思いたいが状況が状況だ。

本当に休憩が無いのかもしれない。

 

「ところで何の仕事してるんだ?」

「私たちは張三姉妹の補佐でーす」

 

何となく察した。

 

「がんばれ」

「ちょっとちょっと抗議してくださいよー!!」

 

張三姉妹もこの戦の手伝いをしてくれている。それは兵達の士気向上だ。

彼女たちの歌によって落ちた兵達の士気を上げ、持続させている。無双の塔に到着するまで士気を最高にまで上げるつもりである。

 

「確かに3人とも休みなく歌い続けてます。おかげで兵たちの士気は落ちる事はありません」

 

月が今の張三姉妹の事を教えてくれる。しかし休みもなく歌い続けるのは良くない。

少しでも休憩を取らせるために、後で顔を出しに行く必要があるようだ。

 

「天和たちの歌声は凄いからね。蜀では元々人気が凄いけど今回ので呉や魏でも人気が上がるかもね」

 

歌の力は馬鹿に出来ない。歌の影響で人を強くもし、癒しもするのだから。

 

「それでも兵たちの士気の上がりようは天和さんたちだけのものじゃないですよ。やっぱりアレのおかげだと思います」

「アレは凄かったからな」

 

現在の三国軍の士気の上がりようはなにも張三姉妹のおかげだけではない。その前に士気向上の為のダイナミックすぎる演説を行ったのだ。

 

「立香さんとてもカッコよかったですよ」

「月ありがとう。でもめっちゃ緊張した」

「何を言う。トラオムでは色々と頑張ったんだろう?」

「いや、師匠…あの時と全然違うから」

 

士気向上の為の演説。それは武田信虎軍と戦う為に必要な事であった。

赤壁の戦いで大百足の脅威に百万の鬼という戦力。兵達の士気が大きく落ちるのは当然だ。王を誘拐されたから助けに行くのは当然だとしても勝ち筋が無ければ無駄死に行くようなものである。

武田信虎軍と戦うには勝ち筋を兵達に示せねばならないのだ。

 

「三国の王代理たちと2人の天の御遣いの演説は兵達に響いたわよね」

「特にその後の項羽殿と始皇帝陛下の影響も恐ろしいかったな」

「最後は始皇帝が全部持っていったから」

 

無双の塔へ向かう前の士気向上の為の演説。それは心を折られた兵達を修復させ、闘う意志を気炎万丈させる程のものだった。

 

 

1029

 

 

無双の塔への出立前。

 

「これより三国合同演説を始める!!」

 

北郷一刀は大声で叫ぶ。彼の横には小蓮と曹仁が同じく立っている。

3人の目下には三国の兵士達が数多に揃い、並んでいた。その数に圧倒される3人。

 

(多っ。マジで心臓がバクバクしてるんだけど!?)

(姉様はこんな数の前でいつも演説してたんだ)

(緊張するっす。あ、柳琳ががんばれーってしてるっす)

 

3人とも普通に緊張する。小蓮と曹仁は部隊を率いる事があるのでマシなほうだが北郷一刀に至ってはド緊張だ。

三国の兵士たちがほぼ全て目下に集まっているのだから。

ただの学生だった北郷一刀が今や天の御遣いになって蜀の代表代行。緊張しない方がおかしい。

 

(うおおおおっ。頑張れ俺!!)

 

国の代表が緊張して演説を失敗させるわけにはいかない。今から行う演説は兵士たちの士気を上げるためのものだ。

脅威の武田信虎軍と戦うにあたって士気が低いのは大問題だ。ただでさえ赤壁で大百足で荒らされ、兵士たちは絶望に染まっている。そのまま王たちを救出に行こうにも兵士たちが逃亡する可能性だってあるのだ。

故に兵士達には希望を持たせねばならない。武田信虎軍に、大百足に勝てるという希望を。

 

「聞いてくれっ。俺たちはこれより王たちを救いに行く!!」

 

己の王たちが誘拐され、大陸の覇権を決める戦いを崩壊させられた。

このまま何もせずに鬼に喰われるなんて嫌に決まっている。

 

「相手は強大だよ。皆が不安なのは分かる…でもだからと言って姉様を、王を助けに行かないなんて事は出来ない!!」

「このまま華琳姉…孟徳様を死なせていいわけがないっす。我らの誇りを穢されていいわけがないっす!!」

 

3人が順々に声をあげて叫ぶように演説を続けていく。3人ともお互いの声に負けないように喉が枯れるつもりで大声を発する。

その大きな声が兵士たち全員に届くように。

 

「王を救うため、孟徳様を…華琳姉を救う為にアタシらは一時的とはいえ力を合わせたんす。大陸の覇権を賭けた三国が力を合わせてるんすよ。相手が鬼だろうが百足だろうが負けないっす!!」

「そうだよ。私たちが負けるはずがない。絶対に救えるよ!!」

 

必ず三国が勝利すると、王を救うと確信めいた声と瞳と意志で兵士たちを喝を入れる。

 

「これでも不安だというのならば確実な勝利の意味を皆に教えよう!!」

 

北郷一刀は横に1人分の空きを作る。そこにまるで誰かが入るかのようにだ。

 

「俺は天の御身遣いだ。1人目のな……そして天の御遣いはもう1人いる!!」

 

もう1人の天の御遣いが北郷一刀の横に立つ。2番目の天の御遣い。孫呉の天の御遣い。1番目の天の御遣いの相棒。

色々と呼び方があるその人物こそが藤丸立香である。彼はいつもよりも気合を入れる為に服装を『決戦用カルデア制服』に着替えている。

 

魔術礼装カルデアに極地用カルデア制服のデザインを取り入れた服装となっており、黒インナーにジャケットとパンツの上下スタイルだ。

キッチリ、スタイリッシュな姿とも言える。顔も覚悟が決まっており、まさに今の状況にピッタリだ。

 

(立香のやつ緊張してないんだな。俺も頑張らないと)

(立香ってばカッコイイ。あんな顔も出来るんだ)

(2番目の天の御遣いだったんすねー)

 

三者三様の感想であるが当の本人はと言うと。

 

(メッチャ緊張するんですけど、トラオム以来なんだけど!?)

 

彼もまた緊張していた。トラオムで作戦の為に王の代役をした時と同等の緊張レベルだ。しかし覚悟が決まれば彼は緊張なぞ吹き飛ばす。心の訓練もしている。

藤丸立香は北郷一刀たちを見つめ、目下の兵士達を見渡してから大きな声で叫ぶ。

 

「オレは二番目の天の御遣い、藤丸立香だ!!」

 

天の御遣いではないと散々言ってきたが今はそうも言っていられない。武田信虎軍と戦う為に士気を上げるのであれば今は天の御遣いになる。

 

「これから三国は王たちを救う為に武田信虎軍と戦う事になる。しかし敵は強大で皆が不安になるのも分かる。だからこそ天の御遣いの力を貸す!!」

 

天の御遣いの力。そんな大層な力は無いが兵士達から興奮の声が響いてくる。

 

「まず天の御遣いは何なのか。1番目は大陸の乱世を終わらせる役目を持った者だとすると2番目の天の御遣いであるオレは大陸の異変を治める者だ!!」

 

1番目の天の御遣いは大陸の乱世を終わらせる。これが平常だ。

2番目は普通では現れない。異変がある時に現れる。そういう意味で考えると異変を解決する為のエキスパートと思われてくれたら士気向上に繋がる。

 

「オレが…オレたちが皆に鬼や大百足を倒す力を授ける!!」

 

藤丸立香は令呪の刻まれた手を掲げ、光り輝かせると背後より水龍が天へと昇り上がった。

その出来事に兵士たちは驚きと興奮が沸き起こる。超常の物には超常の物で対抗する。特別な力があると兵士達に伝われば勝てる可能性はあると信じ込ませる事が出来るのだ。

 

今回の演説は士気が下がり絶望に染まった者たちに勝利への希望を持たせる事が目的だ。相手が相手なのだから当然だ。

誰であっても負け戦に参加したくないのだから。

 

(ありがとう藤太)

(これくらいわけない。なんなら対宴宝具も使うぞ?)

(それはそれで士気が上がりそうだね)

(美味しい食事はそれだけで士気をあげるからな!!)

 

三国の兵士達だけでなく将たちも士気を上げなくてはならない。

藤丸立香は英霊たちに頭を下げて今回のデモンストレーションを頼んだのだ。

 

「天の御遣いの力はこれだけじゃない。強力な助っ人を呼ぶ事も出来る」

 

強力な威圧感と覇気と闘気で現れるは異形の武人。その姿に彼を知らない者たちは恐れ慄く。

 

「彼の名は項羽だ。無敵の武勲を誇り、覇王の語源となったその人だ!!」

「極限の武をお見せしよう!!」

 

堂々たる発言と覇気に三国の者たちは慄き、味方だという事に安堵し、とても心強く思ってしまう。

項羽は過去の人物だ。信じる信じないは人それぞれであるが『天の御遣い』という存在が信憑性を持たせてくれる。

異形と超常には同じものをぶつければいい。同じ陣営に超常の者が味方というだけで切り札にもなる。

 

(ごめん項羽。見世物扱いになってしまって)

(構わぬ主導者よ。これこそが最適解である)

(ありがとう。カルデアに帰ったら良いデートスポットを教えてあげる)

(感謝する)

 

項羽が見世物扱いになる事を許せないと言う虞美人とは一悶着あったものだ。なんとか宥めたがカルデアに戻ったらシュミレーターでも何でも項羽と一緒にデートスポットを満喫させねばならない。

 

(後輩この貸しは高いわよ!!)

(押忍、ぐっちゃんパイセン!!)

 

項羽の武は兵士たちと将に大きな力を貸してくれる。鬼の大群なぞ何するものぞ。

 

「まだ助っ人はいる。彼こそが三国に大きな力を貸してくれる!!」

 

この場に項羽に負けない程の覇気とカリスマを解き放つ者が天より現れる。

 

「三皇を超越し、五帝を凌駕せし覇者。それこそが始皇帝、即ち、朕である!!」

 

北郷一刀や藤丸立香よりも天の御遣いのように見えるが違う。彼こそが世界は違えど、史実では中華大陸を統一し、異聞帯では地球(世界)を統一した史上最高皇帝。

その存在感に項羽が登場した時と同じように。

 

「天より朕が顕現した。この大陸はもはや朕のものではないが鬼共に渡すのは癪である。ならばこの時だけ朕の力を貸そうではないか!!」

 

始皇帝は指を天に突き刺すと大量の水銀が天へと集まり、大きな陰陽の印が展開された。

 

「朕の仙術であれば鬼であろうが蟲であろうが調伏してみせよう。それに…朕の配下には怪異を調伏する者たちもいるしな」

(いつの間にか始皇帝陛下の配下になってます!?)

(姉さんと私は配下になった覚えはないんだけど)

(不敬じゃぞ徴姉妹)

 

天に浮かぶ水銀は大きな球体へと変化する。

 

「2番目の天の御遣いの力は朕らを呼ぶ力だ。であるのならば1番目の天の御遣いも魅せねばな」

 

大きな水銀の球体が降ってくる。

 

「北郷よ力を奴らに魅せろ」

「ああ!!」

 

北郷一刀は空間を切断する刀を大きな水銀の球体に向けて抜刀すると真っ二つに切断された。

 

「これが俺の力だ!!」

 

天の力が三国についている。その事実を皆に植え付ける。

 

(成功した。良かったー!!)

(変な方向に斬撃が飛んだら朕が斬れた風にするつもりであったが…問題なかったな)

(決まったな一刀。そして始皇帝もありがとうございます)

(構わんさ。異世界の事なぞ朕には関係無いが…同じ大陸の者として少しだけ力を貸したくなっただけだ)

 

天の力と三国の力が合わされば武田信虎軍に負けない。

 

「俺らは負けない!!」

「絶対に姉様を…王たちを救える!!」

「勝利はこの手にっすー!!」

 

三国の士気がこれでもかという程に上がる。そして兵士達の雄叫びもまたこれでもかと響き渡るのであった。

武田信虎軍との決戦が始まる。

 

 

1030

 

 

無双の塔。座敷牢にて。

武田信虎と配下の鬼が3人の王たちの前に現れる。

 

「無論、生きているな?」

「ええ、お陰様でね」

「死ぬわけにはいかないからな」

「ご飯美味しかったです」

 

1人だけ場違いの事を言う桃香。

 

「「「……」」」

 

一瞬だけ無言になる空間。

 

「…こういう奴はここにもいるものだな」

 

呆れるが蜀の王にまで上り詰めた存在だ。油断はしない武田信虎。

 

「武田信虎さん」

「なんだ劉備?」

「本当に分かり合え」

「くどい。生贄と話す事なぞない」

 

ギロリと睨む武田信虎に桃香は口を閉じてしまう。

 

「劉備、貴女まだ」

「…だって」

 

だっても何も無い。しかし話し合う事を諦めないのが桃香である。

 

「我が斥候より三国の現状を調べてきた」

 

三国の現状と聞いて3人とも反応する。

 

「やはり貴様らを救いに来るようだ。戦う準備を急いでしているようだぞ?」

「そうなのね。我が魏は怖いわよ?」

「我が呉は強靭だ。何度も挫折を味わいながらも息を吹き返し、そして勝利してきたのだ。貴様らの暴威なぞ効かん」

「蜀の皆は強いんです!!」

 

最初に掴まった頃の3人よりも今の方が力強さがある。その姿に武田信虎は微笑する。

此方の方がこれからの決戦がより楽しめるからだ。

三国との戦いは所詮、仕事の一環だが武人として過去の武将と戦えるのは誉だ。

 

「そして我らと戦う為に三国は同盟を組んだそうだ」

「同盟ですって」

「何?」

「え、そうなの!?」

「驚くか…まあ、そうだな。今まで争っていたのだから」

 

蜀と呉はまだしも魏とは争っていた。それが同盟を組んだというのであれば王たちは驚く。

 

「魏の代表は曹仁。呉の代表は孫尚香。蜀の代表は北郷一刀だそうだ」

「華侖がね」

「シャオ…」

「ご主人様が!!」

 

血統的で言えば魏と呉は順当な采配かもしれない。蜀では天の御遣いは桃香と同じ立ち位置にいるからこその采配だ。

 

「もうすぐ奴らが来る。貴様らの役目を果たしてもらうぞ」

 

武田信虎軍もまた三国との決戦に準備は完了している。




読んでくださってありがとうございました。
次回の更新も2週間くらいを目指します!!


1028
決戦の為に皆がんばって準備中です。
最近、活躍出来なかった恋姫キャラやFGOキャラを武田信虎たちとの戦いで活躍させたいです。


1029
演舌というかデモンストレーションというか。
士気の下がった者たちに士気を上げる為に天の御遣いと英霊たちに頑張ってもらいました。
恋姫世界にも超常の力が存在するけど、そこまで浸透してませんからね。FGO世界の力を魅せれば、少しは士気が上がると思って書きました。
たぶん変じゃないはず…。


1030
ついに三国と武田信虎軍との戦いが始まります。

次回から武田信虎軍との戦いになりますので一気にバトル展開ばかりになりますね。
頑張って書いていきます。
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