Fate/Grand Order 幻想創造大陸 『外史』 三国次元演義 作:ヨツバ
今年も完結に向けて頑張って執筆していきます。
目標は今年だけで6章の完結です。
さあ、今年も頑張って執筆だ!!・・・っと意気込んだ矢先
まさかのまさか、恥ずかしながらぎっくり腰になってしまいました。
魔女の一撃とはよく言ったもの。本当に凄まじいものでした。執筆もままならない。
これから頑張ると言っておきながら更新ペースは相当遅れるかもしれません。
読者の皆様はお体を気を付けてください。
さて、6章の初めの話をどうぞ。
星読みの占い師からの情報開示
1073
三国同盟軍 対 武田信虎軍の戦いは三国同盟軍の勝利。そして三国の王たちの救出も成功した。
全てが大団円に思えたが、これで終わりでは無かった。武田信虎との戦いは終わったが『次』が攻めて来たのである。
その『次』とは『五胡』である。中原の外側にいる異民族。曹操が危惧していた強敵。
無双の塔で勝利を得た瞬間に現れた五胡の王が三国に、中原に宣戦布告をした。武田信虎との戦いも大きな戦であったが五胡が攻めてくるとなると、より大きな戦となる。
五胡の王である劉豹は宣戦布告をしてきたが、いつ襲撃してくるかは分からない。いきなり明日かもしれないし、1年後かもしれない。
ただ確実なのは五胡が必ず三国に攻めてくるという事だけだ。故に三国は五胡の動きを最大限に警戒しなければならないのである。
武田信虎との戦いで三国は仮で同盟を組んだ。王たちを救出し、五胡の件を踏まえて三国は正式に同盟を結んだのである。
曹操は桃香との約束を守ったのだ。戦いが終わったら話し合いたいという約束を。
その話し合いで五胡の対応に迫られ、三国同盟を結ぶことに異論は無かった。それほどに五胡は戦力が巨大で不気味であるからだ。故に国を、大陸を守る為に力を合わせないといけないのである。
桃香と朱里が密かに考えていた「天下三分の計」と言えないが「三国同盟」を結べた事は戦を無くす平和の一歩である。しかし実際は五胡と対抗する為の策。戦が無くなる事はまだまだ先だ。
「太公望、黄飛虎!!」
「マスター。やっと合流出来ましたよ」
「なかなか合流出来ず申し訳ない主殿」
カルデア陣の方では三国が同盟を結んだ裏で新たなに合流した仲間と再会を祝していた。
「2人もやっぱりこの異世界に来ていたんだね」
「やっぱりとは…予想していのか?」
「うん。2人のいる痕跡はあったからね」
特に雪蓮暗殺事件で現れたという道士の件だ。
「ははは。そりゃそうですね」
魏と呉の戦いで太公望は大活躍していた。そして藤丸立香たちは呉と繋がりがあるのだから、隠し通せるものではない。
「なかなか合流出来なかった理由は…管輅さんが関係あるんだよね?」
2人の間にいるは外史の管理者 管輅。
2人は彼女に捉まって、外史の管理者としての仕事を付き合わされていたのである。その手伝いがカルデアのマスターの為になるという事で2人は了承した。
実際に管輅たちの動きはこれからの事に対して必要な事だ。太公望も思案した結果、認めたのだから黄飛虎も了承したのである。
「久しぶりだな管輅よ」
「お久しぶりね管輅ちゃん。この外史では、そっちなのね」
「久しぶりじゃな卑弥呼、貂蝉」
外史の管理者なのだから3人が知り合いなのは当然だ。
「私たちが立香ちゃんたちと行動しているように、管輅ちゃんも太公望ちゃん達と行動している。貴女がこの外史に現れたという事は…」
「うむ。この外史はもう…」
(僕の事を太公望ちゃんって呼ぶ人はなかなかいませんよ)
(そうだな。丞相殿をそんな呼び方出来る方はそうそうおらん。あの貂蝉という漢はなかなか出来る者だ)
((恰好が凄いけど…))
管輅は月琴を鳴らしたら真剣な顔となる。
「さて、ここに貂蝉やカルデアが集まった。大事な話をしよう」
「蓮華たち三国はいいの?」
「うむ。ここにいる私たちだけじゃ藤丸立香」
三国は抜きにしての話。
「これから話す内容は私たち管理者と異世界のお主らに関係がある話じゃからな」
月琴を奏でながら管輅は話し出す。
「先に私たち外史の管理者の事を話そう。どうせ貂蝉たちは詳しく話しておらんじゃろ」
「おい管輅」
「卑弥呼よ。守秘する段階は過ぎておる。もう分かっておろう?」
「むう…」
卑弥呼と貂蝉はため息を吐いた。
「これも糞眼鏡共に後れを取った結果じゃ」
「それを言われると言い返せないわねぇ」
于吉たちに後れを取った。それはこの外史では全てが後手に回されたからだ。
「私たち外史の管理者とはその名の通り、数多の外史世界を管理する者たちの事じゃ」
三国志を元に生れた外史世界や日本の戦国時代、楚漢戦争期の外史等、様々な外史を管理する存在たちだ。
「神とまでは言わん。そうさな…お主たちに分かるように言うと外史世界をよりよく運営するためのシステムじゃ。いや、アラヤやガイアの末端のようなものと言った方がよいか」
「アラヤとガイアの末端…」
諸葛孔明と司馬懿(ライネス)がピクリと反応する。
「言っとくがお主らの世界のアラヤとガイアと同じではないぞ。似たようなものじゃ」
「此方の世界の事をよく知っていそうだなミス管輅」
「よく知っておるさ。何せ私たちは異世界を超える力があるのじゃから。まあ、ほぼ見る事しかできんがな」
異世界と異世界を移動する事が出来る。言葉では簡単に言えるが、実際はとんでもない話だ。
藤丸立香たちの魔術世界で言うならば『魔法』の域だ。もしかしたらそれ以上の域になる。
「話を戻そう。私たち管理者には役目がある。貂蝉と卑弥呼は外史世界を肯定し、存続させる役目を担っている」
外史の管理者である貂蝉と卑弥呼の役割は『肯定・存続』。
まだ間に合う、存続させられそうな外史に救いの一手を講ずる。
詳しくは言えないが卑弥呼たちは夢破れた者や異世界の人物たちを外史世界に呼び寄せて、外史を補強させているのだ。
注意しないといけないのが呼び寄せる存在である。救いの一手が破滅の増長では意味がない。
「糞眼鏡と生意気小僧は…」
「えーっと誰?」
「…于吉と左慈は外史世界を否定し、剪定させる役目を担っている」
外史の管理者である于吉と左慈の役割は『否定・剪定』。
貂蝉たちと反対で間に合わない、存続させても意味が無いと判断した外史を剪定させるのだ。
「そして私は外史世界の監視と選択の役目を担っている」
外史の管理者である管輅の役割は『監視・選択』。
特異な外史世界が無いか監視し、存続か剪定かを決定する。
他にも外史の管理者はいるが、この三国志の外史世界で実働しているのは貂蝉たちである。
「この外史世界には様々な世界線が存在する。問題があった外史世界に我らが動くのじゃ」
「問題が起きた場合とは」
「ある外史世界の運営が回らなくなりそうな場合、貂蝉と卑弥呼を派遣させる選択を私がする」
「なるほど。じゃあ逆の場合もあるという事なんだ」
「うむ。もうどうしようもないと判断したら于吉たちを派遣させる」
世界の存続と剪定。藤丸立香からしてみればまさに己の世界で起きている現象だ。
「お主らの場合に合わせると特異点修正には貂蝉たちを派遣させ、異聞帯切除に于吉たちを派遣させておるようなものじゃ」
外史の管理者の正体は世界運営システムである。
「高次元な存在だとは感付いていたが…世界運営が自我を持った存在だったか」
「凄いでしょう?」
ウィンクする貂蝉。ここまで自分たちの正体を晒した相手は数少ない。
「凄いなんてものじゃないと思うがね」
諸葛孔明と司馬懿(ライネス)は目頭を押さえてしまう。
「それを踏まえて私らがこの外史世界にいるというのがどれだけ異常か分かるじゃろう?」
藤丸立香は小さく深呼吸して管輅を真っすぐに見つめる。
「この世界には存続させる貂蝉たちと剪定させる于吉がいる」
「うむ。更にこの私までもな」
存続と剪定の役目を持つ管理者が1つの外史世界にいる事自体がおかしい。これでは存続させるのか剪定させるのかどっちなのかという事だ。
「貴女たちの事は分かりました。では、オレらがいる理由…そしてこの外史世界が異常なのに関係があるのですか?」
「そうじゃ。私の役目は監視…その力を使って大体は分かっておる」
キリっと決め顔の管輅。
「流石は管輅ちゃんやるぅ~。わたしたちじゃなかなか分からなかったのに」
「分かっておるならすぐに教えてくれたらいいものの」
ちょっと黙る管輅。
「あ、実は分かるまで時間がかかった的な。意外にも于吉ちゃんの隠蔽力に手こずったとか?」
「なるほど。だからすぐに教えられなかったのだな」
「黙っておれ筋肉ども」
管輅が貂蝉と卑弥呼の脛に蹴りをいれるが逆に蹴った彼女の方がダメージを受けた。
「痛っ…お主らはスパルタクスか」
「ありがとねん」
「褒め言葉だな」
マッスルポーズを決める貂蝉と卑弥呼。2人は筋肉であった。
「まあよい。また話が逸れた」
自分の脚をさすさすと摩って話を戻す。
「お主らカルデアをこの外史世界に呼んだのは…其方の世界の概念をこの外史世界に組み込むためじゃ」
別世界概念の輸入。
藤丸立香たちカルデアが重要ではない。重要なのはカルデアが此方の外史世界に来た事で別世界の概念が導入されたという事だ。
「于吉たちは言っておらんかったか。カルデアを倒す必要は無いと」
「そういえば最初の頃に言われたような…」
「于吉たちにとってお主らの世界の概念が手に入る事が重要だったのじゃ」
「此方の世界の概念を欲しがったというのは何故なんですか?」
月琴を奏でる事を止めた。
「聖杯戦争じゃ」
『聖杯戦争』という単語が出て全員が目を見開いた。
「あの糞眼鏡と生意気小僧のボケ共はこの世界で聖杯戦争をしようとしておる。いや、既に起こしておる」
「聖杯戦争が起きてる!?」
既に聖杯戦争が起きているという。その言葉でより驚いた。
「え、でも聖杯戦争って…」
「お主の言いたい事は分かるぞ藤丸立香。マスターとサーヴァントと言ったルール等が見えていない事じゃろ」
聖杯戦争の基本的なルールと言えば、聖杯によって選ばれたマスターとサーヴァントの7組で戦い合うものだ。しかしこの外史世界でそのような戦いは発生していない。
「広義にはあらゆる願いを叶えるとされる万能の願望機の所有をめぐり、一定のルールを設けて繰り広げる争い。それら全てを聖杯戦争と呼ぶ……そうじゃな魔術師たちよ」
チラリと諸葛孔明と司馬懿(ライネス)を見る。その視線に対してコクリと頷く。
「その通りだ。極端な話をしてしまうと願望機の所有を巡る戦いなら何だっていい。まあ、ルールを決めないと碌な事にならんがな」
「ルールを決めても碌な事にならない事しかないんじゃないか兄上?」
「……否定出来んな」
聖杯戦争は碌な事は起きない。それが諸葛孔明の感想である。
(それにしてもこの管輅という人物。此方の事をよく知っているな。監視の力とは…)
「どのような聖杯戦争が起きてるんですか?」
「そもそも聖杯があるのか?」
「聖杯はある。そして聖杯戦争の内容だが…」
ポロンとまた月琴を鳴らす。
「この大陸の覇権と言う名の聖杯を7つの陣営で取り合うというものだ」
「それは…!!」
「于吉がお主らをこの外史に呼び、聖杯戦争の概念を取り込んだ。そして聖杯戦争の広義を元にルールを作り上げて勝手に開催したのじゃ」
この大陸で7つの陣営とは劉備、曹操、孫権(孫策)、董卓、袁術、袁紹、劉豹である。
「大陸の覇権が聖杯って言うけど…それは願望機?」
「大陸の覇権とセットで付いてくる物がある。そっちが聖杯…それは銅鏡じゃ」
銅鏡と聞いて反応するのは貂蝉と卑弥呼。そして藤丸立香は何処かで聞いた覚えがあるようなと記憶を探る。
「あ、左慈が言っていたような…」
「それじゃ。その銅鏡は特別な物。更に願望機へと造り上げた物じゃ」
聖杯と言っても必ずしも『杯』にこだわらなくてもいい。願望を叶えるモノであれば聖杯に至れるのだ。
「聖杯を造り上げたのか?」
「これでも私たちは管理者であり上位存在なのじゃから不可能ではない。それでも簡単に造れる物ではないがの」
願望機は簡単に造れる物ではないのは当然だ。
(しかしあの糞眼鏡と生意気小僧の造り方が問題じゃ。そっちの件は後で貂蝉たちと話合わねば…)
アイコンタクトで貂蝉と卑弥呼に合図を送った。2人は小さくコクリと頷く。
「奴らは五胡に与しておる。五胡を優勝させて聖杯を手にして碌な事に使わんはずじゃ」
「確か外史を消滅させると言っていた」
藤丸立香は蠟人形の洋館での会話を思い出す。
「……理由は知らんが左慈であればそう言うな」
于吉は特に願望は無いと予想する管輅。何せ行動理由は全て左慈なのだから。
問題は左慈である。我が強い事は知っていて、彼は他の外史の管理者とは何か違うのだ。
「銅鏡は奴らが持っておるはずじゃ。藤丸立香よ、私たちと共に銅鏡という名の聖杯を回収してほしい。銅鏡を回収出来ればお主たちを元の世界に帰せる」
聖杯回収。それは今までずっとおこなってきた事だ。
ならばすべき事は相も変わらず同じ事をすればいい。今まで見えないゴールがやっと見えてきた瞬間であった。
「私たちは銅鏡の回収がメインじゃ。しかし三国には五胡に勝ってもらわねばならん」
7つの陣営による大陸の覇権争い。
董卓、袁紹、袁術陣営は大陸の覇権争いから脱落している。魏、蜀、呉は同盟を組んだ事により1つの陣営になったとの事だ。
そうなると三国と五胡の勝敗で聖杯戦争は終了する。ここで問題なのが銅鏡聖杯の于吉(五胡)であるという事。
五胡が勝利した段階で所持者の于吉や左慈が外史消滅を願えば終わりだからである。
「最悪のケースを考えるならば銅鏡聖杯を先に回収しておきたいところ。しかし于吉はそれを簡単には許してくれんじゃろう」
「だから三国には何が何でも勝ってもらわないといけないのか」
外史の消滅。それは世界の消滅であり、藤丸立香たちも消滅の例外ではない。
「その通り。故に勝率を上げる為のモノはある。それを三国の者たちと一緒に回収してほしいのじゃ」
「それって?」
「そこからは三国の者たちとも話そう。それに敵の情報もある」
1074
三国五胡対策会議が開かれる。同盟を結成してから初めての協力である。
尤も主催が三国の誰でもなく、星詠みの占い師と呼ばれる管輅である。しかし五胡の対策は三国にとって必要な事だ。
なにせ五胡は三国に、中原全てに宣戦布告をしたのだから。元々、五胡の脅威をどうにかしなければならなかった。
後回しにしていた問題がついにやってきたというだけである。
「貴女が管輅?」
「そうじゃ曹操殿」
「貴女って女性だったのね。男性の老人って聞いてたけど」
「私もよ」
(私は老人の管輅さんにあったような…?)
管輅の姿に不思議な顔をする三国の王たちであった。
この外史世界の管輅の姿は男性の老人と言われていたのだ。
「変に噂に尾ひれが付いたのじゃろう。私は正真正銘の管輅じゃ」
月琴を奏でる。会議中だというのに奏でるとはなかなか自由人だ。
「さて、私は五胡の情報を独自の方法で得た。その情報を開示する為にここにいる。そうでなければお主らの前に出れんわ」
普通に三国の王たちの前に占い師がいる。怪しい占い師であればまず、あり得ない事だ。
彼女が特別の占い師で五胡の情報を持っているからこそ三国の会議に出席出来るのだ。
「分かっているなら五胡の情報を開示してくれるわね」
「まず、敵戦力は五百万」
「ごひゃっ!?」
「更に膨れ上がる可能性もある」
「更に!?」
五胡が保有する戦力は五百万。三国の戦力を合計しても五百万には届かない。そして敵勢力は更に増える可能性があるという悪夢だ。
「ちょっと待ちなさい。更に増えるとは?」
五百万でも途方もない数だが、そこから更に増えるとはおかしい。
五胡とは五つの異民族の総称だ。もしまだ増えるというのであれば他の異民族も現れ、加わるかもしれない。
「その可能性はある。しかし違うのじゃ。奴らには特別な妖術師がおる」
「五胡には怪しい妖術師がいると噂で聞いているわ」
「その中でも特別な奴がおる。己を影姫などと偽って動く奴じゃ」
影姫という名を聞いて反応したのは桃香たちだ。その者は南蛮で接触し、戦ったのだから。
影姫の妖術師としての力は嫌でも知っている。
「もしかして影姫さんの兵士を創り出す力…?」
「その通りじゃ」
「どういう事よ劉備?」
南蛮での戦い。
影姫は兵士を創り出す力。それこそ人間を生み出すようなものだ。
「兵士を…人間を?」
「うん。意志…精気が無さそうで人形みたいな感じだったけど」
更には自分たちと同じ姿の兵士を創り出せる。
「それは脅威ね」
意思も無く、恐怖も感じない特攻兵士。それは恐ろしい力だ。
五胡の五百万の兵士と影姫が創り出す兵士。
「影姫ならば軽く百万の兵士を創り出せるらしい」
「軽く百万だと!?」
それは軽くと言っていい数ではない。
「影姫とは一体何者なの…ちょっと待って。影姫は偽っていた?」
蓮華が気になる部分を突く。彼女だけでなく、話を細かく聞いていた者たちは気付く部分だ。
「影姫は偽名じゃ。奴の名は女カ」
『女カ』という名前を聞いて何名かが反応した。
特に太公望や黄飛虎たちである。
「その名前は…」
「曹操殿。お主が思っている存在と同位体かどうかまで分からんぞ。ただ同じ名前かもしれん」
「武田信虎は女神降臨神話と言っていたわ」
「奴は百万の兵士を創り出す。もしかしたら女神の名にあやかってるのかもしれん。巨大な力を持つ者は王になったり神として崇められたりするからな」
どの時代であっても得意で巨大な力を持つ者は頂点に君臨していくものだ。
自分が台頭していったり、周りから祭り上げられたりと様々である。
「劉豹が言っていたあの方ってもしかして」
「うむ。女カの事じゃろう。なんせ奴は神のように五胡の頂点に君臨しておるからな」
五胡の王は劉豹だ。しかし神のように君臨するは女カである。
王と神は違うのだ。
「五胡には女カと劉豹の二大巨頭がおる。それが最高戦力じゃ。しかしまだ戦力を保有しておってな…それが于吉と左慈という方士ども」
于吉と左慈と聞いて反応したのは呉の面々や北郷一刀たちだ。
「そして…」
「楊奉さんたちですね」
ここで月が口を開いた。
「そうじゃ。奴らは白波三鬼衆を名乗っているそうじゃ」
「月ちゃん。その楊奉さん達って誰なの?」
「元漢帝国の武将たちです」
「元同僚やな」
月の説明に霞が補足する。
彼らは反董卓連合時に戦っていた同僚であったが、その後は消息不明。戦死した扱いになっていたが、まさか五胡に寝返っていたのは予想外。
「全員が無駄に個性的な奴らやけど実力だけは本物やで」
「ええ。変な…個性的な人たちだけど強いわ」
霞や風鈴たちは彼らの事を変人だと思っているが、実力も本物だと認めている。
「そして不気味な奴らもいてな。お主らも会っておるぞ…同じ顔のな」
ここで愛紗、蓮華、曹操たちはある人物たちを思い出す。
「そいつらの正体は分からない。しかし女カと関係がありそうね」
女カは兵士を、人を創り出す。更に同じ顔の人も創り出している。女カと謎の愛紗たちと無関係ではないはずだ。
「正直に言うと強いわ」
「私も同意見だ」
「ああ」
「奴らは暗影と呼ばれているそうじゃ」
曹操、蓮華、愛紗は暗影の実力を認めている。
認めたくは無いが実力は己よりも上かもしれないと思ってしまったのだ。
「そして吉野…尊治と呼ばれている者もおるそうじゃ。そっちはまだ詳しく分からん。しかし鬼と関りがあるようじゃ」
忘れてはいけないのが鬼。
武田信虎の率いた鬼の大群は全て倒したわけではない。まだ鬼の残党はいる。
更に五胡には上級鬼と呼ばれる存在がまだ保有されている。
「これらの情報が五胡の全てではない。まだ私も調べ損ねた部分はあるはずじゃ。五胡にはまだ何かあると思った方がよいぞ」
「……必要な情報だったけど聞きたくなかった情報ね」
これらの情報は王たち、武将たち、軍師たちの全員が頭を痛める。
数の暴力に、謎の武人、武将、怪しい方士、怪異、神の力といっても遜色ない妖術。そして圧倒的な暴威の五胡の王。
武田信虎との戦いに勝利したが三国は疲弊している。この状況下で勝つのは絶望的だ。
「それでも負けるわけにはいかないよな」
北郷一刀は呟いた。
「俺が現実を見えていない事を言ったのは理解してる。でも負けるわけにはいかないんだよな」
「うん。ご主人様の言う通りだよ」
「その通り。降参するつもりはない」
「魏も同じよ」
武田信虎軍との戦いも戦力差があった。しかし知恵を絞り、今ある戦力で覆した。
五胡との戦いはより戦力差があるが、それでも降伏するわけにはいかない。今度の戦いも無理やり勝利をたぐい寄せるしかないのだ。
(一刀の言葉で流れが変わったな。流石は私の切り札じゃ。こっちの一刀も良い仕事をしてくれる)
月琴を奏でる。
「自分で情報を開示しておいて何じゃが敵は脅威じゃ。それこそ今の三国で勝つのは難しい」
武田信虎軍との戦いで兵力は減った。一騎当千の武将たちも疲弊し、敵には己よりも強い者がいると知ってしまった。
今から軍の立て直し、治療に専念、再鍛錬しても五胡との戦力差が埋まるとは考えにくい。
「もしも一年の猶予があっても難しいじゃろうて」
管輅の言葉は否定できない。しかし軍の立て直しやら鍛錬やらは絶対に必要な事だ。
「じゃがこの私が五胡に勝つ可能性を授ける」
策ではなく、可能性。
「勝つ可能性?」
「私はこれでも星読みの管輅。占い師じゃ。占いにて吉兆を視た。そして分かったのじゃ」
月琴を素早く弾き、まるで結果発表をするような勢いで奏でた。
「それは特別で強力な武具じゃ」
その答えに「まあ、そりゃあ」という空気が流れる。
どのような戦争でも最新で強い武器や防具があれば勝つ可能性が高いのは当たり前だ。
「特別と言った。それこそ戦をひっくり返す程のな。じゃあ、ここからは道士殿頼む」
「ここで僕に説明させるんですか?」
管輅の視線の先にいるのはカルデアの太公望。
「…貴方があの太公望?」
「はい。あの太公望ですよ」
曹操達は道士の正体が太公望だと知った時は驚愕した。
始皇帝、項羽と立て続いて過去の知られる英雄なのだから。特に軍師陣は興奮が止まない。
なにせ太公望は中国で言う軍師の始祖である。
(でも有名な軍師は誰かと言われたら意外にも僕じゃなくて孔明とか周瑜とか言われてるんですよね…)
何故、太公望が生きているのかと疑問に思うのが先だ。しかし彼は軍師という側面だけでなく道士・仙人という側面を持つ。
故に長命になって今も生きていると言われれば納得できなくはないのだ。更にカルデアの始皇帝や項羽の存在が彼を太公望だと信じ込ませるのは容易であった。
彼らはこの外史世界の太公望や始皇帝ではないが、本物の「太公望」と「始皇帝」である。
「さて、管輅殿が言う特別な武具とは宝貝の事です」
「宝貝…!!」
太公望は己の宝貝である打神鞭を見せる。
宝貝。仙人や道士が用いる武器であり、使用することで奇跡的な力を発揮する特別な武具である。
確かに戦争をひっくり返す代物だ。
「この打神鞭は僕のなので渡せませんが、他のなら見つけて使うなら大丈夫ですよ」
「見つける?」
「はい。他の宝貝はこの大陸に散らばっているのです。しかし壊れていたりもしています。それを回収し、己の武具に埋め込むなりして使うのです」
宝貝により強化された武器と防具。そして扱う者の実力と技術があれば一騎当千の存在になれるはずだ。
使いこなす事が出来れば五胡に勝てる可能性は大いに上がる。
「集めるのは宝貝だけじゃありません。特別な素材もあれば集めてください。なれば新たな決戦武具も作れますから」
五胡を倒すための切り札をこれから作り出す。
「集めるといっても何処を探せばいいんですか?」
当然の疑問だ。宝貝なんて物をどうやって見つけるのか分からない。
人海戦術で大陸中を探している時間は無い。
「私も一時期は特別な道具を集めていたけど、ほぼガラクタばっかりだったわ。探すのは簡単じゃないわよ?」
「大丈夫。確かな情報を持ってますから。そして今ここに居ない2人が頑張って今も情報を集めてもらってます」
太公望の情報ならば信じても良いと思う曹操たち。
「集めるのはいいけど、武器や防具を作れる人はいるの?」
三国には武器や防具を造る者たちはいる。しかし宝貝や特別な素材を扱える者がいるかどうか。
集めたはいいが誰も扱えないでは意味が無い。
「宛てはあります。大丈夫ですよ」
「うむ。任せろ」
管輅がまた月琴を奏でる。
「そして藤丸立香たちにも力を貸してもらうぞ」
「うん。任せて」
素材回収に関しては大得意である。
「そして…」
管輅がじっと藤丸立香を見つめる。
「あの、何か?」
「お主の持つ素材が欲しい」
「え」
藤丸立香の持つ素材。それは彼が英霊と共に頑張って集めた素材。
英霊たちを再臨させたり、スキルの強化に使用したりと用途は様々である。
その素材は彼が地獄の周回を乗り越えた(英霊たち)が故に手にした物なのだ。だからつい本音が出た。
「やだ(謎丸風味)」
「レイド戦の始まりじゃな」
「何でレイド戦なんて言葉を知ってるのさ」
藤丸立香(レイドボス)を倒して素材を回収しろ。そんな戦いが始まった。
「冗談だよね?」
「レイド戦云々は冗談。でも素材云々は本当」
1075
漢女の部屋にて。
「漢女の部屋って何じゃ」
管輅は月琴を奏でるの止めて机に並べられている美味しそうな点心を口に運ぶ。
「私と卑弥呼の漢女の花園よん。桃香ちゃんの部屋を貸してもらったの」
「ふふふ。そして特性の筋肉成長点心じゃ。タンパク質豊富だぞ」
「……点心は普通に旨い。酒は無いのか?」
「あるわ」
漢女の部屋にて外史の管理者同士の飲み食いを始めていた。
ただ久しぶりに再会した事を祝しての食事会ではない。外史の管理者同士の情報交換だ。
「それにしても本当に久しぶりね管輅。その姿の貴女に会うのは本当にね」
「うむ。だからこそこの外史の異変が分かる」
パクパクと点心を食べる。
「む、この焼売が旨っ」
箸を置いて酒を口に含む。そして一息ついて真剣な顔になる。
「お主がここにいるという事はこの外史は既に…」
「あの女カもいる時点でもうこの外史はおかしい。この外史は元々、蜀の世界線だったはずじゃろう」
貂蝉たちがいる外史は蜀ルート。何も無ければ赤壁の戦いで蜀呉同盟が魏に勝利し、その後は五胡との戦いで勝利する。そして天下三分の計が成立していくはずだった。
「しかし…天下三分の計は成らず、三国同盟を結成した。微妙に違う結果となっておる。そもそもまだ五胡との決戦になっていないのだが」
「まだ蜀の世界線に近しい道筋だけど…」
「全然違うわ。そもそも呉の世界線の道筋も混じっておったのじゃぞ」
「でも立香ちゃんたちが頑張ってくれたおかげで炎蓮ちゃんも雪蓮ちゃんも生きてるわ。まだ蜀の世界線に軌道修正出来ると思ってたんだけど」
「無理じゃな」
「はぁ…そうなのよね。その姿の貴女がいるのと女カがこの外史にいるという事は呉の世界線だけでなく、あの2つの世界線が混じっているのよねぇ」
この三国志の異世界には様々な世界線(並行世界)が存在する。蜀の世界線で決まった道を辿っていくはずだが、既に大きくズレている。
何せ、現段階で3つの世界線の流れが混じっているのだから。しかしその1つの世界線が問題だ。
「剪定された世界線が混じった。このままあの世界線になってしまえばこの外史を剪定する事になるぞ」
ピタっと貂蝉と卑弥呼の箸が止まる。
「だからあのボケ共がこの外史世界に入れるのじゃろうて」
「なるほどね。ずっと疑問だったのよ…于吉ちゃんや左慈ちゃんがこの外史世界に入れた事に」
于吉と左慈とは基本軸外史で対立した。そして貂蝉側が勝利し、于吉たちには三国志の異世界という外史に手を出させないようにしたのだ。
「剪定する外史には入れる。しかし剪定されない外史には入れない…入れても弾かれるようになっている。そしてこの外史世界は剪定されないはずだった。しかしあの世界線が混じってしまった事で剪定される対象になっておる」
于吉と左慈はペナルティとして外史に自由に出入りは出来ない。正確には勝手に剪定や変な行動をさせないようにしているのだ。しかし彼らは穴を見つけて暗躍をしていたのだ。
「于吉ちゃんが色々と仕込んでいたのはそういう事だったのね。蜀の世界線であるこの外史に様々な要因を生み出して、自分たちが自由に動けるようにしたと」
「自分たちが自由に動けるようになるのは第一段階じゃろう。いや、あの世界線をこの外史に混ぜ込むのも含めてな」
「あの世界線ね…」
貂蝉は感慨深く「あの世界線」を思い出す。
「あの世界線は特別で特異だったわね。なにせ一時的とはいえ、私たちや于吉ちゃんが力を合わせて戦ったのだから」
「そうじゃな」
卑弥呼も点心を食べるのも止めて黙った。
「あの外史は特別すぎた。そして手遅れになってしまった。カルデア側の言葉で言うのならば異聞帯になってしまったのじゃ」
「異聞帯ねぇ……打ち切りになってしまった、か」
悲しそうな顔になる貂蝉であった。
「あの世界線は剪定された。それは事実じゃ…そうなるとあの世界線は剪定される定めとなる。そこであのボケ共はカルデアの世界に目を付けたのじゃろう」
「概念ね」
「うむ。概念とはそうである、と決まったものじゃ。カルデア世界の概念を組み込み、あの世界線は剪定されるのだから、別の外史にあの世界線が混じってしまったら剪定される可能性はあるという風になるのを強めた」
この後に続く言葉が予想出来た。
「剪定出来るという事は…この外史はいつでも于吉と左慈ちゃんが力を行使すれば剪定出来るって事じゃない」
「まだ完全には出来ない。しかし出来たとしても2人は剪定せん」
「何故だ。奴が外史消滅を願うのであればすぐにでも実行するのではないか?」
「聖杯戦争じゃ」
聖杯戦争の言葉に考え込む2人。
剪定出来るとなれば于吉と左慈が聖杯戦争に勝利する必要は無い。それでも聖杯戦争で勝つ事が重要らしいのだ。
「聖杯に願いたい事があるという事か」
「于吉ちゃんってば左慈ちゃんとの恋を叶えたいのかしら?」
「「……なくはないか」」
卑弥呼と管輅は2人の恋の可能性を感じた。そして遠い何処かで左慈は寒気を感じるのであった。
「まあ、真剣に考えましょ。左慈は全ての外史を消滅させたいと思うのであれば…聖杯が欲しいというのは納得するわね」
「しかし聖杯が奇跡の代物だったとして全ての外史を消滅させるほどの奇跡は可能なのか?」
「純粋な聖杯ならば可能かもしれんな。しかしこの外史世界の聖杯は于吉お手製のモノ。型落ちじゃ」
「……消滅を願うのではなく、全ての外史世界にあの世界線を混じらせる事ならば可能ではないか?」
「そうなると于吉ちゃんや左慈ちゃんが剪定し放題って事ね」
最悪な展開を予想してしまった。
「そして銅鏡聖杯の作り方も問題じゃ」
「どうやって于吉ちゃんは聖杯なんて物をつくったのよ」
「まず、銅鏡には膨大な魔力が詰まっている。それこそ一応は奇跡を起こすようにな」
それはカルデア世界と同じだ。
「作り方は剪定されてきた外史にあった魔力を込めたのじゃ」
「それはまさか!?」
「うむ。そして魔力の他に奴らは各武将たち、王や軍師の魂を銅鏡に入れ込んでおる」
「なんだと!?」
してやられた、という言葉が過る。
于吉が貂蝉と卑弥呼の目を引き、左慈がその間に別の外史で聖杯作りを行っていたのだ。
「私も気付くのが遅すぎた…武将の魂はほぼ全員分は入り込んでおる。これも剪定させるのに後押しじゃろう」
銅鏡聖杯の中には各陣営の王たちの魂がある。それは死んで魂となっているという事。その銅鏡聖杯がこの外史世界にあるというのであれば、見方を変えれば桃香たちが既に死んでいるという事になるのだ。
「生きているけど死んでいる状態ね」
「劉備たちが生きているのは私も見ている。しかし銅鏡聖杯の中にある魂も劉備や曹操のモノ。その魂を見て生きているかと言われれば私は否定する」
魂として銅鏡聖杯の中にあるのだから劉備たちは死んでいると言えるのだ。
「だからと言って今ここで生きている桃香ちゃんたちがすぐに死ぬって事はないわよね」
「流石にな。しかし銅鏡聖杯の作り方は良くない。奇跡の代物というよりも呪いの代物に近い」
「汚染された…みたいな?」
「近いやもしれん。だからこそ銅鏡聖杯を起動させるわけにいかんし、五胡に勝たせてはならんのじゃ」
1つの外史に管理者がこうも多く集まる事態という事である。そして三国に出来るだけ手を貸すという事態に陥っているのだ。
外史世界の流れをあまり弄るのは良くないが状況が状況である。
「久方ぶりの大仕事ねん」
「大仕事と言ってる場合か。何が何でもあのボケ共を止めねばならんぞ。全ての外史が消滅する…それは私たちも消える可能性があるのじゃから」
外史世界が全て消滅すれば管理者の必要性が無くなる。なれば貂蝉たちの存在も危ういのだ。
「それは奴らも分かっているはずだが、あの生意気小僧め。破滅願望でもあるのか」
今まで裏方で動いていた貂蝉たちが表舞台に出てくる時が来たのかもしれない。
「……貂蝉と卑弥呼には動く事態は来る。特に貂蝉には五胡で力を行使してもらうぞ」
「あら、そう?」
「五胡にアイツがいる」
ピクっと貂蝉の筋肉が反応する。
「はあ…嘘でしょぉ。やだもぉ。私の黒歴史じゃない」
「劉豹がいるのだからアイツがいる可能性は高いだろう。てか、おった」
「自分の後始末は自分でやれって事ね」
自分の後始末。貂蝉にとってそのままの言葉になる。
「そして卑弥呼は倭国の方を注意するのじゃ」
「むむ。分かった」
「さて、次じゃが…」
外史の管理者同士の会議は遅くまで続くのであった。
読んでくださってありがとうございました。
次回は未定です。(己の腰と相談)
1073
やっとこさ太公望と黄飛虎と合流!!
でも2人の活躍や話はまた今度。
藤丸立香たちが恋姫世界に来た(来させられた)理由。
それはFGO(Fate)世界の概念が欲しかったから于吉達が呼び寄せたのでした。
異世界を周れる管理者ならではの力です。まあ、オリジナル設定もあるんですがね。
亜種聖杯戦争みたいなものですね。
大陸の覇権(銅鏡聖杯)を賭けて7つの陣営で戦い合う。
なお、7つの陣営は聖杯戦争をやっている意識は無いという…。
1074
管輅
各外史によっては姿性別が変わります。
この管輅は「流星ガ紡グ物語」の管輅。
五胡の戦力
この物語では異様な戦力になってます。
普通に三国が戦えば勝てない…。
なので三国が勝利するために宝貝集めなのです。
切り札の用意とも言う。
五胡も異様な力を使うのなら三国も対抗する力を得るしかない!!
宝貝は様々な封神演義の作品から参考にしようと思います。
まあ、私が一番知っているのがフジリュー版なんですが。
藤丸立香レイド戦(嘘)
倒せば素材をいっぱい落とします。
ただし、めちゃくちゃ強い。
女カ
彼女の正体は……オリジナル設定で考えてます。
まあ、まんまなんですけどね。原作では結局謎のままなんですよね。
名前で女カの「カ」が何でコレなのかは理由があります。(これもオリジナル設定)
白波三鬼衆
こっちは「紫電一閃!華蝶仮面」の登場キャラですね。
こっちもオリジナル設定も含めて活躍していきます。
吉野の御方
此方も6章では暗躍していきます。活躍は7章のつもりです。
暗影
そろそろまた登場させたい
1075
外史の管理者たちの話合い
美味しい点心を食べながら今後の外史の流れを話していきます。
この物語の外史は最低でも3つの世界線が混じった外史でした。
蜀と呉と天下統一伝。あとオマケで漢。
剪定された外史。
これは天下統一伝の世界線です。
打ち切り、サービス終了…そういったネタです。
何故、終わってしまったんだ天下統一伝。もっと続いて欲しかった!!
銅鏡聖杯(于吉のお手製)
剪定してきた外史の魔力と各恋姫の魂が入ってます。
汚染とは言いませんが、使い方によってはろくでもない事が起きます。