Fate/Grand Order 幻想創造大陸 『外史』 三国次元演義 作:ヨツバ
今回はエイプリルフールのお話です。
番外編で本編とあまり関係ないお話となります。
FGO×戦国†恋姫のクロスオーバー作品ですね。
もしかしたら書いていた作品。
頭の中の構想(妄想)をそのまま字面に出しました。
なので時系列や話の展開とかぐっちゃぐちゃ。
色々とネタだったりと、ぐだぐだだったりとあります。
FGOからは和鯖がたくさん出て来る話なんですけど「ぐだぐだ」寄りです。
気が付けばそこはまた群雄割拠の戦国時代。
二度あれば三度あるがよろしくのいきなりレイシフト。どうやらこの時代も歴史の教科書とはかなり様子が違うようです。
何故か戦国時代に活躍した武将や偉人たちがほぼ全員女性という事になっている。まあ、それも案外よくある話な気がしなくもない。
史上空前のぐだぐだ大戦、またここに開幕します。
「いつものぐだぐだイベントか」
「いつものですね先輩」
ぐだぐだイベントはいつもの事。しかし今回のぐだぐだはいつもと違うようだ。
「この特異点にも織田信長がおるじゃと。またわしの派生キャラか?」
織田久遠信長という存在。
「全然わしと違うではないかー!?」
織田信長だけでなく長尾景虎、森長可、鈴木重秀、武田晴信、千宗易等々。
「別の謙信が、別の私がこの特異点にいると」
「何だあの俺はちっちぇな。てか、女になってるじゃねえか。成利の間違いじゃねーの?」
「あれが…この特異点の孫市なんだ」
「女の武田か。この特異点でも最強なんだよな?」
「ほう。此方の利休ですか。興味深い…良い茶の話ができそうです」
同じ名前で同じような道を辿っている。しかし結末はどうやら違う。
それでも確かに彼女たちも戦国時代に名を残す英雄・偉人達である。
「えー…わしらだけど、わしらじゃない存在?」
「そもそもここは特異点なのか?」
「異聞帯でもノブン帯でもなさそうじゃな。異世界のわしらと考えた方がしっくりくるぞ」
異世界の自分。
同じ名前であり、似たような道(人生)を辿っている。しかし結末は異なっている。
並行世界ではなく、確かに異世界や別次元、別宇宙の自分と考えた方が信憑性がある。
「あれか。平行同位体ではなく、異世界同位体というやつかのう?」
新たに生まれた単語「異世界同位体」。
自分だけど自分ではない別宇宙の存在。
「うーん。同位体の定義が崩れる」
何はともあれ、元の世界に帰還するには聖杯を回収するしかない。
「そもそも聖杯ある?」
これって聖杯案件なのかどうかも怪しい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日の本全土に蔓延る鬼を駆逐する為、現代より転移した天上人・新田剣丞を旗印に有力大名たちの力を結集した日の本連合。
未だ各地で発生する鬼の被害に対抗する為、連合勢力の更なる拡大を目指していた。
束の間の平穏な日々を暮らす織田 久遠 信長たちの元に各地で謎のナマモノが跋扈していると知らせが入る。
果たして久遠たちが遭遇する謎のナマモノとは一体?
「ノッブ」
「ノブノブノー」
「ノブノブ」
謎のナマモノ出現。
「な…なんだこいつらは?」
「マジで何だコレ?」
「剣丞も分からないのか?」
「俺も初めて見たぞ」
「ちょっとかわいいかも」
ダイナマイツ寸胴で、とてつもなくシルキー&キューティクルな黒髪長髪。
この世の諸行無常と取得されない有給休暇を憂いる目。トレードマークとも言えそうな帽子を被っている。
「こいつらは…一応メスか?」
「オスもいるのかな?」
実は様々な派生がいるのをまだ久遠たちは知らない。
「ノブ!!」
「ノブノブー!!」
「ノッブ!!」
鬼と争う謎のナマモノたち。
「鬼とは敵対しているのか?」
「火縄銃を使ってるぞ!?」
「突撃して…自爆した!?」
「でもしれっと蘇っているわ…」
未知の生命体に混乱しそうになる久遠や剣丞たち。
「意外に強いんだな!?」
「そこらの奴らじゃ勝てないんじゃないか?」
「あの見た目に負けるのは嫌なんだけど」
実は並みのサーヴァントが若干めんどくさく感じるレベルの戦闘力がある。
まさか鬼並みに頭を悩ませるとは久遠たちも今この時は思うまい。
「何が起きてるんだ?」
何か異変が起きている。そして謎のナマモノと遭遇後に新たな遭遇を果たす事となる。
まさか別宇宙の自分たちと出会うなんて久遠たちも想像できるはずがない。
織田家
「聞いて驚け。我の名は織田三郎久遠信長。織田家当主なり!!」
「わしも織田信長なんじゃが」
「ノッブより美少女ですね」
「はーっ!? 何言うるんじゃ沖田。儂の方が美少女じゃし!!」
どちらも美少女です。
「カカレェ…カカレェイ…!!」
「こいつは一体!?」
「おう、権六久しぶり」
「え、権六…!?」
久遠は2人の権六を交互に見る。
「全然違う」
「別世界の私はあんなんなのか」
「ヒャッハーッ!! ぶっ殺されたい奴ぁ、サクっと素っ首狩ってやんよー!!」
「ヒィャハアアアアーーッ!! ぅおりゃ おらぁ 嗤え人間無骨!!」
「行くでありますよー。らんらんらんらんらんらんっ。蘭丸・エーーックス!!」
森家の大暴走。実は相性が良い?
「あの私、木下藤吉郎ひよ子秀吉と言います!!」
「こやつがサル……日輪は背負っておらんな。こっちのわしも見えておらんようじゃし。わしの知るサルとこっちのサルは違うか」
「え、殿下なの!?」
「何か俺の知ってる殿下と全然違うな」
「ほお。こっちの豊臣……私の知るのと全く違いますな。利休ちょっとびっくり」
彼女が天下人になるのかどうか。
北条家
「私は牛若丸です!!」
「牛若丸…それは源義経の幼名。この子は一体?」
「鬼という化生に悩まされているのですか…であれば鬼の首を狩ってきましょうか!!」
(…恐らくこの子も天才ですね。しかし同じ天才でもこの子の考えがぶっ飛んでそうで読めない)
知略とカリスマ性、圧倒的な兵力を持つ北条朔夜氏康であってもブレーキの壊れた忠犬(天才)と会うのは初めてかもしれない。
「弁慶殿。其方の主はいつもああなのか?」
「そうです朧殿。我が主はいつもああですぞ」
天才の考えは凡人には分からない。
「姫野のは北条家所属風魔忍軍の棟梁!!」
「この方がこっちの僕ですか。スカートの丈が短すぎる気が…」
「私は北条咲朔夜氏康」
「この方が此方の北条氏康様」
足利家
「余もあの戦いに参加したいのじゃが、いかんか?」
「百点だ!!」
「土方さん。それは彼女の台詞を聞いての点数ですか。それとも彼女の胸見てですか」
「良いもん持ってやがるぜアイツはよ。なあ沖田」
「たぶん胸ですね。このおっぱい星人」
そのうち足利家も新選組と言い出しそうだ。
「やれやれ…また公方さまが我儘を仰る」
「貴女も苦労しているんですね」
「いや、これでも楽しんでいるよ山南先生?」
「そうですか。此方は大変だと言うのに…いえ、私も何だかんだで楽しんではいましたね」
苦労人同士は気が合うものだ。
「豆腐というものは、どこの畑で採れるのでしょうか?」
「実はおでんも畑で採れるのか?」
「採れねーよ主。そしてそっちのお嬢ちゃんも…豆腐は畑で採れねえから」
箱入りお嬢様とは世間に疎いと聞くが、実物を見るのは初めてだ。
3人の中で見た目が一番幼いのが煉獄だが、一番精神年齢が上という。
「お家流 三千世界!!」
「宝具解放。三千世界!!」
「数多の火縄銃!?」
「そっちの三千世界は様々な武器…刀が多いのう」
同じ技名でも能力は異なる。
「結構似てるけど、どちらかというと金ぴか英雄王のに似てる」
浅井家
「お、お市。そんな危ないことしちゃ駄目だってばー!!」
「ほら、まこっちゃんしゃんと背筋伸ばす。まこっちゃんは浅井の棟梁なんだよ!!」
とても仲の良い浅井夫婦。まさにおしどり夫婦だ。
「どうしたんだ茶々様。とても感慨深い顔をしているぞ。なあ煉獄」
「主…そっとしておいてやれよ」
「とても仲が良いの」
「あっちのお市は幸せそうじゃん。ま、こっちのお市はどうだったか僕はどうでもいいし、知らないけど」
そう言う織田信勝だが思う所はあるのか、彼も茶々と同じように感慨深い顔をしていた。
「ウェイクアップ斬ザブロー!!」
「ザアァァァン!!」
「阿国・ザ・ショウターイム!!」
「うおおおお なんと素晴らしい歌舞伎!!」
「凄い凄ーい!!」
出雲阿国の歌舞伎舞は浅井家で大好評だ。
「ところで、その斬ザブローとは一体?」
「企業秘密です」
「ザァン」
元々は古き神の欠片を元に創られたからくり人形。そのテクノロジーは無限大。
松平家
「貴方たちは何者ですか?」
「儂はただの刀打ちさ。千子村正だ」
「柳生但馬守宗矩。ただの剣士である」
(お前さんがただの剣士ってのは無理あるだろ)
「おやおや、貴方がただの剣士なんてあり得ないでしょう。子供でも見れば分かりますよ」
「ちょっと悠季…」
(やっぱ言われてんぞ)
只者でないのはお互い様だ。
「私は松平葵元康です」
「ほお、お前さんが」
「なるほど…これも縁故か」
異世界の徳川家康に出会う2人は徳川に縁ある者。ある意味、納得の出会いである。
「この2人とっても強いですよ歌夜」
「ええ、綾那。もしもの時は身を挺して葵様をお守りしましょう」
「いや、敵対するつもりは全くないんだが」
「我が名は本多綾那忠勝。勝負しましょう!!」
「この好々爺で良ければお相手致そう」
「お前さんも乗っかるなよ」
カルデアでは好々爺の柳生但馬守宗矩。異世界でも八茶ける時は八茶ける。
長尾家
「川中島ですね。にゃーーーー!!」
「ちょっ、勝手に突っ込むんじゃないわよーー!?」
毘沙門天が化身2人。気が合うようでそうでもないかもしれない。そして美空の方が苦労しているのであった。
「貴女も毘沙門天の化身なのに人間味豊かですね」
「何言ってんのよ。私も貴女も人間でしょ?」
「面白いですね貴女」
どちらも長尾景虎で上杉謙信。違うところがあるとしたら、それは気質が神に近しいか人間に近しいか。
異世界の長尾美空景虎の気質は人間だ。それがとても新鮮と思うカルデアの長尾景虎(上杉謙信)であった。
「まったく…異世界の長尾家も血の気が多いねえ。一ちゃんはそうでもないってのに」
「先鋒が斬り込んだっす。今っすー!!」
「お家流…血雨舞!!」
「ま、一宿一飯の恩義分は返さないとな。無敵流の技を見せてやるよ」
ぐだぐだに慣れてきた斎藤一は異世界の戦国時代でも上手く立ち回る。
「なっ…娘っ子、着崩し過ぎで肌を出し過ぎだろが。服もっと着ろ!!」
「おやおや、爺のくせに初心じゃのう。しかしこんな宿老に娘っ子呼ばわりか」
「どー見ても娘っ子じゃねえか」
永倉新八から見て宇佐美沙綾定満は少女にしか見えない。
「そしててめえもだ」
「え…そ、そうですかね?」
刀をシャキンシャキンと抜き差しする小島貞子貞興。
鈴木家
「わたしは雑賀孫一」
「……………」
「うん。わたし雑賀衆だよ」
「お姉ちゃんはお前も雑賀なのかと言って…あれ、もしかしてお姉ちゃんの考えが分かるんですか!?」
異世界の雑賀衆の会合。
「わたしの信念は誰かを守るために戦う雑賀」
「……………」
「ありがとう」
「お姉ちゃんは良い信念だと言って…やっぱお姉ちゃんの考えが分かってるこの人!?」
実は結構似た気質の雑賀孫一と鈴木烏重秀。だからなのか意思疎通が出来ていたりする。
「雑賀の技は未来に継承していきたい」
「……………」
「そっちも雑賀の継承は重要視してるんだ。後継はやっぱ雀?」
「……………」
「あ、なるほど。頑張れ雀」
「酷いよお姉ちゃん!?」
「……………」
「わたしもちゃんと考えてる。それに後継ぎは協力してくれる人がいるから大丈夫」
後継ぎ問題は過去も未来も大切な事。
「雑賀を開始する」
「……………」
「お姉ちゃんがそのセリフ良いって言ってる」
武田家
「戦国最強は武田だ。風林火山!!」」
「…武田が最強。風林火山!!」
「真似すんな」
「…してない」
武田は異世界でも最強だ。
「俺は武田晴信…いや、信玄だ」
「…兄上?」
「なんと母上の隠し子でやがりますか。なら確かに夕霧たちの兄上でやがりますな!!」
「お兄ちゃん?」
「違う」
ある意味、兄で間違ってはいないかもしれない。武田光璃晴信が甘えられる人物が増えた瞬間である。
「ほほう。お前さんの絵もなかなかじゃないか」
「貴女は?」
「おれぁ葛飾北斎だ。お前さんは?」
「わたしは武田薫信廉です」
「絵を描くの好きなのかい?」
「はい。好きです」
薫は絵を描くのが好きだ。まさか未来の有名な絵描きに出会えるとは予想外過ぎるだろう。
「忍か。それにしてもただの忍ではないね?」
「いえ…この千代女、ただの忍です一二三殿。忍は忍んでこそ。特別と目立ってはいけませぬ」
「あ、あわわ…」
「ところで、湖衣殿と拙者はキャラ被りをしているでござる!!」
そこまでキャラ被りはしていない。
カルデア家
「殿(先輩)また天下統一の戦いが始まりました。この家老マシュ粉骨砕身で臨みます!!」
「カルデア家が異世界の戦国時代に台頭する時が来るなんてなあ」
「カルデア家はこれより出陣します。ぶおおおおお~~!!」
「マシュの法螺貝がまた聞けるなんて感動」
「せ、先輩ったら」
カルデア家は武将や軍師がたくさん。何せ過去の英雄たちで構成された豪華オールスターの陣営なのだから。
「今度こそわし大名スタートで良いよネ?」
「カルデア家は誰もが最初は足軽からスタートです」
「また足軽からか!?」
織田信長が足軽とはカルデアだけかもしれない。
「殿様この俺に任せな。異世界の武将共の首全て獲って来てやるぜ」
「森君止めてー!!」
「この蘭丸X。超A級小姓の力を魅せる時が来たであります!!」
「異世界の姉上とか解釈違いだ!!」
「伯父上が何か過激なオタクみたいな事言ってるし」
異世界の戦国大名たちから見ればカルデア家は異常である。
イレギュラーだから是非もない。
「新選組出るぞ!!」
「異世界戦国時代の新選組ですね。一番隊沖田総司!!」
「三番隊斎藤一。異世界の戦国時代の新選組って何さ?」
「よく分からねえが敵は倒せばいいんだな。二番隊長倉新八だ!!」
「異世界戦国新選組の総長 山南敬助……自分で言っておいてよく分からない」
異世界戦国新選組結成。
「日ノ本連盟とか…異世界の戦国時代は面白いもんだな」
「晴信。では一緒に日ノ本連合とやらに戦を仕掛けますか!!」
「何でだよ!? 大人しくしてろ戦馬鹿!!」
カルデアの上杉謙信と武田信玄VS異世界戦国時代の長尾美空景虎と武田光璃晴信の合戦はイレギュラーだからこそ奇跡かもしれない。
「カルデア家の海援隊出航じゃ」
「お竜さんは敏腕秘書兼剛腕秘書だぞ」
「護衛の仕事なら任せぃ」
「はははははは 異世界の戦国時代とか面白過ぎるだろ。この高杉晋作がより面白くしてやろうか?」
戦国時代よりも未来の英霊も異世界の戦国時代は不思議な魅力を感じ、危険な怪しさも感じる。
「此方はカルデア家 秘密兵器のお二人です!!」
「李書文(老)だ。倒したい奴がおるなら倒してこよう」
「魔神さんが秘密兵器…カッコイイ」
「主。勝手に突っ込むなよ?」
2人はある意味イレギュラーの中のイレギュラー。
「鬼が跋扈する日本ですか…怪異退治をしていた阿国さんとしても、この異世界の日ノ本はおかしいですね」
「お米の美味しさは異世界でも変わらないね」
「卑弥呼さんそんな事言ってる場合じゃないですよ」
「おにぎり美味しい。雑賀はカルデア家の依頼を受ける」
「この利休は異世界でも変わらずに茶を淹れましょう」
「では駒は抹茶ラテを広めます。未来の美味なるものを異世界戦国時代に」
「駒姫様?」
ぐだぐだカルデア家は日ノ本連合に合戦を仕掛ける?
『ぐだぐだ戦国恋姫ギャラクシーファイト -異世界同位体って言うの?-』(仮)
ここに開幕する?
「いつものぐだぐだメンバーだけじゃないぞ。という事は今回はぐだぐだしないという事か!!」
残念ながらぐだぐだします。
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「鞠はね、今川鞠氏真なの!!」
「ほう…余も今川氏真だ」
小柄な今川氏真と巨体の今川氏真が会合する。
剣豪となった今川鞠氏真と海道覇王となった今川氏真。同じ今川氏真であり、辿った道は似ているが結末は違うようだ。
「貴様は今川が敗北して悔しくないのか?」
「敗北したのは今川が弱かったから。弱ければ滅ぶ。それが戦国乱世の常」
確かに戦国時代では強ければ勝ち、弱ければ負ける。
まさに弱肉強食の世界である。
「余は貴様の本心を聞いている」
「……本当は悔しいよ」
鞠は『戦国の世』と割り切って達観している。しかし戦で負けて「しょうがない」と最初から思えるわけではない。
「なら余の手を取れ。今川は弱くないと戦国の世に知らしめるのだ!!」
異世界の戦国でも今川家が弱き武家と思われたくない。
今川家は強き武家なのだ。今川氏真は同じ名の少女の為に力を振るう。
『どうする今川 -鞠の逆襲-』(仮)
開幕するのかもしれない?
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蘇った恐ろしき鬼。彼女は不死身の鬼人なり、日ノ本の天下統一を歩みだす。
「不死身の鬼人となったこの信虎に敵う者無し!!」
その強さは圧倒的。
鬼の力と不死の力は恐ろしすぎるのだ。
「不死身で、鬼か…なら我らの出番だな源頼光殿」
「はい。藤原秀郷様と戦えるのであれば怖いものはありません」
「この本田綾那忠勝、参ります。今度こそ倒してやるです!!」
不死身の鬼人を討伐するために組まれた最強の部隊が動き出す。
「…母上」
「止めるんだろ。なら俺も手を貸そう。行くぞ光璃」
「…うん兄上」
「だから兄じゃない」
『SISU -不死身の鬼人-』(仮)
開幕するかな?
・・・・・・・・・・
日ノ本で恐ろしい事件が起きた。
鬼が急速に暴れ始め、奇々怪々な怪異事件が乱発。謎めいた殺人事件も発生してしまう。
まさに事件は迷宮入りになってしまうかもしれない。そして犯人はまさかの存在だ。
「この名探偵ノッブに任せよ!!」
「犯人は鬼じゃない?」
意外にも迷宮入りすることなく解決しそうな気がする。
ヤマトタケルと吉野の御方。
「この日ノ本は朕が導く。朕が統治するのだ。新たな外史が始まるのだ!!」
「その日ノ本は人の国ではない。鬼の国だ。それで良いのか?」
国家転覆という大事件。
人は消え、鬼が蔓延る国となる。
「良いのだ。朕を否定し、朕を拒絶した鎌倉を始めとする下賤の武士共なぞ朕の国には要らぬ!!」
「この世界は私のいるべき世界ではない。でも…関わってしまったのなら最後まで責任は果たすべきなんだ」
ヤマトタケルは剣を取る。
「異世界より来たりし偉大なる大英雄よ。朕と同じ貴き血を引く者よ。朕には三種の神器が揃っておるぞ?」
「問題ないさ」
『名探偵ノッブ -南朝(サザンダイナスティ)の亡霊-』(仮)
開幕するやも?
「タイトル的にわしが主役じゃないの!?」
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その他
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独眼竜政宗。
「我は混沌なる世に生れ志天地開闢の刃。龍の子たる我が名は、龍巳。この偉大なる名、汝の記憶に刻み置くがいい!!」
「あ、オッケーオッケーよろしくね。姫は刑部姫って言うの」
「私の名前は龍巳です。よろしくおねがいしますと言って…お分かりになるのですか?」
刑部姫のオタクセンサーが反応している。
(この子は中二病だ。姫分かるもん。これは…簡単に沼らせる事ができる!!)
片倉喜重景綱は主の理解者が増えた事で喜ばしく思う。
(でも…この方を龍巳さまと絡ませるのは駄目なような…?)
恐らくより中二病を悪化させてしまう可能性が大きい。
「これなんか姫的に良いよ~」
「ふおおおおお!!」
既に沼らされていた
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まさかの会合。
2人は互いをどう思うのか。
「私は南光坊・エーリカ・天海です」
「あけ……私の名は奄美だ」
エーリカは奄美を名乗る男に警戒してしまう。
只者でないことは確かだ。
(南光坊が私の目の前に…これも何かの奇縁だな)
(彼は一体何者なのでしょうか)
奄美を名乗る男が何者か。一言で表すなら狂信者。
「ミッチーってばわしのカリスマが変な方向で効いちゃったんだよネ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
越前は鬼の国となってしまっていた。
「越前ハ、鬼ノ国…立チ入ラセテハ…ナラヌ」
「鬼となった者よ。この源頼光が引導を渡しましょう」
「よしよし、掛かってこい。みんな纏めて、この前田仁虎慶次郎の手柄にしてやらぁ!!」
「ゴールデンな元気じゃねえか!!」
「大殿…あなたの真意は、どこにあるのですか」
「鬼たちを率いる将か。この渡辺綱…手加減せん」
「え、清少納言とかマジ? だったらよろよろー」
「よろしくだぜヤヤっち!!」
「ンン…やかましいのが増えましたなぁ」
「「何か言ったマンボっち?」」
「早速仲良くなっておられる…」
「千茶々良宗易です。どうぞ」
「千利休と申します…ふむ。結構な御手前で」
(駒もこの方みたいに大きくなれば。ところで抹茶ラテはないですよね?)
(駒姫様…)
「まさか異世界の加藤段蔵に遇うとはな」
「貴女も段蔵なのですか」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鬼は日ノ本に巣くう化生だ。全国に潜んでおり、油断すれば襲い掛かってくる。
今や日ノ本は魔境である。
「………うぅ。うちは未だに姫若子のまんまぜよ」
「おまんも人じゃ」
「以蔵さん…あれは鬼だよ」
「出た。イゾーのガバガバ人判定」
岡田以蔵にとって人間のようであれば人判定ができるという風潮が広まっている。
「ところでこいつぁ誰じゃ?」
「あ、うちは長曾我部渚元親ぜよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第十二代毛利家当主 毛利松乃元就。
一代で山陽山陰を征服した中国地方の覇者。彼女は織田久遠信長を滅びをもたらす者と忌み嫌う。
「わしこそが織田信長である!!」
「私が織田久遠信長だ!!」
「うっはっはっは。わしこそが渚の第六天魔王 織田信長じゃ!!」
「わしはカイザー・ノブナガ」
「ビーーーッグノォォッブ!!」
「わしこそが本物信長じゃ!!」
「俺の名は織田吉法師。さあ天下取りだ!!」
何故か織田信長がたくさんいる問題。
「これは奇想天外すぎるだろう…」
未来を見通す智略を持ってしても、織田信長が増えるのは見通せなかった。
「母様が悩んでいる…」
「織田信長がいっぱいいるとか面白えじゃねーの」
「大変な気がしますけど」
「織田信長って怖」
たくさんいる織田信長たち。
どうやら『織田ノブン帯連合』を名乗っているとの事。
越後にて。
「カルデア家の足軽。織田信長じゃぁ!!」
「カルデア家新選組一番隊 隊長沖田総司。出陣!!」
「毘沙門天の加護ぞある。手当たり次第に斬れ斬れ斬れー!!」
カルデア家が天下統一を目指し始める。
まずは越後の龍と言われる長尾美空景虎からだ。
「美空様。織田家が攻めてきました!!」
「久遠のやつ裏切ったの!?」
「敵はかるであ家を名乗っております」
「かるであ?」
「わしが織田信長じゃぁ!!」
「あんた誰!?」
近江にて。
「お、お市逃げるんだ」
「まこっちゃんを置いて逃げれるはずないでしょ!?」
2人の前には魔王が顕現していた。
「面白い。まさか異世界の長政とお市に出会うとはな」
2人の絆に魔王信長は微笑する。しかし敵なら容赦はしない。
甲斐にて。
「織田吉法師とは俺の事よ!!」
「…久遠じゃない」
織田信長を名乗るが光璃の知る織田信長ではない。
「俺を止めてみな!!」
「…男の信長?」
傾奇者の熱血漢とも言える織田信長だ。
「正面から堂々と攻め滅ぼしてくれる!!」
「…迎え撃つ」
「なんてな。背後にも気をつけな」
相模にて。
関東一円に巨大勢力を築く北条家。
相模の獅子と呼ばれる朔夜。知性とカリスマ性により圧倒的な兵力を持って関東を威圧しているがカイザー・ノブナガの手によって窮地に至ってしまう。
「これより相模は帝都となる。貰うぞ?」
「なんて力…なんて技術力なの」
「ふん。貴様らとわしとでは300年分の差がある」
「300年?」
「すぐにこの相模を300年発展させてやろう」
加賀にて。
「ビッグノッブ!!」
「な、なんだこの大きなナマモノは!?」
「ノブノノブ」
「こ、こいつも織田信長なのか!?」
「ノブノブ。ノッヴァー!!」
「大きな謎のナマモノだけど覇気は本物だ!?」
お互いに自分の言いたい事を言ってるだけで、実は会話は成立してない。
「ノブノブ」
「ノブー!!」
「ノブノブノー」
「なんかめっちゃ出てきた!?」
駿河にて。
「わしこそが渚の第六天魔王の織田信長じゃ。ロックンロール!!」
「え、久遠…じゃない。誰なの!?」
駿河でノブナガ THE ロックンロールが開催される。そして駿河が炎上する。
尾張にて。
「久遠様。本物信長を名乗る者が攻めてきました!!」
「え、なんて?」
「すいません。私でも何を言っているのかよく分かりません」
本物信長を名乗る謎の人物。
久遠や家中たちもハテナマークが浮かぶ。
「剣丞は分かるか?」
「いや、俺もよく分からないんだが」
その本物信長が己こそ本物の織田信長と言い放っているだけかもしれない。
久遠からしてみればただの不敬者でしかない。
「我が名を驕る不敬者を討つぞ」
本物の織田信長は誰か知らしめる戦いが始まる。
「わしこそが本物信長じゃああああああ!!」
出陣した久遠たち。現れる本物信長を視界に入れた新田剣丞は大声で叫んでしまった。
「本物だああああああああああ!?」
「剣丞、本物は私だぞ!?」
「あれも本物だよ!?」
「剣丞は気でも狂ってしまったのか!?」
「だって模範通りの織田信長なんだよ!?」
本物信長は教科書に載るほど模範解答並みの織田信長であった。
「織田信長が女とかありえんだろう」
様々な織田信長が天下統一を目指しての合戦が始まる。
「第六天魔王、波旬信長。この日ノ本を焼き、天上天下を討ち滅ぼすものである」
「これよりは大焦熱が無間地獄。三界神仏灰燼と帰せ。我が名は『第六天魔王波旬』織田信長なり!!」
『ノブーズアッセンブル -嵐を呼ぶアッパレぐだぐだ大合戦-』(仮)
開催されるかもネ?
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「ところで『蕩し御免状』って何?」
藤丸立香は素朴な疑問を聞いた。
彼だけでなく、カルデアの織田信長や沖田総司たちも気になっていた。
「あー…それは」
新田剣丞が説明しずらそうな顔をする。
「それはね…」
代わりに説明してくれるのは結菜。
『蕩し御免状』とは幕府より正式に鬼と戦う事を決意した女性全ての夫となる事を許されたものだ。ただし身分によって正室、側室、愛妾などに分けられる。
「「「……へぇ」」」
藤丸立香たちは新田剣丞を細めで見るしかなかった。
この異世界で新田剣丞は織田、武田、長尾、武田、足利たちの夫のようだ。
更に側室や愛妾たちもいるとの事。
「言いたい事は分かる。でも女性を蕩しているつもりは全く無いんだ。ただ純粋に思った事を告げているのと、感じた事を行動に移しているだけだ」
(立香みたいだのう)
(マスターみたいですね)
藤丸立香と新田剣丞は何処か似ているかもしれない。
「それにしてもすっご」
藤丸立香は普通に驚いた。
異世界とはいえ、有名な戦国武将たちの夫になるとは、何をどうしたらそうなるのか。
「よく背中を刺されなかったのう」
背中を刺されなかった新田剣丞に微妙な評価を下す織田信長。
「人間なにをしたら多くの戦国武将たちの夫になったりするんですかね?」
沖田総司は呆れながらも驚く。
一級フラグ建築士も極まれば、ここまで至るらしい。
「そういう藤丸も人のこと言えないと思うぞ」
「そんな事ないと思うけどな」
「……………」
新田剣丞と久遠は思い返す。実はこんな事があったのを見かけたことを。
マシュ
「先輩。その…2人で一緒に城下町を歩きませんか?」
ノッブ
「あやつはわしのお気に入りじゃから誰にも渡さん。なんせわしとマスターは一心同体じゃからな。うっはっはっはぁ!!」
沖田さん
「マスターと居ると何というか…安心するというか、その…胸が高鳴るんです。あはは…何ででしょうね?」
沖田オルタちゃん
「私はマスターが好きだ。どうした、何かおかしなことを言ったか、私は?」
謙信ちゃん
「不思議なものですね。毘沙門天の化身となった今の方が、かつての生よりも、人として生きているような気がするのです。これも、私があなたと共にあるからなのでしょう。うーん、どうにもいけません。戦場の裁定者である私が、こうも一人の人ばかりを気にかけてしまうとは」
阿国さん
「宵はマスター様だけにご披露致します、秘密の阿国歌舞伎。っふふ、……今宵は朝まで帰しませんよ」
謎の蘭丸X
「ずっと、……ずっと蘭丸をお傍に置いてくださいね、主様」
駒姫
「ずーっと、ずーっと駒を、お側においてくださいませ。あなた様」
卑弥呼さん
「ね、ねえ。今…暇かな。そ、そう。な、ならさ…ちょーっと一緒に歩いたりしたり、しない?」
壱与ちゃん
「もう…だから勘違いしちゃうって」
孫一
「後継ぎは……そっちなら、協力してもらえる?」
見事なまでの蕩しっぷりである。しかもこれで一部である。
「人のこと言えないけど藤丸も俺と同じだよ」
何なら新田剣丞よりも苦労するかもしれない。
もしもカルデアで『蕩し御免状』のような物が出されたら、まず起きるのが正妻戦争だ。
「ぐだぐだしてきたなー」
読んでくれてありがとうございました。
次回の更新は4月中に。
また4月では何か季節的なイベント話を書こうと思います。
4月でのイベントかあ…アレにしようかな。完全に三国関係ないイベントになりそうだ。
エイプリルフール話
前書きにも書きましたが、もしかしたら書いていた作品です。
だいぶ「ぐだぐだ」よりの物語になる予定でした。
さらにぐだぐだメンバー以外からも登場する和鯖が多いので今書いてる作品よりもFGOキャラがたくさんになります。
そうなると戦国恋姫勢とFGO和鯖勢でとんでもない数のキャラ数になりますね。
書いているうちに混乱しそうになりそーです。
息抜きのつもりで書いた話だけど、本編も書きたくなりました。
まあ、その前に今の作品を完結させないとですけどね!!