Fate/Grand Order 幻想創造大陸 『外史』 三国次元演義   作:ヨツバ

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こんにちは。
立て続けの更新です。

今回からはイースターを題材にした物語…ではなく、エッグハントを題材にした物語です。
雛プリンセス杯編よりも魔改造になっていない…はず?

そして今回の話はタイトル通りバニーのお披露目。
どういう事かは本編をどうぞ!!



宝卵探し祭-バニーのお披露目-

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魏にて『宝卵探し祭』が開催される。

華琳は様々な人が参加できるようにと報せを広く流している。それにより各国から魏へと人が集まるのであった。

 

「宝卵探し祭?」

「ああ。イースターを教えたら華琳が食いついてな。そしてエッグハントをモデルにした祭りなんだろ」

 

藤丸立香と北郷一刀が魏の陳留に向かうがてら『宝卵探し祭』についての内容を考察していた。

 

「三国志でイースターか……この時代にミスマッチじゃないか?」

「俺もそう思った。まだキリスト教の教えが中国に広まってないからな」

 

そのまんまのイースター(復活祭)を三国の民衆たちが開催しても「これって何のお祭り?」ってなるのが当然だろう。

故に華琳が民衆たちでも楽しめるエッグハントを元に考え、祭りを開催したのだ。

 

「雛プリンセス杯の時のように魔改造されてたらどうしよう」

「流石に魔改造はそこまでじゃないだろ」

 

雛プリンセス杯は貂蝉と卑弥呼が魔改造したせいでトンデモ祭りになったのだ。今回は華琳が主催なのでトンデモ祭りにはなっていないはずである。

 

「これでトンデモ祭りになってたら…マルタさんがヤコブ神拳を食らわせに外史世界に来そうだな」

「ヤコブ神拳ってなんだ」

 

聖人ヤコブが編み出した格闘術である。

 

「嘘だろ」

「でもマルタさんが会得してるし」

 

聖人ヤコブが格闘術を嗜んでいるというのは本当だ。

 

「聖女は凄女と言わている由縁の1つ」

「聖女が凄女って…凄いパワーワードだな」

 

カルデアの聖女たちは何故か物理が強い。殴ルーラーなんて言葉も創り出されたほどである。

 

「お師さんである三蔵ちゃんもゴリゴリの物理で敵を懲らしめるよ」

「そういえばそうだった」

 

北郷一刀はカルデアの玄奘三蔵の戦い方を思い出した。

 

「カルデアの聖女って凄女なのか」

 

本人たちからしてみれば風評被害かもしれない。

 

「何か言った立香?」

「三蔵ちゃんは可愛いねって」

「急に褒めても何もでないわよ。全くもう」

 

いきなり褒める藤丸立香に玄奘三蔵は照れつつもあしらう。

何だかんだで魏の陳留に到着する藤丸立香たち。どうやら呉の面々も到着していたようで蓮華たちが声を掛けてくれる。

 

「立香たちも到着したのね」

「蓮華も丁度到着したとこかな」

「蓮華さん。こんにちは」

「桃香もちょっとぶりね」

 

蜀も呉も大所帯だ。

蜀からは桃香、北郷一刀、愛紗、翠、紫苑、桔梗、焔耶、月、恋、傾、斗詩、真直。

 

「多」

 

雪蓮は素直に思った事を言ってしまった。

 

「あはは。気が付いたら大所帯になってました」

 

ニコニコの桃香。逆に呉の面々は少人数。

呉からは蓮華、雪蓮、梨晏、祭の4人である。

 

「んで立香たちは…」

「こっちも同じだね」

 

カルデアからは藤丸立香、太公望、司馬懿(ライネス)、秦良玉、玄奘三蔵の5名である。

蜀や呉、カルデアから計28名が魏の陳留に訪れている。

 

「賑わっているわね」

 

魏の陳留は賑わっていた。既に『宝卵探し祭』は開催されているようだ。

 

「ようやく来たわね」

「華琳さん!!」

「あら、良い恰好してるじゃない華琳」

 

桃香たちを出迎えたのは華琳と桂花の2人。

魏王と側近が出迎えてくれるなんてとても友好的な行為だ。そして気になるのが2人の恰好である。

 

「素晴らしい恰好でしょ?」

「じろじろ見るんじゃないわよ男ども」

 

華琳の恰好は紫色の基調とした長袖燕尾服タイプのバニースーツだ。

黒いウサミミカチューシャを装着しており、赤い蝶ネクタイ。ストッキングにハイヒール。

スタイリッシュなカッコ良さと美しさを醸し出している。

 

「似合ってるじゃない華琳」

「ああ。似合ってる」

「すっごく良いよ華琳さん!!」

 

雪蓮、北郷一刀、桃香たちの絶賛の嵐だ。

 

「ありがと。ふふ、嬉しいものね」

「こら北郷。華琳様を舐めまわすような目で見てんじゃないわよ。華琳様が孕んだらどうするの!!」

「舐めまわして見てねえ。そして見ただけで子は孕まねえから」

 

そんな桂花の姿は王道のバニースーツだ。

黒いウサミミ、黒いバニースーツ。腰元と太もも付近にリボンを付けており、網タイツだ。

普段の服装から見せない肌を見せており、妖艶さを醸し出している。普段の姿とは違う服装によるギャップという事かもしれない。

 

「桂花も似合ってるぞ。普段とは違うからギャップ……妖艶さが上がってる」

「あんたに褒められても嬉しくないわよ」

 

桂花のツンツン具合は相変わらずだ。

 

「良いじゃないか桂花。良く似合ってる」

 

クツクツと微笑する司馬懿(ライネス)。

 

「笑ってんじゃないわよ司馬懿」

 

笑っているが桂花のバニースーツ姿が似合っているのは本当だ。普段の姿からは見られないセクシーさである。

 

「そんな恰好で出迎えなんて洒落てるじゃない」

「でしょう。さてと…宝卵探し祭について説明しましょう。陳琳」

「呼ばれて飛び出て、陳琳です!!」

 

人気売れっ子の実況解説眼鏡っ子である陳琳の登場。

催しでは彼女は引っ張りだこである。

 

「ではでは、宝卵探し祭の概要を説明いたします。説明としましても、とっても簡単です!!」

 

名前の通り、隠された宝卵を多く見つける大会である。

隠された場所は陳留の一角。宝卵の中には賞金券や商品券、お菓子券等が入っている。

要は宝探しゲームである。

 

「勝ち負けはない大会ですけど、強いて言うなら多くの宝卵を見つけた方の勝ちですかね」

 

参加者は桃香たちだけでなく、一般参加の民たちもいる。早く見つけた者勝ちという事だ。

 

「午前の部は子供たちの参加でしたが午後は大人たちの参加となります。お昼をいっぱい食べて英気を養いましょう!!」

 

宝卵探し祭は午前午後の二部制。

初めての祭りなので実験的に色々と模索している。子供も大人も楽しめる祭なのだ。

 

「あら、璃々も連れてくれば良かったわ」

 

午前の部では子供たちが楽しんだという事で結果的に成功している。好評であれば今後も組み込んでいくつもりである。

 

「簡単な祭りでしょ?」

「うん。とってもわかりやすい」

「更にちょっとした隠し要素もあってね。実は幸運ウサギを名乗る6人がいるの」

「幸運ウサギ?」

(イースターバニーの事かな?)

「6人の幸運ウサギを見つけて捕まえれば上物の宝卵を手に入れられるわ」

 

上物の宝卵。中身は普通の宝卵よりも良い商品券等が入っているという事だ。

 

「隠し要素なのに言っていいのか?」

「そうだけど見つからないと、せっかく用意したのに面白くないでしょ」

「まあ、確かに」

 

隠し要素だけど見つからないと、設定者としては面白くないものだ。

 

「それでその幸運ウサギってもしや華琳や桂花たちだったりするかい?」

 

司馬懿(ライネス)の問いにニッコリと笑う華琳。

 

「正解。正解した褒美に幸運ウサギは私たちを含めて6人よ」

 

宝卵を探しつつ、幸運ウサギも見つけて上物の宝卵も手に入れろという事だ。

 

「じゃあ言われた通り、お昼をいっぱい食べて午後から参加だね」

 

桃香は両拳を握って意気込みを示す。

 

「あ、参加にはバニースーツを着る事が条件だから」

「「「え」」」

 

超ニッコリ顔の華琳。

 

「あっちが着替え室。どんなバニースーツを着るかはくじで決めてね」

 

くじが入っている箱をいつの間にか用意されていた。

 

「用意がいいわね」

「くじを早く引いて、着て来なさい」

(華琳のやつ…宝卵探しよりもこっちが本命だったりしないか?)

 

北郷一刀は華琳の思考を読めてきたようだ。

 

「こっちが男用ね」

「あ、はい。って、俺らも着るのか?」

 

流れでくじを引いては着替え室に行くしかなかった。何故なら有無を言わせない覇気を放つ華琳だったからだ。

 

「バニースーツを着せるのに覇気を放つな」

「これからバニーの披露ね」

 

バニーガール&バニーボーイの披露が急に始まる。

 

「1番手&」

「二番手はオレらだ」

 

北郷一刀と藤丸立香が着替え室から同時に飛び出す。

 

「「バニーボーイ!!」」

 

藤丸立香の姿は青と白の中華服に黒いウサ耳を付けた格好である。そして北郷一刀は藤丸立香と同じであるが色合いが赤と白の中華服で白いウサ耳を付けた格好だ。

 

「「我ら功夫ウサギ。見よ、赤壁は赤く燃えている!!」

 

藤丸立香と北郷一刀は拳を突き合うポーズを取るのであった。ちなみにこの場に卑弥呼が居れば師匠面していたかもしれない。

 

「何やってんのよアンタたち」

「「なんかテンション上がっちゃって」」

 

ノリが男子高校生な2人。

何はともあれ、2人ともバニー中華服を着こなしている。

 

「でも似合ってるわよ」

「ありがとう華琳」

「馬子にも衣裳ね」

「おいおい桂花は評価がきついな」

 

普段は着ない服装なので新鮮だ。

 

「おや。マスターも北郷君も似合ってますね」

 

次に着替え室から出てきたのは太公望。

 

「「イケメンが出てきた!!」」

「あははは。ありがとうございます」

 

現れた太公望はイケメンのバニーボーイであった。

タキシードタイプのバニースーツで黒と赤を基調としており、高級感も溢れていた。

カッコイイしか感想が出てこない。なんなら執事もやってもらいたいなんて感想も出てくる。トレードマークのウサ耳は藤丸立香と同じで黒い垂れウサ耳だ。

 

「めっちゃカッコイイよ太公望」

 

藤丸立香はグっと親指を立てる。

 

「流石は太公望ね。ここまで着こなすなんて」

 

華琳も太公望のイケメンっぷりに賞賛。着こなしも完璧だ。

男に興味が無い華琳であるが、服装を完璧に着こなす男には褒める。

 

「桂花も彼なら褒められるんじゃない?」

「流石は…太公望ね」

 

桂花は男嫌いだ。しかし相手は太公望。

イケメンで着こなしも完璧で、軍師の祖とも言われる人物。

桂花であっても北郷一刀を相手するような態度はとれない。

 

「なんか彼女と距離が遠いような…」

「ああ。桂花は男嫌いなんだ」

「なるほど。じゃあ、しょうがないですね」

 

これにてバニーボーイの披露はお終い。次は本命のバニーガールの披露だ。

 

「あ、僕らってオマケなんですね」

「華琳からしてみれば次からが本命だしな」

 

バニーガール1番手として着替え室から出てきたのは桃香であった。

 

「ご主人様どうかな?」

「めっちゃ可愛い。可愛さの化身かと思った」

「ええ。とっても似合っているわ桃香」

 

北郷一刀と華琳たちから可愛いの絶賛嵐。

桃香はピンキーバニーと言うべきバニーガールだ。

桃色を基調としたレオタード、カフス、ウサ耳ヘアー、網タイツ 蝶ネクタイ、付け襟、腰元にリボン、ふわふわ尻尾。王道バニーガールである。

 

「蜀王として素晴らしいバニーね」

「えへへ。華琳さんにも褒められるなんてとっても嬉しいです」

(桃香のバニー良いな)

 

バニーガールの披露2番手。

 

「く…何だよこの恰好」

 

恥ずかしそうに着替え室から出てきたのは翠。

 

「なるほど。メイド風なバニーかな」

 

翠色を基調としたメイドバニー。可愛らしさを前面に出しているがガーターベルトも装着しているのでセクシーさも醸し出している。

翠としては可愛らしい服装なんて自分に似合わないと思っているがそんな事はない。

男勝りな彼女であるが実は女の子らしい部分はある。そして可愛い服装だって似合うのだ。

 

「可愛いよ翠。ドキドキさせられたぞ」

「なななななな、何言ってんだご主人様は!?」

「うん。翠ちゃんとっても可愛い!!」

「桃香様まで!?」

「可愛いわよ翠。うちで働かない?」

「あんたまで何言ってんだ」

「閨の仕事だけでも良いわよ」

「本当に何言ってんだ!?」

 

華琳と翠のツッコミありきの会話を見て桃香はニコニコしていた。

 

「ところでその衣装には黒い方もあったけど、そっちは着ないの?」

 

実は黒を基調とした服装もある。

 

「着ねえ」

「俺そっちも見てみたい」

「ご主人様!?」

 

3番手のバニーガールも着替え室から出てくる。

出てきたのは紫苑である。紫を基調にした長袖燕尾服タイプのバニースーツだ。大人の色気を醸し出している。

可愛さ担当が桃香や翠ならば紫苑は色気担当のバニーガールだ。特に大きく空いた胸元が色気があり過ぎて健全な男子の目には毒である。

更にコヤンスカヤが経営するカジノやバニーアルトリアが経営するカジノに居ても違和感が無いかもしれない。なんならトランプ・カードを出しても違和感が無い。

 

「とても魅力的です紫苑さん。オレもドキリとさせられました。魅惑的です」

「ありがとう立香さん。ふふふ」

 

少し高揚しているのかちょっとしたポーズと取ってくれて更にドキリとさせられる。

 

「紫苑さんとっても似合ってます!!」

「桃香様ありがとうございます。こういう恰好も良いものね」

 

大人な魅力のバニーガールはまだまだこれから出てくる。4番手にて桔梗が着替え室から出てくる。

 

「ほほう。紫苑も似合っとるな」

「あら、桔梗も似合ってるわ」

 

桔梗も紫苑と同じく長袖の燕尾服タイプのバニーガールだ。

淡い青紫色を基調としており、彼女も色気担当のバニーガールだ。

 

「どうだお館様。似合っておるでしょうか」

「似合ってる桔梗。色気が凄いな」

「はっはっは。わしもまだまだイケるという事だな」

 

紫苑と桔梗のコンビカジノバニーガールだ。

 

「まさかワタシがこんな格好するとは」

「お、その声は焔耶か?」

 

5番手のバニーガールは焔耶である。

 

「バニー…ガール?」

 

彼女の恰好は桃色を基調としたウサギの恰好だ。バニーガールではなくて着ぐるみ風な恰好である。

 

「可愛いよ焔耶ちゃん!!」

「と、桃香様…可愛いだなんて」

「ああ。意外な格好だけど可愛いぜ」

「うむ。なかなか似合ってるではないか」

 

焔耶も男勝りな女性だが女の子らしい恰好が似合う。

 

「バニースーツ以外も他の服装があるのか華琳?」

「ええ。中には当たりがあるわ」

「当たり?」

(それにしても焔耶の服にはもう1つ用意してたんだけど…あっちは着てないのかしら?)

 

華琳が用意した服はバニースーツだけではない。誰がどの服を着て現れるかはお楽しみの1つだ。

 

「そういえば愛紗はまだか?」

「ご、ご主人様。こ、ここです」

 

噂をすれば何とやら。蜀のトリは愛紗のバニーガールだ。

 

「おお、愛紗めっちゃ似合ってるぞ。綺麗だ」

「ご、ご主人様」

 

愛紗の服装は黒を基調としたバニースーツ。

カフスに赤いネクタイ レオタードではなく、ホットパンツ風スタイル。腕やお腹周りを露出しておりセクシーを醸し出している。

薄紅色の花飾りや腰元には人参の装飾品を付けている。ちょっとしたお洒落が愛紗の良さを引き出している。

 

「すっごく良いよ愛紗ちゃん!!」

「へえ、似合うじゃないか」

「愛紗…私の閨に来ない?」

「うぐぐ…華琳様の寵愛をよくも私から奪ったわね愛紗」

「奪ってないぞ」

 

愛紗のバニーガール姿はとても好評だ。

 

「バニースーツ…やはり素晴らしいわ」

 

まだまだバニースーツの披露は続く。

 

「全員集合というわけではないがバニーが集合すると見物だな」

 

次なるバニーガールは司馬懿(ライネス)

 

「し、師匠。その恰好は!?」

「ああ。何でこの服があるのか気になるところだ。というか何も知らないのに作ったというのなら偶然にしては出来過ぎだ」

 

司馬懿(ライネス)の服装は首切りバニーであった。

白いウサ耳に白と桃色を基調とした和服。赤い短い袴。羽織を肩にかけてヒラリとさせている。 

膝から下は生足なので妙に艶めかしい。何故か帯刀しているかは愛嬌だ。

 

「とっても似合ってます。師匠は和服も着こなしますね」

「ふふ。和服も良いものだね。チラ」

「師匠の生足」

 

生足を藤丸立香に見せ付けて揶揄うのであった。

 

(弟子が反応してくれるのは面白嬉しいものがあるな)

「とっても良い。やっぱ何でも似合うな師匠は」

「ふふ…また皆に内緒で色々な服を着てあげようか?」

 

和服を着ない司馬懿(ライネス)が和服を着るのはギャップというものがあるものだ。そしてとても魅力的な提案をしてくる司馬懿(ライネス)にドキリとさせられる。

 

「じゃあ…やっぱデンジャラスビースト」

「君もたまに凄いのを提案してくる時あるね」

 

藤丸立香も男の子。

 

「司馬懿。良いわ…とっても良いわ」

「華琳だって似合ってるよ」

「今夜は空いてる?」

「ふふ…でも良いのかな。桂花がとても嫉妬するんじゃないかな」

「嫉妬する桂花も可愛いから見たいのよ」

「うう…華琳様~」

 

華琳の司馬懿(ライネス)に対する好意も強い。何度も司馬懿(ライネス)を魏に引き入れようと勧誘していたのだから。

 

「…恋も着た」

 

気が付けば恋が着替え室から出て来ていた。

彼女の恰好は青紫を基調とした燕尾服タイプのバニースーツだ。腰に大きなリボンを付けており、可愛らしさを醸し出している。

網タイツを履いており、胸元や肩を露出して色気も醸し抱いている。プリティ&セクシーを両立させている。

 

「…ご主人様。恋似合ってる?」

「ああ。とっても似合ってるぞ!!」

「恋ちゃん可愛いよ!!」

「最強の武人がこんな可愛くなるなんて…やはりバニースーツは良いものね」

 

もしも音々音がこの場に居たら褒めちぎっていたはずだ。

 

「ほほう。戦で恐れられる恋もばにぃすぅつを着れば可愛いものじゃな」

 

次なるバニーガールは祭。

まさに王道のバニースーツを着ており、紫を基調としたレオタードにカフス、ウサ耳ヘアー、ストッキング 蝶ネクタイ、付け襟。

何処もいちゃもんなんて付けられない。しかも大人の魅力が紫苑や桔梗にも負けず劣らない。

 

「どうじゃ立香よ」

「似合ってる祭さん。色香が凄いよ」

「そうじゃろうそうじゃろう」

「色香なら私も負けていないぞ?」

 

更に更に次なるバニーガールは傾。

彼女もまた祭と同じように王道タイプのバニースーツであるが、どちらかというとお尻をセクシーに魅せるタイプのものだ。

黒を桔梗としたバニースーツで、網タイツにハイヒール。高級感が出る様にバニースーツには金色のラインが入っている。

 

「どうだ立香?」

「ああ、傾も似合ってる。確かに祭や紫苑さんたちにも負けないくらい色香が凄いよ」

「これが大人の女性というやつだ。どうだ立香よ。これで攻めてもらいたいか?」

 

とても魅力的な台詞だった。

 

「こら。儂の立香を摘まみ食いするな」

「もう傾さん。はしたないわよ?」

「よく言う。お前らだって…」

「喧嘩は駄目よ。お釈迦様だって駄目って言ってるわ」

 

喧嘩というよりも牽制なような気もしなくはないが、そこに割り込むは現状三蔵だ。

 

「三蔵ちゃんその恰好は!?」

「あはは…どうかなマスター?」

 

玄奘三蔵のバニースーツも王道タイプだ。

黒を基調としており、ストッキングを履いて、首元には赤い数珠をかけている。胸元と肩を出しており、色気が彼女も凄い。

 

「三蔵ちゃん似合ってるよ。可愛い」

「えへへ、ありがとう。でもちょっと恥ずかしいかな」

「あとエロイ」

「な、何を言ってんのよー!?」

 

掌底を食らわす。

 

「だって三蔵ちゃんがバニー着たらそうなるって。弟子を誘惑するお師さんじゃん!!」

「煩悩が多いわよ。煩悩退散の修行が必要よ!!」

「煩悩の原因が三蔵ちゃんだよ」

 

法師様なのにエロイ。よくない感想だけど多感な男子にはしょうがない。

 

(アレで法師様は無理でしょ)

 

心の中で北郷一刀はツッコミを入れるのであった。

 

「あはは。兎の恰好をしたみんながたくさんいますね」

「お、斗詩か?」

 

麗羽の二大看板が1人の斗詩。

彼女のバニースーツも王道タイプ。金色を基調としたバニースーツで、網タイツに黒ウサ耳ヘアーに黒いネクタイが特徴的だ。

この場に猪々子がいたら我慢できずに彼女を押し倒してしまうはずだ。

 

「似合ってるぞ」

「うん。豪華なバニーって感じで綺麗だよ」

「ありがとうございます」

 

ちなみに話がズレるが麗羽は華琳の開催する祭りには興味が無いと言って来なかった。

 

「そんな事を言っておきながらとても興味があったんですけどね」

「麗羽も素直じゃないよな」

 

次なるバニーガールは秦良玉。

 

「あはは。まさか私がこの恰好になるとは思いませんでした」

「あれ…その恰好はブラダマンテの」

「はい。何でこの服があるのか不思議ですね」

 

彼女の恰好はウェルカム・バニー。

黒と赤いのウサ耳に網タイツ。黒を基調とした燕尾服タイプを更にアレンジしたようなエナメル質のバニースーツ。

首元の赤と黄色の大きめな蝶ネクタイがトレードマークだ。そしてVラインを中々攻めており、後ろはお尻を魅せるタイプなのかTバックバニーにも見える。

 

「あはは…なんだか恥ずかしいです」

「リャンとっても魅惑的。もしかして魅惑系のスキル持ってた?」

「もう、マスターったら」

 

普段は全身タイツ姿であるが彼女がバニーガールを着るとギャップも含めて、とても魅惑的だ。

露出が無い服装であるからバニースーツを着ると肌が魅せる事になってドキリとさせられるのだ。

 

「ありがとうございますマスター」

 

顔を真っ赤にさせているが、自分に対してマスターが魅力的と思っている事が嬉しいのか少しだけ口元をニヤけていた。

 

「普段は見せない肌を魅せる秦良玉。良い…良いわ」

 

華琳もうんうんと頷きながら眼福だ。バニースーツの披露宴が始まってから満足感しかない。

 

「さて、そろそろね」

 

披露していないバニーも残りわずか。ここからがより過激になっていく。

 

「過激?」

「そろそろ当たりを引いた者たちが出てくるわね」

「当たり?」

 

華琳の言う当たりとは一体何なんだと思うが、その答えはこの後すぐに分かる。

 

「あ、あのー…これ本当にウサギの恰好なのかな。全然違うと思うんだけど」

 

着替え室から出てくるは梨晏。

彼女の恰好はバニースーツではなく、踊り子衣装であった。何でもイースタードレスと言うようだ。

紫を基調としたドレスで艶めかしい。両腕から背中に回すように羽衣が付いており、舞うための装飾だ。

普段の姿よりも肌多めで色気が溢れている。

 

「確かにアレはバニーじゃないよ」

「織物屋が紛れ込ませた当たり衣装よ。一応、北郷の言うイースターを表現してみたものらしいわ」

「何処がだ」

 

確かにイースター要素が無い気がする。

 

「でも梨晏。とっても似合ってる。可愛いよ」

「可愛っ!?」

 

可愛いと言われ慣れてないのか顔を赤くしてモジモジしていた。

 

「立香の言う通りじゃ。似合っとるぞ」

「あ、ありがと。でも祭さんと立香も似合ってるよ」

 

露出が増えて過激になったという点は確かに納得だ。

 

「アレは当たりの部類では過激度は低い方」

「アレでか!?」

 

残った人物は雪蓮、蓮華、月、真直の4人。

 

「あの、これ本当にバニースーツという服なんですか。というか下半身部分が足りなくありませんか!?」

 

着替え室から出てくるは真直。

 

「「そのバニーは!?」」

 

彼女のバニースーツは下着のような恰好であった。特に下半身部分。

白いウサ耳ヘアーに腰元に大きなリボンと問題ないかと思えば下半身部分はほぼ下着な部類だ。

ガーターベルトにストッキング、下着が丸見えなのだ。

 

「ううう…そんなにまじまじと見ないでぇ」

「「うわぁお。似合ってる」」

「これやっぱ下半身の服あるんじゃないですか!?」

「いえ、それが完成品よ。それに下着じゃないわ」

「どう見ても下着じゃないですか!?」

 

下着にしか見えないが華琳が言うには下着ではない。

 

「下着じゃないわ。だから堂々としていなさい?」

 

ニコニコ顔の華琳であった。

 

(下着じゃなくて水着的な?)

 

確かに過激と言われれば過激だ。

 

「これよりも過激なのがあと3つ残ってるわよ」

「あと3つも!?」

「残っているのって蓮華と雪蓮、月だけど」

 

どうやら残り3名が着る服が過激3トップらしい。バニースーツの定義が崩れる。

 

「あ…あの……コレ」

 

恥ずかしそうに着替え室から出てくるは月。

 

「月その恰好は…!?」

「あうう…」

 

月の服装はバニースーツではない。梨晏と同じようにイースターを表現した服装だ。

全然イースターを表現していないが、彼女の服装はイースターメイドであった。

 

「その…下着?」

「や、やっぱりコレ下着…ですかね」

 

顔が真っ赤の月。

イースターメイドらしいが実際は下着姿にしか見えなかった。

白と青黒を基調としたブラとパンツ。カチューシャに赤紫色のリボン。

胸元にリボンと申し訳なさそうな程度の腰エプロン。下着のVラインもなかなかな攻めだ。

 

「ねえ華琳さん」

「なに藤丸?」

「これ下着…」

「じゃないわ。流石に下着のまま外を出歩かせるほど私は鬼畜じゃないわよ」

 

何が何でも下着ではないらしい。

 

「あうう」

(恥ずかしがってるのも相まって妙にエロイな)

 

正直な感想がを心の中で呟いた。

 

「あー…その月?」

「な、何ですか立香さん?」

「とっても似合ってるよ。とても魅力的」

「うん。これは私も驚くくらいに魅惑的だぞ」

「あう…ありがとうございます」

 

魅力的と言われて恥ずかしいながらも嬉しい月であった。

確かに過激の効いた服装が続く。しかしこれでも下から二番手の過激度らしい。

残り2トップはどのような恰好かここまで来たら気になるものだ。

 

「あとは蓮華か雪蓮だけど…」

 

孫呉の2トップとも言える人物が過激なバニースーツ2トップを引き当てた事になる。

 

「ちょっと華琳なによこの服!?」

 

着替え室から出てきたのは蓮華。

彼女のバニースーツを見て驚き過ぎて言葉を一瞬だけ失った。

 

「素晴らしいわ蓮華」

 

凄い良い笑顔の華琳。

フリーズからすぐに戻った藤丸立香。蓮華のバニースーツはマシュがデンジャラスビーストを着た時並みの衝撃だった。

 

「これ本当にバニースーツとやらなの!?」

 

蓮華のバニースーツは祭や紫苑たちのスーツよりも一線を越えていた。

黒を基調とした紐タイプのバニースーツと言えばいいかもしれない。

カフスにハイヒール、黒のストッキングに金色の装飾。ウサ耳の片方に花飾りを付けており、腰には大きな花飾りを付けている。

もはや下着といってもいいかもしれないくらいの露出。Vラインもとても攻めている。

 

「ねえ華琳。もしかして私を辱めようとしてないでしょうね!?」

「そんなこと無いわ!!」

 

堂々と蓮華の言葉を否定する華琳。

 

「貴女を辱めようとする人がいるなら、この曹孟徳がそいつを殺す」

 

まさに真剣な言葉であった。

 

「うう…なんて恰好なのよ。あ、立香…その、あまり見ないで」

 

見ないで言われても多感な男子には無理な話だ。チラリと北郷一刀の方を見ると桃香と愛紗に両目をグーで塞がれていた。

 

「桃香、愛紗。痛いんだけど」

「ご主人様は見ちゃ駄目」

「目に毒です。翠も手伝ってくれ」

「任せろ」

「翠までグーは止めてくれ!?」

 

華琳の言う通り過激なバニースーツであった。

 

「蓮華。その…似合ってる。蠱惑的すぎるけど」

「うく…うう、似合ってるのならいいけど」

 

彼女もまた恥ずかしいけど褒められて嬉しいようだ。

 

「流石じゃのう…これは蓮華様が一番に授かるかもしれん」

「蓮華様スゴ~。私も露出が多い恰好で恥ずかしがってたけど蓮華様には負けるよ」

「蓮華さん凄い。うう、私もアレ来たらご主人様の視線を独り占めかな」

「わ、私も…いやいや流石に」

「わ、私よりも凄い…」

「く…私よりも色香が上だと!?」

 

蓮華のバニースーツ姿に皆が注目だ。こればっかりは仕方がない。

 

(蓮華のバニースーツ姿は本当に凄いな…露出度でいうとカルデアでメルトリリスやカーマに負けず劣らずじゃないかな?)

 

これでも蓮華よりも上がいるのがカルデアという組織だ。恐らくメルトリリスには負けるかもしれない。

 

「それで最後は雪蓮だけど…一体どんなバニースーツなんだ?」

「ちょっと華琳。これワザとじゃないでしょうね?」

「あ、雪蓮が出て…」

 

着替え室から出てきた雪蓮のバニースーツを見てまた言葉を失ってフリーズした。しかしすぐに再起動して叫んでしまった。

 

「逆バニー!?」

 

雪蓮の恰好はまさかの逆バニーであった。

黒を基調としたバニースーツ。黒いストッキングに黒いウサ耳ヘアー。白い丸い尻尾

これだけなら普通のバニースーツなんだが、雪蓮が着ているのは逆バージョンだ。

 

「まさか逆バニーを出してくるとは!?」

「織物屋も素晴らしい仕事ぶりだわ」

「華琳さんもしかして高揚して冷静じゃないな?」

 

通常のバニーガールは布地が股間から胸までのゾーンを覆い、肩や腕、足を露出するような衣装である。しかし逆バニーはこの真逆で肩や腕、足は覆われている一方、股間から胸までが丸出しというとんでもない格好となっている。

雪蓮の逆バニーはまさにソレである。大事な部分は何故かハート形のニプレス、前張りでちゃんと隠している。

 

「ちゃんと隠していても流石に刺激が強すぎるよ!!」

「ちょっと華琳。これ嫌がらせじゃないでしょうね」

「偉大なる我が祖父に誓って違うと言うわ」

「こんなのでアンタの祖父も誓われて困るでしょうね…」

 

ここまで言うのだから華琳は本当に嫌がらせで着せているわけではないようだ。

恐らく己の欲望に正直に本気で楽しんでいるだけである。

 

「ねえ、どうかな立香?」

「刺激的すぎる」

「似合っては?」

「似合ってるけど刺激的で蠱惑的すぎだよ」

「ふふ、ならいっかな。でも見せるなら立香だけが良かったかな~」

 

本当は恥ずかしいが、藤丸立香に対して有効そうなので我慢する事にした雪蓮であった。

 

「策殿もやりおる…!!」

「雪蓮ったら過激すぎじゃないかな?」

「ね、姉様。流石に駄目です!!」

 

流石の孫呉メンバーも驚くしかなかった。蓮華は人のこと言えないが。

 

「ご主人様見てはいけません!!」

「だ、駄目だぞご主人!!」

「顔がめり込むめり込む!?」

 

まだ宝卵探しすら始まっていないのに序盤からある意味波乱である。

 

「イースターとは素晴らしい祭りね」

「イースターはこんな祭りじゃないぞ華琳」

「これ関係者がいたら怒られるやつだって」

 

ひな祭りの時もそうだったが、本来の祭りとは違う知識が三国の外史世界に広まってしまうのであった。

 

「マルタさんやジャンヌがこれ見たら絶対に怒られるって…」

 

一応、魏が開催する祭りは「イースター」ではなく「宝卵探し祭」である。ここを間違えないように。




読んでくださってありがとうございました。
次回の更新も4月中です。


1110
宝卵探し祭
本編にも書きましたが、三国外史でイースターは何か違うと思ったのでエッグハントを題材にした祭りとなりました。
色々とアレンジが加わってますが、そこまで魔改造ではないかな?


ヤコブ神拳。
いつかFGOで聖人ヤコブ様も実装されるのかな?


バニーのお披露目
恋姫勢にはバニー(ウサギの恰好)衣装を着たキャラたくさんいました。
なのでこの物語では活躍させようという事です!!
実はまだバニー恋姫は他にもいるのですが、残りは別の機会があれば…。
FGOでもバニー系って増えてきている気がする。


華琳
EXTONガールズスリーブコレクションのイラストですね。


ミンティバニー 抱き枕カバーのイラストです。

斗詩
Web恋姫†夢想 優木きら先生描きおろしのバニーガールイラストです。

愛紗、蓮華、恋
この3人は天下統一伝での「祝宴」でのバニーキャラです。
ほんとうに蓮華のバニー姿には驚かされました。特に鼠径部。

でもFGOのメルトリリスの方が上だったんだよなあ。誰が言ったか、胸隠して尻隠さず。
よくメルトリリスはあのイラスト実装されたものです。

桃香、紫苑、桔梗、焔耶
梨晏、真直、月、傾、桂花
彼女たち9人は乙女乱舞でのイラストですね。
バニーな衣装じゃないのもありますがどれも可愛いです。
それにしても月のイースターメイドは…やっぱ下着にしか見えないんだけど。


彼女のは英雄列伝のイラストになりますね。
まさに王道のバニーガールです。

雪蓮
彼女はまさかの逆バニー。
エロイんだけど。まあ、原作からしてみればソレが目的なんでしょうけどね。
そして彼女の姿は桃色†恋姫からのものです。
それにしても逆バニーを登場させたのは過激すぎたかな?

藤丸立香、太公望
彼らの姿はFGO絵師でも活躍しているReDrop様の春節カルデアのイラストからのものです。

北郷一刀に関しては流石にバニーイラストが無かったので藤丸立香と色違いという事でオリジナルです。

玄奘三蔵
彼女のバニーはFGO絵師でも活躍しているCHANxCO様のイラストからのものです。
僧侶でバニーって良いんだ。良いのかな?

秦良玉、司馬懿(ライネス)
活躍しているFGO絵師様たちの中で彼女たちのバニーイラストが無かったので概念礼装からのものになります。
私の見落としてで、もしかしたらFGO絵師様たちの中に彼女たちのバニーイラストがあったかなあ?


それにしても褒める言葉のボキャブラリーが少ない気がする。
色々と用意しないとなあ。
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