Fate/Grand Order 幻想創造大陸 『外史』 三国次元演義   作:ヨツバ

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これで漢ルートは一旦終了。一旦。
まあ、最も藤丸立香たちは元々漢ルートなんですが。
正確にはこの物語って漢ルートと蜀ルートが一緒になった物語なんですよね。


そしてついに恋姫革命『劉旗の大望』が発売ですね!!


漢女道:シィィィ!!

224

 

 

「やったか!?」

「か、華佗ちゃん。今ここでその言葉を言っちゃダメ。きゃぁん!?」

「でりゃああああああ!!」

 

華佗がそんなお約束な言葉を口にした瞬間に貂蝉を抜いた黒髪の女性が華佗に体当たりを喰らわせた。

 

「ぐあ!?」

「だぁりん!!」

「華佗ちゃん!!」

「包囲しろ。包囲だー!!」

 

決着がついたかと思えばまだ終わらないようだ。

 

「遅れて申し訳ありません。近衛を連れてきました。城の周りは完全に包囲させています!!」

 

援軍がぞろぞろ来る。援軍が来るほどの非常事態のようだ。しかし今は華佗が治療しているだけのはずである。

 

(ん、あいつらどっかで…ああ、あいつらか)

 

援軍に来た先頭にいる3人組を見た燕青は記憶を引っ張り上げる。そしてここにこれ以上居たらマズイと判断して気配遮断を発揮して消える。

 

「もう潮時よ。逃げるわよみんな!!」

「仕方あるまい。さあだぁりん、この私の手を取るのだ」

「くッ、あと一歩のところだったのに…!!」

「いずれ汚名を雪ぐ機会もあろう。今は退くのだ!!」

「…分かった。なら、また来るぞ。次は小手調べなどせず、最初から全力で行かせてもらう!!」

 

そのセリフはまた誤解を生みそうである。はっきりと言っておくと華佗は最初から最後まで治療行為を行っていたのだ。

曹操を暗殺だとか一騎打ちをしていたわけでは断じて無い。ただの治療である。

 

「ふはははははは、さらばだ!!」

「またねぇん!!」

 

華佗たちは身軽に飛び跳ねて屋根の上を逃げていった。

 

「あー、逃げた」

 

気が付けば帰って来ていた徐晃。どんな状況か分からないが曲者がいたということだけは理解した。

 

「おおー。屋根の上を飛んで逃げてるっすよ」

「あの巨体で…嘘でしょー!?」

「軽業師か、あいつらは!?」

「すごいっす!!」

「姉さん、あれは絶対に真似しないでね」

 

最後まで曹純は姉が悪い影響を受けないように願うしかなかった。

 

「華琳様。華佗が来ていたと思いますけど、お加減はいかが?」

「あら燈、帰って来たのね。そうね…何が起こったのかはともかく、頭痛はいくらか落ち着いたようだわ」

 

その言葉を実はこっそり聞いていた燕青は「嘘だろぉ」と誰にも聞こえないくらい小さく呟いた。

 

「あんな茶番を延々と見せられれば、いつもなら頭痛は酷くなっていそうなものだけれど…貴女の言った通り、腕だけは確かだったようね」

 

治療行為の状況が状況であったのにも関わらず曹操は華佗の腕は褒めた。やはり華佗は色々な意味で只者ではないということだ。

 

「そう、なら良かったわ。本当なら、嬉雨の件でも改めてお礼を言いたかったのだけれど…この様子だと今日は無理そうね」

「それは次の機会に取っておきなさい」

「…はあ。その時はあの気持ち悪い二人は同行させないように言い含めておきますわ」

「ええ、そうして頂戴…はあ」

 

貂蝉と卑弥呼を思い出すとマズイと判断したので曹操はすぐさま頭から二人の記憶を片隅へと追いやった。

 

「なあ秋蘭」

「何だ姉者」

「あの華佗めの最後の一撃、そのまま放っておけば華琳さまの頭痛は本当に完治したのだろうか」

「何とも言えんところだな。だが、あの状況であの判断は間違ってなかったと思うぞ」

「そうか…そうだな」

 

あのまま華佗が治療していれば曹操の頭痛が完全に治ったかどうか。それは誰も分からない。

 

「ねえねえ凪ちゃん、真桜ちゃん。今さ他にも誰かいなかった?」

「誰かいたか?」

「ウチは誰も見てへんけど?」

「そっかー。何かどこかで見た事があるような気がしたのー。気のせいか」

 

燕青が居た事も実は誰も気付かれなかった。

 

 

225

 

 

藤丸立香たちは宿屋に戻ると早速合流した新たな仲間である秦良玉と蘭陵王を紹介していた。

既に宿に戻っていた荊軻や俵藤太たちもまさか秦良玉たちもこの外史に来ていたとは少し驚いていた。

 

「まさかお主らも来ていたとはな」

「気が付いたらこの大陸にいたんですよ」

 

荊軻たち中華系の英霊がマスターと共に三国志を元にした外史に転移してきた。可能性としてはノウム・カルデアに残っている中華系の英霊もいずれは転移してくる可能性はあった。

そして実際に秦良玉と蘭陵王をこの外史に転移してきたのだ。

 

(ふむ…ならばあの皇帝も来るか?)

(義妹が来る可能性が高くなった…)

(老いた儂も来るか?)

(ぐっちゃん先輩来るのかな?)

 

残りの中華系英霊の中にはいろいろとこの三国志の外史では伝説級なのがいる。もしも転移してきたらいろいろと大変かもしれない。

もしも全員が転移してきたら大変というかは色々とマズイかもしれないが。しかし転移してくる可能性があるのだけは分かった。

 

「卑小非才の身なれど、よろしくお願いします。マスターは必ずお守りします!!」

「この蘭陵王。お力になります」

「うん。力を貸してほしい蘭陵王、秦良玉!!」

 

新たなに仲間になった秦良玉と蘭陵王。

于吉との戦いはまだこれからだ。その中で新たな戦力が増えるのは良いことである。于吉の言う戦で起こる策を対処するのに仲間が多いにこしたことはない。

 

「そしてこちらがこの大陸で仲間になった人たちですね」

 

秦良玉は炎蓮と張三姉妹たちを見る。

 

「おう、炎蓮だ。よろしくな」

「天和でーす。お姉ちゃんでーす」

「地和よ。みんなの妹よ!!」

「人和よ。立香さんたちにはお世話になってます」

 

宿に戻る間にこの外史での事はあらかた聞いている。この外史には三国志に出てくる武将や知将たちが存在するのだ。

その内の孫呉の基盤となった孫堅や黄巾党の首魁である張角たちが仲間になっている事は既に聞いていた。

 

(張三姉妹は普通ですが…この炎蓮殿という方は内側からもの凄い力を感じますね)

 

二人は炎蓮の内にある鬼神の力を感じ取った。既に話を聞いていたとはいえ実際に感じ取れるくらいに鬼神の力が分かる。

彼女はもう人ではなく鬼神。その力は英霊に匹敵するほどだ。

 

「…お前ら強いだろ」

「それは貴女もですね」

 

炎蓮は秦良玉と蘭陵王の強さを見抜いていた。無論その逆も然り。

炎蓮はついどれほどの力か試したくなってしまいそうになる。それに自分の中にある鬼神の力もどれだけ扱えるかも試さねばならない。

 

(…鬼神の力がある云々に内から漲る気は獣のようだ。李書文殿と同じだな)

 

冷静であるが戦う時は獣のように苛烈になるのが炎蓮である。

 

(……それにしてもオレはこいつらとは初対面なはずなんだがどっかで会った事があるような無いような?)

 

炎蓮の頭に何かしらの引っかかりが一瞬だけ出たのだがすぐに忘れる。

彼女の『どこかで会った事がある』という感覚は孫呉の過去修正による副作用だ。実は修正される前に炎蓮は二人と出会っていたのである。

それはもう過ぎた事で今の炎蓮が知る事はもう無い。

 

「じーー」

「あ、あの地和殿?」

「じーーー」

「天和殿?」

 

ところ変わって張三姉妹のうち二人は蘭陵王をじっくりと見ていた。

 

「ね、ねえ。仮面取ってみてよ」

「お姉ちゃんは蘭陵王さんの素顔が見たいなー」

 

天和と地和は蘭陵王の素顔が気になっていた。

 

「ちょっと姉さんたち。蘭陵王さんが困ってるでしょ」

「えー、素顔が気になるじゃない。人和だって気になるでしょ?」

「ま、まあそうだけど」

 

二人だけじゃなくて結局は張三姉妹は蘭陵王の素顔が気になるようだ。

 

「こ、この仮面は許してください」

「えー、見せてよ。減るもんじゃないでしょ」

「ねえねえ立香くん。蘭陵王さんに仮面外してってお願いして」

 

彼女たちの素顔を見たい気持ちは分からなくはない。立香自身も最初は気になったものだ。しかし戦いの最中で宝具を発動された時は後悔したものである。

 

「んー…外したら蘭陵王の美形さで気絶すると思うからダメ」

「それほどまで美形なの!?」

 

今の言葉でより気になった張三姉妹であった。

 

「おいおい美形過ぎて気絶するって本気かよ」

「本当だよ炎蓮さん」

「嘘だろ」

 

炎蓮も少しは気になったようだ。

 

「主殿…それは言いすぎです」

「素顔を出したら光るのは確かだよね?」

「それは…はい」

「光るの!?」

「やっぱ見せろ」

 

本当に蘭陵王の素顔が見たくなった張三姉妹と炎蓮。

 

「まあ、それはいずれの機会で」

「「ええー!?」」

「今見せろ」

 

この旅がまだ続くようならば蘭陵王の素顔もいずれは見れる事はある。

一通り自己紹介が終わった後に事件が起きる。

 

「立香ちゃんたぁぁちぃぃ!!」

「おわ、ビックリした!?」

 

急に窓から貂蝉がドアップで顔を出した。

 

「敵ですか!?」

 

秦良玉はすぐさまトネリコの槍を構える。蘭陵王も剣を抜く。

 

「違う。仲間の貂蝉です」

「え、あれがあの貂蝉!?」

 

秦良玉の驚き顔は当然かもしれない。貂蝉と聞けば絶世の美女を思い浮かべるものだが出てきたのは筋肉モリモリの変態なのだから。

彼女だけでなく蘭陵王も呆然としている。藤丸立香も最初は驚いたものである。

 

「どうした貂蝉?」

「孔明ちゃん説明している暇はないわん。逃げるわよぉん!!」

「何でだ!?」

 

いきなり貂蝉が帰って来たかと思えば「逃げる」と言ってくる。全くもって意味が分からない。

 

「取り合えず急いでん。囲まれるわよぉん!!」

「何故囲まれるんだ!?」

「お主ら何をしてきたんじゃ!!」

「時間が無いわん。説明は後よぉん!!」

 

何が何だか分からないが取り合えず逃げる事にした。

 

「主…とりあえず逃げるぞ」

 

今度はひょっこりと帰って来た燕青。

 

「燕青説明!!」

「説明が難しい」

 

どうやら本当に急いだ方が良いということだ。

藤丸立香たちはよく分からないまま急いで陳留から出ていくのであった。

 

 

226

 

 

「…なんだか、大騒ぎだったわねん」

「うむ。だが、だぁりんに怪我無くて何よりだ」

 

貂蝉たちは城ら逃げた勢いのまま町を一気に脱出していた。

 

「…ふう」

「あら、何だか華佗ちゃんは元気はないわね?」

「ま、まさか私たちの事を怒っているのではあるまいな?」

「うう、嫌われちゃったかしら。それとも卑弥呼、あの事がバレちゃったとか?」

「わ、私は言っておらんぞ。そんな事をしては、まかり間違えば私まで嫌われてしまうぞ。それに立香にもあの件が…」

 

何をしたのか気になるところである。そして不穏な言葉も聞こえて来た。

 

「なあ、みんな」

「なぁに?」

「何だ?」

「世の中には、あんなにも恐ろしい病魔がいるんだな…俺の腕の未熟さ、思い知ったぜ」

 

その病魔は今までに見た事がないほどの強敵で、金鍼が無ければ負けていたほどらしい。

 

「危ないところだったのだな」

「俺もまだまだ修行が必要のようだ。そして鍛え直して…再びあの病魔に挑む!!」

「おお、それだけの腕を持ちながら精進を忘れぬその心。流石は私が見込んだイイオノコ!!」

「何でも言ってん。私たち、ガチガチに張り切ってお手伝いしちゃうわぁん!!」

 

華佗は病人や怪我人のために精進を怠らない。

 

「俺たちの長い長い医療の道はまだまだ始まったばかり!!」

「そう、この果てしなく遠い医療坂をどこまでも駆け上がっていくのだ!!」

「私たちの熱い戦いをみんなこれからも応援してねえん!!」

 

謎の上り坂が現れたように見えた。そしてその上り坂を登っている華佗たちの姿も見えた気がした。

恐らく幻視か何かかもしれない。

 

「行くぞみんな!!」

 

華佗は良い声で先頭を切って登って行った。

 

「いや、いいから私らに分かるように説明しろ!!」

「説明 解説」

 

勝手に完結しそうになっている華佗たちを横に諸葛孔明と哪吒は説明を求めた。

 

「実はねん…」

「俺も補足をいれるぜ」

 

貂蝉と燕青の話を聞くと華佗が治療していたら何故か囲まれて追い出されたとの事。

意味が分からない。治療しているのに兵士たちに囲まれる意味が分からない。

更に詳しく聞くと華佗は病魔という存在と戦っていたが曹操に取り憑いている病魔は相当強敵であったようだ。そこで金の鍼を使用したが何故か曹操の臣下たちに邪魔されたとの事。

それも意味が分からない。治療するために鍼を使用したら臣下に邪魔される意味が分からない。華佗は治療をしていたはずだ。

治療を続けようとするが完全に曹操の臣下たちに囲まれて不可能になった。仕方なく退散するしかなかったのだ。

もはや意味が分からない。

 

「全然分からないんだけど…」

「治療に行ったのではないのか?」

「そうなんだがな…何故か追い出された」

 

華佗自身も何故追い出されたのか分かってない。彼は真剣に治療を施していたのだが周囲に分かってもらえないのだ。

 

「あと少しだったんだがな」

「うむ。邪魔さえなければだぁりんの治療は完璧だったのだがな」

「あとちょっとだったわよねえん」

 

3人とも曹操たちに追い出された理由を分かっていないようだ。

 

「…まあ主もあの光景を実際に目で見ても分からないと思うぜ」

「何を見てきたのさ燕青…」

「よく分からんかった」

 

病魔と闘う華佗の光景を言葉で説明するのは難しいのだ。目で見ても分からない状況なのだから。

 

「取り合えず華佗は病魔と闘っていた…と言う事なんだね?」

「ああ。しかし不完全な治療で終わったのが心残りだ。だが大分マシにはなっただろう」

 

実際に曹操自身もいくらかは楽になったと言っているので華佗の治療は効いているのだ。

その光景を見ていた燕青は効いているなんて本当に信じられないが。

閑話休題。

 

「そう言えば次は何処に行くの?」

「そうだったな。貂蝉はそもそも何処に行くつもりだったんだ?」

 

元々は貂蝉はある場所に向かうつもりであったが華佗の方を優先したため何処に行くつもりだったかすら分からなかったのだ。

外史の管理者である貂蝉が向かう場所。その場所はきっと何かがある。

 

「そ・れ・は…平原よぉん!!」

 

ついに出会いを果たす事になるだろう藤丸立香と本当の天の御遣い。

その出会いによって物語の流れは新たな先へ。

 

 

225

 

 

何処かの空間。

 

「ふう…両腕は問題無いですね」

 

自分の両腕を動かして異常が無いかを確かめる。

 

「孫呉ではカルデアに痛い目にあいました。失敗に終わりましたが何も得られなかったわけじゃないですしね」

 

于吉は孫呉での策が失敗したのに残念がってはいない。寧ろ実験結果によって多くの成果が出たので上々と言った所である。

 

「さて、次の策はアレに任せるとして…その次の策の準備をしておきますか」

 

于吉の横には封という札が張られた壺がいくつか置いてある。

分かる者ならば壺の中には凶悪な妖魔が封じられていると分かる。それもただの凶悪な妖魔ではなく凶悪中の凶悪ともいえる妖魔だ。

 

「そっちは順調か于吉」

 

于吉しかいない空間で誰かの声が響く。その声を聴いた于吉は歓喜に震える。

 

「左慈!!」

「抱き着いてくるな!!」

 

押し倒そうと于吉は左慈に向かうが避けられる。

 

「…左慈ったら照れなくてもいいのに。ここには私と左慈の二人しかいないのですよ?」

「それが嫌なんだ」

 

于吉は左慈に熱烈な視線を送るが逆に左慈は冷たい視線を送る。その冷たさに于吉は逆に気分が高揚しそうになった。

 

「こっちは反董卓連合というステージに来ました」

「やっとか。陣営はどうだ?」

「まだ何処も消えてませんよ。ですが反董卓連合での戦で必ず1つの陣営は消えます」

 

彼等の計画は順調に進んでいる。その計画はまだ二人にしか分からない。

貂蝉や卑弥呼ですらまだ気付いていない。

 

「それにしてもどうしました左慈。そちらの仕事は終わったのですか?」

「いや、まだ途中だ。やっと三分の一といったところだな。それとこの腕を繋げてくれ」

 

左慈は切断された腕を于吉に見せる。

 

「左慈!?」

「平気だ。早く繋げてくれ」

 

于吉はすぐさま術式を発動させて左慈の斬られた腕を繋げていく。

 

「誰にやられたのですか!?」

「もう殺した相手だ…しかしあの虎のようで悪鬼のような女は俺の能力を見抜いたからこそ腕を斬られた。そこには称賛したさ」

「あなたの能力を見抜いたですか。私もあなたにその力の一端を貸してもらってますが…よく攻略法を出したものですね」

「俺のあの能力は無敵なようで無敵では無いからな。それでもよく俺の腕を斬り落したものだ」

 

施術が終わった左慈は繋がった腕を確かめる。異常が無い事を確認して高速で連続で突きを出す。

 

「問題無いな。やはりお前の施術は完璧だ」

「誇らしいですね」

 

褒められて嬉しいのか于吉は満足げな顔だ。やはり好きな人から褒められれば嬉しいものである。

 

「残り三分の二を集めてくる」

「もう行ってしまうのですか?」

「ああ。あの筋肉どもがこの外史にいる間がチャンスだ。他の外史を自由に周れるからな」

「寂しいですよ左慈…」

「その顔やめろ」

 

左慈の片手にある半分に割れた銅鏡。そこから特別な魔力を感じる。

 

「三分の一もその銅鏡に入れば中々なものになってますね」

「この程度じゃまだまださ。残り半分の銅鏡はどうした?」

「私が持っている半分はある陣営にありますよ。その陣営は調整中です。完成すればあの三国にすら太刀打ちできないでしょう」

 

于吉から感じる自信に左慈は軽く笑う。

 

「そうか。完成したらその陣営とやらが楽しみだよ」

 

そう言って左慈は消えた。

 

「さて、左慈のために頑張りますか」

 




読んでくれてありがとうございました。
次回は未定です。早く更新出来たらします。

ついに次回から天の御使いである北郷一刀と劉備いる陣営に向かいます。
やっとW主人公が近づいてきました!!

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